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Yamareco

記録ID: 1936895
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県吉備中央町 本宮山 雨上がりの里山いきものがたり

2019年07月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:28
距離
14.6km
登り
506m
下り
520m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
0:29
合計
5:23
距離 14.6km 登り 523m 下り 520m
8:24
50
道の駅「かもがわ円城」駐車場
9:14
31
ルート図中央四辻分岐
9:45
31
オカトラノオ撮影地点(土道入口)
10:16
10:31
33
11:04
11:06
34
旭川の源泉
11:40
12
ルート図中央四辻分岐(2回目)
11:52
9
チロリン村入口
12:01
12:03
8
標高419.5m三角点「高富開拓」
12:11
10
チロリン村入口(2回目)
12:21
12
化氣神社鳥居
12:33
12:36
14
化氣神社
12:50
12:51
49
稲荷神社
13:40
13:46
1
道の駅「かもがわ円城」
13:47
道の駅「かもがわ円城」駐車場
ブッポウソウなど旬の動植物観察や神社などの史跡を楽しむコース
歩行距離14.5km、歩行時間5時間、歩行数21,900歩、消費カロリー2,150Kcal
天候 曇りたまに小雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅「かもがわ円城」の第2駐車場に自動車を停めました。県道372号線は道の駅から南東方面が去年7月の豪雨により全面通行止めなので注意が必要です。
コース状況/
危険箇所等
 雨上がりだったので一部、水が流れていたり、水たまりやぬかるみがあったりしましたが、ヤブコギはありません。本宮山<写真19〜23>へは、北側の道の方が砂利できれいなので、今回のように西から反時計回りしたほうが歩きやすいです。
 土や砂利道はオカトラノオ<写真18>撮影地点から本宮山頂上<写真19〜23>を経てルート図中央の四辻分岐まで、および、化氣(けぎ)神社鳥居<写真43>から随身門<写真45>までの2ヵ所のみです。

 道の駅「かもがわ円城」からしばらくはアスファルト道を歩きました。オカトラノオ<写真18>撮影地点に土道の入口がありますが道標はなく、うっかりスルーして引き返しました。低い草の間の細い粘土道ですが、緩やかなので滑る心配はありません。
 標高480m地点でちょろちょろ流れをまたぎ、丸太が敷いてある道に入り南南東に方向転換しました。直進方向にも道が延びていたように思います。濡れて足元がぐちゃぐちゃなのは2,3mですみました。ここは常に水が流れているようです。木の間の細道は明瞭でピンクテープもありました。一部、水がちょろちょろ流れている所がありましたが、これは一時的なものでしょう。途中から踏み固められたようなきれいな道になりました。
 標高520mは四辻分岐です。本宮山南にある正法寺跡に立ち寄る予定だったのですが、左折するとそのまま本宮山頂上<写真19〜23>へと向かう道に入ってしまいました。低い草がまばらに生えた植林帯の中の細道を辿り標高570mのT字路で北上、本宮山頂上に至りました。南下すると寺跡に行けたようです。
 本宮山頂上<写真19〜23>から北に下る道はコケが生えた粘土道ですが、少し気を付ければ滑らずにすみます。地形図の実線の道に出合うと、そこからは砂利道でした。雨のためか、あっちこっちに水たまりがあり、多少ぬかるんでいる所もありました。旭川の源泉<写真29>周辺は常に水が流れているようですが、ここの砂利道は沈み込むこともなく、歩きやすかったです。ルート図中央の四辻分岐で地形図の白線の道に出合うと、そこからしばらくアスファルト道でした。

 化氣(けぎ)神社<写真44,45>へは、地形図の破線の道を辿って東からアプローチするつもりでしたが、道はなくなっているようです。そのままアスファルト道を進み、神社の北まで来ると鳥居<写真43>があったので、参道に入りました。まばらに低い草が生えた木の間の細道が続き、標高420mに分岐がありました。そのまま南下するとアスファルト道に出られそうでしたが、左折して化氣(けぎ)神社<写真44,45>に向かいました。
その他周辺情報 スタート&ゴール地点の道の駅「かもがわ円城」の休憩所でブッポウソウの巣箱周辺のライブカメラ映像が公開中です。かなり引いて映しているので見えにくいかもしれません。直売所では新鮮な野菜や、焼き屋の天然酵母パンなどが購入できます。
01ヤエヤマブキ
華やかな山吹色の花を咲かせますが、雄しべが花弁化し、雌しべは退化しているため結実しません。春の花ですが、2つ3つ咲いていました。
1
01ヤエヤマブキ
華やかな山吹色の花を咲かせますが、雄しべが花弁化し、雌しべは退化しているため結実しません。春の花ですが、2つ3つ咲いていました。
02セマダラコガネ
先端が3つに分かれた触角がチャームポイントです。模様には個体差があり、黒っぽいのもいます。
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02セマダラコガネ
先端が3つに分かれた触角がチャームポイントです。模様には個体差があり、黒っぽいのもいます。
03グラジオラス
こんもりした一角がお花畑になっていました。赤やオレンジなど花色は豊富でしたが、淡いピンク色がもっとも清楚で美しく見えました。
03グラジオラス
こんもりした一角がお花畑になっていました。赤やオレンジなど花色は豊富でしたが、淡いピンク色がもっとも清楚で美しく見えました。
04アガパンサス
南アフリカ原産の園芸植物で、これがもっともメジャーな色です。他には、ヒマワリ<写真55>、ルドベキア・タカオ、ハンゲショウ、ヒメヒオウギズイセン<写真54>、アジサイ<写真08>などが満開でした(*^^*)
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04アガパンサス
南アフリカ原産の園芸植物で、これがもっともメジャーな色です。他には、ヒマワリ<写真55>、ルドベキア・タカオ、ハンゲショウ、ヒメヒオウギズイセン<写真54>、アジサイ<写真08>などが満開でした(*^^*)
05アキノタムラソウ
6月の梅雨のさなかから開花しはじめ、初秋まで花が続くのでナツノタムラソウと改名したいところですが、ナツノタムラソウは存在しています。群生していました。
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05アキノタムラソウ
6月の梅雨のさなかから開花しはじめ、初秋まで花が続くのでナツノタムラソウと改名したいところですが、ナツノタムラソウは存在しています。群生していました。
06トウモロコシ
イノシシの好物ですので、イノシシが現れるのではと思いましたが、気配すらありませんでした。周辺のトウモロコシ畑を囲むように電気柵があるからでしょうか。
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06トウモロコシ
イノシシの好物ですので、イノシシが現れるのではと思いましたが、気配すらありませんでした。周辺のトウモロコシ畑を囲むように電気柵があるからでしょうか。
07ガクアジサイ
周りを囲っている花びらに見える部分は萼片(がくへん)といい、葉っぱが変化したものです。
07ガクアジサイ
周りを囲っている花びらに見える部分は萼片(がくへん)といい、葉っぱが変化したものです。
08アジサイ
こちらのアジサイはてまり咲きです。しばらくアジサイロードが続きました。
08アジサイ
こちらのアジサイはてまり咲きです。しばらくアジサイロードが続きました。
09ウツボグサ
花穂の上から開花し、一番下に小花が咲くころには、上のほうは枯れ始めて茶褐色になります。たいていは青紫色ですが、これは少しピンク色がかっていました。山行中、何度も群生を見ましたが、花は終わりかけが多かったです。
1
09ウツボグサ
花穂の上から開花し、一番下に小花が咲くころには、上のほうは枯れ始めて茶褐色になります。たいていは青紫色ですが、これは少しピンク色がかっていました。山行中、何度も群生を見ましたが、花は終わりかけが多かったです。
10ヒガシキリギリス褐色型♂
近畿地方を境に西にニシキリギリス、東にヒガシキリギリスが棲息しますが、岡山県はヒガシキリギリスも見られます。翅の幅が途中で大きくなり、黒斑は2列です。翅は腹部の先端に届かないことが多いのですが、これは長い個体でした。うちの庭にいるのもこのタイプです。
2
10ヒガシキリギリス褐色型♂
近畿地方を境に西にニシキリギリス、東にヒガシキリギリスが棲息しますが、岡山県はヒガシキリギリスも見られます。翅の幅が途中で大きくなり、黒斑は2列です。翅は腹部の先端に届かないことが多いのですが、これは長い個体でした。うちの庭にいるのもこのタイプです。
11リョウブ
7〜9月に枝先に総状花序を円錐状に出し、白い小さな花を沢山つけます。蜜蜂の蜜源になることもあります。咲き始めの木を何度か見かけました。
2
11リョウブ
7〜9月に枝先に総状花序を円錐状に出し、白い小さな花を沢山つけます。蜜蜂の蜜源になることもあります。咲き始めの木を何度か見かけました。
12ヤナギハナガサ
長く伸びた茎の先端から3本の長い花茎を出し、その先端に花序を散形状につけ、ピンクの小さな花をこんもりと咲かせます。花筒部が長く、花茎に毛があります。
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12ヤナギハナガサ
長く伸びた茎の先端から3本の長い花茎を出し、その先端に花序を散形状につけ、ピンクの小さな花をこんもりと咲かせます。花筒部が長く、花茎に毛があります。
13ナツアカネ未熟♂
ナツアカネはアキアカネと異なり、一生を通じて平地から姿を消すことはありません。横から見ると、胸部側面真ん中の黒条の先端がスパッと水平に切れたように見えます。オスは 胸部と腹部の境辺りに副性器という突起があり、成熟すると全身真っ赤になります。
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13ナツアカネ未熟♂
ナツアカネはアキアカネと異なり、一生を通じて平地から姿を消すことはありません。横から見ると、胸部側面真ん中の黒条の先端がスパッと水平に切れたように見えます。オスは 胸部と腹部の境辺りに副性器という突起があり、成熟すると全身真っ赤になります。
14ノギラン
ノギとは ライムギ 、 コムギ などの種の先が尖った部分のことで、花びらの先の尖った様子を表しています。ここからしばらくノギランロードでした。本宮山<写真19〜23>からの下りや化氣(けぎ)神社<写真43〜45>の参道でも群生していました。
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14ノギラン
ノギとは ライムギ 、 コムギ などの種の先が尖った部分のことで、花びらの先の尖った様子を表しています。ここからしばらくノギランロードでした。本宮山<写真19〜23>からの下りや化氣(けぎ)神社<写真43〜45>の参道でも群生していました。
15サメビタキ
羽色が灰色で鮫皮に似ていることからこの名が付きました。尾羽の付け根辺りに模様があるはずですが、見えていません。胸部の不明瞭な斑紋や目とくちばしの間の微妙な白色部から判断しました。シジュウカラの団体が飛び回り鳴きわめく中、おとなしくこちらを見ていました。動画でも紹介。
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15サメビタキ
羽色が灰色で鮫皮に似ていることからこの名が付きました。尾羽の付け根辺りに模様があるはずですが、見えていません。胸部の不明瞭な斑紋や目とくちばしの間の微妙な白色部から判断しました。シジュウカラの団体が飛び回り鳴きわめく中、おとなしくこちらを見ていました。動画でも紹介。
16メヤブマオ
雌雄同株で、茎の下部に雄花序を上部に雌花序をつけます。葉先は3裂することが多く、花はヤブマオよりもまばらにつきます。写真を撮っていると、側の斜面からニホンアナグマが下りてきて、連れの小声にいったんUターン。目をそらした隙に再び下りてきましたが、バッチリ目が合うと諦めて帰っていきました。
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16メヤブマオ
雌雄同株で、茎の下部に雄花序を上部に雌花序をつけます。葉先は3裂することが多く、花はヤブマオよりもまばらにつきます。写真を撮っていると、側の斜面からニホンアナグマが下りてきて、連れの小声にいったんUターン。目をそらした隙に再び下りてきましたが、バッチリ目が合うと諦めて帰っていきました。
17ワルナスビ
ミニトマトに似た白っぽい星型の小さな花に、黄色い大きなおしべが目立っています。「ワル」の名にふさわしく、葉にまでトゲがあります。そこまでとがらなくても(^^)
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17ワルナスビ
ミニトマトに似た白っぽい星型の小さな花に、黄色い大きなおしべが目立っています。「ワル」の名にふさわしく、葉にまでトゲがあります。そこまでとがらなくても(^^)
18オカトラノオ
ここで舗装道路から逸れて土道に入りました。道標はありませんでした。一部、水が流れてぬかるんでいましたが、低い草はまばらでピンクテープもあり、迷わずにすみました。本宮山<写真19〜23>からの下り道は歩きやすい砂利道でオカトラノオロードでした。
18オカトラノオ
ここで舗装道路から逸れて土道に入りました。道標はありませんでした。一部、水が流れてぬかるんでいましたが、低い草はまばらでピンクテープもあり、迷わずにすみました。本宮山<写真19〜23>からの下り道は歩きやすい砂利道でオカトラノオロードでした。
19本宮山頂上の
  海神社&山神宮&龍王宮
頂上周辺は化氣(けぎ)神社<写真44,45>の所有地です。左端の海(かい)神社には白鹿にまつわる話があります。本宮山から牛窓の海に差した霊光のご利益で病が治癒した嵯峨皇子(さがのおうじ)が、白鹿に導かれお礼参りを果たせたため、「いさざ王」という鹿角をご祭神とし祀ったというものです。「いさざ王」は化氣(けぎ)神社の神宝とされています。中央は大山祇神(おおやまつみのかみ)をご祭神とする山神宮、右端が雨乞いの神様をお祀りした龍王宮です。
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19本宮山頂上の
  海神社&山神宮&龍王宮
頂上周辺は化氣(けぎ)神社<写真44,45>の所有地です。左端の海(かい)神社には白鹿にまつわる話があります。本宮山から牛窓の海に差した霊光のご利益で病が治癒した嵯峨皇子(さがのおうじ)が、白鹿に導かれお礼参りを果たせたため、「いさざ王」という鹿角をご祭神とし祀ったというものです。「いさざ王」は化氣(けぎ)神社の神宝とされています。中央は大山祇神(おおやまつみのかみ)をご祭神とする山神宮、右端が雨乞いの神様をお祀りした龍王宮です。
20本宮山頂上三角点
       「本宮山」
標高582.8mの本宮山頂上三角点<点名:本宮山>です。展望は効きませんが、少し開けておりゆっくり休憩できます。
20本宮山頂上三角点
       「本宮山」
標高582.8mの本宮山頂上三角点<点名:本宮山>です。展望は効きませんが、少し開けておりゆっくり休憩できます。
21キンミズヒキ
柄のある黄色い小さな5弁花が花茎に均等につきます。花の直径は5mm程と小さめでしたが、雄しべはちゃんと10本くらいありました。
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21キンミズヒキ
柄のある黄色い小さな5弁花が花茎に均等につきます。花の直径は5mm程と小さめでしたが、雄しべはちゃんと10本くらいありました。
22オトギリソウ
花は一日花です。雄しべはたくさんあって、つけ根のほうでくっついて3つの束になっています。これも花は小さめでしたが、花弁に黒斑が多数ありました。
22オトギリソウ
花は一日花です。雄しべはたくさんあって、つけ根のほうでくっついて3つの束になっています。これも花は小さめでしたが、花弁に黒斑が多数ありました。
23ヒシバッタの仲間
体長1cm程のとても小さいバッタで、後脚が短いのでほとんど飛べません。なぜか傘にとまっていました。
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23ヒシバッタの仲間
体長1cm程のとても小さいバッタで、後脚が短いのでほとんど飛べません。なぜか傘にとまっていました。
24マスダクロホシタマムシ
少しくすんだ光沢で、見る角度によって緑色の濃さが微妙に変わり、赤っぽく見えることもあります。濃紺の水玉がポイントになっていて美しい玉虫です。
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24マスダクロホシタマムシ
少しくすんだ光沢で、見る角度によって緑色の濃さが微妙に変わり、赤っぽく見えることもあります。濃紺の水玉がポイントになっていて美しい玉虫です。
25イタドリ&キンモンガ
キンモンガは昼間に活動し、翅を広げてとまっていることが多く、イタドリの蜜を頻繁に吸っていました。動画に映っているのは別固体です。
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25イタドリ&キンモンガ
キンモンガは昼間に活動し、翅を広げてとまっていることが多く、イタドリの蜜を頻繁に吸っていました。動画に映っているのは別固体です。
26オカトラノオ&
 スジグロシロチョウ夏型♂
好物のオカトラノオの群生があったので、スジグロシロチョウが活き活きとしていました。オスはメスよりも翅の表側の黒い模様が少ないです。動画も撮りました。
26オカトラノオ&
 スジグロシロチョウ夏型♂
好物のオカトラノオの群生があったので、スジグロシロチョウが活き活きとしていました。オスはメスよりも翅の表側の黒い模様が少ないです。動画も撮りました。
27ドクダミ
花は少なかったのですが、葉に光沢がありとてもきれいでした。
27ドクダミ
花は少なかったのですが、葉に光沢がありとてもきれいでした。
28ガマズミの実
ガマズミの実は、赤ワインと同じくらいのポリフェノールを含み、高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。葉の両面に毛があり、ビロードのような手触りです。
28ガマズミの実
ガマズミの実は、赤ワインと同じくらいのポリフェノールを含み、高血圧や動脈硬化の予防に効果があります。葉の両面に毛があり、ビロードのような手触りです。
29旭川の源泉
吉備中央町にも旭川の源泉があるとは、さすが岡山県の三大河川の一つです。雨上がりなので水量が増しているようでした。
29旭川の源泉
吉備中央町にも旭川の源泉があるとは、さすが岡山県の三大河川の一つです。雨上がりなので水量が増しているようでした。
30アオスジアゲハ
湿った地面で吸水することが多く、低空飛行しているシーンをとらえました。動画も撮りました。
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30アオスジアゲハ
湿った地面で吸水することが多く、低空飛行しているシーンをとらえました。動画も撮りました。
31オタマジャクシ
旭川の源泉による水たまりに体長2cm程のオタマジャクシがたくさんいました。餌が豊富にあるようで、採餌シーンが何度も見られました。ずっとモグモグしている動画に癒されます(^^♪
31オタマジャクシ
旭川の源泉による水たまりに体長2cm程のオタマジャクシがたくさんいました。餌が豊富にあるようで、採餌シーンが何度も見られました。ずっとモグモグしている動画に癒されます(^^♪
32サワガニ
砂利道に水がちょろちょろ流れており、サワガニにとっていい環境のようです。動画を撮りながら何度もにらめっこをしましたが、かわいさに完敗(*^^*)
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32サワガニ
砂利道に水がちょろちょろ流れており、サワガニにとっていい環境のようです。動画を撮りながら何度もにらめっこをしましたが、かわいさに完敗(*^^*)
33モンキアゲハ夏型
日本最大級の蝶です。ここで力尽きたようでした。
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33モンキアゲハ夏型
日本最大級の蝶です。ここで力尽きたようでした。
34ノアザミ
ノアザミは初夏から夏にかけて咲き、蝶に大人気です。花はそろそろ終わりのようで少なかったです。
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34ノアザミ
ノアザミは初夏から夏にかけて咲き、蝶に大人気です。花はそろそろ終わりのようで少なかったです。
35ヤマジノホトトギス&
  マダラコシボソハナアブ
このコラボは初めて見ました。ヤマジノホトトギスは咲き始めです。
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35ヤマジノホトトギス&
  マダラコシボソハナアブ
このコラボは初めて見ました。ヤマジノホトトギスは咲き始めです。
36チロリン村
  キャンプグランド入口
オートキャンプサイト、キャビン、バンガロー、トレーラーハウスなどの設備があります。
36チロリン村
  キャンプグランド入口
オートキャンプサイト、キャビン、バンガロー、トレーラーハウスなどの設備があります。
37標高419.5m三角点
       「高富開拓」
チロリン村の駐車場の向かいにあるこんもりした一角のてっぺんに設けられていました。
37標高419.5m三角点
       「高富開拓」
チロリン村の駐車場の向かいにあるこんもりした一角のてっぺんに設けられていました。
38ネジバナ
らせん状に花をつけます。1つの花は5mm弱ですが、明るいピンク色と独自の形で目立ちます。三角点<写真37>周辺に群生していました。
38ネジバナ
らせん状に花をつけます。1つの花は5mm弱ですが、明るいピンク色と独自の形で目立ちます。三角点<写真37>周辺に群生していました。
39ヘクソカズラ
万葉の時代に「くそかずら(糞蔓)」の名で詠まれており、それに「屁」も加わりました(-_-;)葉や茎を傷つけると正露丸のようなにおいがします。庭でとぐろを巻いているのを剪定したらエラいことに(>_<)
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39ヘクソカズラ
万葉の時代に「くそかずら(糞蔓)」の名で詠まれており、それに「屁」も加わりました(-_-;)葉や茎を傷つけると正露丸のようなにおいがします。庭でとぐろを巻いているのを剪定したらエラいことに(>_<)
40クロアゲハ夏型
オスには後翅前縁に白い帯がありますが、角度によって見えないことも多いです。動画でもよくわかりませんでした。春型より夏型の方がやや体が大きく、赤斑が少なくなります。ヘビの死骸からミネラル補給中(*_*;
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40クロアゲハ夏型
オスには後翅前縁に白い帯がありますが、角度によって見えないことも多いです。動画でもよくわかりませんでした。春型より夏型の方がやや体が大きく、赤斑が少なくなります。ヘビの死骸からミネラル補給中(*_*;
41八重のガクアジサイ
<写真07>のガクアジサイと異なり、装飾花が八重でかわいいです。
41八重のガクアジサイ
<写真07>のガクアジサイと異なり、装飾花が八重でかわいいです。
42ツチガエル
イボガエルと呼ばれることもあります。ヌマガエルとは違い、目の間にV字型の模様がありません。この決めポーズがいいですね(*^^*)
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42ツチガエル
イボガエルと呼ばれることもあります。ヌマガエルとは違い、目の間にV字型の模様がありません。この決めポーズがいいですね(*^^*)
43化氣神社鳥居
舗装道路の西からアプローチするつもりでしたが、この鳥居があったので、参道を歩くことにしました。まばらに低い草が生えていますが、整備されています。最後に直進すると舗装道路に抜けられそうでしたが、左折して神社に向かいました。
43化氣神社鳥居
舗装道路の西からアプローチするつもりでしたが、この鳥居があったので、参道を歩くことにしました。まばらに低い草が生えていますが、整備されています。最後に直進すると舗装道路に抜けられそうでしたが、左折して神社に向かいました。
44化氣神社拝殿&本殿
化氣(けぎ)神社は福井県敦賀市の気比(けひ)神宮を勧請したものですが、使者が名前を比気と間違えて報告、宮司が化気(けぎ)の文字を当てたという言い伝えがあります。
44化氣神社拝殿&本殿
化氣(けぎ)神社は福井県敦賀市の気比(けひ)神宮を勧請したものですが、使者が名前を比気と間違えて報告、宮司が化気(けぎ)の文字を当てたという言い伝えがあります。
45化氣神社随身門
白鹿伝説(<写真19>参照)により「いさざ王」という1尺8寸4分の鹿角が神宝として奉納されているとのことで、社紋は鹿の角のデザインです。ちょうど軒下中央に見えています。ここからはずっと舗装道路でした。
45化氣神社随身門
白鹿伝説(<写真19>参照)により「いさざ王」という1尺8寸4分の鹿角が神宝として奉納されているとのことで、社紋は鹿の角のデザインです。ちょうど軒下中央に見えています。ここからはずっと舗装道路でした。
46チダケサシ
長い花穂がまっすぐ伸び、小さな花弁は雄しべよりも少し長く、淡いピンク色に見えることが多いのでわかりやすいです。周辺に数株ありました。
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46チダケサシ
長い花穂がまっすぐ伸び、小さな花弁は雄しべよりも少し長く、淡いピンク色に見えることが多いのでわかりやすいです。周辺に数株ありました。
47稲荷神社
案田地区の荒神社などが拝殿の中に合祀されています。昭和60年に再建されたようです。
47稲荷神社
案田地区の荒神社などが拝殿の中に合祀されています。昭和60年に再建されたようです。
48キカラスウリ
花弁は先端に向かって幅広になり、葉は3〜5裂します。天気が悪いためか、まだしぼんでいませんでした。
48キカラスウリ
花弁は先端に向かって幅広になり、葉は3〜5裂します。天気が悪いためか、まだしぼんでいませんでした。
49案田上バス停越しに
        西方面景観
バス停の奥にたんぼや山が見えます。のどかな里山の風景に心が和みます。
49案田上バス停越しに
        西方面景観
バス停の奥にたんぼや山が見えます。のどかな里山の風景に心が和みます。
50ムラサキツメクサ
牧草として導入されたヨーロッパ原産の帰化植物です。アカツメクサとも呼ばれます。
50ムラサキツメクサ
牧草として導入されたヨーロッパ原産の帰化植物です。アカツメクサとも呼ばれます。
51クルマバナ
5mm程の小さな花は、よく見ると複雑な筋模様がありおしゃれです。萼は赤みを帯びます。群生していました。
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51クルマバナ
5mm程の小さな花は、よく見ると複雑な筋模様がありおしゃれです。萼は赤みを帯びます。群生していました。
52オオキンケイギク
キバナコスモスに似た花を咲かせますが、繁殖力が強いので特定外来生物に指定され栽培は禁止されています。
52オオキンケイギク
キバナコスモスに似た花を咲かせますが、繁殖力が強いので特定外来生物に指定され栽培は禁止されています。
53ニホンカナヘビ幼体
体長10cm程で葉にしがみついてじっとしていました。ニホントカゲ<写真59>とは違い、幼体も全身茶色です。
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53ニホンカナヘビ幼体
体長10cm程で葉にしがみついてじっとしていました。ニホントカゲ<写真59>とは違い、幼体も全身茶色です。
54ヒメヒオウギズイセン
花期は7〜8月で花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花を付けます。
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54ヒメヒオウギズイセン
花期は7〜8月で花茎から穂状花序を分枝し、各々にオレンジ色の花を付けます。
55ヒマワリ
直径15cm程の花が咲いていました。小雨が降っていましたが、元気をもらいました。ありがとう(*^^*)
55ヒマワリ
直径15cm程の花が咲いていました。小雨が降っていましたが、元気をもらいました。ありがとう(*^^*)
56リアトリス
北米原産のキク科植物で、キリンギクとも呼ばれます。長さ数十cmの花穂がまっすぐ伸び、切り花にも用いられます。民家の庭先にたくさん咲いていました。
56リアトリス
北米原産のキク科植物で、キリンギクとも呼ばれます。長さ数十cmの花穂がまっすぐ伸び、切り花にも用いられます。民家の庭先にたくさん咲いていました。
57ヒメジョオン&
     テングチョウ
パルピと呼ばれる天狗の鼻のような器官をもつのでテングチョウと名付けられました。ヒメジョオンで吸蜜しているところを動画に撮りました。
57ヒメジョオン&
     テングチョウ
パルピと呼ばれる天狗の鼻のような器官をもつのでテングチョウと名付けられました。ヒメジョオンで吸蜜しているところを動画に撮りました。
58ブッポウソウ
ゲッ、ゲッと鳴き声がしたので顔を上げると、10m程前方の木から2羽のブッポウソウが飛び立ちました。西の307m峰の木のてっぺんに止まってこちらを見ています。たまに鳴きながら周辺を飛んで様子をうかがっていました。さすがはブッポウソウの里、他にも何羽かいたようです。逆光でほとんど白黒なのが残念でした。
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58ブッポウソウ
ゲッ、ゲッと鳴き声がしたので顔を上げると、10m程前方の木から2羽のブッポウソウが飛び立ちました。西の307m峰の木のてっぺんに止まってこちらを見ています。たまに鳴きながら周辺を飛んで様子をうかがっていました。さすがはブッポウソウの里、他にも何羽かいたようです。逆光でほとんど白黒なのが残念でした。
59ニホントカゲ幼体
ニホンカナヘビ<写真53>とは違い、幼体の尻尾は青みを帯びます。側溝の上を落ちないように這っていました。動画も撮りました。
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59ニホントカゲ幼体
ニホンカナヘビ<写真53>とは違い、幼体の尻尾は青みを帯びます。側溝の上を落ちないように這っていました。動画も撮りました。
60コシアカツバメ
電線に数羽止まっていたので、ブッポウソウの巣立ち雛かと思いきや、コシアカツバメでした。胸部から腹部にかけて褐色の斑紋があります。近畿から中国地方では比較的多いツバメです。そろそろ我が家の周辺でも鳴き声がし始めました。
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60コシアカツバメ
電線に数羽止まっていたので、ブッポウソウの巣立ち雛かと思いきや、コシアカツバメでした。胸部から腹部にかけて褐色の斑紋があります。近畿から中国地方では比較的多いツバメです。そろそろ我が家の周辺でも鳴き声がし始めました。
61シオカラトンボ♂
シオヤトンボやオオシオカラトンボとは違い、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺にこげ茶色の部分はありません。メスはムギワラトンボとも呼ばれます。
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61シオカラトンボ♂
シオヤトンボやオオシオカラトンボとは違い、腹部の先端の黒い部分が長く、翅の付け根周辺にこげ茶色の部分はありません。メスはムギワラトンボとも呼ばれます。
62メリケンムグラ
1969年に岡山で全国に先駆けて発見された北米原産の帰化植物です。花弁に毛があり、葉の付け根に花がつきます。舗装道路沿いに群生していました。
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62メリケンムグラ
1969年に岡山で全国に先駆けて発見された北米原産の帰化植物です。花弁に毛があり、葉の付け根に花がつきます。舗装道路沿いに群生していました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 この日は天候が不安定でしたので、動植物ウォッチングに目的を切り替えました。吉備中央町にある「道の駅かもがわ円城」を起点に、本宮山(ほんぐうざん)〜チロリン村〜化氣(けぎ)神社と距離は長いですが、その分起伏の少ない安全な道を歩きました。一部、雨で水が流れたりぬかるみや水たまりがあったりしましたが、多少低い草が繁っているものの、わかりやすく歩きやすかったです。

 この時期における里山山行の魅力は、なんといってもたくさんの動植物が見られるということです。しかも、想定外の動植物も多く、まるで宝探しをするかのごとく、単調な舗装道でも気が抜けません。
 詳細は写真や動画でも紹介していますが、車が通るはずの道にできた水たまりに、なぜかたくさんのオタマジャクシが生育していたりします。また、写真や動画を撮り損ねましたが、ニホンアナグマなど、ふだんは人里近くでめったにお目にかかれない動物も、突然、現れたりしました。
 さらには、ゴール近くの里山では、たくさんのブッポウソウを観察することができました。
(ブッポウソウは先週の記録参照
 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1927097.html )
 前回のコースでは全国からカメラマンが集まっていましたが、今回はいなかったのでラッキーでした。

 梅雨が長引いて、天候が不安定な日が続いているおかげで、かえって、動植物ウォッチングが充実するのも、山の楽しみの一つです(*^^*)



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