ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1942154
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

鉄山・弥山・行者還

2000年04月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.8km
登り
1,418m
下り
1,418m

コースタイム

日帰り
山行
8:26
休憩
0:29
合計
8:55
6:20
70
7:50
155
10:25
10:45
51
弥山
11:36
11:45
122
13:47
28
14:15
60
15:15
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大峰主峰:弥山から北に延びる尾根が気にかかり、大川口から取りつく。黙々と登ると、鉄山手前1400m付近でいきなり目の前が開けた。幕営適地。
大峰主峰:弥山から北に延びる尾根が気にかかり、大川口から取りつく。黙々と登ると、鉄山手前1400m付近でいきなり目の前が開けた。幕営適地。
振り返ると、稲村ヶ岳・台形状の山上ヶ岳が見える。
振り返ると、稲村ヶ岳・台形状の山上ヶ岳が見える。
急な登りを経てたどり着いた鉄山
急な登りを経てたどり着いた鉄山
更に登り、鉄山を見下ろす。
更に登り、鉄山を見下ろす。
修復山か。行く先はまだまだ高いところ。
修復山か。行く先はまだまだ高いところ。
だいぶん高くまで来た。弥山川を見下ろす。
だいぶん高くまで来た。弥山川を見下ろす。
弥山。もうすぐだ。
弥山。もうすぐだ。
と思いきや。大倒木地帯現る。ここはつらかった。
と思いきや。大倒木地帯現る。ここはつらかった。
苦労してたどり着く。
苦労してたどり着く。
八経ヶ岳。ほんとは往復したかったが、時間なく省略。
八経ヶ岳。ほんとは往復したかったが、時間なく省略。
稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳など、大峰北部の主峰群。
稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳など、大峰北部の主峰群。
弥山から行者還岳に続く緩やかな道はブナの宝庫。
弥山から行者還岳に続く緩やかな道はブナの宝庫。
木々の間から見る大普賢岳
木々の間から見る大普賢岳
振り返ると弥山・八経ヶ岳。
振り返ると弥山・八経ヶ岳。
左手は、先ほど登った鉄山の尾根。
左手は、先ほど登った鉄山の尾根。
快適な道を経て行者還岳に到着
快適な道を経て行者還岳に到着
無事下山。行者還から下った山を見上げる。
無事下山。行者還から下った山を見上げる。

感想

○目的
大峰主峰の弥山から北に延びる尾根が気にかかり、出かけてみることにする。

○大川口〜鉄山
・車一台程度の幅しかない309号線をひた走り、神童子谷出合の袂に駐車する。
・鉄山へ続く尾根はその橋を渡った水位観測所付近からとりつく。
・いきなりの急登であるが、2月にトライした迷岳の登りほどではない。
・黙々と登ると、鉄山手前1400m付近でいきなり目の前が開けた。
・展望の良い高原状の当地は水さえ持参すれば風の凌げるキャンプ適地である。
・正面に1月に登った稲村ヶ岳・台形状の山上ヶ岳が見える。
・ここから鉄山への急な登りとなる。
・鉄山は稲村ヶ岳や釈迦ヶ岳の大日岳のようなピークがシャッポのように尖った山である。
・したがって登り道は短いが極端な急登である。
・最後は更に急な鎖場となる。
・山頂は数人が立てるくらいの狭い場所である。
○鉄山〜弥山
・昭文社のエアリアマップによるとこの間はコースタイムが記されていない。
・最初は道がしっかりしており、テープも完備されているのでこれまでと同様なペースで進むことが出来た。
・1600m付近に鉄山を見下ろし、その延長線上に大普賢岳が望める高原状地が現れた。
・1700m付近からトウヒなどの針葉樹林がブナの疎林にとってかわった。
・ここの針葉樹は全般に植生密度が高く、この時期の広葉樹とは異なり枝葉をつけているので所によっては険しいブッシュとなった。
・更に同じく1700m付近から積雪が多くなった。
・極めつけは弥山近くの1850m付近の倒木群である。かなりの広範囲にわたって針葉樹の大木が倒れて道を阻んでいる。
・いつぞやの台風の被害であろうか。この障害物地帯を抜けるためにかなりの労苦と時間を費やした。
・結局鉄山から弥山まで2時間半かかった。一般向けのコースタイムにすると3時間程度だろうか。
○弥山〜行者還岳
・弥山からの下山路は行者還岳方面を採った。
・積雪は1700m付近にてほとんどなくなった。
・やがてブナの美林の中の道となり、春らしい陽光の中のハイキングを楽しむ。
・行者還トンネル西口への下山路を左に見て行者還岳方面に進む。
・七曜岳〜行者還トンネルまでの間は週末においても人気が少ない。それゆえ、ひっそりとした自分だけの歩きを堪能できる。
・トンネル分岐からしばらく進んだ次の丘状小ピークは台高の桧塚に似た雰囲気である。
・避難小屋を過ぎてしばらく進むとトンネル西口へ下る道の道標(トンネルまで50分、トンネルから60分)があった。
・行者還岳手前の稜線上にはバイケイソウの新芽が広範囲に地面から出ていた。
・行者還岳は鉄山と同様な尖塔状のピークである。登路は北側につけられており、南側から来た場合は東側をトラバースする必要がある。
・トラバース路の一部は急なので木の梯子が備えられていたが、危険個所は無い。
・山頂はブッシュに囲まれており展望は得られない。
○行者還岳〜大川口
・下山路は行者還小屋(天川辻)から西に延びる送電線沿いにつけられた道を使用した。
・最初は行者還岳の西側の急な斜面を大きくトラバースする道である。
・崩壊箇所には木製の梯子が備えられていたが、中には強度に問題がありそうなものもあり、通過には慎重さが要求される。
・2本目の鉄塔から下部はしっかりした道なのでゆとりをもって景色を見ながら下った。
○感想
・八経ヶ岳には行けなかったが、思惑通り鉄山−弥山を踏破できたのでヨシとする。
・下山後の楽しみである温泉は、この辺りでまだ入っていない「みずはの湯」を利用した。他の二つと同様川沿いに建てられた立派な温泉である。

《休憩適地》
・鉄山手前1400m付近泊適地、稲村ヶ岳好展望
・鉄山背後1600m付近斜面、大普賢岳好展望
・弥山手前1850m付近、トウヒ林、西側展望よし
・トンネル西口分岐より東側1516mピーク付近、桧塚の雰囲気、弥山・八経ヶ岳景色良
《注意点》
・神童子谷出合には3〜4台程度駐車可能
・水場=行者還岳登路、木製梯子の下部左側ルンゼから流水
・弥山の手前1800m以高付近は倒木により登山道荒廃

《費用》
・みずはの湯 \510

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:621人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら