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Yamareco

記録ID: 1943225
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳 サクッと絶景、ヒヤリ下山 

2019年07月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
cham18 その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:17
距離
10.8km
登り
893m
下り
1,000m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:24
休憩
2:53
合計
10:17
距離 10.8km 登り 904m 下り 1,002m
5:34
5:42
6
5:48
5:55
111
7:46
9:42
70
10:52
4
10:56
10:57
8
11:05
11:22
1
11:23
34
11:57
12:05
51
12:56
12:57
30
13:27
13:28
11
13:45
9
13:54
13:55
11
14:06
14:07
6
14:25
ゴール地点
広場までの樹林で小休止
広場で小休止。
森林限界を越えてから2度ほど小休止(撮影に熱中)
焼岳北方で上高地からの友人グループを待ち合わせ・休憩
焼岳小屋で小休止。
※昼食休憩は焼岳小屋の予定であったが、雨が強まっていたのでカットし下山後に。
天候 雨→晴れ→雨
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中の湯登山口に車をとめ、上高地に下山後、アルピコ交通の路線バスに乗り、中の湯バス停から旧国道を登り車を回収。(登山よりこっちのほうが地獄だった…)
01:00に駐車時は空きは多数。
コース状況/
危険箇所等
・中の湯ルートは緩やか、かつよく整備されており快適ルート。
・焼岳から新中尾峠まではザれておりとてもすべりやすい。
かつ落石にさらされる危険大。登山中何度も「ラクー」の声が上がった。(自分が落とす側にも落とされる側にもなりうる。焼岳周辺は北峰以外には絶対に近づいていけない。)
・新中尾峠から上高地まではかなりの急坂でハシゴ・ロープも多い。下りで使うと渋滞になりやすい。
出発時は真っ暗。慎重に歩みを進める。
雨はそこそこだが樹林で気にならない。
出発時は真っ暗。慎重に歩みを進める。
雨はそこそこだが樹林で気にならない。
5時過ぎにようやく明るくなりはじめた。
台風接近もあり眺望は絶望的かと思われたが…
2019年07月27日 05:07撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 5:07
5時過ぎにようやく明るくなりはじめた。
台風接近もあり眺望は絶望的かと思われたが…
樹林帯が灌木になり始めたころに、雨はやみガスに変わり、そのガスが晴れてきた!
2019年07月27日 05:47撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 5:47
樹林帯が灌木になり始めたころに、雨はやみガスに変わり、そのガスが晴れてきた!
木々の間から北アルプスがちらちら
2019年07月27日 05:59撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 5:59
木々の間から北アルプスがちらちら
陽の光を感じる!
2019年07月27日 06:03撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:03
陽の光を感じる!
前穂高が見えたときは歓声が!
2019年07月27日 06:05撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:05
前穂高が見えたときは歓声が!
もののけ姫のオープニングのような世界に
2019年07月27日 06:10撮影 by  X-T20, FUJIFILM
3
7/27 6:10
もののけ姫のオープニングのような世界に
雲が一気に動く!!
2019年07月27日 06:13撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:13
雲が一気に動く!!
青空の割合がふえてきた
2019年07月27日 06:23撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:23
青空の割合がふえてきた
ついに日がさしこんだぞ
2019年07月27日 06:23撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:23
ついに日がさしこんだぞ
以後は低層の雲のショーを楽しむ
2019年07月27日 06:28撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:28
以後は低層の雲のショーを楽しむ
おおおお、美しい、景色を楽しみすぎて全然進まない
2019年07月27日 06:29撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:29
おおおお、美しい、景色を楽しみすぎて全然進まない
あっさり出現する焼岳山頂部
2019年07月27日 06:47撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:47
あっさり出現する焼岳山頂部
ここでも雲のショー
2019年07月27日 06:52撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 6:52
ここでも雲のショー
刻一刻と変化する景観にまたまた足止め
2019年07月27日 07:07撮影 by  X-T20, FUJIFILM
1
7/27 7:07
刻一刻と変化する景観にまたまた足止め
振り返れば乗鞍が!!
2019年07月27日 07:04撮影 by  X-T20, FUJIFILM
1
7/27 7:04
振り返れば乗鞍が!!
こちらにも日光が到来
2019年07月27日 07:08撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 7:08
こちらにも日光が到来
高度があがり絶景もどしどし続く
2019年07月27日 07:24撮影 by  X-T20, FUJIFILM
1
7/27 7:24
高度があがり絶景もどしどし続く
どしどし2
2019年07月27日 07:25撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 7:25
どしどし2
どしどし3
2019年07月27日 07:26撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 7:26
どしどし3
どしどし4
2019年07月27日 07:26撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 7:26
どしどし4
山頂部に到達。噴気がすごい。においもすごい
2019年07月27日 07:50撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 7:50
山頂部に到達。噴気がすごい。においもすごい
荒々しい焼岳ごしに岐阜側の北アルプスがちらり。笠ヶ岳。
2019年07月27日 07:54撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 7:54
荒々しい焼岳ごしに岐阜側の北アルプスがちらり。笠ヶ岳。
正賀池も美しい。ミニ日光白根的な。
2019年07月27日 07:54撮影 by  X-T20, FUJIFILM
2
7/27 7:54
正賀池も美しい。ミニ日光白根的な。
北峰直下の分岐路からはついに主稜線がドーン
2019年07月27日 08:08撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 8:08
北峰直下の分岐路からはついに主稜線がドーン
今度行く予定の西穂高に西穂山荘をロックオン
2019年07月27日 08:09撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 8:09
今度行く予定の西穂高に西穂山荘をロックオン
主稜線に岐阜アルプスが続く
2019年07月27日 08:23撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 8:23
主稜線に岐阜アルプスが続く
焼岳稜線の光と影が見事
2019年07月27日 08:26撮影 by  X-T20, FUJIFILM
1
7/27 8:26
焼岳稜線の光と影が見事
南峰の荒々しさがやばい。そして足元もやばい
2019年07月27日 08:59撮影 by  X-T20, FUJIFILM
7/27 8:59
南峰の荒々しさがやばい。そして足元もやばい
うおー、雲のショー、絶賛公演中。
2019年07月27日 09:36撮影 by  X-T20, FUJIFILM
2
7/27 9:36
うおー、雲のショー、絶賛公演中。
やはりこの角度がよい。しかし足場が怖い。
2019年07月27日 09:40撮影 by  X-T20, FUJIFILM
4
7/27 9:40
やはりこの角度がよい。しかし足場が怖い。
景色が良すぎて山頂標識を単体で撮るの忘れてしまった。
しかし大絶景の焼岳にいたことはかわりない!
3
景色が良すぎて山頂標識を単体で撮るの忘れてしまった。
しかし大絶景の焼岳にいたことはかわりない!
雨が降ったりやんだりの下山路。ザレ場が本当に危険
雨が降ったりやんだりの下山路。ザレ場が本当に危険
ほうほうの体で焼岳小屋へ。緑の屋根はめずらしい!?
ほうほうの体で焼岳小屋へ。緑の屋根はめずらしい!?
今度はつづら道をすすむ。刈られた笹が滑って恐い
今度はつづら道をすすむ。刈られた笹が滑って恐い
ハシゴ場は渋滞したが、高低差を稼げてちょうどよし。
ハシゴ場は渋滞したが、高低差を稼げてちょうどよし。
雨のなか焼岳に見送られる。
また来ます!!
1
雨のなか焼岳に見送られる。
また来ます!!
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント

感想

今回の焼岳訪問には目的が二つあった。一つは旧知の友人たちと山頂で会うことだ。なかなか都合がつかず他の行程には参加できなかったこともあり、別ルートから彼らの最終日の目的地である焼岳山頂で時間を合わせてランデブーと洒落こんだ。もう一つ、自分が今度、西穂高方面へのアプローチに焼岳ルートを使おうと考えていたこともありルートとしての下見という一石二鳥だ!
しかし去年の槍ヶ岳、台風の動きに翻弄されたのと同様、今回もまさかの土日の直撃。あぁなんという偶然。こちらも登れるかわからんし、向こうは(上高地から)どうかなと気をもむ金曜夜。小屋からリーダーの連絡は、「天気が悪ければ、焼岳小屋で引き返す。」とのこと…よし、こちらは車で中の湯登山口には未明には到着している。出発時刻を早め、荒天でも焼岳を越えて焼岳小屋までいければ落ち合えると踏んで、夜明け前に出発。今回は同じグループの心強い助っ人がいるので二人で焼岳へと歩を進めた。
この決断は結果として、最高の時間を与えてくれた。序盤は雨が降りしきる中、樹林帯をすすむ、いつまでも明るくならず、覚悟はしているもののテンションは下がっていく。しかし、ちょうど樹林が消え始めたところで、僥倖が。雨がやみ、東側が明るい。ガスは濃いものの、光を感じる。これはひょっとすると…。しだいに南側から雲が切れ始め、太陽が!!さらには青空も!!!、ここまでくれば毒食えば皿まで、正面、焼岳方面の濃いガスもしだいに溶けるように消えていき、最後はごそっと動き、焼岳山頂部もあらわに!!電波はつながりにくいが、上高地からのみんな、見えているね、山頂くるよね。と確信し、歩をゆるめ景色を堪能する。希望でいっぱいで7:30に山頂直下に。9時過ぎに到着と聞いていたので、山頂は一緒に踏むとして、北峰直下の分岐待機。ここがまたすばらしい、北側は北アルプス主稜線がドカーンと伸び、南側は乗鞍岳や屹立する南峰の岩峰、自分が登ってきた登山道を睥睨。まずは西穂高方面を目視し、翌月の再訪への下見をじっくりと。目を凝らせば、山頂を目指す友人たち(当然ながら!)の隊列もみえる。声はさすがに届かないか。そんな、忙しく贅沢な90分を過ごし、登ってきた本隊と無事合流を果たし、山頂へ!
山頂の大パノラマは、直下とはまた全然ちがう。また火口湖の正賀池の角度も抜群。なによりも久々の再会がかなった充実感。時間を早めるきっかけになった天気に感謝したい。「〜今から晴れるよ」効果かな。
しかし予報は的確。その後はただちにガスり、雨が降りしきるようになった。慎重な下山ではあったが、この雨もあれだけの山頂での景色を味わえれば、むしろクールダウンに気持ちがいいくらい。少々長く感じたが、上高地に戻り、再び山を共に登ることを誓い友人たちとはここで分かれる。
颯爽とみんなと分かれたのだが、本当につらいときは写真も動画もとらないものだと気づかされたのが、帰り道の車回収だった。中の湯バス停から登山口までは車道をなんと1時間以上の登り…しかも途中からは土砂降りで、重すぎて道端に置いてきたメインザックの安否が気にかかり疲労困憊の体を引きずりダッシュ。一番つらかったのは登りでもなく下りでもなく、車回収のロードとは…とほほ。
それはともかく、素晴らしい天気に恵まれ、山登り仲間の存在、北アルプス再訪への期待、すべてがかなった最高の山行でした。

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訪問者数:517人

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未入力 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
焼岳(中ノ湯温泉〜焼岳小屋〜上高地)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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