大菩薩までは無理でした（天目山温泉〜大蔵高丸〜黒岳〜小金沢山〜石丸峠）

2012年05月27日(日) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,546m
• 下り: 936m

コースタイム

8:26　天目山温泉
9:29　登山口
10:02　米背負峠
10:43　ハマイバ丸
11:04　大蔵高丸
11:25　湯沢峠（昼食後11:40発）
12:25　黒岳
13:14　牛奥ノ雁ヶ腹摺山
13:42　小金沢山
14:25　石丸峠
14:56　石丸峠登山口バス停

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲斐大和 始発 8：10
上日川峠 15：00.16：00
天目山温泉 15：30.16：30.17：12

コース状況／危険箇所等

登山ポストは何処にあるか分かりませんでした。
甲斐大和にはコンビニ等ない様です。
稜線上には大菩薩峠以外茶店等ありません。
温泉は今回の登山口に天目温泉があます。
この辺りの温泉の特徴、高アルカリでヌルヌル感が強く清潔な感じ。
その他にもやどの日帰り入浴が2．3軒ある様です。

登山道は、概ね整備され迷ったり、危険な場所はない。
一部、黒岳から先で迷うことはないと思うが、踏み後が不明瞭な場所があるので要注意です
また、倒木も多く歩きにくい。
このルートはアップダウンが多く、最後まで登りぱなしのため体力はかなり必要。
ただ、エスケープルートも多く体力に合わせてコース設定が可能。

天目山温泉 ⇒ 大蔵高丸
・整備が行き届き危険な場所や迷う様な場所もない。
・林道は約5km、我慢して歩きましょう。
・登山口からは沢沿いの清涼感あふれる気持ちの良い道。
・緩やかな歩きやすい道で呆気なく米背負峠に着く。
・ハマイバ丸直前に滑りやすい赤土の急坂があり危険はないが要注意。
・大蔵高丸までは開けた歩きやすい道が続く。
・山頂は360°の展望で、今日は富士山がよく見えた。

大蔵高丸　⇒　小金沢山
・湯沢峠付近に御花畑があるが、今の時期はまだ早い。
・湯沢峠から一気に400m近く登り返す、かなりの急坂が連続する。
・一部ザレタ滑りやすい箇所もあり要注意。
・白丸谷あたりで右の方に行く紛らわしい踏み跡があるので注意。
・黒岳からは鬱蒼とした道に変わり、倒木も多く歩きにくい。
・踏み跡も不明瞭な場所があるが、テープがあちこちにあるので確認が必要。

小金沢山　⇒　石丸峠登山口
・小金沢山からの下りも倒木が多く踏み跡もハッキリしない道が続く。
・開けて明るくなると笹の草原となるが、両方から覆いかぶさり道が見えない。
・道も幾筋にも分かれており何れ合流するが歩きやすい道を選ぶ。
・石丸峠からは緩やかな道が10分ほど続き、その後急坂となるが危険はない。
・一旦林道に出て再度山道となる。
・バス停は登山口の真正面。

写真

5/27 8:26

天目山温泉から少し戻ります。

5/27 8:29

トンネルを抜けると林道があります。
真っ直ぐ行かないように注意。

5/27 8:40

途中不気味なトンネル。
真っ暗で足元も見えない、大声で歌いながら通過。

5/27 9:15

何のはなかな？

5/27 9:16

良く分からないけど、これから行く稜線かも？

5/27 9:29

登山口到着
約5kmの林道歩き、我慢です

5/27 9:31

沢沿いの気持ちいい道です

5/27 9:37

緩やかで歩きやすい道
大して汗もかかず登れます

5/27 10:02

呆気なく米背負峠に到着

5/27 10:15

この後もこんな緩やかな歩きやすい道が続きます

5/27 10:16

天下石
何が天下なんだろう？

5/27 10:16

突然開けて右奥にハマイバ丸が見える
ただ正面に急坂も見えます

5/27 10:24

これはスミレです

5/27 10:26

これは白い花

5/27 10:35

深く掘れた歩きにくい笹原

5/27 10:43

ハマイバ丸山頂
展望も今一なので素通り

5/27 10:48

正面に黒岳、右奥が多分雁ヶ腹摺山

5/27 10:48

振り向けば富士山がきれいに
ちょっとガスっぽい

5/27 10:50

何で富士山を見るとうれしくなるんだろ？
またパチリ

5/27 10:58

こんな道大好きです。

5/27 11:04

大蔵高丸山頂
可愛らしいお嬢さんが富士山を撮ってました
ここも素通りです、ちょっともったいなかった

5/27 11:19

黒岳です

5/27 11:25

湯沢峠
さすがにここまで3時間ノンストップはバテ気味
オニギリとゆで卵の昼食

5/27 11:38

腐って倒れた看板
皆のイスになってるようです

5/27 12:01

振り合えって今まで歩いてきた稜線
これを歩いてきたのか〜
俺って偉い！

5/27 12:13

多分雁ヶ腹摺山

5/27 12:15

ちょっと雰囲気の良い道

5/27 12:19

鹿の食害で皮が剥がされてる

5/27 12:25

黒岳山頂

5/27 12:32

ここから道がちょっと険しくなります
さほど危険はありませんが注意

5/27 12:39

倒木も多く歩きにくい

5/27 12:47

所々でこんな気持ちの良い道もあります

5/27 12:48

何か怒ってる？
四輪駆動だから早そう

5/27 12:57

気っ持ちいい！
こんな道ならずっと歩いていたい
でも登りは一汗かきました

5/27 13:14

牛奥ノ雁ヶ腹摺山
アマチュア無線をやってました
ここからならかなり遠くまで行きそう

5/27 13:42

小金沢山頂
ちょっと荒れた感じの山頂
眺めは良かった

5/27 13:53

ここからまた荒れた道が続きます

5/27 13:57

見た目より急坂です

5/27 14:00

こんな場所も
さほど危険はありません

5/27 14:08

やっと石丸峠が見えてきました
山と山の間が石丸峠
左の山の先が大菩薩峠です

5/27 14:18

何故かグライダーが墜落！
飛ばすのはいいけど持って帰れよ！
完全にゴミじゃん

5/27 14:22

笹で足元が見えない！
雨のときは辛いかも

5/27 14:25

やっと石丸峠
ここで思案、大菩薩峠に行くか、下山して温泉に行くか？
当然温泉ですよね！

5/27 14:29

こんな道も好きです

5/27 14:56

バスの到着10分前です

5/27 15:33

天目山温泉
高アルカリのヌルヌル、スベスベの温泉です
清潔感もあり好きな温泉

5/27 16:05

入浴後の打ち上げです
当然ビールは1杯目ではありません
野菜天ぷらは上日川峠のロッジほ方が美味しかった

5/27 17:23

甲斐大和駅前の食事処
タコの唐揚が600円でボリュームもありカリカリで大変美味しかった

撮影機器：

EXILIM Hi-ZOOM EX-H15 カシオ

感想

benchan

今回は大菩薩峠までの縦走を計画。
皆さんのレポートで大菩薩峠から湯沢峠や天目山温泉へのルートは多かったので、逆コースで計画。
天目山温泉から米背負峠に出て、ハマイバ丸〜大蔵高丸〜黒岳〜小金沢山と縦走して最後大菩薩峠から上日川峠に降りるルート。
全長22km近いルート、朝始発のバスで天目山8：30スタートではちょっと無理があるかな？
まあエスケープルートは多数あるので行けるとこまで行こうと無計画な山行となった。
取りあえず、最後は15時上日川峠のバスに乗り、天目山温泉で打ち上げだけを決めて出発。

最初から飛ばし気味で歩く、幸い緩めの歩きやすい道が続く。
米背負峠もハマイバ丸も休憩なしで歩く。
途中水分補給だけはこまめに立ち飲み。
振り向けば富士山の絶景。
何でこんな良い景色のなかがむしゃらに歩かねばならんのだ？いい年して！
気持ちの良い大蔵高丸の草原も、湯沢のお花畑も横目で素通り。
さすがに、湯沢峠まで3時間ノンストップは堪える。
ここで15分軽食休憩（オニギリとゆで卵だけ）

黒岳の急坂を大汗をかきながら登り、倒木の多い歩きにくい道を大股でドスンドスンと必死で歩く。
石丸峠が近づくにつれ、大菩薩峠経由で15時のバスに乗るのは無理と思える。
石丸峠から登山口へ降りればギリギリ間に合うけど・・・。
いっそのこと温泉は諦めて大菩薩経由で16時のバスにするか？
でも上日川峠に着くのは15：30分すぎるので、ロッジで打ち上げもできない！
どないしよう？

当然温泉付き打ち上げの勝利！
石丸峠から下山、予定通り天目山温泉に浸かり一人打ち上げ。
やっぱ石丸峠でおりて良かった！
この後16：30のバスで甲斐大和へ。
しかし次の電車まで40分以上ある。
ふと見回せば、駅前に食事・喫茶の看板が！
当然、まだ準備中にも関わらず入店し、ビール！
この後一緒のバスで来た年配のカップル、ご夫婦かと思ったら山仲間でした。
意気投合して本日はここで撃沈！

反省　還暦近くでこんな無理をしてはいけません！”歳を考えんか！”です