記録ID: 194507
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沢登り
日光・那須・筑波
【足尾山塊】神子内川黒沢右俣〜半月山〜黒沢左俣下降
2012年05月27日(日) [日帰り]
pmon
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 950m
- 下り
- 939m
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5:45ゲート前-6:00入渓点-6:30二俣-7:15 4段50m滝上-9:00終了点-9:30半月山-10:00駐車場-10:30左俣下降点-12:00 3段17m滝下-13:00二俣-13:30ゲート前
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
出合までバスを利用できれば、中禅寺湖方面へ縦走することも可能かと思われます。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
終了点に登山道入り口の駐車場があるというちょっと変わった沢でした。 右俣は4段50m滝以外はさほど難しくなく、シーズン初めのウォーミングアップにはちょうど良いのではないでしょうか？ 下降ルートの左俣3段17m滝は、フルピッチで懸垂下降する場合は40m以上のザイルが2本必要。途中で区切ることも可能。それ以外の滝の下降はザイル不要。 |
写真
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国道122号線から入ってすぐのところにゲートがあり、そこから徒歩となる。クルマは5台程度止まれそうだが、今日は誰もいない。
15分ぐらい行くと林道が二手に分かれ（2つ目の橋）、右の林道（ほぼ廃道）を20m位行ったところから入渓する。
堰堤状の巨大建造物。このパイプの下がコンクリート床になっており、難なく越えられる。
10m滝。水流右を登る（�掘法�若干シャワーを浴びる。初夏とはいえ水は冷たい。
5m滝。シーズン初めなので、極力水線通しを狙っていく。大股開きのオポジションで最初は行くが、だんだん左壁に引っ張られ、微妙なバランスで落ち口に立つ。身長の低い人ほど、グレードは高いかも！（��+〜�検�
5/27 20:29
5m滝。シーズン初めなので、極力水線通しを狙っていく。大股開きのオポジションで最初は行くが、だんだん左壁に引っ張られ、微妙なバランスで落ち口に立つ。身長の低い人ほど、グレードは高いかも！（��+〜�検�
5m滝上の2段3m滝。岩は硬くフリクションも効くので楽しいひとときである。
5m滝を迎えると、右俣のハイライト、連瀑帯に突入する。3段30m滝と言っていいかもしれない。
1段目はS字状10mナメ。水流右から落ち口目指して水線通しを突破。容易。
2段目はトイ状10m。左の大岩の下まではオポジションで簡単に登れる。大岩下から、さてどうしたもんかと考えていると、手元に残置ハーケンがあった。ここで、ランニングを取るのは賢明かもしれない。ハングした大岩に行く手をふさがれ、微妙なバランスで突破すると、一息つけるスペースに達する。
あとは頭上のCSを右から思い切って越えれば、落ち口に達する（��+）。高度感があるので、ちょっとビビる。
5/27 20:29
2段目はトイ状10m。左の大岩の下まではオポジションで簡単に登れる。大岩下から、さてどうしたもんかと考えていると、手元に残置ハーケンがあった。ここで、ランニングを取るのは賢明かもしれない。
ハングした大岩に行く手をふさがれ、微妙なバランスで突破すると、一息つけるスペースに達する。
あとは頭上のCSを右から思い切って越えれば、落ち口に達する（��+）。高度感があるので、ちょっとビビる。
ハングした大岩に行く手をふさがれ、微妙なバランスで突破すると、一息つけるスペースに達する。
あとは頭上のCSを右から思い切って越えれば、落ち口に達する（��+）。高度感があるので、ちょっとビビる。
3段目は途中で二股になっている10mナメ。2段目を可憐に決め、その勢いで正面フェースから水流に入り落ち口を目指そうとしたが、途中から逆層になりホールド、スタンス共に無くなり、ハードなクライミングダウンを強いられた。再度ルートを見直し、左壁の端のクラック通しがベストと判断。出だしの3m程は傾斜が急だが、クラックに入ってしまえばあとは容易に落ち口に達した。
5/27 20:29
3段目は途中で二股になっている10mナメ。2段目を可憐に決め、その勢いで正面フェースから水流に入り落ち口を目指そうとしたが、途中から逆層になりホールド、スタンス共に無くなり、ハードなクライミングダウンを強いられた。
再度ルートを見直し、左壁の端のクラック通しがベストと判断。出だしの3m程は傾斜が急だが、クラックに入ってしまえばあとは容易に落ち口に達した。
再度ルートを見直し、左壁の端のクラック通しがベストと判断。出だしの3m程は傾斜が急だが、クラックに入ってしまえばあとは容易に落ち口に達した。
連瀑帯をぬけると、50m程のナメが現れる。ここで実質的な遡行終了となる。
ふと山腹を見ると、山ツツジのような鮮やかなピンク色をした花が咲いていた。
しばらく行くと、取水小屋のような人工物が現れる。そこからほんの数分進むと、先に半月山登山口に通じる県道のガードレールが見えてくる。
5/27 8:45
しばらく行くと、取水小屋のような人工物が現れる。そこからほんの数分進むと、先に半月山登山口に通じる県道のガードレールが見えてくる。
沢床と県道は高低差が大きいようなので、右岸枝尾根に早々に逃げる。
尾根上は低い笹藪で、程よく行くと県道に出た。
尾根上は低い笹藪で、程よく行くと県道に出た。
右手のカーブミラーのところが黒沢右俣の終了点。
終了点がアスファルトの道というのも不思議なもんだ。
終了点がアスファルトの道というのも不思議なもんだ。
松木沢方面と皇海山。
左奥の禿げた尾根は、石塔尾根になる。鉱毒公害の傷跡が生々しい。
左奥の禿げた尾根は、石塔尾根になる。鉱毒公害の傷跡が生々しい。
駐車場に戻る途中で、展望台に寄ってみた。なかなかの眺め。
中禅寺湖の奥に見えるのは男体山。
中禅寺湖の奥に見えるのは男体山。
駐車場までもどり、黒沢左俣下降点を目指す。足尾へ向かう登山道を辿ればよいのだが、イマイチ入り口がわからなかったので、駐車場南端の柵を越えて尾根伝いに行くことにした。
5/27 20:33
駐車場までもどり、黒沢左俣下降点を目指す。
足尾へ向かう登山道を辿ればよいのだが、イマイチ入り口がわからなかったので、駐車場南端の柵を越えて尾根伝いに行くことにした。
足尾へ向かう登山道を辿ればよいのだが、イマイチ入り口がわからなかったので、駐車場南端の柵を越えて尾根伝いに行くことにした。
30分も行くと1504m峰に達するが、そこが黒沢左俣の源頭となっている。ピーク手前のなだらかなところを探して、黒沢左俣に入る。
5/27 10:31
30分も行くと1504m峰に達するが、そこが黒沢左俣の源頭となっている。
ピーク手前のなだらかなところを探して、黒沢左俣に入る。
ピーク手前のなだらかなところを探して、黒沢左俣に入る。
ほどよく行くと、3段17m滝が現れる。左岸の樹林帯を懸垂下降する。
6mm×60mロープを持って行ったが、一気に降りることができず、1段目を残して懸垂は終了。1段目はテラスをトラバースし、左岸枝沢（泥ルンゼ）からクライミングダウンする。
5/27 20:37
6mm×60mロープを持って行ったが、一気に降りることができず、1段目を残して懸垂は終了。1段目はテラスをトラバースし、左岸枝沢（泥ルンゼ）からクライミングダウンする。
感想
今回はシーズン初めと言うこともあり、初夏の足尾を訪れてみました。交通の便が悪いせいか、閑静な沢登りを楽しめました。秋の紅葉の季節も Good! かも！
残念ながら、良い写真が撮れず記録としてはイマイチでした。やはりiPhoneで全てをまかなうのは無理なのかも…。
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