行き先悩んで鳳凰山 ハードな中道登りとハードなアイトラブルに苦しめられて
- GPS
- 26:47
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 2,213m
- 下り
- 2,206m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:13
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:24
1日目:7時間05分 2日目:6時間0分
天候 | 1日目:くもり一瞬ポツポツ雨 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道に入ると、両側が切れ落ちたコンクリートの堤防上や、林道を走ります。 7〜8年前に比べて荒れた路面がかなり少なくなって舗装部分が増え、走行がとても楽になりました。途中の一部区間と最後の橋以降だけ砂利道です。 青木鉱泉の駐車場は1500円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
青木鉱泉〜薬師岳登山口 青木鉱泉から一旦川に出て徒渉し、林道を一部ショートカットします。 その後は車の通れる林道歩きです。 薬師岳登山口〜薬師岳(中道) 一切眺望のないとても傾斜の厳しい一般的な土の登山道を延々と歩きます。 一旦なだらかになった後、最後の登りは岩の多い坂道になります。 薬師岳〜観音岳〜鳳凰小屋分岐点 大きめの石の混じった稜線道を下ったり上がったりしながら進みます。迷うことはないと思います。 鳳凰小屋分岐点〜鳳凰小屋(短縮路) 観音岳と鳳凰小屋を、地蔵岳を通らずに結んでいる短縮路です。 他のルートに比べると整備は少なめで、ものすごい段差の急坂の連続です。 鳳凰小屋〜賽の河原 白砂の斜面は全体的にはつづら折れになっていますが一部直登的な部分もあり、足下が沈みやすいのでとても登りにくく、体力を奪われます。マークなどはしっかりされていますので、迷うことはないでしょう 青木鉱泉〜鳳凰小屋(ドンドコ沢) 整備が行き届いた一般的な土と石の登山道です。多少段差の大きな所もありますが、どんどん下っていけます。下部は軽いアップダウンの多いトラバース道と、なだらかで距離の長い砂利道になります。 |
その他周辺情報 | 青木鉱泉は7時からお風呂には入れます。 10時からはむかわの湯でも入浴可能になりますので、そちらの方がお風呂としての快適さは勝っています。 |
写真
感想
今週は諸般の事情から2人登山から単独登山となり、八ヶ岳南嶺の百高山権現岳などを考えていましたが、急遽2人に戻ったため、行き先に大いに悩みました。
GPV天気予報などでは夕方から晩早めに掛けて雨が降る予報もあって常念岳テント泊は断念、小屋は超満員。周回ルートになる鳳凰山はテントは稜線が重い、薬師岳小屋はいっぱい。笠ヶ岳も常念と同様の条件。など、行き先に困りましたが、鳳凰小屋ならまだなんとか混雑がほどほどで済みそうなので、帰りの時間を短縮するため、以前とは逆に中道から登って稜線を歩いて鳳凰小屋に宿泊するルートに設定しました。
しかし、今回は体調はともかくとして、ハードコンタクトレンズ下へのチリの侵入に苦しめられ、何度も停止しては除去しようと試みるもダメ。
視界が奪われて歩きにくく、焦点が合ったり合わなかったりの目の動きで高山域では立ちくらみをくらうなど、なかなかに厳しい足取りになりました。
そんな状況ではありますが、まぁそれなりに歩ける体力状況とルート設定なので問題なく15時半頃に鳳凰小屋に着きましたが、その小屋では到着した登山者に出発時間と歩行ルートを尋ねて会話するのがお約束のようで、「7時に青木を出発して・・」 と行った瞬間に、「ゆっくり歩かれたんですね〜」と合いの手返しがあり、すぐに「中道から稜線通って到着しました。」というと、何人もの小屋番さんに、「それはよく頑張った」「大変だったろう」とかやたらと讃えられ労ってもらいました!(笑)
1日目は雨はほぼ降らなかったもののガスで眺望はほぼ無く、登頂したのみでしたが、2日目は朝から快晴が予想され、3時半から小屋を出て地蔵岳直下まで登ると、観音岳・富士山・甲斐駒・白峰などの素晴らしい眺望をご来光とともに眺めることができ、各小屋の混雑との兼ね合いで苦しいルートを歩いた甲斐がありました。
下山はドンドコ沢を一気に下るだけなのですが、過去二度の登りドンドコ・下り中道の周回歩きとは7年・8年の時間が経っていることもあり、反対方向に歩くとやはりだいぶルートの様子の感じ方が違いました。ドンドコ沢からの道も下りで歩きながら眺めると、これを登るとなるとやはりとても大変そうで長く感じます。
鳳凰山のコースタイムはかなり辛めだと思われます。
一昨年逆ルート鳳凰小屋テント泊で廻りました、初日どんどこ沢ルートはほぼ雨☔でしたが幾つかの滝によっては遊びました🎵
夜中土砂降りでテントは木っ端まみれ‼️
下りの林道交差点でキツイのは終わりかと思ったらそこから一層キック、ズルズル滑って同行者お尻が真っ黒‼️(笑)
懐かしく思い出させて頂きありがとうございます🎵
晴れた日に又行きたいな〜⤴️(笑)
ネコさん、こんにちは! コメントありがとうございます☆ミ
再度去年鳳凰山登られたレポ見直してみました。
南アルプス入門と俗に言われる鳳凰山ですが、距離は短いながらもドンドコ沢も中道もとにかく段差が厳しいですよね
過去に2度、ドンドコ登り・中道下りで周回していますが、中道を登る方が厳しかったと思うのですが、ドンドコ沢も逆に下っているとこんなに長いのかと思ったりしてしまいます。
でもネコさんにとっては、鳳凰小屋で一泊刻んでの周回なら、普段の参考と比べるとかなり楽な部類かもって思ってしまいます。
昨年の山行は、1日目は完全に雨覚悟の鳳凰小屋までで2日目にもしかしたら回復が っていう賭けに出られて、見事ある程度賭に勝たれて眺望をゲットされたんですね。
でもその眺望を後にして中道の激下りを駆け抜けて、林道出合いを過ぎてから前日の雨水の影響でお尻が泥んこ祭りになっちゃったんですね。
それにしても先に下山完了したネコさん。車を林道へ回してあげるとはお優しい。
実は私たちも今回、レポには書いてないですが、林道の一部ご厚意で高速ショートカットしてます 笑
実は私も同時期に同じ山域におりました 。
この時期は皆遠征している感じなので案外近くに知り合いがいるかもしれませんね。
鳳凰三山の山小屋は大変混雑している印象があります。
私もトイレに行っている間にスペースがなくなってたという苦い思い出があります💦。
ドンドコ沢も登りで使ったことはないですが、登りだと厳しそうですね。
傾斜もけっこうありますし・・・。
青木鉱泉はちょっとせわしなかったので今度来る機会あればむかわの湯をあたってみようと思います。
まだ天候のよくない土曜日は下の小屋までの行程で、後の2日間は快晴を満喫されたようでよかったですね!
こちらは白峰の稜線がバッチリ見えるはずの観音岳歩きの初日がガスで見えず、翌朝賽の河原から見える範囲の景色を堪能してあとはダッシュで下山でしたので、富士山・観音・地蔵・甲斐駒・北岳の端っこくらいの眺望でした。
鳳凰山は、狙い目としては6月の梅雨の晴れ間に登る山なんですよね。7〜9月のどこのアルプスでも安全と思われてる時期は各地の百名山と同じように人がごった返しますが、6月だとまだそういう意識が少ない分、少し人が少なめながらも(それでもそれなりにいましたが)、やはり北アルプスとは違って南アルプスなので雪解けが早く、大抵はほぼ雪無しで歩けるくらいになっていることが多いのです。
今回は急遽だったのでその鉄則を踏まなかったため、きれいになったかつ行程と景色に有利な薬師岳小屋を使えず、逆走で鳳凰小屋になったのでした。
お風呂は・・ 絶対その方がいいですよ 笑
それにしても、小屋泊とはいえ大荷物持ってのバス遠征大変ですね。。
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