噴火以来の山頂到達【御嶽山】



- GPS
- 09:10
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,552m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 4:48
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 4:16
天候 | 1日目:曇りのち雨 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八合目から三ノ池に向かうルートは落石の為通行止め |
写真
感想
今年初の夏山は噴火以来山頂が立ち入り禁止となっていた御嶽山。
噴火する前はよく行っていた最も身近な3000m峰です。今年の7/1より山頂の立ち入り禁止が無くなったので五ノ池小屋での避暑とかねて会社の友人と2人でアタックです。
梅雨が明けカンカン照りの日が続いていたので天気も期待できると向かった御嶽山。道中は薄曇り。登山口でも薄曇り。毎日晴れてカンカン照りはどこに行ったと思いつつ登山開始です。
八合目までは樹林帯を直登していくルート。景色は変わらないし、風も通らず蒸し暑く苦行の様な道のりを淡々と登ります。
八合目からはガスの中に九合目の小屋が見えますが、その手前の登りはここまでの道にもまして急登です。
九合目の小屋で昼食をとっていると空からは大粒の雨が降ってきました。梅雨明け10日はどこにいったんだ。蒸し暑い中不承不承ながらカッパをきて五ノ池小屋を目指します。今日は雨も降っているし山頂は回避です。
13:30には小屋につきました。新築されたテラスがリゾート感を醸し出していて素敵です。まずは、最盛期を迎えているというコマクサを見に小屋の裏手に。
久しぶりに見ました。コマクサの大群落です。これほどの群落は燕岳以来です。いつ見ても素敵なやつですな。
チェックイン後は外のテラスでビールで乾杯です。一口飲んで「旨い」といった後、またもぽつぽつと雨が・・・しょうがないので小屋に撤収し中で飲むことに。
その後も雨脚は強くなるばかりで全く止む気配なし。リゾート気分でテラスでビールの夢はかなえられませんでした。
その後は雨の合間を縫って五ノ池に出てきてくれた雷鳥親子を観察したり(遠すぎて写真を撮ってもどこに雷鳥が写っているのか分かりませんでした)下から担ぎ上げたワインを飲んでまったりしたりと平和な時間を過ごしました。
翌日御来光を見に行きましたがガスガス。今日も曇りの一日かと思っていましたが朝食後準備を終え外に出ると快晴。山の天気は変わりやすい!
さあ山頂目指して出発です。昨日も通った賽の河原、二の池をこえいよいよ山頂です。見覚えのある階段を登ると山頂です。社務所も社も復元されていました。しかし山小屋のあったあたりはめちゃくちゃに倒壊した瓦礫が。作業員の方が復旧作業をされていました。
八丁ダルミのネジネジや銅像は山頂から見る限り無事そうでした。社にお参りをし犠牲者のご冥福をお祈りした後は下山です。立ち入り禁止が解かれたとはいえまだまだ危険な火山です。
下山路は登りと同じ道ですが土曜で快晴とあって登ってくる方が沢山いました。
久しぶりに登った御嶽山山頂は倒壊した灯篭や山小屋を見ると噴火の力がいかに凄いか実感させられました。しかし、また多くの人が気軽に登れる3000m峰としてこれからも登っていきたいと実感しました。
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