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記録ID: 1953796
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ハイキング
尾瀬・奥利根

至仏山

2019年08月01日(木) [日帰り]
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roatsu その他1人
GPS
--:--
距離
7.3km
登り
854m
下り
655m

コースタイム

日帰り
山行
6:06
休憩
0:39
合計
6:45
6:10
190
9:20
9:20
25
9:45
9:57
43
10:40
11:07
40
11:47
11:47
22
12:09
12:09
46
12:55
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
前日は山ノ鼻宿泊。鳩待峠に下山し、バスを乗り継いで沼田へ。高崎から新幹線に乗り換え上野に帰着。
コース状況/
危険箇所等
登降とも涙が出そうなくらいよく整備された登山道。かつて大勢の登山者が押し寄せて道が荒廃した名残をとどめる箇所がいくつもあり、概ねそれらには立派な階段や木道が付けられていた。早池峰同様に蛇紋岩の山でよく滑ると覚悟していたけれど、その通り(笑)。特に大勢に踏まれて黒く磨き込まれた岩石の上は要注意。いつもそうなのかはわからないが尾瀬側の登路では道の上に湧水が流れる箇所がいくつかあり、濡れ+蛇紋岩という最強のコンビになるので気が抜けない。
前日朝、龍宮十字路より仰ぐ至仏山。もやが晴れていく。
2
前日朝、龍宮十字路より仰ぐ至仏山。もやが晴れていく。
中田代より。真夏という感じ。
2
中田代より。真夏という感じ。
めっきり数の少ない尾瀬河骨。いつまでも残ってほしい。
めっきり数の少ない尾瀬河骨。いつまでも残ってほしい。
季節は未草の満開の時期。素敵な花。
季節は未草の満開の時期。素敵な花。
前日の夕方、散歩に出た見本園木道にて鮮やかなクマの足跡。他のご夫婦は目の前で木道を横切るクマちゃんを見たそうな。遭遇が頻発しているとのことで少し気を引き締める。
前日の夕方、散歩に出た見本園木道にて鮮やかなクマの足跡。他のご夫婦は目の前で木道を横切るクマちゃんを見たそうな。遭遇が頻発しているとのことで少し気を引き締める。
当日朝、朝もやに隠れる至仏山。
当日朝、朝もやに隠れる至仏山。
尾瀬ヶ原の朝もやは好天の証。
1
尾瀬ヶ原の朝もやは好天の証。
オオバギボウシが咲き乱れる登山道を行く。
オオバギボウシが咲き乱れる登山道を行く。
燧ヶ岳同様に湧水が流れ出ているがぬかるみは少ない。
燧ヶ岳同様に湧水が流れ出ているがぬかるみは少ない。
高度を稼げば尾瀬ヶ原が見えてくる。
高度を稼げば尾瀬ヶ原が見えてくる。
尾瀬ヶ原を背負って登るこのコースは素晴らしい。
尾瀬ヶ原を背負って登るこのコースは素晴らしい。
クルマユリがあちこちに。
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クルマユリがあちこちに。
湿原もはっきり見えてくる。既に暑い。
湿原もはっきり見えてくる。既に暑い。
蛇紋岩の露出した道。乾いていても滑るので注意。
蛇紋岩の露出した道。乾いていても滑るので注意。
斜面のニッコウキスゲも大ぶりで綺麗。
斜面のニッコウキスゲも大ぶりで綺麗。
ミネウスユキソウも目立ち始める。
ミネウスユキソウも目立ち始める。
よく見る風景。改めて見ると感動する。
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よく見る風景。改めて見ると感動する。
最初の鎖場。親切な設備。
最初の鎖場。親切な設備。
北側にはおでこに雪を乗せた平ヶ岳がのっそり姿を見せる。堂々とした山で心惹かれる。
北側にはおでこに雪を乗せた平ヶ岳がのっそり姿を見せる。堂々とした山で心惹かれる。
尾瀬ヶ原がくっきりと見えて感慨深い。
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尾瀬ヶ原がくっきりと見えて感慨深い。
至仏浅葱のネギボウズ。固有種でありここと谷川岳にのみ生える。
至仏浅葱のネギボウズ。固有種でありここと谷川岳にのみ生える。
越後駒ケ岳、中ノ岳なども姿を見せる。
越後駒ケ岳、中ノ岳なども姿を見せる。
登りはまだまだ続く。
登りはまだまだ続く。
見晴と今回泊まった龍宮小屋が見える。素晴らしい小屋だった。また訪れたい。
見晴と今回泊まった龍宮小屋が見える。素晴らしい小屋だった。また訪れたい。
至仏浅葱、こちらは開いたばかり。
至仏浅葱、こちらは開いたばかり。
ミネウスユキソウ。
ミネウスユキソウ。
クモマニガナ。
ミヤマコゴメグサ。ガイド本には数が少ないとあったが、どうしてたくさんの白い可愛い花をつけていた。
ミヤマコゴメグサ。ガイド本には数が少ないとあったが、どうしてたくさんの白い可愛い花をつけていた。
イブキジャコウソウ。
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イブキジャコウソウ。
タカネナデシコ。写真にすると肉眼で見る色の艶やかさがなかなか出ない。
タカネナデシコ。写真にすると肉眼で見る色の艶やかさがなかなか出ない。
急登が終わったテラスで一休み。平ヶ岳もいよいよ大きい。
急登が終わったテラスで一休み。平ヶ岳もいよいよ大きい。
越後の山々も同様。こうしてみると近いなあとつくづく思う。
越後の山々も同様。こうしてみると近いなあとつくづく思う。
ジョウシュウアズマギク。こちらも固有種。
ジョウシュウアズマギク。こちらも固有種。
空へ続くかのような木段。両脇の斜面には夥しい花が咲き乱れて、夢見心地になる。
空へ続くかのような木段。両脇の斜面には夥しい花が咲き乱れて、夢見心地になる。
終わりかけだけれど、固有種のホソバヒナウスユキソウ。ハヤチネウスユキソウよりはだいぶ華奢な印象。
終わりかけだけれど、固有種のホソバヒナウスユキソウ。ハヤチネウスユキソウよりはだいぶ華奢な印象。
ハクサンシャクナゲ。
ハクサンシャクナゲ。
南へ目を転じれば5月に訪れた赤城山が鋭角的な黒檜山のシルエットときれいな裾野を見せている。
南へ目を転じれば5月に訪れた赤城山が鋭角的な黒檜山のシルエットときれいな裾野を見せている。
ミネウスユキソウが盛り。
ミネウスユキソウが盛り。
八海山も山陰から頭を見せる。
八海山も山陰から頭を見せる。
もうじき山頂だけれど、良い感じの遊歩道が続く。
もうじき山頂だけれど、良い感じの遊歩道が続く。
ヒメシャジン(?)
ヒメシャジン(?)
ツリガネニンジン。
ツリガネニンジン。
タカネシオガマ。
タカネシオガマ。
小至仏山と上州武尊山。
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小至仏山と上州武尊山。
雄大なシルエットを表した平ヶ岳。ぜひ登りたい。
雄大なシルエットを表した平ヶ岳。ぜひ登りたい。
ツリガネニンジンをもう一株。
ツリガネニンジンをもう一株。
ヒメシャジンの大きな株。
ヒメシャジンの大きな株。
山頂を見上げる。
山頂を見上げる。
直下の斜面はチングルマ、ハクサンイチゲ、イワイチョウなど白い花々の御花畑。
直下の斜面はチングルマ、ハクサンイチゲ、イワイチョウなど白い花々の御花畑。
まだ元気なチングルマ。一番好きな花。
まだ元気なチングルマ。一番好きな花。
混雑している至仏山頂。小休止。
混雑している至仏山頂。小休止。
至仏山の左肩(北側山体)もなかなか荒々しい。
至仏山の左肩(北側山体)もなかなか荒々しい。
奥利根湖が見える。その向こうには巻機山、朝日岳、谷川岳などが連なる。昼なのでだいぶもやがかかってしまった。
奥利根湖が見える。その向こうには巻機山、朝日岳、谷川岳などが連なる。昼なのでだいぶもやがかかってしまった。
小至仏山へ下る道すがらにシナノキンバイの群落。
小至仏山へ下る道すがらにシナノキンバイの群落。
ようやくしっかり黄色が残るホソバヒナウスユキソウに出会う。
ようやくしっかり黄色が残るホソバヒナウスユキソウに出会う。
あちこちに見事なイブジャコウソウが咲き誇る。
あちこちに見事なイブジャコウソウが咲き誇る。
小至仏山、笠ヶ岳、武尊山。
小至仏山、笠ヶ岳、武尊山。
コバノツメクサも元気に咲いている。
コバノツメクサも元気に咲いている。
至仏山を振り返る。惚れ惚れするほど堂々とした姿。
至仏山を振り返る。惚れ惚れするほど堂々とした姿。
小至仏山頂で小休止。桧枝岐で買ったサンショウウオの燻製を食べて元気補給。香ばしくて美味しい。
小至仏山頂で小休止。桧枝岐で買ったサンショウウオの燻製を食べて元気補給。香ばしくて美味しい。
鮮やかな黄色のエゾウサギギク。鳩待峠への道も御花畑で心が躍る。
鮮やかな黄色のエゾウサギギク。鳩待峠への道も御花畑で心が躍る。
満開のコバイケイソウ。
満開のコバイケイソウ。
艶やかなハクサンチドリ。
艶やかなハクサンチドリ。
ウラジロヨウラク。
ウラジロヨウラク。
ミヤマダイモンジソウ。可愛らしい。
ミヤマダイモンジソウ。可愛らしい。
シナノキンバイのアップ。
シナノキンバイのアップ。
チングルマのアップ。燧ケ岳ではもう風車になっていたので、一面に咲く姿は嬉しかった。
チングルマのアップ。燧ケ岳ではもう風車になっていたので、一面に咲く姿は嬉しかった。
岩の道の最後にコバイケイソウが見送ってくれる。
岩の道の最後にコバイケイソウが見送ってくれる。
オヤマザワ田代。高層湿原も見納め。足元には星をばらまいたようにタテヤマリンドウが咲く。
オヤマザワ田代。高層湿原も見納め。足元には星をばらまいたようにタテヤマリンドウが咲く。
鳩待峠へ下る途中、最後に見える尾瀬ヶ原。またいつか。
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鳩待峠へ下る途中、最後に見える尾瀬ヶ原。またいつか。
鳩待峠着。5日間の山旅も終わり。
鳩待峠着。5日間の山旅も終わり。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

尾瀬のもう一座、至仏山へ登る。前日は尾瀬ヶ原で遊び、山ノ鼻に一泊して登山開始。予想以上の花の山で、最初から最後まで感動しきりだった。山のたたずまいも自分好みで、これまでの個人的に思い出が深い白馬、八甲田、鳥海山、月山、早池峰、木曽御嶽、白神岳といった山々に通じる感覚があったように思う。花も眺望も来た甲斐ありという感じでまた何度でも登りたい山が増えた。

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蛇紋岩の滑る山 至仏山 反時計回りで。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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