平ヶ岳☆奇跡の湿原・中ノ岐林道終点ピストン

2019年08月04日(日) [日帰り]

• GPS: 06:02
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,029m
• 下り: 1,145m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:02

5:36 中ノ岐林道登山口
7:28 7:34 玉子石
7:54 7:57 平ヶ岳キャンプ指定地
8:21 8:21 平ヶ岳三角点
8:26 8:41 平ヶ岳
8:45 8:47 平ヶ岳三角点
9:13 9:35 池ノ岳
11:38 中ノ岐林道登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

民宿樹湖里さんに宿泊。中ノ岐林道終点まで送迎。この日の中ノ岐林道側からの登山者は樹湖里さん宿泊の8名のみ。湖山荘さんは大学生の天体観測合宿で満室。

コース状況／危険箇所等

よく整備されています。

写真

8/3 17:01

民宿樹湖里さんに宿泊＆登山口送迎。母屋とロッジ数軒を所有。隣り合う奥只見山荘さん、湖山荘さん等他の宿もほぼ同じ構成。

8/3 16:55

田中陽希さんもご宿泊されたとのこと。

8/4 5:34

朝4時に樹湖里さんを出発。ほぼ1時間30分かけて登山口の林道終点に到着。

8/4 5:36

登山口はトイレ、靴洗い場、ベンチ完備。朝ロッジで配られた、おにぎり等が入った朝食を食べてから出発。

8/4 5:38

すぐに鐘があります。

8/4 5:40

そして間もなく渡渉。

8/4 5:42

渡渉後、ヒカリゴケ分岐を右に見送ります。ここからは急登。

8/4 6:22

急登を登っていくと、渡渉後40分ほどでパッと開けた場所。ここは、

8/4 6:22

「クロベの大木地点。約1時間。まだまだ(笑)足を動かせ。」それにしても湿気がすごい。

8/4 6:26

クロベの大木地点を過ぎると、空が見え始める。振り返ると、右に荒沢岳、左に越後駒ヶ岳。

8/4 6:30

ここだけ左が落ちています。通行注意。ほぼずっと登りっぱなし。

8/4 6:54

大きな根がむき出しになっている広場。ここから山頂部最初の分岐まで約30分かかりました。

8/4 6:59

ゴゼンタチバナ。

8/4 7:01

ミヤマカラマツ。

8/4 7:21

「よくぞ頑張った。右はたまご石、左は山頂方面。木道で足滑らすな。」

8/4 7:23

樹林帯を抜けると、爽やかな山頂エリア。最初の分岐を右へ、まずは玉子石を見に行きます。

8/4 7:27

右に見えていたピークを過ぎると、玉子石の標識。そしてまもなく、

8/4 7:33

一枚岩の向こうに玉子石。後ろの池塘がキレイ。

8/4 7:29

玉子石手前の一枚岩の上から、越後三山を展望。

8/4 7:33

ちなみに玉子石を後ろから撮るとこんな感じ。玉子感ゼロ(^-^;

8/4 7:37

最初の分岐まで戻りました。直進してハイマツのある方向へ木道は続く。

8/4 7:40

ハイマツの向こうに平ヶ岳山頂方面が見えています。

8/4 7:41

イワショウブ。

8/4 7:44

木道はハイマツ地帯を越えると大きく右に、そして平ヶ岳を見ながら大きく左へ。

8/4 7:44

視線の先に燧ヶ岳。右奥には日光方面、男体山と白根山。

8/4 7:46

イワイチョウ。

8/4 7:47

池塘が美しい。

8/4 7:49

登山道は正面に池ノ岳、姫ノ池方面を見ながら下っていきます。

8/4 7:51

下りきると分岐。ここは右へ、平ヶ岳山頂へ向かいます。

8/4 7:51

コバイケイソウ。

8/4 7:51

オトコエシ。

8/4 7:52

ハクサンコザクラ。

8/4 7:53

ハナニガナ。

8/4 7:54

コバイケイソウの群生を見ながら下っていく。

8/4 7:54

花が散った後のベニバナヒメイワカガミ。

8/4 7:55

ハクサンフウロ。

8/4 7:56

コバイケイソウの群生を見上げる。

8/4 7:58

下りきる少し手前にキャンプ指定地。

8/4 7:58

水場は看板下のこの小川でしょうか？いずれにせよテン泊禁止ですが。

8/4 8:02

小川を渡り登っていくと、姫ノ池方面分岐。ここは平ヶ岳山頂方面、右へ。

8/4 8:10

背が高めの樹林帯を登りきると、

8/4 8:15

再び気持ちのいい登山道に。

8/4 8:16

ワタスゲ。

8/4 8:19

分岐から20分ほど登ると、三角点入口。ここを右折してすぐに、

8/4 8:20

平ヶ岳三角点に到着。

8/4 8:22

三角点入口に戻ります。ここから右へ木道は続きます。

8/4 8:24

木道を進んでいくと、先の方に平ヶ岳山頂が見えてきます。木道は途中笹に覆われてしまっています。

8/4 8:24

ニッコウキスゲ。

8/4 8:25

「頂上はなぜ広くて平らか」看板を通過して、

8/4 8:26

平ヶ岳山頂ゴール。こんなに気持ちのいい山頂はなかなかないですね。

8/4 8:26

群馬県側に道は続いていたようです。池塘もキレイ。ここから右回り。

8/4 8:26

鳥海山、中ノ岳、越後駒ケ岳の越後三山と荒沢岳。

8/4 8:26

こちらには山は見えないが、湿原が広がる。

8/4 8:26

正面に見える稜線は左のピークが会津駒ヶ岳、右のピークは大杉山。右奥は枯木山、田代山など。

8/4 8:26

燧ヶ岳、その奥に帝釈山、右へ男体山、白根山、錫ヶ岳など。

8/4 8:27

至仏山と笠ヶ岳、その右武尊山にはガス。手前稜線の一番右は赤倉岳。ここまでで一周。

8/4 8:27

至仏山と笠ヶ岳アップ。武尊山が少し顔を出してくれました。

8/4 8:27

燧ヶ岳アップ。

8/4 8:31

越後三山アップ。

8/4 8:36

日光方面アップ。左奥の山体、男体山。半分ガスがかかったトンガリの白根山。

8/4 8:59

アキノキリンソウ。

8/4 9:02

山頂を楽しんだ後は、姫ノ池へ向かいます。先ほどの姫ノ池方面分岐を右へ。

8/4 9:10

タテヤマリンドウ。

8/4 9:11

キンコウカ。

8/4 9:11

少し背の高い樹林帯を登りきると、玉子石方面分岐。姫ノ池へ直進します。

8/4 9:12

平ヶ岳山頂を振り返る。

8/4 9:13

鷹の巣登山口分岐に到着。ここで正面を見ると、

8/4 9:13

姫ノ池が眼前に。うーん、素晴らしい!

8/4 9:24

姫ノ池と平ヶ岳。

8/4 9:25

樹湖里オーナーオススメのポイントへ、鷹の巣登山口方面へ進みます。

8/4 9:29

木道を少し進むと、この絶景。鷹ノ巣登山口からの登山道を一望。

8/4 9:28

左を見ると、会津駒ヶ岳と大杉山。

8/4 9:29

右へ、燧ヶ岳。

8/4 9:29

至仏山方面はガスっちゃいました。

8/4 9:29

そして平ヶ岳。風が吹き上げてきて気持ちいい。

8/4 9:30

コキンレイカ。

8/4 9:33

折り返して、再び姫ノ池。ここを右折すると、

8/4 9:34

行き止まりになっています。ここにもキレイな池塘。

8/4 9:37

引き返して、再び玉子石方面分岐。ここを右へ。

8/4 9:40

正面は往路に通った玉子石からの木道。左下に先ほど見たコバイケイソウの群生。分岐は直進します。

8/4 9:54

最初の分岐まで戻りました。右折して下山します。

8/4 9:58

急登でしたので、帰りは急な下り。正面に越後三山を見ながら下山。

8/4 10:20

ギンリョウソウ。

8/4 10:26

こういう箇所ばかりなのですが、登りで使う所と下りで使う所が、狭い登山道の中で分けられていて面白い。

8/4 10:51

ツルリンドウ。

8/4 11:04

ツルアリドウシ。

8/4 11:16

ヤマアジサイ。

8/4 11:20

ヒカリゴケ分岐。ピンクテープの方へ分岐を左折。

8/4 11:25

少し進むと、岩の下にヒカリゴケ。

8/4 11:30

渡渉箇所まで戻りました。冷たい水が気持ちいい。

8/4 11:34

クガイソウに蝶が止まる。

8/4 11:37

林道終点ゴール。お疲れさまでした。

8/4 12:21

林道終点の裏にショウキラン。樹湖里オーナーに咲いている場所を教えていただきました。

8/4 15:04

帰りは白銀の湯へ。ロッジにはお風呂がないので、前日もこちらでお世話になりました。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 タオル ストック カメラ

備考

トップス：スキンメッシュ、Tシャツ
ボトムス：CW-X、クロノコンバートパンツ

感想

polluxab

　民宿樹湖里さんにお世話になり、登りプリンスルート(下りプリンスルートは鷹ノ巣ルート)をピストンして平ヶ岳に行ってきました。送迎がついているからと言って、甘いルートでは決してなく、山頂部の湿原にたどり着くまでは急登をひたすら登ります。12時30分までに登山口に帰着必須です。
　山頂部の湿原は素晴らしい風景で、急登を登った甲斐が十二分にありました。広々とした風景は日本のそれとは思えません。
　湖山荘さんや奥只見山荘さんも少し寄らせていただきましたが、いずれも若い方が経営されていました。銀山平は次世代も盛り上がっていきそうですね。ほか、荒沢ヒュッテさんは釣り人専用、白光さんは閉鎖、村杉さんは休業中？のようでした。
銀山平マップ↓
http://www.pref.niigata.lg.jp/uonuma_kikaku/1193069743418.html