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Yamareco

記録ID: 1955934
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ハイキング
日高山脈

幌尻岳(チロロ林道コース)

2019年08月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
24.7km
登り
2,392m
下り
2,398m

コースタイム

日帰り
山行
16:40
休憩
0:30
合計
17:10
6:00
6:00
60
8:00
8:10
60
9:10
9:10
90
10:40
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20
11:00
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40
11:40
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80
13:00
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50
13:50
14:00
30
14:30
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60
15:30
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16:00
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18:30
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30
19:00
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50
22:00
22:00
30
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
チロロ林道(時速2〜30kmくらいで、いざわ釣り堀から30分くらい、駐車場まで橋をいくつか越え、駐車場手前で車による渡渉箇所あり、林道はさほど凹凸はありませんでした、鹿注意です🦌。駐車場は10台は止めれるかと思います)
コース状況/
危険箇所等
駐車場から登山口までが3kmと長い、登山口は草も刈ってあって分かりやすく、まずは川の右側を行きます、途中からその川の反対側への渡渉を5回ほど繰り返します。ピンテをよく見て行けば迷わないかと思います。(帰りはヘッデンをつけて渡渉しましたが迷いませんでした)渡渉が終わると本格的な登りになります。特にトッタの泉以降です。ところどころ滑りやすい箇所があるので注意が必要です。ハシゴまでくれば取り敢えずここでの登りは終わりです。ヌカビラ岳の頂上からはお花畑が続きますが、同時にハイマツが行く手を阻むようになります。特に北戸蔦岳から戸蔦岳そこから幌尻岳の肩にかけて、徐々にハイマツが体力を奪います。いくつかの山と稜線を超えて、ようやくたどり着ける山といった感じです。
日高町の道の駅
2019年08月03日 04:06撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 4:06
日高町の道の駅
千栄より駐車場を目指して走ると途中のチロロの奇石です。結構大きい。
2019年08月03日 04:32撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 4:32
千栄より駐車場を目指して走ると途中のチロロの奇石です。結構大きい。
こんな感じ
2019年08月03日 04:34撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 4:34
こんな感じ
途中、ゲートがあります。チロロ林道の標識が。
2019年08月03日 04:41撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 4:41
途中、ゲートがあります。チロロ林道の標識が。
いざわ釣り堀から30分くらいだったかと思います。
2019年08月03日 05:09撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 5:09
いざわ釣り堀から30分くらいだったかと思います。
駐車場はこんな。
2019年08月03日 05:09撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 5:09
駐車場はこんな。
ゲートの脇を通って川沿いの林道を歩きます。途中3つほどアップダウンがあり、誰の企てか帰りは結構きます。
2019年08月03日 05:19撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 5:19
ゲートの脇を通って川沿いの林道を歩きます。途中3つほどアップダウンがあり、誰の企てか帰りは結構きます。
40分くらいで取水口です。広々した駐車場らしきものがあり、その奥に登山道が、分かりやすいです。
2019年08月03日 05:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 5:58
40分くらいで取水口です。広々した駐車場らしきものがあり、その奥に登山道が、分かりやすいです。
登山道の入り口。
2019年08月03日 05:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 5:58
登山道の入り口。
そこからこんな感じで林道だ続きます。川の右側をしばらくいきます。
2019年08月03日 06:05撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 6:05
そこからこんな感じで林道だ続きます。川の右側をしばらくいきます。
最初の方の渡渉らしきもの。帰りは暗くなる事も想定して、ピンテと登山道を確認しながら登っていきます。
2019年08月03日 06:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 6:18
最初の方の渡渉らしきもの。帰りは暗くなる事も想定して、ピンテと登山道を確認しながら登っていきます。
川の反対側へ。雨がずっと降っていなかったので、水量は少なめです。でもトレランシューズは気持ち良く濡れました。
2019年08月03日 06:40撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 6:40
川の反対側へ。雨がずっと降っていなかったので、水量は少なめです。でもトレランシューズは気持ち良く濡れました。
ダイモンジソウ
2019年08月03日 06:43撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 6:43
ダイモンジソウ
途中の滝、左へ行きます。日光の竜頭の滝のよう。
2019年08月03日 07:12撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 7:12
途中の滝、左へ行きます。日光の竜頭の滝のよう。
最後の渡渉、左から右に行ってから本格的な登りです。
2019年08月03日 07:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 7:18
最後の渡渉、左から右に行ってから本格的な登りです。
いきなりロープで気合い十分。
2019年08月03日 07:35撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 7:35
いきなりロープで気合い十分。
サンカヨウの実
2019年08月03日 07:52撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 7:52
サンカヨウの実
30分程登ったところにトッタの泉、冷たかった。ここから登りがきつくなります。
2019年08月03日 08:08撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 8:08
30分程登ったところにトッタの泉、冷たかった。ここから登りがきつくなります。
2019年08月03日 08:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 8:46
オオタカネバラ
2019年08月03日 08:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 8:46
オオタカネバラ
登山口の取水口ですが眼下に見えます。
2019年08月03日 08:46撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 8:46
登山口の取水口ですが眼下に見えます。
カラマツソウ
2019年08月03日 08:50撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 8:50
カラマツソウ
ミヤマアケボノソウ
2019年08月03日 09:10撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 9:10
ミヤマアケボノソウ
1時間程でハシゴに。ようやく登りがひと段落しました。
2019年08月03日 09:15撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 9:15
1時間程でハシゴに。ようやく登りがひと段落しました。
ヘリが巡回しています。さすが手は振れませんでした。
2019年08月03日 09:17撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 9:17
ヘリが巡回しています。さすが手は振れませんでした。
ヌカビラ岳から花の道が続きます。
2019年08月03日 09:17撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 9:17
ヌカビラ岳から花の道が続きます。
ミヤマリンドウ
2019年08月03日 09:23撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 9:23
ミヤマリンドウ
2019年08月03日 09:24撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 9:24
2019年08月03日 09:25撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 9:25
トカチフウロ
2019年08月03日 09:25撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 9:25
トカチフウロ
2019年08月03日 09:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 9:36
2019年08月03日 09:40撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 9:40
一面花畑。でも写真を撮りすぎて登山していることを忘れてしまいました。北戸蔦別岳が見えます。
2019年08月03日 09:41撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 9:41
一面花畑。でも写真を撮りすぎて登山していることを忘れてしまいました。北戸蔦別岳が見えます。
2019年08月03日 09:55撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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チングルマ
2019年08月03日 09:57撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 9:57
チングルマ
エゾツツジ、ミヤマキリシマに似て小さい。
2019年08月03日 09:57撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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エゾツツジ、ミヤマキリシマに似て小さい。
ウサギギク
2019年08月03日 09:58撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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ウサギギク
アズマギク
2019年08月03日 10:00撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 10:00
アズマギク
花に時間をとられ遅刻です。
2019年08月03日 10:14撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 10:14
花に時間をとられ遅刻です。
霧が晴れて幌尻岳の全容が見えてきました。まだ遠い
2019年08月03日 10:18撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 10:18
霧が晴れて幌尻岳の全容が見えてきました。まだ遠い
アオノツガザクラ
2019年08月03日 10:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 10:27
アオノツガザクラ
チングルマ
2019年08月03日 10:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 10:28
チングルマ
まだ花撮ってます。
2019年08月03日 10:28撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 10:28
まだ花撮ってます。
幌尻岳とは反対の北側斜面。
2019年08月03日 10:31撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 10:31
幌尻岳とは反対の北側斜面。
左側に戸蔦別岳が見えます。
2019年08月03日 10:31撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 10:31
左側に戸蔦別岳が見えます。
振り返って北戸蔦別岳
2019年08月03日 10:36撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 10:36
振り返って北戸蔦別岳
イワギキョウ
2019年08月03日 10:44撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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イワギキョウ
2019年08月03日 10:47撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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雲が上がって幌尻岳がその全容を見せました。
2019年08月03日 10:59撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 10:59
雲が上がって幌尻岳がその全容を見せました。
ナデシコ
2019年08月03日 11:03撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 11:03
ナデシコ
2019年08月03日 11:04撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 11:04
もういい加減花撮るのやめたら、下山する時間なくなりまっせ!
2019年08月03日 11:27撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
8/3 11:27
もういい加減花撮るのやめたら、下山する時間なくなりまっせ!
北戸蔦別岳から1時25分かかり、いよいよ幌尻岳です。結構最後きつそう。
2019年08月03日 11:39撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 11:39
北戸蔦別岳から1時25分かかり、いよいよ幌尻岳です。結構最後きつそう。
右端が山頂、肩から少しあります。
2019年08月03日 11:40撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 11:40
右端が山頂、肩から少しあります。
左下に7つ沼カールが見えます。熊はいない模様です。
2019年08月03日 11:43撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 11:43
左下に7つ沼カールが見えます。熊はいない模様です。
戸蔦別岳から幌尻岳の肩まではハイマツにやられます。登りは特に大変。早くは進めません。短パンが破けたり松ヤニで汚れます。
2019年08月03日 13:24撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 13:24
戸蔦別岳から幌尻岳の肩まではハイマツにやられます。登りは特に大変。早くは進めません。短パンが破けたり松ヤニで汚れます。
戸蔦別岳から2時間かかってようやく山頂へ、確かに長かった。
2019年08月03日 13:50撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 13:50
戸蔦別岳から2時間かかってようやく山頂へ、確かに長かった。
新しくなった看板
2019年08月03日 13:51撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 13:51
新しくなった看板
北側の肩方面。右から戸蔦別岳、北戸蔦別岳、ヌカビラ岳が順に見えてます。
2019年08月03日 13:53撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 13:53
北側の肩方面。右から戸蔦別岳、北戸蔦別岳、ヌカビラ岳が順に見えてます。
南側
2019年08月03日 13:53撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 13:53
南側
山頂は風が強く寒かったので、直ぐに下山です。ヌカビラ岳まで4時間半かかり、そこから暗くなり脚にもきて、登山口に着いたのは夜の10時半になりました。
2019年08月03日 13:53撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 13:53
山頂は風が強く寒かったので、直ぐに下山です。ヌカビラ岳まで4時間半かかり、そこから暗くなり脚にもきて、登山口に着いたのは夜の10時半になりました。
日暮れ前の幌尻岳、前にある石を見て金峰山を思い出しました。さて、多分トッタの泉からはヘッデン下山になります。久々の夜間行軍で気合が入ります。登る時に渡渉の水量や主要なピンテの位置、また自分なりのマーキングを登山道につけ、また登山道の巻き方等の状況をチェックし、且つ登山ナビも設定していたので、落ち着いて下山できました。
2019年08月03日 18:21撮影 by  DMC-TZ7, Panasonic
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8/3 18:21
日暮れ前の幌尻岳、前にある石を見て金峰山を思い出しました。さて、多分トッタの泉からはヘッデン下山になります。久々の夜間行軍で気合が入ります。登る時に渡渉の水量や主要なピンテの位置、また自分なりのマーキングを登山道につけ、また登山道の巻き方等の状況をチェックし、且つ登山ナビも設定していたので、落ち着いて下山できました。

感想

登り9時間、下り8時間の長い日帰り登山となってしまいました。距離が長いので脚にきました。ヌカビラ岳からのお花畑は見事でしたし、幌尻岳のカールが美しい。戸蔦岳の山頂は風がなくテントを張って宴会している方がおられましたが、北戸蔦岳はそれどころではない強風でした。ハイマツ漕ぎは思った以上に時間と体力を奪われ、短パンを松ヤニと破けたりでダメにしました。夜の渡渉は初体験でしたが、ピンテの分かりやすさや、ポイントとなるところを覚えておいたのが役立ちました。取水口からの林道歩きは駄目押しといった感じです。
尚、過酷な状況でも冷静に行動できない方や、普段から自分の限界を知るような訓練をしていない方、また夜中のヘッデンでの登山経験のない方には日帰りでの登山はお勧めしません。また登る際に下山が夜になることが予想される場合、登山ナビの設定をお勧めします。登る際には要所要所では振り返り、迷いそうな場所でピンテが無ければ、自分なりのマーキングをつける事も必要かと思います。今回は渡渉の場所が帰りが夜間になると迷いそうだと思い、落ちている草や枝をマーキングとして登る際に用いました。一昨年の渡渉の際の事故も踏まえ、小川の水量も増えない事を天候等で確認しながら臨みました。しかしながら、登山開始時間の遅れやトレーニング不足は反省点としてまた次回の教訓としておきたいです。

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