三伏峠テント泊にて小河内岳

2019年08月03日(土) 〜 2019年08月04日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,765m
• 下り: 1,783m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:00
• 休憩: 0:40
• 合計: 4:40

8:50 鳥倉林道第２駐車場
9:00 9:10 鳥倉林道第１駐車場・トイレ
9:50 10:00 鳥倉林道登山口
12:00 12:10 ほとけの清水
13:00 13:10 塩川・鳥倉ルート合流点
13:30 三伏峠小屋・テント場

2日目

• 山行: 8:20
• 休憩: 2:10
• 合計: 10:30

4:00 三伏峠小屋・テント場
5:00 5:10 烏帽子岳
7:00 7:10 小河内岳避難小屋
7:10 7:40 小河内岳
9:20 9:40 烏帽子岳
10:30 11:10 三伏峠小屋・テント場
13:10 13:30 鳥倉林道登山口
14:30 第２駐車場

天候

8/3（土）☀のち濃霧　夕方一時雷雨
8/4（日）☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自宅より鳥倉林道駐車場まで147km　4時間
前日21時出発、AM1時着にて車内にて数時間仮眠の予定がR152通行止めに出遭って到着が大幅に遅れ(途中にて2時間ほど仮眠して8時30分到着）第一駐車場満車（トイレ有ります）
第二駐車場に何とか入ることが出来ました

三伏小屋テント設営料金\1000/人（25張くらい）
水場は小屋1.5km（10/6〜10/7中間地点）手前の「ほとけの清水」または小屋より烏帽子方面往復30分の「三伏沢の沢水」
今回は「ほとけの清水」にて給水　大変冷たく美味しかった！

コース状況／危険箇所等

特別に危険を感じることはありませんでしたが10ヶ所ほどの登山道の濡れた丸太歩行は要注意です

その他周辺情報

下山後の立ち寄り湯：赤石荘（大鹿村大河原）0265-39-2528￥500
半露天風呂と言う感じで加水無しのレトロな公共の温泉
景色も見渡せて素晴らしい♪

写真

8/3 8:49

8/3　前夜の21時に出発しましたが、諸事情より登山口着は予定より大幅な遅れとなりました
何とか第2駐車場に停めることが出来ました

8/3 9:03

15分ほど先の第1駐車場のトイレ立ち寄り

8/3 9:08

第1駐車場のゲート前に設置されている登山届箱
持参した登山届提出

8/3 9:19

林道脇にはアサギマダラが大好きな植物がいっぱい
数えきれないほどのアサギマダラにこんにちは(^^♪

8/3 9:29

林道の花

8/3 9:45

林道の花
一時間の林道歩きも花々と共に

8/3 9:52

鳥倉登山口着
バスは登山口まで入れます
一日2往復、一度につき2台のバスが入っていました

8/3 9:59

ではでは、行ってきます

8/3 10:09

お久しぶりのセンジュガンピ
深い森に清楚な白色が爽やか

8/3 10:12

マルバタケブキ

8/3 10:21

10/3までがきつかった💦
体力不足と睡眠不足実感(*_*;

8/3 11:07

トリアシショウマ

8/3 11:08

キバナノヤマオダマキ

8/3 11:20

登りは2時間ですか！(2時間20分でした）

8/3 11:43

やっと10/5地点
雷雨の前に無事にテントを張れるだろうかと不安です

8/3 11:47

イチヤクソウがぎっしり

8/3 12:10

10/6を過ぎて「ほとけの清水」
冷たくて生き返ります
水は一リットル追加しただけなのに肩にずっしり！

8/3 12:30

丸太の階段は10か所くらい
滑らぬように・・・・

8/3 12:49

足元にはゴゼンタチバナが三伏小屋までずっとお供してくれました

8/3 13:05

塩川ルートは全面通行止め

8/3 13:10

やっと10/9まで来ました

8/3 13:14

ホソバノキソチドリかな？
のんびりと写真撮っていたらかすかに遠雷が！

8/3 13:29

遠雷にドキドキしながらパチリ

8/3 13:36

三伏峠小屋まであと200歩！！
うれしくて頑張って歩いたら180歩でした(*'▽')

8/3 13:39

三伏峠小屋到着

8/3 13:55

心配していたテント場の激混みはなさそうでホッ！
夕方の雷雨の前にテント設営終了
駐車場で一緒になった立川からの青年が先に到着されて手伝ってくれました
親切な彼は明日は塩見岳に行かれるそうです

8/3 13:56

テント場の花
ハクサンフウロ・ミヤマオトギリ

8/3 18:26

夕方にはテント場の半分が埋まっていました
夕食を早々に済ませて薄い羽毛ジャケットを着たままで寝袋に入ったとたんに熟睡でした
この清涼感を酷暑の家族に届けたい

8/4 3:58

8/4　星空の下を小河内岳に向けて歩き始めます
隣のテントの立川からの男性はすでに塩見に向けて出発されたようです

8/4 4:13

お花畑の合間を通過
真っ暗で花は何も見えません

8/4 4:44

もうすぐ日の出

8/4 4:52

輝き始めたヒメシャラの森

8/4 4:56

早出して良かった(*'▽')

8/4 4:57

！！！

8/4 4:57

誰にも出会うことのない静かな時間・・・

8/4 5:04

ハクサンシャクナゲの向こうに富士山

8/4 5:04

ネバリノギラン

8/4 5:09

ハクサンシャクナゲはずっと一緒でした

8/4 5:09

8/4 5:11

烏帽子岳到着

8/4 5:11

ソロの男性が登って見えました

8/4 5:11

山頂の岩肌までも輝いています

8/4 5:12

シコタンソウ

8/4 5:14

こんな時間が欲しいからこの山に来ました
昨日はきつかったけれど来てよかった・・・

8/4 5:15

小河内岳避難小屋が見えてきました
まるで飯豊連峰の頼母木小屋の佇まいです！
大好きな風景に出会って心が熱くなりました

8/4 5:32

イブキジャコウソウ

8/4 5:32

ミヤママンネングサ

8/4 5:33

シコタンソウいっぱい♡

8/4 5:33

ミヤマオトコヨモギ

8/4 5:43

烏帽子岳には若者たち

8/4 5:43

荒々しい崩壊跡
落ちたらそれまででしょう

8/4 5:46

ツマトリソウ

8/4 5:51

ウサギギク

8/4 5:53

色濃いグンナイフウロ

8/4 5:54

振り返ると烏帽子岳山頂に数人の登山者

8/4 5:55

ホシガラス
ハイマツの実とホシガラスは簡単には切れない深い絆で結ばれているようです

8/4 6:04

白い苔

8/4 6:09

この辺りは崩壊が進んでいるようです
ハイマツの根っこが頑張ってくれています

8/4 6:15

ヨツバシオガマとウサギギクの花畑が続きました

8/4 6:18

荒川岳方面

8/4 6:20

ミヤマダイコンソウ

8/4 6:20

8/4 6:21

コケモモ

8/4 6:23

ミヤマダイコンソウ畑

8/4 6:23

コバノコゴメグサ

8/4 6:26

イワオウギの登山道

8/4 6:35

ハイマツの樹海の向こうに見えるのは？

8/4 6:37

ハイマツの深海

8/4 6:38

8/4 6:40

わくわく♡

8/4 6:45

おとぎの国に招かれました

8/4 6:45

青色と緑色だけ

8/4 6:51

朝陽を浴びてチングルマ

8/4 6:51

キラ☆キラ

8/4 6:58

一面のウラシマツツジ
紅葉したらさぞ綺麗なことでしょう

8/4 7:02

ナナカマドとハイマツの中を往く
どちらも私の背丈以上

8/4 7:03

先ずは小河内岳避難小屋へ

8/4 7:05

嬉しくてドキドキ♡

8/4 7:09

二人の職人さんが小屋とトイレを塗装中
昨日から小屋泊でお仕事中です

8/4 7:12

小屋の中から「お〜い」と呼ぶ声が聞こえます！
何事かと覗いたら「これを持って行かんかね」と小屋番さんがおやつをくださったのです(*'▽')

8/4 7:12

小屋番さんです
今年は長雨で売り物のおやつが余ってしまいそうだからとのことです
思いがけないお声掛けに有難くいただきました
ちなみに昨夜こちらの小屋に泊まった登山者は一人だったそうです

8/4 7:22

小河内岳（2802m）登頂

8/4 7:24

また一つ念願叶いました
しばらくして縦走の方など数名が登頂されましたが好天の下、静かなひとときをまったりと♪

8/4 7:24

後方は塩見岳と白峰三山方面

8/4 7:24

8/4 7:24

若者のグループが登ってきました

8/4 7:25

うっすらと富士山

8/4 7:36

赤いリュックの男性は4泊で光岳〜池口岳に向かわれました

8/4 7:37

高山裏避難小屋泊と言うカップルが這松の中に消えていきました
皆さん、すごい！！

8/4 8:07

ハクサンチドリ

8/4 8:08

8/4 8:09

さわやかな青空の下、テント場まで来た道を帰ります

8/4 8:21

振り返って避難小屋にありがとう、さようなら

8/4 8:39

どっしりと塩見岳

8/4 8:40

ハクサンフウロ

8/4 8:40

烏帽子岳まで少しばかりの登り返し

8/4 8:41

白根三山方面でしょうか

8/4 8:48

8/4 8:52

タカネニガナ

8/4 8:52

昨夜の避難小屋泊男性が速足で下山されました
昨夜の塩見小屋や三伏小屋は大変な人出だったようですが避難小屋泊はこの男性一人だけだったそうですから贅沢な時間を満喫されたことでしょう
定員10名なので激混みかと心配でテント泊にしてしまったけれど・・・いつか小屋泊目的で来ようっと！

8/4 9:05

烏帽子岳はもうすぐ
前回烏帽子岳に登ったのは何十年前だったのだろう・・・何も覚えていません(*_*;

8/4 9:24

烏帽子岳山頂まで戻る
小屋番さんにいただいたお菓子等でおやつタイム

8/4 9:47

往きには気づかなかったけれど三伏小屋が見えています

8/4 9:58

8/4 10:05

トウヤクリンドウ

8/4 10:16

お花畑まで戻りました
往きには真っ暗で見えなかったけれど広大な花畑に花たち満開

8/4 10:15

タカネマツムシソウ

8/4 10:19

テガタチドリ
17年前の塩見岳登山時には、鹿たちの仕業とかでほとんど花が無くてがっかりしたことを思い出しました

8/4 10:26

塩見岳との分岐まで戻る

8/4 10:36

テント撤収して下山

8/4 11:32

ポッカの男性と行き交う

8/4 11:42

明かりが灯されたようなキノコ

8/4 12:20

半分下山
下山は何とかコース表通りかな(^-^)

8/4 12:22

キオン

8/4 13:04

たくさん咲いていてくれてありがとう
センジュガンピさん！！

8/4 13:10

登山口到着
まだ一時間の林道歩きが待っています・・・　
バス待ちの5歳年上の男性としばしおしゃべりの小休憩
元気をいただきました
昨夜は塩見小屋泊で混雑と鼾で眠れなかったそうです

8/4 13:36

ずっとずっと向こうに駐車場が見えてきました
第2駐車場はもっと先です
外反母趾に舗装路はきついけれど頑張って歩くしかない

8/4 13:45

ヤマホタルブクロ

8/4 13:47

「みずなしばし」の美しい滑滝

8/4 14:01

花々に励まされて歩きます

8/4 14:26

ヤマハギ

8/4 14:24

第2駐車場に無事に戻りました

8/4 15:22

立ち寄り湯はレトロな小渋温泉保養センター「赤石荘」

8/4 15:31

素晴らしい温泉！
鏡も窓も無くて、眺めは最高
先客は東京からの女性一人だけでした
娘たちも連れてきてあげたいと心から思うのでした

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Canon

感想

ken222

すっきりとした夏山を実感したくて南アルプスの森を歩きました。
かねてより、いつかはと願っていた小河内岳は青空と花々と涼風にて歓迎してくれました。満足の山旅でした。

ただ・・・、自分の体力の無さを実感の2日間でもありました。
週末の混みこみの山小屋泊は苦手。でも重い荷物は背負えない。
速くは歩けない。でも行きたい山はいっぱい。
今後どうしたものでしょう・・・(*_*;

コメント

リカロJP🐶

悩ましいですね。
やはり、テント泊装備での徹底した軽量化じゃないでしょうか。
年と共に荷物が軽くなってます。

ken222

Re: 悩ましいですね。
ricalojpさん　こんにちは。
いつか秋葉山でお会いできました折には是非とも軽量化の秘訣を教えて頂きたくお願いします。
テント泊されているレコを拝見していていつか教えて頂きたいと以前から願っていました。
ただ、年齢的にも私の方がかなり年上のようなので実践できるかどうかは怪しい限りですが・・・。
赤石岳避難小屋の榎田さんはお元気そうでしたか・・・。ここ数年お会いしていませんが少しお疲れのような印象で心配していました。。

superfrog

お天気はいいですね〜
ken222さん、こんばんは。
キレイなお花と青い空、やっぱりお天気が良いことは最高ですね！！
先日、せっかくお休みを取って登った御嶽山が展望無しだったので、ちょっとうらやましいです（笑

自分も山小屋泊は非常に苦手なのでテント優先なんですが、寒がりなのと地面のゴツゴツが嫌いなので、つい荷物が増えてしまいます。
でも、我慢できないしな〜。

ken222

Re: お天気はいいですね〜
superfrogさん　おはようございます。
おかげさまで好天に恵まれて念願通りの静かな山を堪能できました。
ただし、如何に自分は忘れっぽくていい加減な人間かと思い知らされる山旅でもありました・・・。5月のことですが蕎麦粒山に向かって林道閉鎖にであい、「事前に道路状況を調べるべきでした」などとsuperflogさんからいただいたコメントに返信させて頂いたのでした。
なのにそのことをすっかり忘れてしまって、最短距離のR152を走ったのでした。ところがかなり走ってから通行止めと気づきました。駐車場には午前1時着予定で5時間ほど仮眠して登山開始の予定が、駐車場着8時過ぎでして（それも第一駐車場の予定が第二駐車場にやっと入れる始末）。
睡眠不足がリュックをいっそう重くしてくれてぐったりでした。
これから気をつけますなんて言わないことにします（守れるかな〜）

御嶽山お疲れさまでした。登山翌日の成果はいかがでしたでしょうか。
10年以上以前のことですが、GWに御嶽山登山時には雪たっぷりで下山はほとんどシリセードだったのでアッという間の下山でした。
とても楽しい思い出です♪