木曽御嶽山【中の湯からピストン】
- GPS
- 05:17
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 5:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七合目から下の木階段は、下山時に滑りやすいです。 |
写真
感想
2014年に噴火した木曽御嶽山。
58名もの登山者の方々が亡くなり、いまだ5名の方々が行方不明となっています。
噴火した当初は、しばらくは登ることができないだろうと思っていましたが、今年から頂上への一部のルートが開通したので、登ることにしました。
中の湯に車を停め、暗いうちから登り始めました。
木段の続く登りっぱなしの登山道を黙々と登り、七合目を過ぎたあたりで太陽が昇ってきました。
木々が途切れたところから、ちょうどご来光を拝むことができ、今日、来てよかったと思いました。
八合目の女人堂に着いたころは、朝焼けで山体が赤く染まっていて、そこから見る御嶽山はとても大きく、きれいでした。
八合目からは、森林限界を超えて、火山らしい山道をどんどん登っていきます。
九合目の石室山荘がずっと見えているけど、なかなか近づかないという、精神的に厳しいルートでした。
九合目の直下は勾配が厳しく、岩も大きくなり、登りづらいところでしたが、なんとか石室山荘まで登ると、そこからも見上げるような山道が続いていました。
しばらく登ると、二ノ池からのルートと合流し、そこからは勾配も緩み、礫の多い道を登っていきます。
ちょっとずつ頂上の鳥居が見え始め、新設されたシェルターが並ぶ頂上に到着しました。
御嶽神社奥社にはそこから石段を登っていくのですが、その一段一段が、とても重く、つらい登りでした。
奥社は再建されたばかりで、とてもきれいな白木の社でした。
隣の社務所には神主さんがいらっしゃって、御朱印をいただくこともできました。
とても丁寧に書いていただいて、思い出深いものになりました。
頂上でゆっくり過ごした後、下山を開始し、無事に駐車場まで下りてくることができました。
山、特に火山の恐ろしさと、しっかりとした準備が必要ということを改めて教えてくれた木曽御嶽山に無事に登って下りてこれたことに感謝したいと思います。
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