鳳凰三山 快晴のオベリスク（御座石温泉から）

2012年06月03日(日) 〜 2012年06月04日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.8km
• 登り: 2,117m
• 下り: 2,112m

コースタイム

6/3
7:30　御座石温泉
8:10　青木鉱泉
9:30　鳳凰の滝
10:40-55　白糸の滝
11:15-30　五色の滝
12:15　鳳凰小屋

6/4
5:30　鳳凰小屋
6:15−7:00　地蔵岳オベリスク
8:00　観音岳
8:30　薬師岳
8:35-50　薬師岳小屋
9:25　観音岳
9:55-11:10　鳳凰小屋
12:00　燕頭山
12:45　西ノ平
13:15　御座石温泉

天候

6月3日　曇り後雨
6月4日　快晴

気温　昼6℃　早朝0度　（鳳凰小屋にて）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御座石温泉　駐車場無料

コース状況／危険箇所等

鳳凰小屋付近から残雪あり
観音岳から鳳凰小屋のショートカットは残雪が特に多い。（軽アイゼンは携帯したが使用せず）
稜線沿いはほとんど残雪なく危険個所なし
ドンドコ沢コースおよび燕頭山コースはともに急坂

写真

6/3 6:56

御座石鉱泉

6/3 7:45

御座石鉱泉から青木鉱泉への道
ぶなが多く迷いやすい

6/3 8:07

青木鉱泉

6/3 8:23

あんな上に重機をつっているなんて…すごい

6/3 10:39

白糸滝あたりから急坂が続く
非常にしんどい。体力勝負

6/3 11:53

鳳凰小屋に近づくと残雪がある。アイゼンは不要

6/3 14:49

この日の泊まりは私たちだけ。贅沢に使いました。トイレも綺麗で水もたくさんある。
一人テント代600円＋トイレ代200円也

6/4 5:54

どしゃぶりの夜から一転し雲海の広がる早朝

6/4 6:18

オベリスクは裏側のクラックから登れます。
クラックに至るまでのアプローチもそこそこ危険

6/4 6:31

最初につかめるロープは3本ほど。片手で持ちながら足のホールドを意識して登ります。先が丸っこい登山靴だとつらいかも。

6/4 21:44

一番上が一番怖い。ホールドがないので一気に足をあげて登りました。

6/4 7:02

快晴のオベリスク

6/4 7:59

観音岳からの富士山

6/4 8:20

観音岳から薬師岳までは30分たらずアップダウンも少ない。

6/4 8:23

富士山

6/4 8:27

薬師岳にあるオベリスクっぽいものにも上りました。こちらは簡単だがロープなしで危ない上に高度感あります。

6/4 8:36

まだ残雪が残る薬師岳小屋。
小屋の方のお話では4日前にも1cmぐらい雪が降ったとか。

6/4 9:07

薬師岳から観音岳への稜線

6/4 9:25

観音岳から地蔵岳への稜線

6/4 9:42

鳳凰小屋までのショートカット
急な下りの上残雪が多くときより凍結箇所あり慎重におりました。

6/4 11:52

鳳凰小屋から御座石鉱泉への登り。この山頂から急坂が嫌というほどつづきます。
本当につらかった。

6/4 12:48

西ノ平
ここまで来たらかなり安心。ひさしぶりに足にきた下りでした。

撮影機器：

iPhone 4 Apple

iPhone 4S Apple

感想

kazy

荒れた林道をひたすら走り御座石温泉に深夜3時に駐車
駐車台数は自身の車を含めても3台のみ
かなり少ない。

御座石から青木鉱泉はあまり通られていないみたいで2、3か所迷いそうになるところがある。少しテープが古く赤いテープが白くなっているところが多い。

青木鉱泉につきいざドンドコ沢コースへ。日曜の8時過ぎから登山する人はほとんどおらず登りについては誰も追い越さず追い抜かれもしなかった。
すれ違いは4，5パーティいた。


ドンドコ沢コースは名前通り川の横を通るルートで滝が良く見える。滝があるということは急な坂であって…展望のも全くない樹林帯の黙々とつづら登りは非常につらかった。修行です。

鳳凰小屋について1番乗りだと思ったら、この日の宿泊は私のパーティのみ。少しさびしかったが贅沢なテント場使いが可能。トイレも非常に綺麗。水も豊富にあった。

昼過ぎから雨が降ったりやんだりで6時過ぎにはどしゃぶりに…星空はあきらめて寝て次の朝起きたらこれ以上ない快晴に

月曜日は誰一人いないオベリスクに登頂。本当に最高でした。

オベリスクの裏側には何本もロープが垂れ下がっておりこれに体重をのっけて足のホールドを意識しながら登れば思ってたより楽に登頂することができた。ただしロープは時間が経っているものが多いため3本ぐらい同時に掴んで登りました。腕力がある人なら登れるかと。
ロープなしだとかなりレベルが高いと思う。右の方にはホールドがいくつかあるので左手をクラックにかましながら登るのかな？


そのあと観音岳、薬師岳を登頂し折り返した。稜線はアップダウンはあるがとても歩きやすく楽しかった。

観音岳から鳳凰小屋の下りは残雪多く非常に歩きにくかった。それ以上に歩きにくかったのが鳳凰小屋からの下りだった。本当に下る下る…つらかった。かなり足にくるコースでつらかった。


上り下りは非常につらかったが今回の目標である鳳凰三山およびオベリスク登頂を達成できて満足のいく山行であった。