鳳凰三山〜ドンドコ沢から中道へテン泊周回

2019年08月11日(日) 〜 2019年08月12日(月)

• GPS: 14:26
• 距離: 22.5km
• 登り: 2,387m
• 下り: 2,409m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:51
• 休憩: 0:57
• 合計: 5:48

7:50 青木鉱泉
9:44 9:57 南精進ヶ滝
11:31 12:15 白糸の滝
13:38 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 6:26
• 休憩: 2:05
• 合計: 8:31

4:33 鳳凰小屋
5:18 5:29 地蔵ヶ岳
5:49 5:51 アカヌケ沢の頭
6:28 6:30 鳳凰小屋分岐
6:56 7:36 鳳凰山
8:04 9:04 薬師岳
9:41 9:48 御座石
11:36 11:36 林道出合
12:16 12:18 中道ルート登山口
13:02 13:03 青木鉱泉
13:04 ゴール地点

天候

山の上は快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道韮崎I.C.から青木鉱泉まで車で。ところどころ未舗装の林道を走ります。途中からau/softbankの電波は入らないので要注意。

コース状況／危険箇所等

ドンドコ沢登山道は崩落しているところ、滑りやすいところ、そして段差が大きいところ、があって、多くの人が登る割にはそこまで簡単なコースではないです。

その他周辺情報

青木鉱泉は1,000円で日帰り入浴できます。シャワーはなくて蛇口のみです。

写真

8/11 7:50

青木鉱泉からスタート

8/11 7:57

最初は緩やかな道

8/11 8:08

沢は治水工事中

8/11 9:18

最初の渡渉。この後渡渉箇所がいくつも続く。

8/11 9:21

巨石

8/11 9:37

小さな滝。空気が涼しい

8/11 9:38

小さな滝その2

8/11 9:43

せっかくなので、寄り道して南精進ノ滝へ

8/11 9:44

これがドンドコ沢。

8/11 9:50

南精進ノ滝

8/11 10:01

8/11 10:02

8/11 10:02

なぜかみんなが積み上げている石たち

8/11 11:33

鳳凰ノ滝はパスして、白糸ノ滝。ここでゆっくり昼食に。

8/11 12:41

ちょっと時間が怪しくなってきたので五色ノ滝もパス。

8/11 13:21

坪庭のようなひらけた場所に出た。

8/11 13:42

鳳凰小屋。到着すると、小屋の方が声をかけてくれました。地味な南アルプスとはいえ、山の日だけあってかなり盛況。

8/11 14:53

8/12 4:29

2日目。3時に起きて日の出前に出発のはずが、気づいたら4時半。うっすら朝日が。

8/12 4:58

賽の河原への最後の登り。まるで雪山のような砂の斜面。ざくざく登っていきます。

8/12 5:02

振り返ると日の出。

8/12 5:04

みるみるうちに日が昇っていきます。

8/12 5:11

オベリスクのモルゲンロート

8/12 5:20

観音岳の陰から富士山。くっきり見える。

8/12 5:29

甲斐駒ケ岳

8/12 5:32

富士山に正対するお地蔵様。

8/12 5:36

地蔵たち

8/12 5:36

山頂標識は賽の河原に。山頂までいくのは難しそう。（注意看板もありました）

8/12 5:48

八ヶ岳と秩父山塊を従えるオベリスク

8/12 5:50

日本で2番目に高い山、北岳。山稜を歩いていると常に見える白峰三山。いつかは登りたい。

8/12 5:53

アカヌケ沢の頭

8/12 6:05

少し降って観音岳へ登り返します。

8/12 6:11

8/12 6:32

鳳凰小屋からここへショートカットできます。真っ白な砂は海岸のよう。

8/12 6:36

振り返ると小さく見えるオベリスク

8/12 6:52

もうちょっとで観音岳山頂。かなりの人で賑わっています。

8/12 7:28

山頂

8/12 7:00

観音岳山頂から望む富士山

8/12 7:09

反対側

8/12 7:11

そして白峰三山。見渡す限り山しかない。

8/12 7:11

薬師岳と富士山。絶景。

8/12 7:31

山頂を満喫したので薬師岳へ向かいます。

8/12 7:43

常に富士山を眺めながらの稜線歩きは気持ちいい。

8/12 8:10

薬師岳の山頂はかなり開けています。連なる南アルプス主稜が綺麗に見えて大満足。この景色を眺めながら昼食。

8/12 8:11

最高点の岩はロープで塞がれていて登れません。ここから4時間のくだり。

8/12 9:21

8/12 9:48

御座石

8/12 10:46

ずっと樹林帯だったのが、開けたところに。

8/12 11:38

鳳凰三山入口の看板。道が変わるかなと思ったらひたすら単調な下りが続く。。。

8/12 12:16

廃墟1

8/12 12:18

廃墟2

8/12 12:19

登山道終点。

8/12 12:25

ここから青木鉱泉までの林道歩き

8/12 12:57

最後はショートカットして渡渉。

撮影機器：

α NEX-7 SONY

感想

okawari-kun

去年の塩見岳に続き、お盆でも人がそこまで多くなさそうな南アルプス。前回の八ヶ岳でそれなりに頑張れたので、テントを背負って1周できる鳳凰三山へ。
晴れに遭遇することがなかなかないのですが、今回は台風前の好天。標高が低いところは霧がかかっていたり一瞬雨が降りかけましたが、稜線は終始日が差し、眼下に雲海を眺めながらの気持ち良い山行でした。

さすが地味な南アルプス、お盆で山の日でもそこまで激混みではなかった（とはいえ、幕営地はぴったり隣り合わせでテント張ったり、早朝の山頂は混み合ったりしていましたが）のですが、中国人ツアーご一行がいて、こんな山にも来るんだなー、鳳凰山という名前がいいのかな、と思いました。

荷物は15kgに収めて、終始コースタイム内で無理なく歩けました。とはいえ、下りは地味な樹林帯を1,500mも降るのはなかなかの修行。前回の八ヶ岳でもでしたが、65Lのザックパンパンで歩いていると、縦走大変ですねーとか重そうですねーとか時々声をかけてくれる方がいて、そういうのは嬉しいものです。

稜線を歩いていると、終始南アルプス主稜が横に見えてそれが雄大。一段高くて長い稜線を見るとやっぱりなかなか厳しそうだけど、いつかは縦走したい白峰三山。