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Yamareco

記録ID: 1975403
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

北海道遠征その4 斜里岳

2019年08月15日(木) [日帰り]
 - 拍手
yokois その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:35
距離
11.8km
登り
1,194m
下り
1,193m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:01
休憩
0:31
合計
6:32
5:59
5:59
40
6:39
6:46
56
7:42
7:42
43
8:25
8:25
50
9:15
9:28
33
10:01
10:04
39
10:43
10:43
37
11:20
11:28
34
12:02
12:02
14
12:16
12:16
1
12:17
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ、山頂のみガス
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
清里の町から最後7kmくらいダート。大丈夫なダートです。すれ違いも大丈夫。
コース状況/
危険箇所等
清岳荘素泊まりのみ@2000
その他周辺情報 清里オートキャンプ場ひとり@1500
ブヨいます。たくさん刺されてその後の登山に支障をきたします。要注意。
清岳荘の駐車場。昨日は大変な混雑だったらしいけど本日は余裕あります。
清岳荘の駐車場。昨日は大変な混雑だったらしいけど本日は余裕あります。
下界が見えます。いい天気そう。
前日は転倒でヘリが出動したそうです。夕方登山口にドロドロになって座り込んでいる男性も見かけました。また、夜6時頃下山してきた女性が転んで傷だらけで傷を洗っていました。
管理人さんによると、難しい山だとのこと。超びびって朝を迎えます。
下界が見えます。いい天気そう。
前日は転倒でヘリが出動したそうです。夕方登山口にドロドロになって座り込んでいる男性も見かけました。また、夜6時頃下山してきた女性が転んで傷だらけで傷を洗っていました。
管理人さんによると、難しい山だとのこと。超びびって朝を迎えます。
スタート。
すぐに渡渉となります。えっ??下二股から渡渉じゃなくて最初から渡渉なの??と不安になります。
すぐに渡渉となります。えっ??下二股から渡渉じゃなくて最初から渡渉なの??と不安になります。
とはいえ渡渉しないわけにもいかないので・・・何度かmrkちゃんは川に落ちてました。私はストックあるのでセーフ。
とはいえ渡渉しないわけにもいかないので・・・何度かmrkちゃんは川に落ちてました。私はストックあるのでセーフ。
渡ってもわたっても渡渉は続きます。今日が雨でなくて本当に良かった。
渡ってもわたっても渡渉は続きます。今日が雨でなくて本当に良かった。
下りはともかく行きに靴濡らすのはやばいので慎重にわたりますが、渡れないところは落ちるしかありません。
下りはともかく行きに靴濡らすのはやばいので慎重にわたりますが、渡れないところは落ちるしかありません。
やっとこさで下二俣到着。10回以上渡渉しました。もうすでに心は折れます。この先いよいよ渡渉クライマックスの滝あり旧道コースは二人の同意で即決やめました。ヘタレです。
やっとこさで下二俣到着。10回以上渡渉しました。もうすでに心は折れます。この先いよいよ渡渉クライマックスの滝あり旧道コースは二人の同意で即決やめました。ヘタレです。
新道コースはうわさどおりドロドロ急登ぐちゃぐちゃです。でも登るのは全然大丈夫です。ただし、3日連続登山のため、お姉さんの私は足が全く上がりません。ぜーぜーひーひー死にそうです。
新道コースはうわさどおりドロドロ急登ぐちゃぐちゃです。でも登るのは全然大丈夫です。ただし、3日連続登山のため、お姉さんの私は足が全く上がりません。ぜーぜーひーひー死にそうです。
急登ずっと続きます。心完全に折れてます。
急登ずっと続きます。心完全に折れてます。
山頂が見えた??またすごい雲がかかっている。雌阿寒岳再来か??
山頂が見えた??またすごい雲がかかっている。雌阿寒岳再来か??
急登が終わっても坂は続き、笹薮です。
急登が終わっても坂は続き、笹薮です。
あのピークを越えないと上二俣には着きません。
あのピークを越えないと上二俣には着きません。
下界は天気よさそう。
下界は天気よさそう。
まだ熊見峠。熊??でるの??でも疲れ果ててそれどころではありません。
まだ熊見峠。熊??でるの??でも疲れ果ててそれどころではありません。
ピークをせっせと越えていきます。ここまでに一人追い抜いただけ。あとは誰もいません。不安です。
ピークをせっせと越えていきます。ここまでに一人追い抜いただけ。あとは誰もいません。不安です。
登って降りてを数回繰り返します。
登って降りてを数回繰り返します。
竜人の池なんてもちろんスルーです。
竜人の池なんてもちろんスルーです。
ナナカマドの実
上二俣到着。急に人が増えます。みんな旧道コースの川登りを楽しんできた模様。ちょっとうらやましいけど今日の体力では無理そう。
上二俣到着。急に人が増えます。みんな旧道コースの川登りを楽しんできた模様。ちょっとうらやましいけど今日の体力では無理そう。
人がいるのと晴れてきたのと、あと1時間のコースタイムなので急に元気になります。不思議です。あんなに脚が上がらなかったのに。
人がいるのと晴れてきたのと、あと1時間のコースタイムなので急に元気になります。不思議です。あんなに脚が上がらなかったのに。
雲がすごいことに。風は強いけど10mないくらい?
雲がすごいことに。風は強いけど10mないくらい?
馬の背。吹き飛ばされないで済みました。
馬の背。吹き飛ばされないで済みました。
羅臼岳方面。今日はどうかしら。
羅臼岳方面。今日はどうかしら。
山頂はガスガスです。降りてきた人にレインウエアは必要ないと聞きました。大事なインフォメーションです。風もそんなに強くないと。
山頂はガスガスです。降りてきた人にレインウエアは必要ないと聞きました。大事なインフォメーションです。風もそんなに強くないと。
ちょっと怖いけど大丈夫。
ちょっと怖いけど大丈夫。
北海道4座目斜里岳、100名山GETです。ガスです。
待てば瞬間晴れるかもですが、本日そんな元気はありません。速攻下山します。
北海道4座目斜里岳、100名山GETです。ガスです。
待てば瞬間晴れるかもですが、本日そんな元気はありません。速攻下山します。
ざれてて怖いです。昨日の転倒事故の話が思い出されます。
ざれてて怖いです。昨日の転倒事故の話が思い出されます。
下二俣到着。
ながーい新道コースを戻ります。アップ、ダウン、アップ、ダウンです。
ながーい新道コースを戻ります。アップ、ダウン、アップ、ダウンです。
熊見峠。やっとこさ。ここから激下りです。
熊見峠。やっとこさ。ここから激下りです。
山頂はまだガス。
山頂はまだガス。
ひたすらコケないように、コケないようにドロドロ急坂を超慎重に下ります。ドロドロなので二人で罵声も発します。
なんとか無事に下二俣到着。
ひたすらコケないように、コケないようにドロドロ急坂を超慎重に下ります。ドロドロなので二人で罵声も発します。
なんとか無事に下二俣到着。
そして渡渉の始まりです。いきなり行きにどう渡ったかわかんなくなるくらいの渡渉。
そして渡渉の始まりです。いきなり行きにどう渡ったかわかんなくなるくらいの渡渉。
帰りは川に転落も厭いません。もういいです。降りるだけだから。ぬれても。
帰りは川に転落も厭いません。もういいです。降りるだけだから。ぬれても。
最後、渡渉先のステップにたぶんでっかい青大将が鎮座。怖くて渡れません。しばらく待つといなくなりました。
最後、渡渉先のステップにたぶんでっかい青大将が鎮座。怖くて渡れません。しばらく待つといなくなりました。
林道をふらふらになって歩きます。
林道をふらふらになって歩きます。
夕方まで斜里岳山頂だけに雲がかかってました。なぜ?
夕方まで斜里岳山頂だけに雲がかかってました。なぜ?
清里オートキャンプ場に移動します。快適なキャンプ場と思いきや、ここでブヨに足首刺されまくります。翌日から猛烈に足首が腫れて3日後の後方羊蹄山に大きな支障となる出来事でした。
清里オートキャンプ場に移動します。快適なキャンプ場と思いきや、ここでブヨに足首刺されまくります。翌日から猛烈に足首が腫れて3日後の後方羊蹄山に大きな支障となる出来事でした。

感想

北海道遠征第4弾、斜里岳です。
 コースタイムでなめてかかって清岳荘に前日入りしました。途中、泥だらけでふらふら歩く人、登山口に座り込む人、傷を洗う人、、、みんな満身創痍な感じです。管理人の方曰く、結構きつい山でコースタイムよりかかると思った方がいいとのこと。特に下二俣から上二俣までは岩登りが大変で時間がかかるし、昨日は転倒でヘリも出たとかいうものなのですっかりビビりました。3日連続登山でバテバテ状態で登る山ではない感じです。不安を抱きながら前日は宿泊したほかの二人の方たちとちょっとだけ飲んで寝ます。
 翌日お天気はよさそう。もう何人も入山している中、遅ればせながら登り始めます。ところが誰にも会いません。林道終わるとすぐに渡渉が始まります?!え〜??下二俣からじゃなくてもう始まるの??と進めど進めど渡渉は続きます。行きに川に落ちるわけにもいかないのでえらく慎重にわたりますが神経使います。下二俣に着くころには10回以上渡渉、最後のトラバースは猛烈に怖くて、昨秋大朝日岳の渡渉で大ゴケして怪我したことを思い出し、どよ〜〜んとします。下二俣で、即決、新道コースに行くことにしました。
 新道コースは激登り、3日連続の疲れ果てた身にはもう限界で、ものすごくつらかったです。アップダウンがあるのでメンタルやられているときはなおさらです。
人もいない寂しい道のり、引き返そうかと何度も思いました。ところが上二俣に着くと人はたくさん。晴れ間ものぞき、あと一時間のコースタイムにいきなりほんとに元気になりました。何なのでしょうか?この浮き沈み。山頂直前に残念ながらガスに巻かれ、眺望は0でした。9合目くらいまでは見えていたのに。ただ、思ったより風も弱く気温も暖かかったのでよかったです。待てば景観見れたかもですが本日はそんなテンションもなくすぐに下山します。ハンターですからいいんです。 下山はとにかく疲れがたまっているので慎重に、慎重に降りました。渡渉はもうやけくそで水に落ちてもいいやな感じで渡りました。
 無事下山できて本当に良かったです。今回気づきましたが、この三日間、同じ人達を毎日見かけました。みなさん私達みたいに2、3座まとめて登っているんですね。
同志な感じです。ヤマレコ見ても遠征している人たくさんいるんですね。
 
 あと残るは後方羊蹄山。登り1800mって書いてあるので果たしてこの疲労困憊した体で登れるのでしょうか??しかもブヨに足首刺されて大変なことになり不安だらけです。そもそもこれから台風来るのに天気大丈夫なのか?札幌までレンタカーで無事たどり着けるのか??心配性の私は終日心配だらけです。

**************************************
今年のノルマは百名山15座。北海道で5座制覇する予定で遠征に来ました。
女二人、12日間で1900kmのドライブ。民宿2泊、野外生活3泊、山小屋2泊、ビジネスホテル3泊、そして温泉旅館1泊です。台風2回の襲来はビジネスホテルでやりすごし、軽自動車で移動しまくり、ワイルドな旅でした。
お目当ての山は
①利尻山 
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1963787.html
②雌阿寒岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1971041.html
③羅臼岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1973587.html
④斜里岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1975403.html
⑤後方羊蹄山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1981505.html
の5座です。
天気予報もずっと雨、雨、雨で、粘り強く天気を直前まで調べて登れる山に移動。
山頂の展望勝率は3勝2敗でした。
怪我せず家に帰ることができて本当にほっとしています。またヒーヒー歩く私にガイドのように後ろから見守ってくれたmrkちゃんに感謝感謝です。

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ハイキング 道東・知床 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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