北海道遠征その4 斜里岳
- GPS
- 06:35
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,194m
- 下り
- 1,193m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ、山頂のみガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
清岳荘素泊まりのみ@2000 |
その他周辺情報 | 清里オートキャンプ場ひとり@1500 ブヨいます。たくさん刺されてその後の登山に支障をきたします。要注意。 |
写真
感想
北海道遠征第4弾、斜里岳です。
コースタイムでなめてかかって清岳荘に前日入りしました。途中、泥だらけでふらふら歩く人、登山口に座り込む人、傷を洗う人、、、みんな満身創痍な感じです。管理人の方曰く、結構きつい山でコースタイムよりかかると思った方がいいとのこと。特に下二俣から上二俣までは岩登りが大変で時間がかかるし、昨日は転倒でヘリも出たとかいうものなのですっかりビビりました。3日連続登山でバテバテ状態で登る山ではない感じです。不安を抱きながら前日は宿泊したほかの二人の方たちとちょっとだけ飲んで寝ます。
翌日お天気はよさそう。もう何人も入山している中、遅ればせながら登り始めます。ところが誰にも会いません。林道終わるとすぐに渡渉が始まります?!え〜??下二俣からじゃなくてもう始まるの??と進めど進めど渡渉は続きます。行きに川に落ちるわけにもいかないのでえらく慎重にわたりますが神経使います。下二俣に着くころには10回以上渡渉、最後のトラバースは猛烈に怖くて、昨秋大朝日岳の渡渉で大ゴケして怪我したことを思い出し、どよ〜〜んとします。下二俣で、即決、新道コースに行くことにしました。
新道コースは激登り、3日連続の疲れ果てた身にはもう限界で、ものすごくつらかったです。アップダウンがあるのでメンタルやられているときはなおさらです。
人もいない寂しい道のり、引き返そうかと何度も思いました。ところが上二俣に着くと人はたくさん。晴れ間ものぞき、あと一時間のコースタイムにいきなりほんとに元気になりました。何なのでしょうか?この浮き沈み。山頂直前に残念ながらガスに巻かれ、眺望は0でした。9合目くらいまでは見えていたのに。ただ、思ったより風も弱く気温も暖かかったのでよかったです。待てば景観見れたかもですが本日はそんなテンションもなくすぐに下山します。ハンターですからいいんです。 下山はとにかく疲れがたまっているので慎重に、慎重に降りました。渡渉はもうやけくそで水に落ちてもいいやな感じで渡りました。
無事下山できて本当に良かったです。今回気づきましたが、この三日間、同じ人達を毎日見かけました。みなさん私達みたいに2、3座まとめて登っているんですね。
同志な感じです。ヤマレコ見ても遠征している人たくさんいるんですね。
あと残るは後方羊蹄山。登り1800mって書いてあるので果たしてこの疲労困憊した体で登れるのでしょうか??しかもブヨに足首刺されて大変なことになり不安だらけです。そもそもこれから台風来るのに天気大丈夫なのか?札幌までレンタカーで無事たどり着けるのか??心配性の私は終日心配だらけです。
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今年のノルマは百名山15座。北海道で5座制覇する予定で遠征に来ました。
女二人、12日間で1900kmのドライブ。民宿2泊、野外生活3泊、山小屋2泊、ビジネスホテル3泊、そして温泉旅館1泊です。台風2回の襲来はビジネスホテルでやりすごし、軽自動車で移動しまくり、ワイルドな旅でした。
お目当ての山は
①利尻山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1963787.html
②雌阿寒岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1971041.html
③羅臼岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1973587.html
④斜里岳
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1975403.html
⑤後方羊蹄山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1981505.html
の5座です。
天気予報もずっと雨、雨、雨で、粘り強く天気を直前まで調べて登れる山に移動。
山頂の展望勝率は3勝2敗でした。
怪我せず家に帰ることができて本当にほっとしています。またヒーヒー歩く私にガイドのように後ろから見守ってくれたmrkちゃんに感謝感謝です。
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