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Yamareco

記録ID: 198578
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ハイキング
道南

花の楽園 大千軒岳(1072)

2012年06月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:45
距離
12.7km
登り
1,026m
下り
1,023m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

08:25 奥二股登山口
08:45 狭戸入り口
09:15 広い川原
10:00 金山番所
10:10 千軒銀座
10:30 休み台
11:00 ガンバレ岩
11:20 千軒平
11:45 山頂(着)
12:10 山頂(発)
12:35 千軒平
12:45 ガンバレ岩
13:50 金山番所
14:25 広い川原
15:10 奥二股登山口
天候 曇り+ガス 一時雨
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道228号線を知内から福島方面に向かい、市の瀬橋を渡るとまもなく右側に住川林道の入り口があります。
林道入り口から奥二股登山口まで知内川沿いに約7 Km。
コース状況/
危険箇所等
住川林道の通行は特に問題ありませんでした。
奥二股登山口には10台以上駐められるスペースがあります。

広い河原での渡渉は特に増水もなく安全に渡れました。
ただし、靴のまま飛び石伝いにわたれるほど水量は少なくないです。

千軒銀座を過ぎ、沢をはなれて休み台に向かう尾根の急登が一か所、崩落で道が切れていました。
灌木につかまってよじ登る踏み跡ではありますが、迂回路ができていました。
迂回路の入口、出口にはピンクテープのマークもしてあり、通行には支障ありません。
ルート全景
観峡橋
2012年06月10日 08:28撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 8:28
観峡橋
オオイワカガミ
2012年06月10日 08:30撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 8:30
オオイワカガミ
オオバミソホオズキ
2012年06月10日 08:33撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 8:33
オオバミソホオズキ
ミヤマスミレ?
2012年06月10日 09:03撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
6/10 9:03
ミヤマスミレ?
サンカヨウはまだつぼみ
2012年06月10日 09:03撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 9:03
サンカヨウはまだつぼみ
エンレイソウ、実ができ始めてます
2012年06月10日 09:06撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 9:06
エンレイソウ、実ができ始めてます
ニリンソウの小路
2012年06月10日 09:31撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 9:31
ニリンソウの小路
ニリンソウ緑バージョン
2012年06月10日 09:56撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
6/10 9:56
ニリンソウ緑バージョン
ニリンソウ完全真緑バージョン
2012年06月10日 09:57撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
6/10 9:57
ニリンソウ完全真緑バージョン
金山番所
2012年06月10日 10:00撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
6/10 10:00
金山番所
オオカメノキ
2012年06月10日 10:36撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 10:36
オオカメノキ
ツクバネソウ
2012年06月10日 10:40撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 10:40
ツクバネソウ
ツバメオモト
2012年06月10日 10:46撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 10:46
ツバメオモト
シラネアオイ
2012年06月10日 10:51撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
2
6/10 10:51
シラネアオイ
フギレオオバキスミレ、もしかしてフギレじゃない?
2012年06月10日 10:58撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 10:58
フギレオオバキスミレ、もしかしてフギレじゃない?
よごれた雪渓
2012年06月10日 11:10撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:10
よごれた雪渓
雪渓を越えるとシラネアオイショーの開幕です
2012年06月10日 11:14撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:14
雪渓を越えるとシラネアオイショーの開幕です
オオサクラソウ
2012年06月10日 11:16撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
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6/10 11:16
オオサクラソウ
エゾグンナイフウロ
2012年06月10日 11:17撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
6/10 11:17
エゾグンナイフウロ
あっちを見ても
2012年06月10日 11:19撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
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6/10 11:19
あっちを見ても
こっちを見ても
2012年06月10日 11:19撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
6/10 11:19
こっちを見ても
見渡す限りシラネアオイ
2012年06月10日 11:20撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
2
6/10 11:20
見渡す限りシラネアオイ
千軒平
2012年06月10日 11:20撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:20
千軒平
ガスの中のミヤマアズマギクとエゾキンポウゲ
2012年06月10日 11:22撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:22
ガスの中のミヤマアズマギクとエゾキンポウゲ
エゾノハクサンイチゲの群落
2012年06月10日 11:22撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:22
エゾノハクサンイチゲの群落
エゾグンナイフウロ
2012年06月10日 11:23撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:23
エゾグンナイフウロ
イブキトラノオ
2012年06月10日 11:24撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:24
イブキトラノオ
2012年06月10日 11:24撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:24
エゾノハクサンイチゲ + ミヤマアズマギク + エゾキンポウゲ
2012年06月10日 11:25撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
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6/10 11:25
エゾノハクサンイチゲ + ミヤマアズマギク + エゾキンポウゲ
ミヤマオダマキ
2012年06月10日 11:32撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
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6/10 11:32
ミヤマオダマキ
マイヅルソウ
2012年06月10日 11:33撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:33
マイヅルソウ
エゾキンポウゲ
2012年06月10日 11:33撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:33
エゾキンポウゲ
カラマツソウの咲き始め?
2012年06月10日 11:34撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:34
カラマツソウの咲き始め?
ハクサンチドリ
2012年06月10日 11:34撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:34
ハクサンチドリ
ミヤマアズマギク
2012年06月10日 11:36撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:36
ミヤマアズマギク
エゾグンナイフウロ
2012年06月10日 11:37撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:37
エゾグンナイフウロ
オオアマドコロ
2012年06月10日 11:41撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:41
オオアマドコロ
頂上標識
2012年06月10日 11:46撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 11:46
頂上標識
ミヤマアズマギク、かわいい。。。
2012年06月10日 12:30撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 12:30
ミヤマアズマギク、かわいい。。。
もしかして夢だったのかな?
2012年06月10日 12:36撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
6/10 12:36
もしかして夢だったのかな?
撮影機器:

感想

天気が芳しくないのはわかっていたのですが、シラネアオイの見ごろはきっと今!と思い、出かけてみました。

奥二股登山口にはすでに車が4台止まっていました。

「観峡橋」をわたって知内川右岸に沿って歩き始めると間もなく、「狭戸(せばど)」と呼ばれるゴルジュを道はこれでもかというほど大きく高巻きます。
高巻き道から、時々うかがえる本流を見下ろすと、ずっと函が続いているわけでもなさそうです。
なんで、こんなに大きく巻くんだろう?
枝沢をいくつか越えて本流に戻ると、「広い河原」で、ここで渡渉です。
渡渉点あたりに大きな分厚いビニール袋がいっぱいデポしてありました。
登山口側にあるということは、だれかが帰りに備えてデポしたわけではなく、もしかしたら、自由につかってね、という誰かの親切なのかもしれません。
意図を読み違えると、とんでもない迷惑になりそうなので、私は裸足でざぶざぶ渡ってしまいました。

左岸に渡ったあとも、しばらく沢沿いに一面ニリンソウの小路は続きます。
途中、対岸に明瞭な踏み跡が見え、渡渉したくなりますが、ここをわたってもすぐにこちら側に戻ることになるので、ここはこのまま左岸をへつってしまったほうが早いです。
明瞭な踏み跡もあります。

その後も左岸沿いに道は続き、十字架のある「金山番所」に着きます。
かつて砂金堀りとして潜伏していた隠れキリシタンが大量に処刑されたとか。
「金山番所」を出発するとほどなく「千軒銀座」で、ここで支沢をわたると、道は沢から離れ、ブナの森の急登となります。
一か所斜面の崩落で登山道がすっぱり切れてなくなっているところがありました。
迂回路となる踏み跡ができていて、木につかまりながらどろどろの急斜面をよじ登りました。
迂回路の入口、出口はピンクテープでマークされていました。

「休み台」を過ぎ、やがて樹林がまばらになってネマガリが増えてくると「がんばれ岩」です。
このあたりから何箇所か残雪が現れます。
最後の残雪を登りきり傾斜がゆるやかになると、一面シラネアオイの大群落です。
ちょうど見ごろに当たりました。
右を見ても左を見ても、見わたす限りのシラネアオイです。
足元には時々、オオサクラソウや、フギレオオバキスミレ、ハクサンチドリも見られます。

歓声をあげながらシラネアオイの群落を進み、主稜線に出たところが、大きな十字架のある「千軒平」です。
千軒平から、大千軒岳にいたるゆるやかな尾根は、まさに山上の楽園と呼びたくなるお花畑です。
ミヤマアズマギク、エゾノハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲがメインでしょうか。
その他にも、エゾグンナイフウロ、ハクサンチドリ、ミヤマオダマキなどもかなりありました。

ガスって風の強い山頂で、さっさとお昼を済ませて、再び夢のようなお花畑をゆっくり千軒平に戻ります。
再びシラネアオイの海を泳ぐように進み、登ってきた道を下山しました。
この時期の大千軒岳は、私の恒例行事になりそうです。

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