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Yamareco

記録ID: 198626
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

まだまだ雪たっぷりの富士登山!:富士宮口〜剣ヶ峰

2012年06月10日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
08:27
距離
6.8km
登り
1,405m
下り
1,401m

コースタイム

6:15富士宮口新五合目→6:30新六合目→7:50七合目→8:50八合目→9:55九合目→11:00富士宮口頂上→11:30剣ヶ峰→12:00富士宮口頂上→12:20八合目→14:00新六合目→14:30富士宮口新五合目
天候 晴れのちガス・雨
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
富士宮口新五合目の駐車場は朝5:30時点で上段はほぼ満車状態でした。
朝の時点では新五合目のレストハウスは開いておらずトイレも女性用の一部しか開放されていませんでした。帰りは濃霧のため建物のシルエットすら判らず仕舞いで確認できませんでした。
コース状況/
危険箇所等
登山道は八合目辺りまでは概ね雪が無くなっていますが、そこから先はまだまだ雪の中と言った感じです。雪渓は六合目辺りから頂上まで続いています。
雪渓以外の登山道を外れた所を登るのは落石の危険があるので避けてください。
復路の際は八合目から下がガスの中で、高度を下げるほど視界が悪くなり六合目付近では視界5m以下で、スキーヤーの滑る音は聞こえるが直前に来るまで人影が判別できないので、雪渓の真ん中を下るのは非常に危ないと思いました。
やはり、まだまだアイゼンとピッケルまたはストックは必須アイテムのようです。
一応、山開き前だからと言う訳でもありませんが、登山者よりもスキーヤーの方が多かったのに驚きました。
予約できる山小屋
八合目池田館
九合目万年雪山荘
九合五勺胸突山荘
頂上富士館
朝の登り始めの時点では頂上までハッキリ望めました。テンションが上がります!
登りは写真左手のバリケードを越えて登り始めましたが、下りは写真右手のブル道に出ました。

朝の登り始めの時点では頂上までハッキリ望めました。テンションが上がります!
登りは写真左手のバリケードを越えて登り始めましたが、下りは写真右手のブル道に出ました。

登り始めて直ぐに雲が沸いてきて、新六合目で既に雲海の上となりました!
気持ちイイ!
登り始めて直ぐに雲が沸いてきて、新六合目で既に雲海の上となりました!
気持ちイイ!
六合目を越えた辺りから雪渓が現れます。
六合目を越えた辺りから雪渓が現れます。
今回のために新しく準備した10本爪アイゼンの具合を確かめたくて、早めに装着し登山道から雪渓に移動。
少し装着が早すぎたので、このあと何度か着脱を繰り返す羽目になりました。
今回のために新しく準備した10本爪アイゼンの具合を確かめたくて、早めに装着し登山道から雪渓に移動。
少し装着が早すぎたので、このあと何度か着脱を繰り返す羽目になりました。
雪渓の上に八合目の小屋が見える。
雪渓の上に八合目の小屋が見える。
雪渓と雲海。
この斜度感がたまりません!
雪渓と雲海。
この斜度感がたまりません!
麓を見返すと、雲がどんどん追いかけてきています。
麓を見返すと、雲がどんどん追いかけてきています。
八合目付近の鳥居。
登りは快晴でした。
八合目付近の鳥居。
登りは快晴でした。
鳥居から八合目の小屋を見下ろすと、そこから下は雲の中。
鳥居から八合目の小屋を見下ろすと、そこから下は雲の中。
九合目の小屋は完全に雪の中で屋根しか見えません!
九合目の小屋は完全に雪の中で屋根しか見えません!
この鳥居が見えたら、最後の急斜面の雪渓を直登してもう少し!
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この鳥居が見えたら、最後の急斜面の雪渓を直登してもう少し!
富士宮口山頂に到着!
まだまだ凄い積雪で、鳥居も神社も雪の下!
富士宮口山頂に到着!
まだまだ凄い積雪で、鳥居も神社も雪の下!
日本最高峰!を雪の上から見下ろしながらの撮影。
お釜の中にも雪がたっぷり!
底を目指して滑り込むスキーヤーが気持ちよさそう!
空気が薄く、山頂からここまで登るのに30分も掛かりました!
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日本最高峰!を雪の上から見下ろしながらの撮影。
お釜の中にも雪がたっぷり!
底を目指して滑り込むスキーヤーが気持ちよさそう!
空気が薄く、山頂からここまで登るのに30分も掛かりました!
実は測候所の屋根が特等席で、鉄板屋根が太陽で暖められていて座るとポカポカ!
しばらくここで休憩させていただきました。
実は測候所の屋根が特等席で、鉄板屋根が太陽で暖められていて座るとポカポカ!
しばらくここで休憩させていただきました。
剣ヶ峰から北の方向を望む。
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剣ヶ峰から北の方向を望む。
剣ヶ峰から吉田口の方向を望む。
剣ヶ峰から吉田口の方向を望む。
快晴!雲海!サイコーです!!
富士宮口から、まだまだ登ってくる人が大勢います!
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快晴!雲海!サイコーです!!
富士宮口から、まだまだ登ってくる人が大勢います!
八合目の鳥居の辺りから下はガスの中でした。
しかも六合目から下は小雨混じりの視界不良で、コースアウトしないように雪渓ではなく登山道を利用しました。
八合目の鳥居の辺りから下はガスの中でした。
しかも六合目から下は小雨混じりの視界不良で、コースアウトしないように雪渓ではなく登山道を利用しました。

感想

 夏場のシーズン中の富士山は何度か登っていましたが、山開き前に雪渓を求めて登る方が結構いることを知ってから、自分もぜひ行ってみたいと常々思っていました。
 当日は雨上がりの翌日で天候と雪の状態が気がかりでしたが、私にとっては今シーズンにチャレンジできるラストチャンスと考えて決行してきました。
 結果的には富士山の高さに救われて、雲上の絶景とたっぷりの残雪を堪能でき、つくづく来て良かったと思える山行でした。
 また、富士山の高さでは、いつもの低山では感じられない空気の薄さをつくづく感じました。日帰りで一気に登ったせいもあるのかも知れませんが、3000mを越えたあたりから頭痛こそしないものの、呼吸は上がりっぱなしで頭がフラフラしていました。
 それにしても、これ程までに大勢のスキーヤーが入っているとは思いませんでしたが、皆さん気持ち良さそうにシュプールを描いているのを横目に、来年は自分もスキーでチャレンジしたいと思いました。
 その代わりと言っては何ですが、下りでは、最初の急斜面ではグリセード気味に駆け下りて、途中の緩斜面ではシリセードで一気に下るのは非常に爽快でした!!
 またひとつ新しい山行の楽しみ方を教えてもらいました。

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