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Yamareco

記録ID: 1989243
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

濃ヶ池(木曽駒ヶ岳)

2019年08月24日(土) [日帰り]
 - 拍手
abukata その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:54
距離
6.5km
登り
523m
下り
518m
歩くペース
ゆっくり
1.71.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
1:20
合計
6:40
9:53
54
10:47
11:15
3
11:18
11:19
33
11:52
11:58
64
13:02
13:29
73
14:42
14:49
51
15:40
15:41
5
15:46
15:46
4
15:50
16:00
33
16:33
天候 晴れ 千畳敷駅14℃
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央道・駒ヶ根IC利用、ICを出て右折、約2Kmで菅の台バスセンターに到着します。今回は時間が遅かったのに菅の台バスセンターの駐車場が空いていました。800円/日
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは千畳敷駅にあります。(用紙と筆記具もあります)
駒飼い池から濃ヶ池へのトラバースが始まるポイント間が高低差約100Mの激下り(登り)となります。往路(下り)ではストックを持ったまま進みましたが、復路(登り)はハナからストックをしまって、岩や枝を掴みながら登りました。

徒渉箇所が数ヶ所あります。濃ヶ池周辺は増水時には飛び石伝いでブーツを濡らさずに進むのが難しくなりそうでした。
その他周辺情報 松川町の信州まつかわ温泉”清流苑”を利用しました。
http://www.seiryuen.jp/
500円(信州物味湯産手形で50円引きでした。モンベル割引も同額です。)
千畳敷に到着。快晴です。
サギダルの頭に有明の月が見えていました。
2019年08月24日 09:46撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 9:46
千畳敷に到着。快晴です。
サギダルの頭に有明の月が見えていました。
伊那前岳方面です。
2019年08月24日 09:47撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
8/24 9:47
伊那前岳方面です。
駒ヶ岳神社とサギダルの頭
2019年08月24日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 9:52
駒ヶ岳神社とサギダルの頭
ミヤマリンドウです。
2019年08月24日 09:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 9:53
ミヤマリンドウです。
チングルマの果穂(カスイ)です。
2019年08月24日 09:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 9:53
チングルマの果穂(カスイ)です。
お決まりの構図です。V字の谷の部分が乗越浄土、本日の最高点です。
2019年08月24日 09:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 9:53
お決まりの構図です。V字の谷の部分が乗越浄土、本日の最高点です。
セリ科です。ミヤマゼンコと思われます。
2019年08月24日 09:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
1
8/24 9:53
セリ科です。ミヤマゼンコと思われます。
サクライウズ(トリカブト)です。
2019年08月24日 09:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 9:55
サクライウズ(トリカブト)です。
名前わかりません。
2019年08月24日 09:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 9:57
名前わかりません。
ウメバチソウです。
2019年08月24日 09:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 9:57
ウメバチソウです。
ミヤマアキノキリンソウです。
2019年08月24日 09:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 9:57
ミヤマアキノキリンソウです。
ウサギギクです。
2019年08月24日 09:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 9:58
ウサギギクです。
クロトウヒレンです。
2019年08月24日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 10:01
クロトウヒレンです。
乗越浄土手前の渋滞です。
本日は団体客が多かったように思います。
2019年08月24日 10:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 10:02
乗越浄土手前の渋滞です。
本日は団体客が多かったように思います。
宝剣岳の頂上部です。
2019年08月24日 10:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 10:02
宝剣岳の頂上部です。
トリカブトのアップです。
2019年08月24日 10:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 10:05
トリカブトのアップです。
オオヒョウタンボクです。
2019年08月24日 10:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 10:06
オオヒョウタンボクです。
エゾシオガマです。
2019年08月24日 10:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 10:10
エゾシオガマです。
トリカブトです。
2019年08月24日 10:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 10:13
トリカブトです。
オットセイ岩です。
2019年08月24日 10:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 10:48
オットセイ岩です。
伊那前岳です。
2019年08月24日 11:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 11:10
伊那前岳です。
私の帽子に止まっていた蛾です。
2019年08月24日 11:19撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 11:19
私の帽子に止まっていた蛾です。
クジャクチョウです。
2019年08月24日 11:29撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 11:29
クジャクチョウです。
トウヤクリンドウです。
2019年08月24日 11:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 11:32
トウヤクリンドウです。
駒飼の池から中岳方面です。
2019年08月24日 11:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 11:53
駒飼の池から中岳方面です。
駒飼の池です。
2019年08月24日 11:53撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 11:53
駒飼の池です。
ニホンザルが横切りました。
2019年08月24日 11:55撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 11:55
ニホンザルが横切りました。
谷の向こうに伊那の田園風景が見えました。
2019年08月24日 12:10撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 12:10
谷の向こうに伊那の田園風景が見えました。
濃ヶ池へは尾根をトラバースして行きます。
2019年08月24日 12:10撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 12:10
濃ヶ池へは尾根をトラバースして行きます。
駒飼の池から激下りが始まります。
橋がかけられていました。
2019年08月24日 12:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 12:13
駒飼の池から激下りが始まります。
橋がかけられていました。
端に続いてハシゴが2つ設置されていました。
2019年08月24日 12:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 12:13
端に続いてハシゴが2つ設置されていました。
ヤマハハコです。
2019年08月24日 12:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 12:29
ヤマハハコです。
トリカブトです。
2019年08月24日 12:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 12:29
トリカブトです。
濃ヶ池到着です。
2019年08月24日 13:02撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 13:02
濃ヶ池到着です。
木曽駒ヶ岳へ続く稜線(馬の背ルート)です。
2019年08月24日 13:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 13:03
木曽駒ヶ岳へ続く稜線(馬の背ルート)です。
特徴的な岩のアップです。この岩はどこからでも目印になりました。
2019年08月24日 13:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 13:03
特徴的な岩のアップです。この岩はどこからでも目印になりました。
ゴリラの横顔のように見えました。
2019年08月24日 13:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 13:03
ゴリラの横顔のように見えました。
濃ヶ池から宝剣岳です。
乗越浄土から濃ヶ池は発見できませんでした。
2019年08月24日 13:03撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 13:03
濃ヶ池から宝剣岳です。
乗越浄土から濃ヶ池は発見できませんでした。
濃ヶ池のこの辺りは歩き回れるくらいの水量でした。
2019年08月24日 13:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 13:08
濃ヶ池のこの辺りは歩き回れるくらいの水量でした。
濃ヶ池の標識です。
2019年08月24日 13:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 13:08
濃ヶ池の標識です。
濃ヶ池から宝剣岳、乗越浄土方面です。
2019年08月24日 13:09撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 13:09
濃ヶ池から宝剣岳、乗越浄土方面です。
乗越浄土は見えますが、遠かったです。
2019年08月24日 13:39撮影 by  DSC-RX100M6, SONY
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8/24 13:39
乗越浄土は見えますが、遠かったです。
オオヒョウタンボクです。
2019年08月24日 13:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 13:48
オオヒョウタンボクです。
伊那前岳に向けて登山道らしきものが見えます。
2019年08月24日 13:57撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 13:57
伊那前岳に向けて登山道らしきものが見えます。
ヤマハハコです。
2019年08月24日 14:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 14:04
ヤマハハコです。
徒渉箇所を振り返っています。
2019年08月24日 14:14撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
8/24 14:14
徒渉箇所を振り返っています。
トウヤクリンドウです。
2019年08月24日 15:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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8/24 15:41
トウヤクリンドウです。

感想

年パス利用もあと3週で終了。ということで、一度も訪れたことのない濃ヶ池(ノウガイケ)を目指しました。

当初は濃ヶ池から馬の背コースで木曽駒ヶ岳と周回を狙っていましたが、途中でお会いした方々からの情報を総合して濃ヶ池ピストンとなりました。往路で私たちを追い越された方はゼロでしたので、お会いした方々はすべて木曽駒ヶ岳から馬の背を下って周回された方ということになります。

乗越浄土から宝剣山荘へ向かうと”濃ヶ池”への登山道がロープで規制されて確保されています。楽に下れる登山道ですが、駒飼の池を過ぎると一変します。標高差約100Mをハシゴ場を含む激下りとなります。地図上の直線距離では200Mあるかないかくらいです。

そこから見える景色は谷沿いに下る登山道しか見えず、濃ヶ池はどこまで下らなければならないのか嫁はんは不安そうでした。激下りを終えてトラバースに移行してからも、不安は消えないようでGPSの地図を見せても、”地図の読めない女”には効果がありません。

最初にお会いした男女ペアの方に、「駒ヶ岳から来られましたか?」と聞くと、「そうです。」との回答。逆に、「これから周回されます?」と聞き返されました。咄嗟に、「濃ヶ池ピストンです。」と答えてしまいました。当初は周回のつもりで登山計画書にもそのように記載していました。濃ヶ池ピストンはエスケープルートです。

次に濃ヶ池に近づいた頃にお会いした男女ペアの女性に、「ここからでは駒ヶ岳に登り返すのとピストンするのでは距離的にどうですか?」と聞きましたが、その方は、「私は遅いので、駒ヶ岳から濃ヶ池まで1時間掛かりました。」と云われました。

遅いことでは人後に落ちないと自負する私たちは、登り返すには倍の2時間では足りないと判断しました。当日の下山を諦めて山小舎泊という選択肢なら可能とも思いましたが、大人しくピストンで決定です。

濃ヶ池で昼食をして、午後1時半に復路開始です。写真撮影は極力減らしてもペースは上がりません。トラバースが終わり、駒飼の池への登りに差し掛かると、躊躇なくストックをザックに仕舞いました。岩や木の枝を掴んでの登りです。人の気配を感じたので、途中で休憩を兼ねて先へ行ってもらいました。若い女性のペアでした。

私が、「若い方は体力があって羨ましい。」と申し上げると、「結構疲れます。」と云われて先に行かれました。やっとの思いで駒飼の池まで登り返して、彼女たちを探すと遥かかなたを進まれていました。程なくして稜線に二人の姿が浮かび上がりました。

駒飼の池からは楽な道の筈ですが、なかなかペースを上げて前へ進めません。右内転筋に痙攣の兆候も表れました。予防的に芍薬甘草湯を一服飲みましたが、効果抜群でその後はペースの上がらないのは前と一緒ですが、痙攣が来ることはありませんでした。

もう乗越浄土はすぐそこという辺りで、男女ペアが軽装で下りてこられました。私が、「これから周回ですか?」と聞くと、「そのつもりです。」とのこと。地図のコースタイムを確認されていましたが、自信がおありなのでしょう。私は、「自分ならこの時間からは無理ですが、健脚の方なら大丈夫だと思いますよ。」と申し上げました。

脳裏には宝剣山荘泊りということも掠めましたが、乗越浄土で休むこともなく八丁坂の下りへ向かいました。八丁坂は複数の団体客が登って来られています。道を譲りながらの下山で、結果的に最終のロープウエイ(午後5時発)、最終1便前の臨時バスという展開となりましたが、今回の山行は決して嫌な経験ではありません。

己を知って事故のない山行を続けようと思います。

それでは、また。


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コメント

お疲れ様でした・・・
やはり、木曽駒にいかれたんですね!
私は夏バテとやらねばならない仕事を自宅で抱え込んでおりましたが、お酒はありがたく頂戴しておりました。
1日は天候次第で能郷白山の予定です。
2019/8/26 17:32
Re: お疲れ様でした・・・
恐れ入ります。
能郷白山、お気をつけて行ってください。
温見峠まで”落ちたら死ぬ!”の酷道157号も含めて…
感想等、またお聞かせください。
2019/8/26 20:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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