安達太良 高森川 仏沢右俣

2019年08月25日(日) [日帰り]

• GPS: 06:55
• 距離: 11.5km
• 登り: 909m
• 下り: 902m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:06
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:56

6:40 スタート地点
7:00 7:00 仏沢右俣入渓
10:58 11:42 鉄山避難小屋
12:01 12:02 笹平
12:20 12:25 箕輪山
13:33 13:33 横向登山口
13:36 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

箕輪スキー場駐車場

コース状況／危険箇所等

ホテルプルミエールへ向かう道路の右側から踏み跡を辿り入渓。最初に出合う沢は仏沢の左俣。右俣へは左俣を渡渉してもう一本隣の沢。

最初の滝は15m階段状。容易。
その後は小滝やCSなど直登出来る滝が多い。濡れるのを嫌う場合も巻道は分かりやすい。

ハイライトは10mナメ滝から始まるナメ滝の連瀑帯。どれもフリーで登れて長大なナメ滝を堪能できます。終盤にある5mが若干傾斜が強くいやらしい。

ナメ滝を過ぎると次第に藪が被ってきて沢幅も狭くなる。藪はどんどん濃くなり四つん這いで進む箇所が多い。
1570の二俣は右に進路をとった。左に行くと笹平分岐のコルに最短で出れそうだが、先人達の記録ではシャクナゲの藪が行く手を阻むとあったので、右俣から鉄山避難小屋を目指した。ただこちらも相変わらず藪がうるさい。たまに湿原っぽい開けた所もあるが、酷い所では前も見えない下も見えないという藪こぎ地獄であった。笹が多いだけまだマシか。

藪漕ぎから登山道へ出た所は鉄山避難小屋の50m程西側だった。

鉄山避難小屋からは箕輪山経由で箕輪スキー場へ登山道で下山。滑りやすい粘土質な道だが特に問題はない。
Cリフト終点まで来たら、そこからはスキー場に出てゲレンデを一直線に駐車場まで下りた。箕輪スキー場の駐車場に車を停めてる場合はこちらの方が早い。

ロープは使用せず。

写真

8/24 20:51

moo)　前泊は宴会！そんな呑めないって！
ma)遅れて到着した自分、二人はすでに出来上がっていた(笑)
H)一部記憶がありません笑

moo)115号線をくぐってホテルプルミエール方面へ

8/25 6:48

ここから沢へ降ります

8/25 6:53

高森川 仏沢左俣を渡渉して

8/25 6:56

すぐに今回遡行する仏沢右俣になる

moo)最初はゴーロ歩き。
ma）ゴーロ歩きは苦手、すごくへっぴり腰(笑)

8/25 7:07

moo)最初の15m階段。
ma「なにこの滝、かっけぇ！」

8/25 7:08

ma「mooreeさん先行お願いします！」
H)ちょっと待ってスマホ落とした💦

8/25 7:08

階段状なので楽々通過

8/25 7:48

moo)小滝を登るmanimaniさん。
ma「怖い」

8/25 7:48

moo)続いてHiroshiiiiさん。
H)手元は白く輝く軍手‼

8/25 7:41

小滝を登るmooreeさん

8/25 7:41

ma）余裕で通過ですね

moo)ナメ滝
ma）へっぴり腰再び(笑)

H)倒木、ジブリ感漂う風景

小滝
ma)こんな滝でも考えないと登れない初心者の自分

8/25 7:50

moo)面白そうな滝が！
ma「え、これ登れるの！？」

8/25 7:51

moo)シャワーをかぶって
ma)mooreeさん行ったぁ！

8/25 7:51

moo)取り付くが。

moo)ダメだ！巻き！
ma「シャワーってそんなに冷たいのか…」

8/25 7:54

moo)続いてHiroshiiiiさん。
ma「Hiroshiiiiさん、行っちゃえ！」

8/25 8:03

moo)おお！
ma「行ったぁ〜！！」
H)軍手のグリップを目一杯効かせて...

8/25 7:54

moo)おおお！
ma「これは行けるか！？」
H)水圧が...

8/25 7:54

moo)おおー！お見事！
ma「ブラボー、ブラボー！」自分は高巻きしました
H)軍手最強‼

8/25 7:59

ma「ゴーロ飽きた」
H)毎度のことながら飽きるね

8/25 8:02

また階段状の滝

ma「へっぴり腰の写真しかねぇ！(笑)」

8/25 8:03

Hiroshiiiiさんも続く
H)へっぴり腰で続きます🤣

8/25 8:14

この岩結構滑る

8/25 8:23

moo)流木が挟まっていますね。
ma「滑って登れないよ〜」

8/25 8:15

moo)軍手マン！
H)ダサいって言わないで‼笑

8/25 8:18

クロス滝！
これは登れない

8/25 8:23

moo)ナメ滝連瀑のはじまり〜
ma「うおお！ナニコレすっげぇ〜」

8/25 8:30

moo)その前に一服。
ma「もうすでに結構疲れたよ…」
H)ようやく酒が抜けてきた。

8/25 8:38

いざ、本日のメインディッシュ滑滝連爆へ！

8/25 8:38

一番手mooreeさん

8/25 8:48

moo)ヌメリに気をつけながら。
ma「うひぃ〜腰が引ける〜」

8/25 8:39

ma「Hiroshiiiiさん、どぞ〜」
H)油断は禁物です。

8/25 8:39

moo)まだ続きます。

8/25 8:40

キレイな滝だ

8/25 8:40

ma「こっちも撮っちゃうぞ☆」

8/25 8:40

moo)まだ続いてます！
ma「どこまで続くんだこの滑滝！？」

8/25 8:41

moo)ここを左に折れると

8/25 8:42

moo)まだまだ続いてる！

8/25 8:45

moo)終盤は傾斜が若干キツイ！

8/25 8:46

ma「滑ったらHiroshiiiiさん、受け止めてね」
H)サイドステップでかわします‼笑

8/25 8:47

右側から登る

8/25 8:48

moo)最高のナメ滝歩き。

8/25 8:50

moo)前方に大岩が挟まってます。
ma「真っ暗な穴に見えるけど、大岩の間から水が流れ落ちていた」

8/25 9:01

moo)左から回避。
ma「この高巻きも少し苦労した〜」

8/25 8:53

moo)ここが一番いやらしい。

moo)お助けは必要なかったね！
ma「手がかりが少なくて、最初mooreeさんにスリング出してもらってけど、何とか自力で通過できました」

8/25 8:57

この滝も登れそうにないので
H)また今度挑戦だね

8/25 8:59

左を高巻き
藪が濃い！

8/25 9:04

お、日差しが出来てた！
H)体が温まる！

8/25 9:10

傾斜が緩んできたけど
藪がでてきて屈みながら、ある時は四つん這いになりながら進むので腰が痛い…

8/25 9:22

時折出てくる滑、ひと時の安らぎ

8/25 9:13

moo)う〜ん藪だ。
ma「あ”あ”ぁ、もう藪は嫌だ〜(笑)」
H「.....」

8/25 9:27

ma「新しくカメラを新調したので、こんなのも試す」
moo 「いいな〜そのカメラ」

8/25 9:45

ヤブ、ヤブ、ヤブ！
H「..........」

8/25 9:56

moo)藪こぎ早く終わってくれ〜

8/25 10:14

足元が見えないほどの藪漕ぎが続く
H「．．．．．」

8/25 10:16

お、あれは箕輪山！

8/25 10:17

1570m付近の二俣
左に進むと稜線には近いがシャクナゲの激藪
ここは先人達に習い右へ進む

ma「稜線まだ〜」
moo「あと、もう少し」
ma「それさっきも聞いたよ〜」

8/25 10:31

藪漕ぎで疲れ過ぎた…
稜線間近だけど少し休憩

8/25 10:46

moo)だいぶ歩きやすくなってきた！
ma「踏み跡がでてきたね」

8/25 10:48

食虫植物のモウセンゴケ

8/25 10:57

moo)稜線までもうちょい！後ろは箕輪山。

8/25 11:01

ma「鉄山避難小屋やっと見えた〜」
moo)藪こぎからの解放感半端ない！

8/25 11:02

鉄山避難小屋

8/25 11:03

沼ノ平
ここからでは底は見えないか

8/25 11:18

小屋で昼ご飯
moo「今度は冬に来よう」

8/25 11:42

稜線は風が強く肌寒い
まだ8月だけど、山はすっかり秋模様

8/25 11:54

安達太良山系、最高峰の箕輪山
鉄山避難小屋から80m下って120m登り返し

8/25 12:21

箕輪山(1728m)
ma「箕輪山初登頂！」

8/25 12:28

箕輪スキー場方面へ下山開始

8/25 13:07

箕輪スキー場のゲレンデを下って駐車場へ
ゲレンデは一面のお花畑

moo)疲れたね。
ma「藪漕ぎ楽しかったね！(白目)
H) 「絶対また行こうねー ! (白目)

8/25 13:55

moo)Hiroshiiiiさんの真っ白だったザックに色んな色がついてきた(笑)

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

装備

個人装備

長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ ロープ ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング 渓流シューズ ハーネス 30メートルロープ

感想

manimani

今までは練習程度の沢だったが、今回は本格的な沢デビュー
痛めた足の不安はあったが、行きたい気持ちが勝った。
へっぴり腰でたどたどしく登る自分、沢は慣れるのはまだまだ時間がかかるようだ。
仏沢、噂の滑滝連爆はどこまで続くんだと思うほどの見事な滑滝、その姿に圧倒された。
沢は狭まり傾斜が緩くなると状況は一変、藪漕ぎの連続だった。3人ともいつ終わるの〜この藪〜と何度言いあったことか。稜線に出た時は天国に思ったね。
箕輪山は3人とも初登頂、安達太良山系最高峰からの眺めはあいにくのガスで何も見えず。
真夏の暑さはどこへ行ったのか、秋風のような涼しい風が吹く稜線。
季節は着実に変わってきているようだ。

mooree

manimaniさんとHiroshiiiiさんをお誘いして安達太良の仏沢へ。
ナメ滝の連瀑など楽しく遡行出来たが、終盤の藪こぎには疲れました。まだ残雪が残る6月ころなら藪こぎは少なく済みそうです。
今回ロープを必要とする箇所はなかったが、初心者の私達は出来ればもっと積極的にロープを出す癖をつけて、ロープのさばきや支点の取り方等を体に染み込ませないといけないと思いました。例えロープを必要としない滝や巻きでも、全てロープを出すくらいの気持ちでいいのかもしれません。
また次に繋がるいい遡行が出来ました。

Hiroshiiiii

前日の宴の余韻 (二日酔い) に浸りながら仏沢入渓。
初級の沢という事もあり滝は比較的容易でしたが、いくつか水圧と滑りで直登が困難な滝もありました。
長く続く滑滝は圧巻‼
終盤の終わりの見えない藪漕ぎもある意味圧巻でした（笑）
山頂付近はすでに秋の空気、沢登りのシーズンも終盤かもしれませんがもう少し楽しみたいと思います‼
次は神室連峰付近遡行予定。

コメント

chicken_man

黒霧島
余韻が（笑）
面白そうな沢ですね
詰めの藪漕ぎがまたいい感じの写真で

manimani

Re: 黒霧島
前泊寒すぎて酒を飲むどころではなかったってのはありますが(笑)
黒霧島って美味いの？
行程の半分、前半が沢登り、後半が藪漕ぎとなかなかハードなものでした。
藪好き？のchicken_manさんにもおすすめのヤブです

mooree

Re: 黒霧島
確かに寒くてビールはあまり進みませんでした。
お湯割りの時期がきましたね😁chicken_manさんともまた一緒に飲みたいですね！
それにしても毎回前泊の宴会が楽しくて、「次の日は登らなくていいかなぁ」なんて思っちゃいます(笑)