瑞牆山
- GPS
- 04:58
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 2,161m
- 下り
- 2,159m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 4:56
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
還り:山梨峡北交通株式会社韮崎瑞牆線15:20発JR韮崎駅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘〜富士見平小屋:樹林帯の中をしばらく進むと、徐々に傾斜がきつくなる。右側からの瑞牆山荘近くの無料駐車場から上がってくる林道を横切って、さらにしばらく登ると、尾根の上に乗る。ここは、瑞牆山の山頂付近が望める絶景ポイントである。そこから、しばらく急登を登ると左手前方に水場が見えてきて、さらに一登りで富士見平小屋に到着する。 富士見平小屋〜天鳥川:ここから、瑞牆山へのルートは、富士見平小屋の左脇を通って行く。富士見平小屋の裏辺りは、マルバダケブキの花が咲いている。最初石が敷かれ少しアップダウンのある道である。この辺りは、コメツガか何かの林で林床は苔という、何とも奥秩父の森らしい風情がある。そんな道を20分程度歩くと、一旦急激に高度を下げ天鳥川という沢に到達する。 天鳥川〜瑞牆山:天鳥川を渡渉する。川と行っても小さな沢であり、そんなに深くない。石の上や浅そうなところに足をおいて容易に渡れる。 川を渡ると、すぐに桃太郎岩に到着する。高さは20mくらいあるだろうか?非常に巨大な岩で、真ん中に大きな割れ目がある。どうして「桃太郎岩」と呼ぶのかは知らないが、何となく桃のような形にも見える。 この桃太郎岩の右側に階段が設置されていて、ここを登りきると、いよいよ巨岩がゴロゴロした、岩々した、岩山の世界になる。通常の山歩きと違い、段差を登るために、脚をかけ、脚を踏ん張って身体を押し上げるという、高い踏み台を延々と登り続けるような身体操作が要求される。この動きは太ももの筋肉が辛い。トレッキングポールがあると楽なのだろうが、持って来なかった。やがて、四つん這いになって、這い上がる感じで登った。 岩ばかりゴロゴロしている道は、ルートが分り辛いところもある。ロープなど張ってあって「危険」の表示などされている箇所もあり、これを見落として間違った方向へ進まないように注意が必要。 また、途中、越えるのが難しそうな岩場には、鎖、階段、梯子なども設置されている。 桃太郎岩から50分くらい登ると、大ヤスリ岩の基部に着く。ここから見上げる大ヤスリ岩は、途轍もなく巨大だ。 これからのルートは、この岩の右側を進み、一旦、瑞牆山頂の北側に出て、そこから山頂に向かう。 大ヤスリ岩の基部から、15分くらい頑張って登ると、見上げるようだった大ヤスリ岩の天辺は、知らないうちに自分の目の高さに近づいて来ている。山頂までは、あと20分くらいか。山頂直下は、鎖場や梯子のある箇所もある。岩から水がしみ出ている、少し足元が濡れている。今回は大丈夫であったが、寒い時季から5月頃までは、凍結する箇所であろう。そんなときは、滑らないように注意が必要だ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
手袋
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ナイフ
ツェルト
熊鈴
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感想
以前、瑞牆山に登ったのは、2007年5月12日だ。ということは、12年も前のことになる。その時は、自家用車で瑞牆山荘まで行ったが、今回、瑞牆山荘までバスが走っているとのことなので、電車とバスを利用して行くことにした。
電車とバスなら、車を運転するより気が楽だし、休日でも、交通渋滞でイライラすることもない。
前日、あずさの特急券を買いに行ったが、なんと、あずさには、自由席というものが無くなっていた。そして、すべての席は指定席の料金。座席未指定券というものが販売されていて、これも指定席と同額を取られる。同じ料金ならば、指定席をとりたいところだが、あいにく満席だった。座席未指定券というのは、空いている席があれば座ってもよいという券なのだが、その席を予約している乗客が後からきた場合は、その乗客に席を譲らなければならないというシステム。まあ、仕方がないので座席未指定券を購入。
当日、立川からあずさ1号に乗車。同行した山ガールは、たまたまキャンセルが出たタイミングに購入したみたいで、新宿からの指定席をゲットしていた。山ガールの隣に座っているオッサンは、もしかすると八王子で下りるかも知れないと期待するが、降りない。まあ、新宿から八王子まで特急なんか使わず、通勤電車で移動するのが普通なのだろうね。では、大月はどうか?富士急に乗り換えたりするだろうかと期待するが、ここでも下りない。そして、立川から一時間余り乗ったところで、電車はそろそろ甲府に到着する模様。おっと、オッサンが荷物をまとめ始めた。ラッキー、これで座れるぜ。やれやれ。
で、首尾よく座れたのだが、ここから韮崎までの乗車時間は8分間。納得いかんな〜。指定席と同じ料金なのに、8分間しか座れてね〜!!
席に座らずに立って乗った人は、それなりに安い料金で行けるという昔の自由席なら、それなりに納得がいくのだが、なんだか、JRに騙されたような気分だ。
さて、なんだかんだで、韮崎に到着。山梨峡北交通の韮崎瑞牆線のみずがき山荘行きのバス停には、すでにバスが停車していた。狭い林道を走るので、小型のバスだ。8:50発で瑞牆山荘に10:02に到着予定だから、1時間12分の乗車、これでバス料金は2060円。うっと!と唸ってしまいそうな料金ですな。まあ、いいや、ということで乗ってみるが、ちょうど乗客の数と座席の数が一致して、今度はめでたく全員座っていける。一時間以上も、くねくねの山道をバスに立ったまま乗って行くのは疲れそうだから、まあ良かった良かった。
さて、バスの車窓からの景色、遠くに格好のよい三角形に尖った山が見える。山頂の左側に丸っこい瘤のような形が見えるあの山。はっ!あれは、もしや甲斐駒ケ岳ではなかろうか?とすると、その左側少し手前に見えるのは、鳳凰三山か!さすが山梨県、こんな平地の方から、3000メートル級の南アルプスの峰々が望めるのか!
そして、バスは、なだらかな傾斜地の上を走る道路を進むようになる。左右にひまわり畑が見えてくる。この辺は、明野町あたりかな。そう言えば、ハイジの村なんていう、テーマパークっぽい施設がこの辺にあったな。と思っていると、程なくバスはクララ館に到着。ここは、温泉施設だ。アルプスの少女ハイジのお友達で、足の悪いクララが、ここの湯に浸かって足の療養をしたのだ。なんて話は真っ赤な嘘である。
そして、バスはいよいよハイジの村に到着。園内には、よく手入れされたバラなどの見事な庭園があり、また、アルムの山小屋だの、ペーターのヤギ小屋だの、ロッテンマイヤーズ・カフェだの、あのアルプスの少女ハイジに因んだ施設がある(過去に二度ほど来たことがあるので知っているのだ)。そこに、持って来て、なぜか「桔梗屋信玄ソフト」とかの幟旗がそこかしこに。なんともミスマッチ感がしびれるぜ。
さて、ハイジの村を過ぎしばらく行くと、いよいよ道がくねくねして来て、バスは山の中を走るようになる。でも、まだ、出発して20分くらいしか走ってない。あと50分くらいバスに乗っていないといけない。けっこう遠いぜ、瑞牆山荘。
待てよ、ここまで書いて思うのだが、これは、瑞牆山に登った感想を書いているのだろうか?特急あずさと、韮崎瑞牆線のバスに乗車した感想ではないか?!ほとんど山登りと関係ないじゃん。ということで、この感想文は、これにておしまいとさせていただきます。
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