ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1992984
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳(チロロ林道からピストン)

2019年08月26日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
12:30
距離
25.6km
登り
2,397m
下り
2,384m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:05
休憩
0:24
合計
12:29
4:14
4:14
29
5:59
6:00
43
6:43
6:43
3
6:46
6:47
40
7:27
7:27
30
7:57
7:58
23
8:21
8:24
59
9:23
9:23
29
9:52
9:56
29
10:25
10:25
57
11:22
11:27
22
11:49
11:50
31
12:21
12:22
26
12:48
12:48
4
12:52
12:52
42
13:34
13:39
73
15:20
15:21
41
16:02
16:02
1
16:03
ゴール地点
天候 くもり時々晴れ一時雨
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
千歳市でレンタカーを借り、チロロ林道登山口駐車場へ。
チロロ林道登山口は道の駅日高から1時間程度。
林道は初め舗装路だが、途中から未舗装路。
がけ崩れや落石の形跡有。走行注意。
コース状況/
危険箇所等
・このルート、遭難者が続出しているとのことです。
・沢の渡渉は水没した岩の上を渡ったりします。すべって転倒注意。
・朝は、草や笹が濡れており、これらをかき分けていくので、雨具を着ないと全身ずぶ濡れになります。
・ハイマツ漕ぎで体力を消耗するので、ペース配分を気にかけていないと、途中でバテます。
・ヒグマの形跡(糞など)が見られます。熊鈴、ホイッスル必須です。
草や笹をかき分けて進む。
雨具を着ないと、全身ずぶ濡れになります。
2
草や笹をかき分けて進む。
雨具を着ないと、全身ずぶ濡れになります。
北戸蔦別岳。
いいペースで登ってきました。
2
北戸蔦別岳。
いいペースで登ってきました。
戸蔦別岳。
ハイマツ漕ぎが強烈。
2
戸蔦別岳。
ハイマツ漕ぎが強烈。
雲で隠れて見えない幌尻岳。
雲で隠れて見えない幌尻岳。
幌尻岳。
先が長いので、すぐ下山します。
11
幌尻岳。
先が長いので、すぐ下山します。
幌尻岳の雲が取れる。
2
幌尻岳の雲が取れる。
北戸蔦別岳。
ハイマツを漕ぎながら登り返します。
2
北戸蔦別岳。
ハイマツを漕ぎながら登り返します。
登山口ゲート。
このルートは遭難者が続出しているので、十分な計画と準備が必要です。
1
このルートは遭難者が続出しているので、十分な計画と準備が必要です。
駐車場。
撮影機器:

感想

【準備・計画】
・北海道の他の山に登りつつ、天候を見ながら幌尻岳に登るチャンスを伺っていました。前日に大雨等の降雨がなく、高気圧に覆われ天候が安定する日を狙って登山しました。
・標準コースタイムが18時間40分、自分のペースだと標準コースタイムの8割くらいで歩けるものと想定。そうするとコースタイムは15時間。日没前に下山するために朝3時30分にスタートすることにしました。(林道を歩き終え、沢に入るくらいで周囲が明るくなり、ちょうど良かったです。)
・夜間にバイクで未舗装の林道を走りたくないため、レンタカーを借りました。
・ハイマツ漕ぎ対策のため、腕にはバイク用のプロテクターを付け、脛にはワークマンで脚絆を購入し装着しました。(効果は抜群でした。)
・ヒグマ対策のため、熊鈴を鳴らし、沢沿いではホイッスルを吹きながら歩きました。

【登山の感想】
・想定よりも速いペースで歩くことができました。
・やや風があり、稜線はかなり寒かったです。フリースの上に雨具を着て丁度良いくらいでした。
・ハイマツ漕ぎはあまり経験したことがないため、体力は消耗したものの楽しめました。
・登山道にヒグマの糞がありました。
・アップダウンが続くため、かなり体力を消耗します。日帰り登山は体力がないと途中でバテて遭難につながるものと思われます。
・ほかの山で標準コースタイムの7割くらいでコンスタントに歩けて、かつ10時間以上は余裕で歩けないと、このルートの日帰り登山は困難だと思いました。
・テントを担いで、1泊2日で登山されている方も多くいらっしゃったため、日帰りが体力的に難しそうであれば、初めからテント泊で計画された方が良いと思います。

【その他】
・ひだか高原荘さんに林道の状況を伺った際に、最近、チロロ林道からのルートは遭難者が続出し、救急や警察が頻繁に出動しているとの話がありました。
また、糠平川からのコースが雨で増水して入山できなくなり、代りにチロロ林道の方から登り、同様に川の増水により動けなくなり遭難するということも起きているようです。
・取水ダムより先の沢沿いの登山道は渡渉があったり、足元が滑りやすいため、夜間に歩くことは大変危険だと思いました。ヌカビラ岳までの登山道も急で滑りやすく、夜間に歩くことはお勧めできません。
・ヤマレコの記録を見ると、悪天候でも強引に登山してしまったり、下山が深夜となり、これ遭難寸前じゃない?というような記録も見られますが、絶対に見習うべきではありません。
・遭難者が続出しているルートなので、入念に計画・準備して、安全第一で登山する必要があると思います。遭難すると地元の方々に大変迷惑をおかけすることになります。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1411人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら