体吹き飛ばされそうになった富士山（登り富士宮・降り御殿場）

2019年08月29日(木) 〜 2019年08月30日(金)

• GPS: 08:48
• 距離: 17.8km
• 登り: 2,314m
• 下り: 2,315m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:29
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:47

16:13 御殿場口新五合目
16:52 16:52 幕岩
17:13 17:14 三辻
17:32 17:34 御殿庭入口
17:53 17:53 御殿庭上
18:14 18:14 山体観測装置
18:18 18:19 宝永第二火口縁
18:26 18:27 宝永第一火口縁
18:35 18:35 富士宮口新六合目
18:43 18:43 六合目宝永山荘
18:55 18:58 六合目雲海荘
18:58 18:59 六合目宝永山荘
19:31 19:36 新七合目御来光山荘
20:02 20:03 元祖七合目山口山荘
20:28 20:31 八合目池田館
21:00 九合目萬年雪山荘

2日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 1:04
• 合計: 3:59

4:20 九合目萬年雪山荘
4:41 4:46 九合五勺胸突山荘
5:09 5:29 富士宮口頂上
5:30 5:32 御殿場口頂上
5:59 5:59 御殿場口八合目
6:08 6:08 御殿場口七合九勺・赤岩八合館
6:38 6:59 御殿場口七合五勺・砂走館
7:00 7:00 御殿場口七合四勺・わらじ館
7:13 7:23 御殿場口下り六合（走り六合）
7:44 7:45 次郎坊
8:05 8:10 大石茶屋
8:13 8:13 御殿場口新五合目
8:19 ゴール地点

天候

29日　曇りのち晴れ
30日　暴風雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御殿場駐車場利用
4ルートの中で唯一規制期間中マイカーで来れる登山口。
次の日の天気悪いせいか、10台ぐらいしか停まっていなかった。

コース状況／危険箇所等

つい先日の落石事故を受けて、初めて富士登山でヘルメット着用。今回の登山で落石はなかったが、万が一のためにもヘルメットの着用率の増加とあと登山者のマナー（ルート外の登山等）が少しでも良くなればいいなと思う。

ただ今回の登山で危なかったのは突風です。
特に危なかったのは30日の剣ヶ峰と宝永山。
風を遮るような物がないので、西風がもろに来る。まともに立つことができず、雨も顔にビシバシ当たり非常に痛い。突風がこの場で来たら吹き飛ぶと思い、這いながら撤退。泥まみれになったが、無事元のルートに戻ることができた。

写真

8/29 16:11

今回は宝永山と大砂走り目的で御殿場から登山。
次の日9時頃から雨降る予報だったので、9時前に降りれるよう計画したが、夜半過ぎに暴風雨になってしまった。

8/29 16:14

御殿場の山小屋すべてツアー予約で埋まっているので、唯一予約できた富士宮の万年雪山荘へ向かう。

8/29 16:16

この時は晴れたり曇ったりでした。

8/29 16:18

御殿場は最初は砂礫ばかり。

8/29 16:44

御殿場ー富士宮間は整備された歩きやすい登山道。
虫もなく風も弱いので、非常に歩きやすかった。

8/29 16:53

幕岩

8/29 17:14

三辻
この辺から雲の中に突入。あたりは真っ白に。

8/29 17:54

宝永山直下で雲の高さを越えた。

8/29 18:09

宝永山
落石が落ちてきそうだった。

8/29 18:09

富士山頂上はさらにこの向こうにある。

8/29 18:11

横から見た影富士。

8/29 18:12

夕雲

8/29 18:27

宝永山へ向かうルート。
次の日登る予定だったのでスルーしてしまったが、暴風雨になるなら行っておくべきだった。

8/29 18:54

日が沈み、あたりは暗くなってきた。

8/29 18:57

6合目から下界を望む。

8/29 19:31

新7合目からの夜景。

8/29 19:34

この時は南の空は晴れ、星空が見えていた。

8/29 20:54

万年雪山荘到着。
風が7合目あたりから激しく吹いて大変だった。

8/30 3:44

次の日
2時30分から登る予定だったので外の様子を見る。
暴風雨だった。

8/30 2:23

様子見のため小屋へ戻る。
みんな思い思いに過ごしている。

8/30 3:45

小屋の中は火気使用禁止なので、外の風の来ない物陰で水を沸かす。

8/30 3:49

朝飯
カップヌードルの味噌初めて食べたが美味かった。
レギュラー化しないかな。

8/30 4:03

キャンセル大量に出たので6人部屋を独り占め。
快適に暖かく眠れました。

8/30 5:08

ほぼ雪山装備で頂上へ。
天気は雨。
気温は5℃。
風速は20m/s以上。
体感温度は-15℃以下。
フル装備でないと耐えられん。

8/30 5:13

頂上富士館
昔来たときは閉館していたが、再開したのか。

8/30 5:13

浅間大社奥宮
剣ヶ峯様子見に行ったが、西風もろに来て倒れそうになり撤退を決意。

8/30 5:31

御殿場下山ルート

8/30 6:33

あまりにも風が強いのでここで小休憩。
予約していたツアー客すべてキャンセルされてしまっていた。
小屋じまい31日なので、在庫の整理大変そうだ。

8/30 7:04

大砂走り

8/30 7:34

走って降りる。
晴れていたら下界見ながら気持ちいいだろうが、今日は真っ白。
足も砂ではなく泥まみれになってしまった。

8/30 7:35

時折雨足強くなり、風も吹き荒れる。

8/30 7:44

6合目まで降りたらやっと雨風弱くなった。

8/30 7:57

双子山を望む。

8/30 8:09

大石茶屋で小屋の方と世間話。
雨粒が写真で見えるほど強くなってきた。

8/30 8:15

御殿場新5合目到着。
雨土砂降りになってしまった。
装備の泥だけ落として即撤収。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ ネックウォーマー 毛帽子 バラクラバ ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター

備考

バラクラバ思った以上に役に立った。
風が強かったので呼吸がし辛く、さらに初日は砂粒、次の日は雨が顔に当たり痛い。
バラクラバ装備するとどちらもかなり軽減されたので、風強いときは持って行くと便利。

感想

ksm2301

夏休み最後に富士山行ってきました。

終始風が強く、30日はさらに雨も降ってきたので、体感温度は-15℃以下。
雪山装備でないとまともに行動できないと思いました。

ただその中でも、すれ違った頂上へ向かう短パンの単独外国人やスニーカーを履いた若い男性3人組は大丈夫だったのだろうか。無事下山できてたらいいが。

2019年8月30日　富士山頂上