大熊谷三滝谷遡行崩レ俣谷下降

- GPS
- 09:54
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,524m
コースタイム
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 9:46
天候 | 曇後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | フォレストピア |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
渓流シューズ
ハンマー
|
---|---|
共同装備 |
chuki分
8mm6m
リングボルトx4
ジャンピング
キリx2
ツェルト
hayappe2分
8mm30m
tatsuyay分
8mm30m…
|
感想
2019/9/4、遡行図アップ。
●出発まで
gpv天気予報を見て福井県の谷にスイッチしようかな、とか、紆余曲折あったが当初予定通り、この谷に行くことにした。出合いから見えてた大滝の奥がどうなってるのか前から気になっていたから。
清流茶屋の駐車場に24:30頃に着き、tatsuyayさんとの前夜泊呑み会を密かに期待してたが、彼はカラスキ谷公園で寝てたらしく、叶わず、独りで運転席でコンビニのアテ食って缶チューハイ350mlのんでから車ん中で寝た。
五時に起きるとhayappe2さんもtatsuyayさんも着いていて、準備してから、途中の宮川本流沿いに二台デポし、一台で大熊谷崩レ俣谷出合から下流側に150mほどのアスファルト舗装終点にとめた。いつもの場所。
・6:24〜7:13
苔蒸しフワフワして気持ちイイところもある林道を辿る。スグの折返しのショートカット場所は二手に別れて測定し、ショートカットすると二分弱短縮できることが分かったが、林道を素直に行ったほうが体力温存できるかも。
今年六月に来た時よりも林道崩壊箇所の崩れ具合が進んでる。前は三滝谷出合まで踏み跡を辿ったが、今回は暑過ぎるので、林道崩壊箇所を過ぎてスグの川に近づくところから本流遡行した。
ここの水はいつ来ても透明度が高い。首まで浸かって体温を冷やしたりしながら三滝谷出合に着いた。
・7:13-8:07
ゴーロ横の前衛滝を過ぎ、すぐに大滝直下に。左岸側は立木が並んでるが、そこまで上がるのも厳しそうやし、それより水流から離れるとかなりの大巻きになりそう。水流沿いは、ハーケン打てんのかなー。右岸側が一番楽そう。で右岸のガレたルンゼから取り付いた。
ルンゼの途中で岩の溝があるところがあり、3m弱のぼれば滝方向への立木バンドがあったのでトライしたが、あと一手のハーケンが決まらず、15分で見切って撤退。より長くて薄めのハーケン持ってれば行けたかも。
・8:07-9:09
もう一段ルンゼから上がって、岩の割れ目に立木が生えてるとこからロープを出して登る。1P目は俺リードで6m上がって、そこからは直角にトラバースする感じやったので、一旦ピッチを切った。2ピッチ目、hayappe2さんがツルベでリードで斜上トラバース、25mほどロープが延び、その後、もっと上に上がりたいが迷うようでピッチを切ってもらう。3P俺リード、30mロープ一杯まで水平トラバース。割とズルズルで、その後はフリーで立木のあるとこを20m斜上して、大滝下段の落ち口に出た。落ち口は、広くて平らな乾いた岩盤。高度計の差では下段が45m。
・9:09-10:50
上段側の滝は、水流から4mほと右岸側に離れた凹角を1P俺リード、ラストクライマーのhayappe2さんにハーケン回収に関して、誤った場所を指示してしまい、hayappe2さんは違う場所でハーケンを探してしまう、という十分タイムロス。大変申し訳ない。浮石だの、滑り易い岩だの、浮き木?が邪魔だので、集中した。
2Pはtatsuyayさんリード。一手、カムで登ったところがあり、そこは嫌らしかって、「よぉ登ったな」と感心した。が、そこはカムを持たないとフォローでも登れず、肝心のカムは半分しか噛んでなくて怖かった。
まぁともかく、落ち口にダイレクトに出れて気持ちイイ。
・10:50-12:44
二段の大滝の上はゴルジュになってて、右にガクンと折れた先に淵と、その奥に滝があったが、苦もなく通過できた。
その後は、癒し渓やったり、連瀑帯やったり、20m前後の高さの滝が幾つかあったり、と変化があるが、水量は少なく、また厳しいというほどではない。幾つかの枝谷を見送り標高885mで水が切れ、ガレになった谷を、標高920mまで上がったが、朝のgpvの予報では14時頃から降雨だったので、下山を急げってことで、左岸側にトラバースしていくことにした。
・12:44-14:01
トラバースし、獣道っぽいところを辿ると割と簡単に尾根に出て、一休み後、標高870m地点を含む尾根を目がけて降りていく。コンパスで向きをしょっちゅう確認しつつ、GPSでも位置確認。その途中で雨が降り出し、割と本降りになる。尾根を一瞬外し、トラバースして尾根に戻ったりもした。なんとか尾根に復帰し、雨は20分で止む。尾根から、地形図上で等高線間隔が広いところを狙って降りていくと、そこは植林となっていて、間伐が行き届いており、石ころが多いが、難なく降りていく。植林が途切れて対岸にも植林があるなーというところで、白くて明るい川原に降り立った。
・14:01-16:11
降り立ったところは水がなかったが、少し降りるとスグキレイなブルーの水が流れだし、気持ちよく下降。フリクションは良い。が、暫くすると雨がポツポツとくる。あめで濡れた岩は滑り易い。普段から水が流れてるところはフリクションが大体よかった。
少しで見覚えのある光景となり、ゴルジュ区間に入る。降りれない滝が出てきて、前と同じように左岸側を降りれるとこまで降りる。で、懸垂せずに済むように探したが、最後、滝に近づいてしまい、前は1ピッチで降りれたところが、今回2ピッチの懸垂となる。
その後、しばらくフリーで降りるが、ある斜瀑+直瀑の上部右岸側の泥どろのところで俺が尻餅をつき、その後、立ち上がれなくなって、tatsuyayさんに手で引き挙げてもらう、というハプニングがあった。その後、その俺のスリップの件のせいかどうかわからんが、tatsuyayさんがスリップを怖がり、フリクションの良い斜瀑でもフリーで降りれないところが出てきて、後ろ向きで降りてきてもらったりもした。
最後に一回、右岸側から30mを2本連結して懸垂し、とはいっても40m一本でも足りたが、あとは川原歩きで大熊谷本流に戻り、林道にあがってすぐ車で終了。
●下山後
気替える時にザーザー降りになり、びちょびちょになりながら、蛭をとったりしていた。tatsuyayさんは出血大サービスになっていた。
フォレストピアの温泉にtatsuyayさんと二人で行き、そこでバイバイ。
急いで刈谷に戻り、20年前に北海道に移住した高校の同級生が名古屋に来てたので、鳥貴で呑んだ。
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