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Yamareco

記録ID: 2002492
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

唐沢鉱泉から強風の天狗岳、根石岳山荘泊。

2019年09月02日(月) 〜 2019年09月03日(火)
 - 拍手
kandatasoba その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:16
距離
9.4km
登り
1,009m
下り
988m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:45
休憩
0:56
合計
5:41
距離 4.5km 登り 915m 下り 233m
9:53
76
11:09
11:12
59
12:11
12:41
31
13:12
13:13
50
14:03
14:09
19
14:28
14:35
17
14:52
14:59
14
15:13
15:15
19
2日目
山行
1:52
休憩
0:42
合計
2:34
距離 4.9km 登り 101m 下り 762m
7:33
7
7:40
7:41
43
8:24
8:38
42
9:20
9:47
19
10:06
1
10:07
ゴール地点
ゆっくりなカタツムリ登山ですので、コースタイムは参考になりませんのでよろしく。
天候 曇り のち 霧、稜線は強風。
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉駐車場利用。
下りは桜平に下りたので、タクシー利用。桜平、唐沢鉱泉間5300円でした。
コース状況/
危険箇所等
コース上に危険個所はないようですが、西天狗に登る岩場には、注意が必要です。ここで諦めて、帰れれた方がいらっしゃいました。
その他周辺情報 車を停めた唐沢鉱泉で入浴。一人700円。
浴槽に熱い湯と、ぬるい湯があり、ぬるい方に入ると、全身に泡が立つ不思議な湯でした。女将さんに聞くと、そのようになるように、10度で湧く源泉を、調整しているのだそうです。
予約できる山小屋
オーレン小屋
今回の登山口の唐沢鉱泉です。ここで標高1900メートル近くあります。
2019年09月02日 10:01撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 10:01
今回の登山口の唐沢鉱泉です。ここで標高1900メートル近くあります。
月曜日の朝ということで、駐車場は結構埋まっていました。トイレもあります。
2019年09月02日 10:01撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 10:01
月曜日の朝ということで、駐車場は結構埋まっていました。トイレもあります。
西天狗への登山道に入れば、すぐに苔の森が広がります。
2019年09月02日 10:08撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 10:08
西天狗への登山道に入れば、すぐに苔の森が広がります。
赤いテープが目印です。
2019年09月02日 10:18撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/2 10:18
赤いテープが目印です。
シラビソの林の中の、薄暗い森を登ります。
2019年09月02日 10:33撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 10:33
シラビソの林の中の、薄暗い森を登ります。
苔の花?
2019年09月02日 11:03撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:03
苔の花?
尾根に到着。
2019年09月02日 11:15撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:15
尾根に到着。
きのこ
2019年09月02日 11:31撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:31
きのこ
明るい尾根道は、木の根に煩わせられます。
2019年09月02日 11:34撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 11:34
明るい尾根道は、木の根に煩わせられます。
ハイマツが見えてきました。
2019年09月02日 12:21撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 12:21
ハイマツが見えてきました。
展望は全くありません。
2019年09月02日 12:23撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 12:23
展望は全くありません。
風を避けて、岩角で昼食。
2019年09月02日 12:29撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 12:29
風を避けて、岩角で昼食。
ガスに包まれてきました。
2019年09月02日 12:56撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 12:56
ガスに包まれてきました。
2019年09月02日 13:21撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:21
いよいよ本格的にガスの中。
2019年09月02日 13:23撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:23
いよいよ本格的にガスの中。
2019年09月02日 13:23撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:23
見事な眺めです。
2019年09月02日 13:24撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/2 13:24
見事な眺めです。
大きな岩が、、。
2019年09月02日 13:37撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:37
大きな岩が、、。
いよいよ、手を使っての登り。
2019年09月02日 13:42撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:42
いよいよ、手を使っての登り。
あらら、完全な岩登りです。
2019年09月02日 13:44撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/2 13:44
あらら、完全な岩登りです。
三点確保で、注意深く登ります。
2019年09月02日 13:47撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:47
三点確保で、注意深く登ります。
岩に矢印と丸印があります。×印もありますので、そちらにはいかないように。
2019年09月02日 13:53撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 13:53
岩に矢印と丸印があります。×印もありますので、そちらにはいかないように。
西天狗岳。何も見えません。
2019年09月02日 14:15撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/2 14:15
西天狗岳。何も見えません。
山頂は広々としていますが、誰もいません。
2019年09月02日 14:16撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 14:16
山頂は広々としていますが、誰もいません。
何も見えない東天狗に向かいます。
2019年09月02日 14:21撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 14:21
何も見えない東天狗に向かいます。
東天狗の山頂が見えてきました。でも、この時から、身体をよろめかすほどの強風が吹き始めます。
2019年09月02日 14:41撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 14:41
東天狗の山頂が見えてきました。でも、この時から、身体をよろめかすほどの強風が吹き始めます。
東天狗だけの山頂です。風なりの音がすごいです。
2019年09月02日 14:42撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/2 14:42
東天狗だけの山頂です。風なりの音がすごいです。
根石岳方面の岩場を下ります。
2019年09月02日 14:43撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 14:43
根石岳方面の岩場を下ります。
クサリ場は大したことはないけれど、風に身体を守りながら、危険箇所を渡ります。
2019年09月02日 14:47撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 14:47
クサリ場は大したことはないけれど、風に身体を守りながら、危険箇所を渡ります。
幅の広い稜線に出ましたが、風の強いこと。
2019年09月02日 15:04撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/2 15:04
幅の広い稜線に出ましたが、風の強いこと。
やっと岩陰で、ウインドブレーカーを身につけます。
2019年09月02日 15:11撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 15:11
やっと岩陰で、ウインドブレーカーを身につけます。
根石岳山頂
2019年09月02日 15:23撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 15:23
根石岳山頂
この看板がどれだけありがたかったことか。
2019年09月02日 15:33撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/2 15:33
この看板がどれだけありがたかったことか。
こんな荒天にたどり着くと、ホッとする山小屋です。
2019年09月02日 15:34撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/2 15:34
こんな荒天にたどり着くと、ホッとする山小屋です。
風呂にも入れて、快適な山小屋。でも、一晩中風がうなっていました。
2019年09月03日 05:29撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/3 5:29
風呂にも入れて、快適な山小屋。でも、一晩中風がうなっていました。
朝になればと期待していたのに、相変わらずの強風とガス。
2019年09月03日 06:55撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 6:55
朝になればと期待していたのに、相変わらずの強風とガス。
天狗岳方面を諦め、桜平に下ることにします。
2019年09月03日 07:46撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 7:46
天狗岳方面を諦め、桜平に下ることにします。
コマクサの花が咲き残っていました。
2019年09月03日 07:46撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 7:46
コマクサの花が咲き残っていました。
箕冠山(みかぶりやま)の樹林帯に入ったら、嘘のように風がなくなりました。ほんの15分歩いただけなのに。
2019年09月03日 07:49撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 7:49
箕冠山(みかぶりやま)の樹林帯に入ったら、嘘のように風がなくなりました。ほんの15分歩いただけなのに。
箕冠山(みかぶりやま)。見晴らしはありません。
2019年09月03日 07:51撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 7:51
箕冠山(みかぶりやま)。見晴らしはありません。
オーレン小屋への下り。登山道は、しっかりと整備されています。
2019年09月03日 08:01撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 8:01
オーレン小屋への下り。登山道は、しっかりと整備されています。
ここで一服。
2019年09月03日 08:38撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 8:38
ここで一服。
桜平までは快適な下り道。
2019年09月03日 09:05撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 9:05
桜平までは快適な下り道。
魅力的な、八ヶ岳の森です。
2019年09月03日 09:07撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 9:07
魅力的な、八ヶ岳の森です。
夏沢鉱泉から、途絶えがちな携帯電話を使って、タクシーを予約。ついでに、白玉ぜんざいなんぞいただきました。
2019年09月03日 09:52撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/3 9:52
夏沢鉱泉から、途絶えがちな携帯電話を使って、タクシーを予約。ついでに、白玉ぜんざいなんぞいただきました。
桜平、桜平のゲートに到着。この後、十分ほど歩いたところの中駐車場で待っていたタクシーに乗りました。
2019年09月03日 10:18撮影 by  E-PL6 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/3 10:18
桜平、桜平のゲートに到着。この後、十分ほど歩いたところの中駐車場で待っていたタクシーに乗りました。
撮影機器:

感想

 登山するには、天候の見極めが大切だということがわかっていたのですが、そのことの重要性を感じた今回の登山です。
 どうしても、日付の限られている休日。
 台風とか、強い雨が降らなければと思い、秋雨前線が停滞しているにもかかわらず、行動開始。
 様々なことがあり、出発が遅れてしまったのですが、西天狗の尾根を登り始めたら、下って来る人たちが、皆、すごい風だと言っていました。
 麓は穏やかだったので、そんなことはないだろうと思っていたら、どんどんガスが下がってきて、展望台は、真っ白なとばり。
 それでも風は大したこともなかったので、登り続けました。途中で、登山を諦めた方々もいらっしゃいました。
 西天狗への、岩場の登りに苦労。みなさん、こんな岩場を、よく下りてきたと感心します。
 西天狗岳は、広々とした山頂だけれど、風が強く、人の姿は無し。
 一度下ってから、東天狗への登りになって、強烈な風が吹き始めました。東天狗の山頂は眺めもなく、空に、風がうなっています。
 それでも、根石岳への下降を開始。クサリ場の危険性よりも、身体を煽る風に悩まされました。
 風を避ける岩もなく、斜面の道を抜け、広い縦走路にになりました。根石山荘の看板を見たときには。正直、ほっとしました。きっと晴れていれば、素晴らしい縦走路だと思います。
 根石山荘は、私たちの他に、トレイルランニングの男性一人。お風呂もあって。とてもくつろげました。でも、一晩中、風の唸りは止まなかったようです。
 翌朝は、日の出が見られるのかと思ったのですが、昨日と同じ状況でした。山小屋の人が、風速十メートルと言っていました。
 朝食後、迷っていたら、オーレン小屋から登ってきた人がいて、天狗岳を諦めて戻って行かれました。
 私たちも、天狗岳を超えて、黒百合ヒュッテに下る計画を諦め、オーレン小屋から、桜平に下り、タクシーで唐沢鉱泉に戻ることにしました。
 根石山荘を出て、15分ほど歩いて、箕冠山(みかぶりやま)の樹林地帯に入れば、嘘のように風が止み、快適な下り道快適な下り道となりました。
 桜平に待っていたタクシーの運転手には、今日は登山日和だったでしょうと言われ、なんとも返す言葉がありませんでした。
 車で帰る途中、八ヶ岳を見上げると、薄日の中に、ほんの少しだけ、雲に覆われている山頂が見えました。その、ほんの少しが、曲者なのですね。

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