唐沢鉱泉から強風の天狗岳、根石岳山荘泊。



- GPS
- 08:16
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,009m
- 下り
- 988m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:41
- 山行
- 1:52
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 2:34
天候 | 曇り のち 霧、稜線は強風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下りは桜平に下りたので、タクシー利用。桜平、唐沢鉱泉間5300円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上に危険個所はないようですが、西天狗に登る岩場には、注意が必要です。ここで諦めて、帰れれた方がいらっしゃいました。 |
その他周辺情報 | 車を停めた唐沢鉱泉で入浴。一人700円。 浴槽に熱い湯と、ぬるい湯があり、ぬるい方に入ると、全身に泡が立つ不思議な湯でした。女将さんに聞くと、そのようになるように、10度で湧く源泉を、調整しているのだそうです。 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
感想
登山するには、天候の見極めが大切だということがわかっていたのですが、そのことの重要性を感じた今回の登山です。
どうしても、日付の限られている休日。
台風とか、強い雨が降らなければと思い、秋雨前線が停滞しているにもかかわらず、行動開始。
様々なことがあり、出発が遅れてしまったのですが、西天狗の尾根を登り始めたら、下って来る人たちが、皆、すごい風だと言っていました。
麓は穏やかだったので、そんなことはないだろうと思っていたら、どんどんガスが下がってきて、展望台は、真っ白なとばり。
それでも風は大したこともなかったので、登り続けました。途中で、登山を諦めた方々もいらっしゃいました。
西天狗への、岩場の登りに苦労。みなさん、こんな岩場を、よく下りてきたと感心します。
西天狗岳は、広々とした山頂だけれど、風が強く、人の姿は無し。
一度下ってから、東天狗への登りになって、強烈な風が吹き始めました。東天狗の山頂は眺めもなく、空に、風がうなっています。
それでも、根石岳への下降を開始。クサリ場の危険性よりも、身体を煽る風に悩まされました。
風を避ける岩もなく、斜面の道を抜け、広い縦走路にになりました。根石山荘の看板を見たときには。正直、ほっとしました。きっと晴れていれば、素晴らしい縦走路だと思います。
根石山荘は、私たちの他に、トレイルランニングの男性一人。お風呂もあって。とてもくつろげました。でも、一晩中、風の唸りは止まなかったようです。
翌朝は、日の出が見られるのかと思ったのですが、昨日と同じ状況でした。山小屋の人が、風速十メートルと言っていました。
朝食後、迷っていたら、オーレン小屋から登ってきた人がいて、天狗岳を諦めて戻って行かれました。
私たちも、天狗岳を超えて、黒百合ヒュッテに下る計画を諦め、オーレン小屋から、桜平に下り、タクシーで唐沢鉱泉に戻ることにしました。
根石山荘を出て、15分ほど歩いて、箕冠山(みかぶりやま)の樹林地帯に入れば、嘘のように風が止み、快適な下り道快適な下り道となりました。
桜平に待っていたタクシーの運転手には、今日は登山日和だったでしょうと言われ、なんとも返す言葉がありませんでした。
車で帰る途中、八ヶ岳を見上げると、薄日の中に、ほんの少しだけ、雲に覆われている山頂が見えました。その、ほんの少しが、曲者なのですね。
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