ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2004851
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

平山〜比麻奈山〜軍艦山

2019年09月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:01
距離
12.2km
登り
1,061m
下り
1,064m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:31
休憩
0:31
合計
8:02
8:31
148
スタート地点
10:59
11:11
47
11:58
11:58
82
13:20
13:39
51
14:30
14:30
123
16:33
ゴール地点
小林君(仮名)が1ヶ月間の研修に行きました。一條秀吉君は(私も同様ですが)9月22日のカキDEござ〜るwith厚岸産業感謝祭、そして10月6日と13日には「あっけし牡蠣まつり」のお手伝いがあるため、登山に同行できる日が限られています。年内にもう1〜2度経験を積ませてやりたいのですが・・・
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
今日の登山者は4組
駐車場は余裕でした
コース状況/
危険箇所等
倒木の多さに驚きました!昨年来た時はこんなに倒木はなかったはず。それも極太の大木が何本も何本も!ほとんどはチェーンソーで切られていましたが、下をくぐるところが2か所、上を巻くコースが出来ているところが1か所。一体、いつこんな被害が・・・?
その他周辺情報 美幌町まで戻ってから、峠の湯に入ってきました
大人500円
写真では大きさが分かりにくいと思いますが、極太の倒木を高巻きするコースが出来ていました。昨年はなかったと思うのですが…いったい、いつの間に?
2019年09月05日 08:52撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
1
9/5 8:52
写真では大きさが分かりにくいと思いますが、極太の倒木を高巻きするコースが出来ていました。昨年はなかったと思うのですが…いったい、いつの間に?
山は徐々に色づいてきています
2019年09月05日 09:22撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/5 9:22
山は徐々に色づいてきています
序盤はヤマハハコ群落
2019年09月05日 09:28撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/5 9:28
序盤はヤマハハコ群落
簡易水道?
下山時にここで松ヤニだらけの両手と汗まみれのバンダナを洗いました。
2019年09月05日 09:31撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/5 9:31
簡易水道?
下山時にここで松ヤニだらけの両手と汗まみれのバンダナを洗いました。
ミソガワソウ
2019年09月05日 09:38撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
1
9/5 9:38
ミソガワソウ
ハイオトギリ
いつも初夏に雪渓が残っている箇所
2019年09月05日 09:48撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/5 9:48
ハイオトギリ
いつも初夏に雪渓が残っている箇所
クモマユキノシタ
花は終わりかけ。茎が赤くないのは初めて見た。違う花だったりして。
2019年09月05日 09:50撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
4
9/5 9:50
クモマユキノシタ
花は終わりかけ。茎が赤くないのは初めて見た。違う花だったりして。
ハイオトギリとカラマツソウ
意外と元気に咲いています
2019年09月05日 09:51撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
5
9/5 9:51
ハイオトギリとカラマツソウ
意外と元気に咲いています
タカネトウウチソウ
この花を最初に見た時、ネットで調べて「タカネトウチクソウ」と言う名でヒットしてそのまま覚えてしまった。
2019年09月05日 09:52撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
4
9/5 9:52
タカネトウウチソウ
この花を最初に見た時、ネットで調べて「タカネトウチクソウ」と言う名でヒットしてそのまま覚えてしまった。
タカネトウウチソウやチシマアザミなど
雪渓が残る場所だからなのか、花が比較的遅くまで残っている
と言うか、この付近で強烈な獣臭がしばらく続く。
2019年09月05日 09:53撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/5 9:53
タカネトウウチソウやチシマアザミなど
雪渓が残る場所だからなのか、花が比較的遅くまで残っている
と言うか、この付近で強烈な獣臭がしばらく続く。
分岐に出ました。ここから景色の良い稜線が続きます。
2019年09月05日 10:39撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/5 10:39
分岐に出ました。ここから景色の良い稜線が続きます。
軍艦山、ニセイカウシュッペ山、大槍、小槍
2019年09月05日 10:39撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/5 10:39
軍艦山、ニセイカウシュッペ山、大槍、小槍
平山山頂到着
2019年09月05日 10:59撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
7
9/5 10:59
平山山頂到着
恒例の自撮り
2019年09月05日 10:59撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
5
9/5 10:59
恒例の自撮り
山頂から、表大雪の方に向かって踏み跡があります。
そこを突き当りまで行くと表大雪がよく見えます。
2019年09月05日 11:07撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
9/5 11:07
山頂から、表大雪の方に向かって踏み跡があります。
そこを突き当りまで行くと表大雪がよく見えます。
平山山頂標識の後ろから続く踏み跡
ピンクテープもあります
2019年09月05日 11:11撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
1
9/5 11:11
平山山頂標識の後ろから続く踏み跡
ピンクテープもあります
ウラシマツツジはそろそろいい感じ
2019年09月05日 11:22撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
9/5 11:22
ウラシマツツジはそろそろいい感じ
稜線を歩きながら見る軍艦山(正面)
右にニセイカウシュッペ山
2019年09月05日 11:55撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
11
9/5 11:55
稜線を歩きながら見る軍艦山(正面)
右にニセイカウシュッペ山
さて縦走路
いきなりハイマツ漕ぎから始まります
2019年09月05日 14:25撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/5 14:25
さて縦走路
いきなりハイマツ漕ぎから始まります
藪漕ぎは、復路も大変なことを思い知る
2019年09月05日 12:13撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
5
9/5 12:13
藪漕ぎは、復路も大変なことを思い知る
ここで道を間違えました。
踏み跡があったので、真っ直ぐ行って右に下ってしまいます。ダケカンバの藪をしばらく激下りしてやっとコースを間違えたことに気づきます。正解は、ここから左に下ります。よく見ると足元にピンクテープがありました。
2019年09月05日 12:47撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
5
9/5 12:47
ここで道を間違えました。
踏み跡があったので、真っ直ぐ行って右に下ってしまいます。ダケカンバの藪をしばらく激下りしてやっとコースを間違えたことに気づきます。正解は、ここから左に下ります。よく見ると足元にピンクテープがありました。
チシマヒョウタンボクの実
2019年09月05日 13:06撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
9/5 13:06
チシマヒョウタンボクの実
軍艦山山頂から比麻奈山を振り返る
2019年09月05日 13:23撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
1
9/5 13:23
軍艦山山頂から比麻奈山を振り返る
軍艦山山頂からニセイカウシュッペ山と大槍
2019年09月05日 13:23撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
7
9/5 13:23
軍艦山山頂からニセイカウシュッペ山と大槍
チングルマは草紅葉が始まっています
2019年09月05日 13:41撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/5 13:41
チングルマは草紅葉が始まっています
下山途中でナキウサギを見かけます
2019年09月05日 15:26撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
4
9/5 15:26
下山途中でナキウサギを見かけます
晴れていたせいか、登山時よりも下山時の方が色づいていたような気がします
2019年09月05日 15:51撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
2
9/5 15:51
晴れていたせいか、登山時よりも下山時の方が色づいていたような気がします
やっぱりココに橋が架かっていることには納得がいかない
2019年09月05日 16:28撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
9/5 16:28
やっぱりココに橋が架かっていることには納得がいかない
無事下山♪
お疲れさまでした。
2019年09月05日 16:33撮影 by  PENTAX Q10 , PENTAX
3
9/5 16:33
無事下山♪
お疲れさまでした。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 着替え 予備靴紐 ザック ザックカバー 昼ごはん 非常食 飲料 ハイドレーション 地図 コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 携帯 ポール ナイフ カメラ

感想

今日は1年ぶりに平山に登ろうと思い立ちました。「出来れば、比麻奈山〜軍艦山〜ニセイカウシュッペ山まで縦走できたらいいな」
しかし、先月末から公私ともに忙しい日々を送っていたため、今日はゆっくりと4時半に自宅を出発します。そしてこの中途半端な出発時刻が北見近郊で朝の出勤時間とかぶり思っていた以上に移動時間を要してしまいます。
「こっち方面を通るなら、もう30分早く出た方がいいな」
この時間ロスは、「道迷い」による時間ロスと相俟ってニセイカウシュッペ山までの縦走を諦める選択を強いられることに繋がります。
平山登山口は、旭川紋別自動車道白滝ICを下りてそのまま道なりに真っ直ぐ道道558号線を進んで突き当たったところにあります。

平山に登り始めてまず驚いたのは、「倒木が多いこと」でした。昨年は暴風の印象が強くてそれ以外のことをあまり覚えていないのですが(笑)、こんなに倒木はなかったはず。それも、直径1m以上はあろうかという超大木ばかりです。これらの倒木はコース序盤に集中していましたが、それらのほとんどがチェーンソーで伐採されていて通りやすくなっていました。登山道を管理しているのが「オホーツク振興局西部森林室」なのか「遠軽町」なのか、はたまた「地元山岳会」など個人のボランティアなのか分かりませんが、これだけの大木の伐採は大変だったことと思います。昨年「過保護な登山道だ」と言ったことを改めて訂正させていただきたいものです。(笑
しかし、これだけ伐採されていても登山道に高巻きコースが出来ているところや下をくぐるところ(2か所ほど)などもあり、更に土砂崩れの痕跡も残っていて「昨年から今年にかけて、いつこれほどの被害があったのか」想像すると、やはり山の天気は平地とは違うのだということを思い知らされます。

と言うワケで、スタートが遅れた私ですが、平山までは実に順調でした。色づき始めた山肌が秋を感じさせます。分岐まで出ると、コースは見晴らしの良い稜線歩きに入ります。以前も言いましたが、稜線歩きは大好物です。
平山は山頂よりも、山頂標識から50mほど表大雪寄りに続く踏み跡を進むと、より表大雪が近く見えます。今日は晴れていて表大雪がよく見渡せました。

平山を後にした私は、そのまま比麻奈山まで縦走し、迷うことなく軍艦山に続く登山道を下り始めます。いや、実際は迷ったんですけど。(笑

「比麻奈山〜軍艦山」の縦走路はひどい藪漕ぎでした。ハイマツ漕ぎに、笹かぶり。藪の下には明瞭な登山道が見えるのですが、その「藪の下」が見え難い!と言うか、道に迷いました。軍艦山に続く稜線の、軍艦山の一つ手前の岩稜で真っ直ぐに続く踏み跡をそのまま進んでしまい、ダケカンバ林の激下り(ここの手前にも同じような下りがあったので、「またか」としか思わなかった)を下り続け、とうとう登山道が分からなくなった時点で「これはコースが違う!」ことに気づきます。元来た道を戻って、「まっすぐ進んでしまった部分」の左側足元にピンクテープがあったことに気づきます。時間のロスよりも、スタミナを削られた精神的ロスがでかいです。

「まだ間に合うね」と判断し、そのまま軍艦山を目指します。山頂手前で私と同じコースを選択した2人連れとスライドします。「見えなくなったから心配していたんですよ」「えぇ、迷ってました」簡単な言葉を交わします。
このお二人は、これから逆目の藪漕ぎを登り返します。そして私も…

そしてなんとかかんとか軍艦山山頂!やっぱり切り立った山頂は気持ちがいいです。とは言え、あまり時間がありません。出発時刻が遅かったこと、道に迷って時間をロスしたことで、ニセイカウシュッペ山まで行くのは諦めましたが、今日はもうお腹一杯です。と言うか、藪漕ぎの復路が憂鬱です。(笑

このルート、もう1度来たらもう迷わないと思いますが、その「もう1度」があるかないかは微妙なところです。


お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:732人

コメント

お疲れ様です
たぶん自分も同じところで間違ったことあります、道ありますよね。
その時は青いテープがあって、青は立ち入り禁止なんだと気付いた山です
年々ハイマツがひどいんでアンギラスはニセカウから行くことにしてます
こっちからだと登山口が遠いのがネックなんですけどね( ´△`)
2019/9/8 7:19
Re: お疲れ様です
間違えた箇所、踏み跡はむしろ「真っ直ぐ」の方が明瞭に思えました。ここは道を間違えた人の方が多いかもしれませんね。ピンクテープは油断していると見落としそう(実際、見落としましたが)なほど小さく、青いテープには気づきませんでした。
ニセカウからアンギラスへの縦走路は以前も行ったことがあり、そのうち「いつもの相棒」と一緒に行く予定なので今回は比麻奈山側から行こうと思いました。今回の藪漕ぎは、来年予定している日高山系への準備運動になりそうな気がします。(笑
2019/9/8 10:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら