黒松内岳・ガロー越沢
- GPS
- 07:20
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 667m
- 下り
- 641m
コースタイム
−13:10藪突入−13:46林道−14:23山頂15:10−15:55登山口
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
*****リーダー山ちゃんがMLに流した報告です*****
こんにちはヤマウチです
土曜日はぱっとしない天気見合いで「万の助沢」の予定だったけど
前の晩たまたま検索したネットの写真見て、ん〜何ぼなんでもという気になり
急遽「ガロー越沢」に変更となりました。
メンバーは大方、どうせどんぐりの背比べだべさ?
どっちでも良いよという感じだったが急な心変わりどうもすみませんでした。
メンバー:7名 ゴザル、タッチ、マリッカさん、悦ちゃん、
アウルさん、ヤマウチ、友人1人
ガロー越沢は藪が予想される山頂直登をやめてc370から林道へ抜ける
右股ルートを選びました。早朝の札幌はジリで肌寒かったものの黒松内町が近づくと
だんだん天気が回復し、あーやっぱり来て良かったという感じで入渓しました。
けど遡行して1時間以上になるが段差のような滝やバスタブみたいな釜が出るだけである。
やっぱりブタですかぁ〜?の声が聞こえたか、初めての滝6mがやけに新鮮で
悦ちゃん先頭にはりきって直登する。
続く6m二段の滝、6mゴルジュの滝を直登、大きな雪渓や食べ頃のウドに
テンションぐっと上がりました。小滝を幾つか越えてc380の二股に到着すると
左股の本流に大滝15mが架かって気を引く、ここは右股を行くと雪渓の詰まった滝が見え巻いた。
もう誰もこの沢のことどんぐりだなんて思ってない、結構ヘロヘロになってる。
そしてc450でこのルート最大の滝12mが出現、直登して滝口でビレーしたまでは良かったが
そのまま環カラビナとシュリンゲを置き忘れる。あのままゴミになるかと思うと悲しい。
沢形尽きるまで結構コタコタになって楽しめ最後極太のネマガリ漕いで林道に出る。
コザルのお腹が妊婦のようにパンパンにふくれ出てきたのは竹の子だった。
林道から山頂に延びる刈分けにもニョキニョキ!
これはいったい何の為の道だ?と思いつつ笹薮に手が延びる。
山頂が近づくと日本海と噴火湾の展望が良く、まったりラーメン食べて下山する。
運よく山菜取りの車に乗っけてもらい車回収、幽せん閣でさっぱりして次に向った。
前半のだれだれが後半変身してくれ思いがけず楽しめました
*****<marikka感想>*****
金曜日、急に沢のお誘い。
リーダー山ちゃん企画で、黒松内岳の万の助沢だそうです。
検索してみると、イマイチなブタ沢っぽい感じですが、
2週連続芦別岳旧道でなんとなく疲れも残っていたので、
イマイチで調度いいかとメンバーに加えてもらいました。
黒松内岳近くのパーキングで沢支度している時に、山ちゃんから衝撃の告白
「万の助沢の記録を見たら行く気がしなくなったわ。
隣のガロー越沢を登って、万の助沢を下ろう!」
それも楽しそうです。万の助沢の林道入り口に車を2台デポして
山ちゃんの車でガロー越沢へ行きます。
ガロー越沢、なんちゅうことのない小川です。
あまり期待もせず、出発。owlさんは一度登っているらしい。
その時はブナ沢に降りたそうですが、なんでこんな楽しいブナ沢を
登らなかったんだろうと思ったそうです。
倒木があったり沢は綺麗とは言えない感じ。そうブタ沢っぽいかな。
一時間ほど、ダラけた沢を登って、少し小滝っぽいのも出てきました。
標高320mぐらいかな、突然と言う感じで10mほどの滝が見えてきました。
岩盤は黒っぽく、でも滑っている様にも見える。
エッちゃんが右岸よりを登りはじめる。すごい、室内壁では
キャー恐いと悲鳴をあげるのに、フリーで登るなんて!
仕方がないので、私も恐々頑張って登る(^_^;)
オッ、樋状の滝が出てきた!水流が強くて恐いな。
ロープを出してもらうが、上手く下に届かない。仕方がない、頑張って登る(^_^;)
雪渓が出てきて、上を歩いたりしながら進みます。
沢は荒れているところも多く、あまり綺麗とは言えないです。
その後も微妙な滝が出てきて、山ちゃんLは直登しましたが、
さっさと高巻きました。何度かシュリンゲやらお手を拝借の登りもあって、
楽しかったです、ヘロヘロ。
地図読みが微妙な分岐が出てきます。
山ちゃんの勘とGPSで進みますが、一度藪をこいで、隣の沢へ移動するのが
大変でしたね。藪は濃いし斜面は急だし、下からは滝の音がするし、。
しっかり笹に掴まりながらのトラバースで腕が疲れました。
目当ての沢を進み、雪渓の横を登ると沢系が終わり、根マガリダケの藪が
待ち構えていましたわ。山ちゃんから40m漕げば林道のアナウンス。
先頭をtattiに代わってもらい、すぐ後に付かせてもらう。
ヒィ〜、それでも大変。足元にイイ竹の子があっても、採る余裕ナシです。
後では採っている人もいたらしい(^_-) 40mの藪コギに30分あまりかかって
無事林道へでました。なっかなか楽しかったかも!(^^)!
ガロー越沢に以外と時間がかかったので、万の助沢には降りず、
山頂から夏道を下ることになりました。
林道を少し進むと、黒松内岳山頂へ向かう狩分け道があり、登ります。
ごく最近、笹刈りしたらしく助かりましたね。狩分け道からも
根マガリダケの根元に竹の子が見える!一生懸命採る人、数名。
山頂到着2時半。腹ペコで即ラーメンタイムに突入です。
ラーメンを食べていると、ブナ沢右股を登ってきた人たちも来ました。
コザルンのお知り合いでしたね。
ラーメン完食して、あとは夏道を降りるだけ。沢を降りる予定だったので
夏靴を持ってこなかった。でもスパイクつける人、靴を持ってきた人もいるんだな。
沢靴が滑るので、技ありぃ〜や1本がたまに出ながら、無事1時間かからず
登山口到着でした。ガロー越沢、前半のダレがかったるいけど、後半は
なかなか楽しい沢でしたね。藪コギやゴボウ登りで、腕が疲れたぜ。。。
登山口から、車デポ地点までタラタラ歩いていたら、親切そうな車が一台!
山ちゃんが乗せてもらい、車回収に成功!20分ほど楽させてもらいました。
蘭越の幽泉閣で汗を流して帰ってきました。
なかなか渋い沢で楽しかったです。
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