大菩薩峠



- GPS
- 06:55
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 516m
- 下り
- 1,277m
コースタイム
交通費
立川ー甲斐大和1200円、甲斐大和ー上日川峠1000円、大菩薩の湯600円
大菩薩の湯ー塩山300円、塩山ー立川1280円
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立川発甲府行き6時43分発普通列車は 出発時にはがらがらで日曜日なのにこんなにすいているものかと思っていたが 高尾駅に着くころにはほぼ満席になり そこから先は相模湖、上野原、猿橋、大月、初狩と駅ごとにぼつぼつと降りて行ったが甲斐大和駅に下車した人はそれまでの駅で下車した人数より遥かに多く100人近くもいたかもしれない。 甲斐大和からの栄和交通バスは土曜、休日のみの季節運行でしかもマイクロバスなので収容客数も少なくて一台増発便を出したけれども、それ以上の用意が無いようで10人ほどはタクシーを利用していた(上日川峠7000円と書いてあった)。タクシーはバス乗車を誘導している人が携帯電話で呼んでいた。 塩山駅前の飲食店はバスの着く南口に2〜3軒ある程度で、北口には飲食店と言わず店らしいものは目に入らなかった。土産物屋で酒を入手して列車に乗る。 塩山発17時04分のホリディ快速ビュやまなしは特急列車使用でボックス席はすべて埋まっていたが二人掛けのところを詰めてもらい通路を挟んで3人掛けした。反省会は立川で・・・。 |
写真
感想
いつもは人混みを避けるように平日にできるだけ人気の少なそうなコースを歩いているので 休日にメジャーな山に出かけるのは久しぶりのことです。
大菩薩は殊に紅葉がきれいで私には長い付き合いでお気に入りの山ですが、相変わらず人気は衰えていないようで バスが9時ごろに上日川峠に着いた時にはすでに駐車場は満車で、無理やり路肩に駐車している車が数台ありました。
バスを上日川峠で降りて介山荘へのコースをたどりましたが、いつもどこかに人の姿が確認できるほどなのに、チリン、チリン・・、リーン、リーンと熊鈴をリュックにぶら下げて歩いている人がいたりして、実に興ざめな気分になります。風のそよぎや小鳥のさえずり、沢水のせせらぎに耳を傾けながら歩けないものかと思う。
この時期なので雨でなかっただけでありがたいのですが、来てみればやはり富士山を探して、厚い雲のあの奥にあるはずと思いながら残念の気分は拭えません。
介山荘から雷岩までの稜線はこの山稜のハイライト部分なのですが、ガスに煙って見通せませんでした。それでも笹と岩の明るい稜線は歩いているだけで気分がほぐれて爽快な気持ちにさせてくれます。
逆コースですれ違う人も多く、中年男子、中年夫婦、ファミリー、カップル、グループ、シングルと当然さまざまですが、全体の感じとしては男性よりは女性のほうが多いように思いました。
雷岩では思い思いに適当な岩に腰かけて何組かが休んでいましたが、私たちもここで簡単な昼食をとりました。腰を上げるころには雲が切れだして所々に青空が姿を見せて、はるか下に笛吹川を望むことができました。景色が見れるのはここまででこれから先は樹木に覆われた道になります。
雷岩からはすぐに大菩薩嶺につきます。三角点標石と百名山標柱が立つだけの静かな山頂です。この山を国土地理院は「嶺」と呼び、深田久弥は「岳」と呼んでかつて嶺・岳論争が取り交わされたようです。しかしこの山は私にとっては嶺でも岳でもなくて大菩薩峠なのです。
いよいよこれから1000mを超える下りが始まります。丸川峠までは奥秩父に似た深い樹林の中を歩きます。丸川峠で一度視界が開けて、これから一気に下って行きます。やがて川音が近づいて来るまでの一時間ほどは悪戦苦闘が続き、川辺に降り立った時にはホッとしました。
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