摺古木山、安平路山
- GPS
- 08:21
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 983m
- 下り
- 983m
コースタイム
5:55 (周遊路・直登コース)分岐 6:05
6:35 摺古木山 6:55
7:55 白ビソ山
8:20 安平路避難小屋 8:35
9:15 安平路山 9:55
10:25 安平路避難小屋
10:55 白ビソ山(2,265m)
11:45 摺古木山 12:15
12:30 摺古木展望台
12:30 (周遊路・直登コース)分岐
13:30 摺古木自然園休憩舎
天候 | はれ後くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・最初は舗装されているが、1.5Kmでダートに。更に1.2Km進むとロープで(一応)通行止め。 ・あちこちの記録でも超悪路と書かれており心配したが、我がエスティマでも所々止まりそうな位ゆっくり走れば底を擦らずに走ることできた。 ・今回も道の真ん中に 落石があり、何とかスリ抜けることができたが、随所に落石の危険性あり。 ・摺古木自然園休憩舎(太平宿から約45分)には5台程度駐車可能なスペース。約50m下にはトイレもあり、もうチョイ下にも何台か停められそうな広場がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口である摺古木自然園休憩舎には登山届けポストはありません(予めメールで長野県警に提出しました)。 ・全体的には急登も少なく(短い)、楽な山です。摺古木山−摺古木展望台なら小さな子供でも楽に登れると思います(1週して3〜4時間程度)。 ・(周遊路・直登コース)分岐から摺古木山 直登コースは笹も大したことなく、濡れる事もあまり無いが、周遊コースを選んだ場合、摺古木展望台〜摺古木山間(15分程度)が笹が生い茂り、朝早いと濡れるのでカッパの下だけは履いたほうが良い。 ・摺古木から白ビソ山、安平路山は一転、笹薮と樹林帯の中を歩く。笹は高くても1m位。遠目に笹が凹んでいるのが分かるので、笹をかき分けて足元を確認しながら歩くが、結構踏み固められており、ふみ跡はしっかりしてる。所々赤布が残置されており、目印にすると良い。 ・摺古木〜安平路山は朝早い時間は朝露がしっかりついてるので、カッパの上下を着用が望ましい。 |
写真
感想
昨年のGWに椎間板ヘルニアを患ってしまい、昨シーズンは全く活動せず。ヘルニアは完治した訳ではないですが、痛みも無いので、そろそろリハビリをと考え、腰の様子を見る為に比較的優しいルートを選びました。
それに、昨年末から5ヶ月で16Kg(約25%)の減量をしました。しかし体重の減少と共に体力の低下も懸念されたので。まずは足慣らし程度に・・・。
事前の調査で、太平宿から摺古木自然園休憩舎までの東沢林道はかなりの悪路だということが分かっていた。車高の高い車じゃないと底を擦るとか、左右から伸びた草の中を突き進むとか、普通乗用車(セダン)じゃぁムリだとか・・・。このアプローチが今山行中の核心部なのかもしれない。が、思った程路面も荒れてなく、45分かけて、無事に摺古木自然園休憩舎にたどり着くことができてホントよかった。
摺古木自然園休憩舎はキレイで、10人以上は寝られる位広い。
しかし、途中に落石が鎮座していたり、今にも崩れそうな砂地の斜面があり、雨天や降雨後は通りたくないな。
先客はバイクが1台。小屋脇に幕営していた。摺古木自然園休憩舎には(15時位に着いたという)4人パーティーが泊っていた。我々の後には30分程して、車が1台来ただけである。静かな登山になりそうだ。
22時半頃到着を予定していたが、思ったよりも早く着いたので、車内で地図やガイドブックを読んで明日のルートを頭に叩き込んで22時45分頃寝ることにする。
翌朝は4時半頃起床。休憩舎のパーティーは既に出発した後だ。バイク登山者も5時前には歩き始めて行った。
外にでると小さな虫の襲撃にあうので、車内で朝食。昨晩、何度かキジ撃ちに出た時は虫は全然いなかったのに。。。
5時10分、出発。休憩舎の前を通って笹が生い茂る登山道を歩くと50m程の急登。この後はダラダラとした登りの道となる。水場はいくつも水流があり、不自由しなさそう。あ、でも先日の台風の雨で水量が多いのかも。。。
2〜3箇所崩落箇所があるものの、恐るには足らない。南には恵那山の大きな姿が良く見える。
風穴山の西側を巻くなだらかな登山道を歩き、ハシゴを超えると時期に周遊路分岐点に到達。
5時55分、周遊路分岐点で休憩した後、往路は直登コースを選択。50m程の笹藪の中の急傾斜を登ると、6時35分、摺古木山(2,168.5m)に到着。山頂は小広場になっておりベンチ(壊れた看板?)と、国土地理院の三角点と御料局三角点がある。立木がやや邪魔するが、白山〜御岳〜乗鞍〜笠ケ岳〜穂高が良く見える。しかし、ココもすごい虫だ。顔にまとわりついてかなわん。
摺古木山頂で出会った、越百岳から縦走してきたという人の話では、越百岳から安平路山までの笹藪はスゴイらしい。大人の背丈以上の笹を掻き分けなければならず、本人曰く、よっぽどの物好きかしか縦走しないだろうと。
それでも稜線を外さないように、所々ある赤布を頼りに縦走して来たというのだから関心してしまった。
170cmの人の背丈以上って言うくらいだもんで、ワシなら完全に笹に埋もれ、赤布すら見つけれず、周りの景色からルートを見つける事すらできないだろう。
ここからはかなりの笹薮で、事前調査では「落ち着きの無い人やルートファインディングの苦手な人には不向き」ともあったので、慎重に行かねばならない。
二人ともカッパ上下を着用して6時55分、意を決して安平路山に向けて歩き出す。
ここから先はかなりの笹薮で、子供の胸位ある笹をかき分けて歩く。先人の話では、越百岳〜安平路山は笹は多い茂ってはいるものの、遠目に見ても笹が凹んでいるし、笹をかき分ければ足元の踏み跡が分かるので迷うことは無いだろうとの事。ちょっと安心。
摺古木山を出て丁度1時間で白ビソ山に到着(7:55)。小さな看板があるだけで見晴らしは良くない。しかもココもスゴイ虫。休むのを諦めて先へ進む。
25分程で安平路避難小屋に到着(8:20)。安平路避難小屋もキレイで10人程度は寝られる。トイレは無く、水場は10分弱、安平路山に歩いた右手の沢。看板あり。
40分程度で安平路山に到着(9:15)。案の定、樹木で囲まれて展望は全く無い。相変わらず虫の襲撃に悩むが、少し早い昼食にする。
ここで持ってきたアマチュア無線機を持ち出してメインをワッチ。1,2,3,9,0エリアからの波をワッチ。最遠は1エリア(千葉県)。QRPp運用(0.35w)なので、受信はできるが、こちらかのは拾ってもらえない。しかし、四日市市内のモービル局とSQO。帰宅後確認すると、直線距離で約130Km。0.35w でよく飛んだもんだ。
さすが空中線を変えただけの事はある。改めて空中線の大切さを思い知った。
そんなこんなで遊んで、9時55分に安平路山を後にする。
摺古木山からは、摺古木展望台経由の展望ルートで降りることにする。展望台に着いた頃にはすっかり曇ってしまい何も見えない。摺古木展望台からは、沢伝いにしばらく下る箇所があるが、降雨の直後で水量が多い時は難儀しそう。
13時30分、摺古木自然園休憩舎に到着。バイクも、昨晩到着した車も無く、もう一台新たに来た車が1台だけ。静かな山行だった。
今回は子供を先に歩かせ、笹薮のルートファインディングをさせました。後ろから所々、「ちがう」「右」「左」「まっすぐ」など、アドバイスしてやれば子供でも十分露払い、いやルートを見出し先頭を歩くことができました。
標高が低いためか?季節がら(梅雨の最中)か?とにかく細かな虫が多い!!耳、鼻、口、目とありとあらゆる穴に入り込ん来るので閉口。以前教えてもらった「赤い蚊取り線香」を用意しなきゃ。
と思っていたら、「ハッカ油」を使った虫除けスプレーが良いと聞いたので、次回は自作して持っていくことにしよう。
11Kgとボッカ量が少なく、下山後2日経っても異常は見られず、まずまず安心。
次回はもう少しボッカ量を増やしてトレーニングせねば。。。
コメント
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na58bear56_azu2000さんコンバンワです。
azu2000さんは大分大きく成長されましたね。
さて、復帰第一弾の山行お疲れ様でした。アクセス道路の危なっかしさはちょっとハラハラしますね。笹薮は一見大変そうですが、足元が見えない中での倒木やギャップ・石のへのつまずきに恐れながら、ひたすら歩く事に集中するのは、ちょっと楽しかもしれませんね。
山頂の表示板が新しく木柱になっているのは驚きましたね、昨年の安平路山の看板は山道に落ちて気が付きませんでした。拾い上げ判る様にたてかて置きましたが・・・。
され越百から縦走する人が居られるのは、これまた驚きますね。確かにテープによるマーキングは有りますが、縦走時間が時間だけに迷えば・・・確かに物好きかもしれませんね。でも何時かは歩いてみたいですね。
無理せず今後の活躍をお祈りいたします。
kintakunte さん
コメありがとうございます。
確かに完全縦走を目指す身としては、越百〜安平路って繋げたい気もするけど、超笹藪は避けたい・・・。って相反する気持ちが格闘するんですよね。
新しい木柱は、某ビールメーカーの寄付によって設置されたとありました。まだ新しそうでした。
長男坊も6年生です。一昨年は、kintakunteさんの到着が遅れ、既にテントで寝ていましたのでお見せできませんでした。
この夏もQSO、又はアイボールよろしくお願いします。
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