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Yamareco

記録ID: 2020586
全員に公開
ハイキング
東海

春日井三山へサンセット・ハイク

2019年09月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:52
距離
7.3km
登り
377m
下り
397m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:02
休憩
0:49
合計
2:51
16:25
16:26
17
16:43
16:43
16
16:59
17:00
14
17:14
17:59
18
18:17
18:17
13
18:30
18:30
6
19:01
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
高蔵寺から細野キャンプ場(道樹山登山口)へ
下山は高森台のバス停に
コース状況/
危険箇所等
良好に整備された一般登山道
沢沿いの登山道へ
2019年09月15日 16:11撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 16:11
沢沿いの登山道へ
整然とした植林地に
2019年09月15日 16:14撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 16:14
整然とした植林地に
登山道で大きくノコギリを開く鍬形虫
2019年09月15日 16:17撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/15 16:17
登山道で大きくノコギリを開く鍬形虫
不動の滝へ
2019年09月15日 16:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
9/15 16:20
不動の滝へ
滝に近づいて
2019年09月15日 16:21撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/15 16:21
滝に近づいて
尾根道には黄金色の光が
2019年09月15日 16:28撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/15 16:28
尾根道には黄金色の光が
屋根を支えるお地蔵様
2019年09月15日 16:35撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 16:35
屋根を支えるお地蔵様
道樹山山頂直下の展望地より
2019年09月15日 16:43撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 16:43
道樹山山頂直下の展望地より
山頂のお堂
2019年09月15日 16:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 16:45
山頂のお堂
山頂を過ぎると北東側に好展望
2019年09月15日 16:53撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 16:53
山頂を過ぎると北東側に好展望
大谷山
2019年09月15日 17:02撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 17:02
大谷山
山頂からはわずかに北西への展望
2019年09月15日 17:01撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 17:01
山頂からはわずかに北西への展望
弥勒山山頂に
2019年09月15日 17:27撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 17:27
弥勒山山頂に
太陽はまだまだ高く
2019年09月15日 17:20撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 17:20
太陽はまだまだ高く
徐々に西の空が橙色に
2019年09月15日 17:32撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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9/15 17:32
徐々に西の空が橙色に
西陽に照らされる名古屋市街
2019年09月15日 17:45撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 17:45
西陽に照らされる名古屋市街
養老山地と伊吹山の間に陽が落ちてゆく
2019年09月15日 17:52撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
9/15 17:52
養老山地と伊吹山の間に陽が落ちてゆく
まもなく日没
2019年09月15日 17:57撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
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まもなく日没
残照
2019年09月15日 18:25撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
9/15 18:25
残照
すっかり夜の帳が落ちる
2019年09月15日 18:54撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 18:54
すっかり夜の帳が落ちる
ついでに豊田市美術館
2019年09月15日 10:37撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:37
ついでに豊田市美術館
2019年09月15日 10:43撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:43
クリムト展開催中
2019年09月15日 10:39撮影 by  E-M5MarkII , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/15 10:39
クリムト展開催中

感想

三連休の中日だというのに名古屋へ出張である。見晴らしの良いホテルの部屋の窓からは雲ひとつない青空の彼方に鈴鹿の山並みがくっきりと見える。午前中は家内と待ち合わせて、豊田市美術館で開催中のクリムト展に向かう。開館時間からまだ間もない美術館の中に入って驚いた。なんとチケットを購入するのに長蛇の列である。結局、購入まで40分以上並びに、さらに入場するのに10分ほど列に並び、結局展覧会場に入れたのは11時前であった。

午後の出張の仕事が終わったところで、折角の機会なので高蔵寺の近くのこの春日井三山を訪れることにした。この山は手頃に登れる山として名古屋の人には人気の山らしいが、それ以外の地方の人には馴染みのないローカルな里山である。

この春日井三山のことを教えてくれたのは甲斐駒ヶ岳に登るべく信州に向かう特急しなの号でたまたま私の隣に乗り合わせた上品なご婦人であった。ご自身もよく登山をされる方であったらしく、甲斐駒ヶ岳の登山地図を広げていた私に「どこに行かれるんですか?」と話かけて下さった。東京出張への移動のついでに日帰りで甲斐駒ヶ岳へ黒戸尾根のピストンをする山行計画をお話しすると、最近登った山では名古屋の近郊のこの山が良かったということをお話し下さり、出張の機会があれば是非どうぞとお薦め頂いたのだった。

最初のピーク、道樹山へと向かう。「どうじゅさん」と読みそうになるが「どうずさん」と読むのが正しいらしい。この山に登るには尾根沿いと沢沿いの道があるが、沢沿いの方が涼しいことを期待して後者を選択する。外はかなり暑かったが林の中に入ると途端に気温が低い。まもなく左手に不動の滝の案内標がある。沢におりてみると沢の奥に小さな滝が見える。

滝を過ぎると尾根道へと登る道がある。送電線鉄塔がある筈なので好展望を期待して尾根道へと登ってゆくとすぐに送電線鉄塔へと出る。しかし鉄塔広場は全く展望のない樹林に囲まれた草地であった。

尾根を登ると途端に暑さが感じられ、大粒の汗が噴き出す。上からは数人、いずれも単独行の中年のご婦人のハイカーとすれ違う。道樹山の手前の小さな広場からは樹間にわずかに名古屋の高層ビル街を展望することが出来る。すぐに山頂に達するが、その手前には立派な作りの神社がある。山頂は樹林の中の鬱蒼とした広場であった。

自然林のなだらかの尾根を歩いて次の大谷山に至る。大谷山からは北西の方角にわずかに展望が開けるばかりである。尾根上は涼しい風が下から吹き上がっては汗をかいた体を冷ましてくれる。三山と名が付けられてはいるもののピーク同士はかなり近接しており、三つのピークを踏むのにそれほど時間はかからない。小さな鞍部を過ぎると木製の階段が延々と続くようになり、弥勒山にたどり着く。

山頂には展望台が設けられており、濃尾平野が一望のもとである。まだ西の空では太陽が放つ白い光が眩しい。日没まではまだまだ時間がかかりそうだが、山頂で陽が傾くのを待つことにする。視覚的には傾いてゆく太陽の光の変化はわからないが、カメラで撮った写真を確認すると光が徐々に弱まっていくことが認識できる。やがて徐々に西の空が徐々に橙色に染まってゆくにつれ、西の方角の伊吹山のシルエットが際立つようになってゆく。

太陽の光が紅くなったかと思うと、最後は勢いを増して下ってゆくようだ。夕陽の光芒が山の向こうに消えてゆくのを見届けるといよいよ下山開始である。さすがは市街に隣接する里山だ。おそらく昔から多くの人々が往来したのだろう。登山道は極めて良好に整備されて歩きやすい。そしてこの山の魅力は日没の後でも残照の時間に下山できることでもある。勿論、ヘッドライトは用意してはきたが、ライトをつけることなくまもなく緑化植物園に至る車道に出るのだった。

タクシーを呼ぼうか迷ったが、ついでに高森台のバス停まで歩くことにした。途中の道路の案内板を見て驚いたのはこのあたりはどこの地名にも○○台と台の字が付いている。いずれも台地の上に造成されたニュータウンなのだろう。

高森台のバス停にたどり着いた頃にはすっかり夜の帳が降りている。程なくバスが到来し、京都への長い帰路につくのだった。高蔵寺から名古屋行きの中央線に乗り込むとまずはビールで乾杯である。

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