鉄砲木ノ頭・三国山 〜シロバナフジアザミを見に〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 550m
- 下り
- 663m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:44
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・復路:平野バス停 ⇒(富士急バス)⇒ 富士急行富士山駅 ※三国山・パノラマ台コース(山中湖観光情報HP)↓ http://www.yamanakako.info/leisure_hiking.php?mode=mikuni |
コース状況/ 危険箇所等 |
道標あり、踏み跡明瞭。 |
写真
感想
どなたかの山のブログで鉄砲木の頭にシロバナフジアザミが咲くというのを見たことがあり、一度見てみたいものだと思っていた。
三国山から東に稜線を辿ると明神峠、その先湯船山を越えて不忘山へ行ける。不忘山一帯はサンショウバラで有名なところだ。
このエリアはサンショウバラを見に不忘山に2回訪れた。
その時は不忘山から明神峠を越えて、三国山へ抜けて山中湖に出るのも面白いかなと考えていた。
ちなみに「鉄砲木の頭」という面白い名前は、鉄砲水の「水」の字が「木」に変移したもので 昔は鉄砲水が発生したことに由来するらしい。
今回の山行は、フジアザミとその変種であるシロバナフジアザミを見ることと、初めての三国山ハイキングコースを歩きつつ、出来れば霊峰を仰ぎ見ることであった。
フジアザミは籠坂峠バス停から上ったところの霊園でしか見られなかった。初見ではあるが存在感のある下向きに咲く紫色の大きな花が印象的であった。花が大きいからと言って全く下品ではないのは株全体のバランスがとても良いからだと思う。
岩田翁の手書き看板が見られるアザミ平では、フジアザミらしきものが1株のみあり、それ以外にフジアザミがないものかとはかなり探したが(勿論ロープ内には入っていませんよ)見つからなかった。
シカの食害なのであろうか、その足跡は確かに散見された。
三国峠から鉄砲木ノ頭(明神山)頂上への道は背丈より高いたくさんのススキに覆われていたが、ススキもこれだけたくさん生えていると迫力があるし、振り返ってみるススキ原は美しくもある。一昔前には近所の空地にはその時期になると必ずといっていいぐらいにススキが生えていたが、最近は住宅が建て込んでしまって野生のススキを見ることが少なくなってしまったように思う。何か古い記憶が蘇ってくる思いがした。
ススキ越しの霊峰というのもなかなかに趣きのあるものだ。今の季節ならではであろう。
シロバナフジアザミであるが、石造りの御祠の周囲に10株ほど咲いている。つぼみがたくさんあって未開花のものもある。大株のものある。
籠坂峠から歩いてきたが、本当にここにしかない。
開花時期になるとカメラマンが多数上がってくるらしいが、それも理解できる。晴れていれば霊峰と山中湖とがカメラのとてもいい被写体になるので、頂上からそれも狙えるし一石二鳥というものだ。
無事に下山出来たことに 感謝。
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