台風17号 秋田駒から縦走予定が、、、
- GPS
- 14:14
- 距離
- 28.7km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 2,116m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:44
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 乳頭温泉休暇村からバス田沢湖駅 バスは現金支払いのみ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な場所は無い。高低差が無く楽だが、秋田駒より北は背丈ほどの笹藪もあるが道はわかる。濡れていると滑りやすい。 男岳から先は細尾根で、カルデラ底に降りる道は山と高原地図では実線だが、急で細かい軽石が滑りやすく石を落としやすいので、慣れない人は男岳分岐まで戻り、谷に下りた方が良い |
その他周辺情報 | 乳頭温泉郷の大釜温泉で入浴 9時から 鶴の湯は10時からオープン |
写真
感想
19、20日と男鹿半島巡検だったので、折角なので八幡平から秋田駒ケ岳へ縦走することに。が、台風17号が23日通過のため、交通手段も不安なので逃げ場を考え逆コースにした。結局 田代平山荘から乳頭温泉に下山した。縦走路は全て避難小屋で、水は大深山荘でしかとれず、水5lをかつぎ、コースタイム11時間、ほぼ平らの道だが、藪漕ぎ状態の道もあり、台風の風雨で歩くのは止めるべきと判断。
秋田駒ケ岳は、秋田・岩手県境のほぼ中央にある活火山で、男女岳(おなめたけ)、男岳(おだけ)、横岳、女岳(めだけ)、小南部岳等のピークで構成されている。10万年前頃より活動を開始し成層火山を形成。山頂は2つのカルデラを持ち、南部カルデラは1万3千年前、北部カルデラは1万1千年前の大噴火でつくられた。最も新しい噴火は、1970〜71年の女岳の噴火。約4か月にわたり小規模な爆発的噴火を繰り返し、全長500mの溶岩流が形成された。今も白い蒸気が上がっていた。
かくなるうえは、カルデラ、火砕丘、溶岩流、岩脈などガッツリ見ようと、八合目避難小屋にザックをデポし、軽荷でぐるっと回った。近くで女岳、小岳の火口を見ようと男岳のカルデラ壁を進み、五百羅漢手前からカルデラ底へと降りたが、軽石の急坂でズルズルで、写真を撮る余裕がなかったがしっかり観察できた。
八合目に戻り、水4.5lを汲んで、田代平山荘に向けて出発したが、北部は東北特有のたおやかな尾根、草紅葉の湿原、笹や木で埋もれた藪漕ぎ道で、南部と全く山容が違う心安らぐ山歩き。急登も無く、乳頭山(岩手側では烏帽子岳)を登り、田代平山荘に到着。紅葉も始まり 湿原歩きはほっこりするが、地形、木、えぐれた道が雪の多さを知らせる。
台風も来ているので誰もいないと思ったら先客の男性がおり、裏岩手縦走路から入山しているので情報を伺う。水はやはり大深山荘しかでていない。私が見たい谷の沢パノラマは大深沢、いわゆる裏岩手縦走路でしか見れず、葛根田の方は湿原と森で底はみえないとのこと。貴重な情報で大いに感謝です。
早朝 気象情報を確認し、本日下山を決める。大白森まで行きたかったが結局 雨が降り出し鶴の湯分岐から下山。笊森山からは誰にも会わず静かな山歩きを楽しんだ。
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