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Yamareco

記録ID: 203344
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

御殿場口から登山

2012年06月30日(土) [日帰り]
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inumi その他1人
GPS
07:47
距離
15.9km
登り
1,849m
下り
1,849m
天候 曇りときどき晴れ間あり。しかしほとんどはガスって遠望なし。
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名御殿場ICから道の駅すばしり泊。翌朝、御殿場口新五合目駐車場から登山開始。山開き前なので、駐車場は空いていました。7時30分で、10台くらい。
コース状況/
危険箇所等
御殿場口は初めてにも関らず、登山地図を持っていかなかったのがまちがい。
登山口すぐの大石茶屋から登山道と下山道、さらに双子山へ向かう道の3つがあり、看板の「←登山道」をみて、一番左側の広いルートに行ってしまった。実は真ん中に正しいルートがあり、見落としてしまった。
四辻からローカルルートで復帰したが、40分以上のロスとなってしまった。
登りは迷うことはなかったが、下りで七合目からの大砂走りは積雪で使えず。登山道を下り、宝永山へのルートで大砂走りへ向かうこととなった。大砂走りではガスで前がほとんど見えなかったが、ロープと柱が延々立っているのでそれに従えば大丈夫。
予約できる山小屋
御殿場口新六合目・半蔵坊
御殿場口七合四勺・わらじ館
五合目駐車場
2012年06月30日 07:36撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 7:36
五合目駐車場
新六合目
2012年06月30日 09:58撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 9:58
新六合目
新六合目。正規ルートへ復帰したところ。
2012年06月30日 09:59撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 9:59
新六合目。正規ルートへ復帰したところ。
七合目の道標。小屋は閉鎖。
2012年06月30日 11:03撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 11:03
七合目の道標。小屋は閉鎖。
七合目から上を望む。積雪あり、ここまでかと考えたが、すぐ先に小屋が見える。
2012年06月30日 11:07撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 11:07
七合目から上を望む。積雪あり、ここまでかと考えたが、すぐ先に小屋が見える。
七合目4勺の、わらじ館。
2012年06月30日 11:18撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 11:18
七合目4勺の、わらじ館。
八合目赤岩小屋から望む頂上方面。
2012年06月30日 11:48撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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6/30 11:48
八合目赤岩小屋から望む頂上方面。
八合目赤岩小屋。雲の上に出たかんじ。
2012年06月30日 11:49撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 11:49
八合目赤岩小屋。雲の上に出たかんじ。
12:45、雪渓のため撤退した地点から頂上方面を望む。
2012年06月30日 12:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 12:54
12:45、雪渓のため撤退した地点から頂上方面を望む。
同じく、頂上方面を望む。
2012年06月30日 12:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 12:54
同じく、頂上方面を望む。
宝永山へ向かう途中で合流した大砂走り。前方(下り方向)はガスで先は見えない。
2012年06月30日 14:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
6/30 14:50
宝永山へ向かう途中で合流した大砂走り。前方(下り方向)はガスで先は見えない。
下ってきた上方向を振り返って。こちらもガス。
2012年06月30日 14:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 14:50
下ってきた上方向を振り返って。こちらもガス。
右も左も黒い砂と白いガスだけの世界。
2012年06月30日 14:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 14:50
右も左も黒い砂と白いガスだけの世界。
駐車場にゴールして。雲の中にいるようで湿っぽかった。
2012年06月30日 15:21撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6/30 15:21
駐車場にゴールして。雲の中にいるようで湿っぽかった。

感想

シーズン最初の登山が富士山となった。これまでに登っていない登山道の最後の一つとして、御殿場口を選んだ。人気のないコースと聞いていたが、ほとんど人と会わなかった。10人くらいか。朝のうち10時頃まではトレランの人たちも見られた。
前日夜に道の駅すばしりでテント泊し、5:00起床。寒くもなく、風もなし。日が射すと暑いくらいだった。朝食後、御殿場口駐車場へ7:00頃到着。着替えて7:33出発。登山道入り口は閉鎖されていたが、バリケードはまたぐことが出来る高さ。自己責任で出発。
大石茶屋でいきなり道を間違え、双子山方面へ。四辻で引き返し、運よく出会った人にルートを聞いて四辻から御殿場登山道へ復帰した。初めてのコースなのにろくに下調べもせず、地図も持たずに登ったのは、大甘だった。何度も来ている山だと思ってなめてしまっていた。反省。
他の登山道も登った経験があるが、御殿場口が一番、登りにくかったと感じた。砂礫や小さな砂利、浮石の多さなど、足を踏み込むとまともに反力が戻ってこないため、パワーロスが大きい。先に登った人の足跡に合わせて登らないと、踏み込んだところが崩れてしまう状態。非常につらかった。
3000mまではずっと雲の中にいるかんじで、ときどき寒くなったが、上下長袖だけでウインドブレーカも着なくても大丈夫だった。3000mを越えたあたりから雲の上にでて、青空が見えた。頂上までも見通すことが出来た。もともと積雪で途中までしかいけないと思っていたので、頂上までいけるかも?という気になれてモチベーションは一気に高まった。
腹ごしらえをして12:01に八合目赤石小屋を出発。3400m以上となると空気の薄さが体の動きを鈍くさせ、なかなか進めなくなった。シーズン最初ということもあり、しかたがないことだが、頭痛などはないのでゆっくりでも前に進む。が、とうとう3550m?くらいのところで大きな雪渓にコースを阻まれてしまった。ここはアイゼンがないと滑り落ちてしまう傾斜で、12:45、やむなく撤退。想定以上に高い標高まで登れたのを喜ぶ気持ちと、あとちょっとで頂上というもったいなさとが同居した複雑な気持ちで下山となった。今後は残雪時期にはアイゼンを持参するべきと思った。
下山は、七合目からの大砂走りはこれも雪渓で使えず、しばらく登山道を下りた。宝永山への分岐で大砂走りへ向かい、途中で無事大砂走りへ合流。はじめてだったが、四方八方、黒い砂だけの不思議な世界。ガスがかかっていたこともあり、日本でないような、異次元的気分で走って下った。登りで苦しめられた沈み込む砂の深さが、下りでは衝撃吸収となり、足への負担がほとんどないまま、走って下りられる。しかし、かなり長い。途中で止まりながらの下山。大石茶屋まで一気に走り、駐車場に15:20頃到着。下りは引き返した地点から2時間かからなかった。
山頂までいけなかったが、なぜか富士山の場合、それほど悔しくない。他の山だとなかなか再訪するのは難しいが、富士山はすぐまた来れるからだろう。登山シーズンを迎えて足慣らしと高度順化ができる、かっこうの山と思う。

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コメント

はじめまして
はじめまして、15-jugo(じゅうご)と申します。

シーズン最初の富士山て、キッツイですよね!!
でも、2回目からは何事もなかったかのように体が順応しているから不思議です。
御殿場口は2.8避難小屋からわらじ館までが辛くなかったですか?
逆に言うと、そこまで行けばもう山頂は頂いた!みたいな。
(私の場合です)
御殿場の下りは“飽き”との戦いですよね〜。
ホント、単調で長い(笑)

ところで、、、

「田子の浦〜富士山山頂往復(日帰り)」やるんですか?
実は、私も今シーズンにやろうと思っているんです。
あぁ、、、ただ、私の場合は24時間制限の関門に引っかかりそうなんですがね。。。
お互いに楽しんで頑張りましょうね
2012/7/14 16:21
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