記録ID: 204628
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾
谷川岳・・・雪渓に阻まれ途中敗退
2012年07月15日(日) 〜
2012年07月16日(月)
aiki
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,404m
- 下り
- 1,419m
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標高グラフを拡大| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
一ノ倉の駐車場にテン泊、というのを考えていたが、用足ししていたら夜になってしまったので、高崎の24時間営業の温泉に泊まって早朝発、ということにした。道に迷ったのもあって、この時点で23時。風呂入って24時。
3h仮眠しようと思ったが、休憩室のいびきがうるさくて眠れない。途中で諦め、2時30に出発した。
拍手7/18 19:20
一ノ倉の駐車場にテン泊、というのを考えていたが、用足ししていたら夜になってしまったので、高崎の24時間営業の温泉に泊まって早朝発、ということにした。
道に迷ったのもあって、この時点で23時。風呂入って24時。
3h仮眠しようと思ったが、休憩室のいびきがうるさくて眠れない。途中で諦め、2時30に出発した。
道に迷ったのもあって、この時点で23時。風呂入って24時。
3h仮眠しようと思ったが、休憩室のいびきがうるさくて眠れない。途中で諦め、2時30に出発した。
9時から動くロープウェイ。これを使ってトマノ耳・オキノ耳までは行ったことがある。今年、新田次郎の短編集を読んだら、やはり一度一ノ倉を見ておくべき、ノゾキにも行って見るべき、と思って、来るチャンスを狙っていた。
7/18 19:20
9時から動くロープウェイ。これを使ってトマノ耳・オキノ耳までは行ったことがある。今年、新田次郎の短編集を読んだら、やはり一度一ノ倉を見ておくべき、ノゾキにも行って見るべき、と思って、来るチャンスを狙っていた。
マイカー規制が始まっていて、ここから徒歩になる。シーズン外せば、一ノ倉までバイクで入れる。
カメラの補正が効いているが、実際はもっと暗く、朝靄が出ている。
そのため、じめじめして暑い。
そのため、じめじめして暑い。
結構撮ったが迫力伝えられる写真は撮れなかった。
こういうときにワイコン欲しいと思う。買わないけど。
こういうときにワイコン欲しいと思う。買わないけど。
所々に休憩所がある。ここはハイキングコースなのだろうなと思って撮ったが、帰りにその通りだったと分かる。
写真を撮っている人が居る。
この大迫力を伝えることは出来ないが、
この写真の上半分を撮ると、
この大迫力を伝えることは出来ないが、
この写真の上半分を撮ると、
あじさいが咲き始めている。
標高850m程度だが、下界とはタイムラグがあるなあとか思っている。
ただ、この日は暑かったです。
標高850m程度だが、下界とはタイムラグがあるなあとか思っている。
ただ、この日は暑かったです。
あまりうまく撮れてないが、誘い込まれたら面倒そう、という意味で「幽ノ沢」感はあった。これも新田次郎の短編に登場する。
道はだんだん悪くなる。と言っても、旧国道だけあって、登山道としては文句の付けようが無いのだが。
さっきから、汗だくの顔をタオルで拭っても、何か拭き切れていない、残尿感みたいなのを感じていて、その正体が蜘蛛の巣だったというのが分かった。ブナのアーケードの下にその朝作りたて・作りかけの蜘蛛の巣があって、私がそれを顔で拾って歩いているようだ。
この辺から私が今朝のトップに立っているのでは無いか。
7/18 19:21
道はだんだん悪くなる。
と言っても、旧国道だけあって、登山道としては文句の付けようが無いのだが。
さっきから、汗だくの顔をタオルで拭っても、何か拭き切れていない、残尿感みたいなのを感じていて、その正体が蜘蛛の巣だったというのが分かった。ブナのアーケードの下にその朝作りたて・作りかけの蜘蛛の巣があって、私がそれを顔で拾って歩いているようだ。
この辺から私が今朝のトップに立っているのでは無いか。
と言っても、旧国道だけあって、登山道としては文句の付けようが無いのだが。
さっきから、汗だくの顔をタオルで拭っても、何か拭き切れていない、残尿感みたいなのを感じていて、その正体が蜘蛛の巣だったというのが分かった。ブナのアーケードの下にその朝作りたて・作りかけの蜘蛛の巣があって、私がそれを顔で拾って歩いているようだ。
この辺から私が今朝のトップに立っているのでは無いか。
先に進むには、この雪渓を渡らないといけない。
うまく撮れていないが、雪渓からはヒヤヒヤの蒸気が出ている。
涼しい。
うまく撮れていないが、雪渓からはヒヤヒヤの蒸気が出ている。
涼しい。
涼しいのは良いが、この雪渓は、絶賛崩壊中の模様。横断するには、落ちない根拠と勇気が必要だが、どちらも無くて、しばし立ち尽くす。
7/18 19:21
涼しいのは良いが、この雪渓は、絶賛崩壊中の模様。
横断するには、落ちない根拠と勇気が必要だが、どちらも無くて、しばし立ち尽くす。
横断するには、落ちない根拠と勇気が必要だが、どちらも無くて、しばし立ち尽くす。
さっきの裂け目を降りてみると、雪渓の下をくぐって上に行って、安全なところを渡ることは出来そう。
戻ってきて、さっきの裂け目を確認。
石垣の虎ロープは、ここを降りよ、と言うことではないか。
石垣の虎ロープは、ここを降りよ、と言うことではないか。
あの人工物までは行けそう。と、悩んでいると、ソロの登山者が追いついてきたので話しかける。
地図を広げて見せてくれ、蓬(よもぎ)峠まで行って、新道を戻る予定だという。
中芝新道行ってみようと思ってるんですが、というと、
「えー、そんな上級ルート、私にはムリ」という。
が、「8,9月ならまだしも、いまは雪渓でペンキのルート見えない」
とか、「ダメだと思ったら、降りるより登った方が安全かも知れない」
とか、謙虚なくせにやけに詳しく怖い事を教えてくれた。
7/18 19:21
あの人工物までは行けそう。
と、悩んでいると、ソロの登山者が追いついてきたので話しかける。
地図を広げて見せてくれ、蓬(よもぎ)峠まで行って、新道を戻る予定だという。
中芝新道行ってみようと思ってるんですが、というと、
「えー、そんな上級ルート、私にはムリ」という。
が、「8,9月ならまだしも、いまは雪渓でペンキのルート見えない」
とか、「ダメだと思ったら、降りるより登った方が安全かも知れない」
とか、謙虚なくせにやけに詳しく怖い事を教えてくれた。
と、悩んでいると、ソロの登山者が追いついてきたので話しかける。
地図を広げて見せてくれ、蓬(よもぎ)峠まで行って、新道を戻る予定だという。
中芝新道行ってみようと思ってるんですが、というと、
「えー、そんな上級ルート、私にはムリ」という。
が、「8,9月ならまだしも、いまは雪渓でペンキのルート見えない」
とか、「ダメだと思ったら、降りるより登った方が安全かも知れない」
とか、謙虚なくせにやけに詳しく怖い事を教えてくれた。
そして、私が雪渓の上を苦労して回り道していると、この方はすたすたと一直線に雪渓を渡っていった。何だ、ベテランじゃんか。
いろいろ苦悩していた私がアホみたい。
と、同時に、この人が中芝新道ムリというのならムリなんだろうと、撤退を考え始める。
7/18 19:21
そして、私が雪渓の上を苦労して回り道していると、この方はすたすたと一直線に雪渓を渡っていった。
何だ、ベテランじゃんか。
いろいろ苦悩していた私がアホみたい。
と、同時に、この人が中芝新道ムリというのならムリなんだろうと、撤退を考え始める。
何だ、ベテランじゃんか。
いろいろ苦悩していた私がアホみたい。
と、同時に、この人が中芝新道ムリというのならムリなんだろうと、撤退を考え始める。
ちょっと登ったところ。事前に調べてきた情報では、沢の左を進んで、途中で右に渡渉、
中央に見える丸い大岩は、右を高巻いて、また左に徒渉して、
下を注意深く見ながら歩くと、黄色いペンキで、尾根の取り付きがあるはず。
7/18 19:21
ちょっと登ったところ。
事前に調べてきた情報では、沢の左を進んで、途中で右に渡渉、
中央に見える丸い大岩は、右を高巻いて、また左に徒渉して、
下を注意深く見ながら歩くと、黄色いペンキで、尾根の取り付きがあるはず。
事前に調べてきた情報では、沢の左を進んで、途中で右に渡渉、
中央に見える丸い大岩は、右を高巻いて、また左に徒渉して、
下を注意深く見ながら歩くと、黄色いペンキで、尾根の取り付きがあるはず。
とりあえず踏み跡らしいのを見つけて登ってみるが、
登るそばから足下が崩れて、やがて行き止まりになった。
登るそばから足下が崩れて、やがて行き止まりになった。
ルートを探していると、対岸に、道らしきものを見つける。渡るかどうかかなり悩んだ。踏み抜いたら死ぬだろうなと思う。
三歩さんも長澤まさみも助けに来ないだろうなあ。
植村直己が、クレバス怖くて、ポールを3本持っていって、
＊状に体に付けて歩いた、と言う話を思い出す。
無策よりマシと思って、流木を2本拾ってきて、そろそろ歩き出した。
7/18 19:21
ルートを探していると、対岸に、道らしきものを見つける。
渡るかどうかかなり悩んだ。踏み抜いたら死ぬだろうなと思う。
三歩さんも長澤まさみも助けに来ないだろうなあ。
植村直己が、クレバス怖くて、ポールを3本持っていって、
＊状に体に付けて歩いた、と言う話を思い出す。
無策よりマシと思って、流木を2本拾ってきて、そろそろ歩き出した。
渡るかどうかかなり悩んだ。踏み抜いたら死ぬだろうなと思う。
三歩さんも長澤まさみも助けに来ないだろうなあ。
植村直己が、クレバス怖くて、ポールを3本持っていって、
＊状に体に付けて歩いた、と言う話を思い出す。
無策よりマシと思って、流木を2本拾ってきて、そろそろ歩き出した。
なんとか渡れた。
しかし、ここも道らしくは無かった。
歩くたびに落石を起こす。
あまりに足下が覚束ないので引き返す。
しかし、ここも道らしくは無かった。
歩くたびに落石を起こす。
あまりに足下が覚束ないので引き返す。
引き返したところ。
どう目をこらしても、ルートは見つからない。
たぶん、雪渓をまっすぐ登るのが一番だろうと思う。
どう目をこらしても、ルートは見つからない。
たぶん、雪渓をまっすぐ登るのが一番だろうと思う。
しかし、まん中のあの穴を見ると、踏み抜かない保証はどこにも無くて、怖すぎ。悩んだが帰ることにする。
雪渓歩きの基礎を学んでから、
あるいは雪渓の無い季節にまた来よう。
7/18 19:21
しかし、まん中のあの穴を見ると、踏み抜かない保証はどこにも無くて、怖すぎ。
悩んだが帰ることにする。
雪渓歩きの基礎を学んでから、
あるいは雪渓の無い季節にまた来よう。
悩んだが帰ることにする。
雪渓歩きの基礎を学んでから、
あるいは雪渓の無い季節にまた来よう。
戻ってきた。
下りのほうがおっかなかった。
いろいろ悩んでた割にたいして登ってなかったのが分かる。
いつかリベンジしよう。
下りのほうがおっかなかった。
いろいろ悩んでた割にたいして登ってなかったのが分かる。
いつかリベンジしよう。
幽ノ沢。
ここで、人がいないのをいいことに、上半身脱いで、谷川の水で頭を洗ってタオルで体をゴシゴシ。
生き返った。
ここで、人がいないのをいいことに、上半身脱いで、谷川の水で頭を洗ってタオルで体をゴシゴシ。
生き返った。
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