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Yamareco

記録ID: 2056937
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ハイキング
関東

基本を守らず遭難一歩手前、大菩薩峠-サカリ山-タグチ沢ノ頭

2019年10月09日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:10
距離
12.9km
登り
840m
下り
1,656m

コースタイム

甲斐大和駅8:10-9:00上日川峠9:10-10:15賽の河原-10:25妙見ノ頭10:35-10:45大菩薩峠10:55-11:15フルコンバ-11:45ノーメダウ12:00-12:45サカリ山12:55-13:05追分13:15-14:05タグチ沢ノ頭-14:05林道終点14:15-14:50廃ワサビ田沢-15:20林道大菩薩峠線-青梅駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
・大菩薩峠からの、丹波大菩薩道は歩きやすく、快適です。唯、サカリ山は一般道ではありません。
・追分から中指山方面へは、一般道ではなくトレースは全くありません。もちろん位置情報の表示は全くなく、テープも途中一か所だけで、樹林帯なので見通しは全くありません。
ツタはきれいに色づいていました
2019年10月09日 09:19撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 9:19
ツタはきれいに色づいていました
目の覚めるような紅葉も!
2019年10月09日 09:42撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 9:42
目の覚めるような紅葉も!
富士見山荘からの旧道は、ミニ滝もあり良い雰囲気です
2019年10月09日 09:44撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 9:44
富士見山荘からの旧道は、ミニ滝もあり良い雰囲気です
ナナカマドの実の向こうに雷岩が
2019年10月09日 10:06撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 10:06
ナナカマドの実の向こうに雷岩が
妙見ノ頭が見えました
2019年10月09日 10:06撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 10:06
妙見ノ頭が見えました
ナナカマドの実が沢山(背景は雷岩)
2019年10月09日 10:09撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 10:09
ナナカマドの実が沢山(背景は雷岩)
八ヶ岳!
2019年10月09日 10:11撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 10:11
八ヶ岳!
妙見ノ頭に着きました
2019年10月09日 10:21撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 10:21
妙見ノ頭に着きました
甲斐駒ヶ岳
2019年10月09日 10:29撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 10:29
甲斐駒ヶ岳
鳳凰三山と仙丈岳
2019年10月09日 10:29撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 10:29
鳳凰三山と仙丈岳
南ア(北岳と間ノ岳)
2019年10月09日 10:29撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 10:29
南ア(北岳と間ノ岳)
もちろん富士山も!!!
2019年10月09日 10:32撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 10:32
もちろん富士山も!!!
これから向かう、サカリ山の尾根
2019年10月09日 10:52撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 10:52
これから向かう、サカリ山の尾根
今日唯一の花。トリカブトの仲間。
この後余裕が無くなり、鳥も花も無になってしまいました
2019年10月09日 10:55撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 10:55
今日唯一の花。トリカブトの仲間。
この後余裕が無くなり、鳥も花も無になってしまいました
古い標識。フルコンバへの時間が表示されていました
2019年10月09日 11:04撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 11:04
古い標識。フルコンバへの時間が表示されていました
此処にも、局部紅葉!
2019年10月09日 11:10撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 11:10
此処にも、局部紅葉!
フルコンバ
2019年10月09日 11:14撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 11:14
フルコンバ
実が鈴なりの、ニシキギ
2019年10月09日 11:15撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 11:15
実が鈴なりの、ニシキギ
丹波大菩薩道は気分の良い道でした。走ります
2019年10月09日 11:24撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 11:24
丹波大菩薩道は気分の良い道でした。走ります
鋭い傷跡が彼方此方に。熊ではなく鹿ではないでしょうか?
2019年10月09日 11:24撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 11:24
鋭い傷跡が彼方此方に。熊ではなく鹿ではないでしょうか?
ノーメダワ。大休憩します
2019年10月09日 11:47撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 11:47
ノーメダワ。大休憩します
ここからサカリ山への稜線へ登ります
2019年10月09日 12:00撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 12:00
ここからサカリ山への稜線へ登ります
直ぐにブナの巨木。当然ツーショット撮影しました
2019年10月09日 12:04撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 12:04
直ぐにブナの巨木。当然ツーショット撮影しました
しかし、回ってみると、大きな洞。木々も厳しい環境を生きているのですね。
2019年10月09日 12:06撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 12:06
しかし、回ってみると、大きな洞。木々も厳しい環境を生きているのですね。
枯れた篠竹が、脚に突き刺さります
2019年10月09日 12:09撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 12:09
枯れた篠竹が、脚に突き刺さります
サカリ山です。枯れ枝の中に山名表示が隠れていました
2019年10月09日 12:44撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 12:44
サカリ山です。枯れ枝の中に山名表示が隠れていました
サカリ山三角点です
2019年10月09日 12:45撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 12:45
サカリ山三角点です
此処から下ります
2019年10月09日 12:53撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 12:53
此処から下ります
追分です
2019年10月09日 13:06撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 13:06
追分です
真っすぐに進みます
2019年10月09日 13:14撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 13:14
真っすぐに進みます
直ぐに右手にモノレール。一応急降下の先をチェックしてみます
2019年10月09日 13:16撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 13:16
直ぐに右手にモノレール。一応急降下の先をチェックしてみます
後で、タグチ沢ノ頭ではないかと!
その時は中指山と思い込んでいました
2019年10月09日 14:05撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 14:05
後で、タグチ沢ノ頭ではないかと!
その時は中指山と思い込んでいました
突然新林道が!?(写真向こう側から下ってきました)
2019年10月09日 14:07撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 14:07
突然新林道が!?(写真向こう側から下ってきました)
前写真の反対側を見ると、常緑の低灌木。でも先にピンクテープが・・・・
2019年10月09日 14:11撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 14:11
前写真の反対側を見ると、常緑の低灌木。でも先にピンクテープが・・・・
こんな状況ですが、強引にピンクテープを追いかけますが、この後余裕が無くなり、極端にファインダーを覗かなくなりました
2019年10月09日 14:13撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 14:13
こんな状況ですが、強引にピンクテープを追いかけますが、この後余裕が無くなり、極端にファインダーを覗かなくなりました
これと、頭が赤い木製のペグ状の位置を表示するピンクテープと判明
2019年10月09日 14:17撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 14:17
これと、頭が赤い木製のペグ状の位置を表示するピンクテープと判明
沢に降りてしまいました。これ見よがしのピンクテープはこれでおしまい。トホホ
2019年10月09日 14:52撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 14:52
沢に降りてしまいました。これ見よがしのピンクテープはこれでおしまい。トホホ
ワサビ田の跡の様です
2019年10月09日 14:55撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
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10/9 14:55
ワサビ田の跡の様です
倒れた大木群が行く手を遮ります
2019年10月09日 14:59撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 14:59
倒れた大木群が行く手を遮ります
斜面に登りトラバースを続けていると、小さな尾根?が見えました
2019年10月09日 15:08撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 15:08
斜面に登りトラバースを続けていると、小さな尾根?が見えました
林道に降りて安心したので、振り返った写真はこれだけでした
2019年10月09日 15:18撮影 by  NIKON D7100, NIKON CORPORATION
10/9 15:18
林道に降りて安心したので、振り返った写真はこれだけでした
撮影機器:

感想

”注!!”
 これは山行記録と言うより、小生の大失敗記録です。恥ずかしいのですが、何か参考になる方が居るかもしれないと、アップしてみます。

久々に少しVRを歩いてみることにした。
この時期だけ運行する上日川峠線バスを使えば、丹波や小菅に下るコースがある。今年は殆ど歩いて居ないので、この楽な下りコースを歩いてみることにした。

・甲斐大和発のバスは、補助席も含めてピッタリ満席。
・時刻表より遅れて上日川峠着。
・紅葉には早いが、駐車場は満車に近い人気。
・未だ訪れた事が無い妙見ノ頭に回る為、富士見小屋から旧道を賽の河原に向かう。初めのうちは小さな沢沿いのコースで、なかなか雰囲気が良い。
・絶好の秋晴れで、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳連峰、富士山など一望できる妙見ノ頭で大休憩。
・大菩薩峠でトイレ休憩し、丹波大菩薩道に入る。下山予定の丹波発バス時刻まで余裕が無いので、少し走りました。
・ノーメダウで大休憩。ここで歩きやすい道は終わりで、サカリ山への尾根ルートに入る。
・枯れた篠笹で歩きにくいが、トレースは少しある。唯、倒木や落ちた枝などでトレースらしき後も乱れている。
・サカリ山三角点脇の枯木の中に頂上表示が有った。
・東北東の尾根に入らないように、追分に下る。
・比較的歩きやすい下りで、すぐに追分着。
・ここから予定通りに中指山方面に入る。
・入ると直ぐにモノレールが右手に見つかった。100m程モノレール添いに急な下りを降りてみたが、小菅の方に下っているので、登り返して尾根道を進む。トレースもテープも全くない。
・追分から顕著な3ッ目のピーク着。これが最初のミスで、ピーク数を数え間違えて、ここを中指山と勘違いしてしまった。(一寸時間的に早いかな?とは思ったが、バス時刻から気が急いていた事から、高度差や距離をサカリ山の場合と比較し、到着と判断してしまった)
・北側尾根に入らないように、コンパスと太陽の位置を確認しながら進む(二回目のミス。中指山で無かったら、東北東に進むべき所を、東へ進んだ)と、直ぐに真新しい林道の末端に出てしまった。
・高度計や地形図など確認するが、全く判らない。この林道で混乱した所へ、真っすぐ先には突然ピンクテープが有る。
・今までと違い、常緑の低木が覆う尾根だが、ピンクテープは続いているので、暫く辿ってみることにした。しかし、テープが多すぎるので、良く確認すると、水道局の2種類の標識の位置を示す為のテープと判明。
・しばらく思案したが、山と高原地図では東京都/山梨県の境界線上を進めば、ウズモ山に到達するので、そのままテープをたどって進む。
・しかし、だんだん地形が急斜面になり、まともに立っているのも困難に成って来た。
・本来ならば、ここで引き返し、林道を辿るなどの選択をすべきであったが、登り返しも大変だし、水道局標識設定の人は作業終了し帰ったルートが有るはずと、倒木や枯れ枝に足を取られ何度も転倒しながら下る。
・その内に低木も草も生えず、疎らな木々だけの急斜面の細かい砕石に出てしまった。万一このまま下って川に出た場合に戻ることは不可能なので、もう一度地形図やコンパス等でチェックし、下には道が有ると確信して下り続ける判断をした。(しかし、この時太陽の位置の勘違いなどで、予定とは90°以上ずれた方向に下っていた)
・向かいの山で下る先は真っ暗で、道路とは確認できないが、水の音もしないので、飛び込むような急斜面をズルズルと何度も滑落しながら、絶対に転倒しないように下る。
・終点近くなり、愕然! 道路ではなく沢だった。
・沢に一個のピンクテープは有るが、その先には何もない。
・若し沢を下り、堰堤などで越えられない場合、今下降した所を登ることは出来ない。一瞬、何時も装備として持っているビバーク用品を初めて使うことになる!と、覚悟。万一の為連絡できるかスマホを確認するが、圏外。
・落ち着いて考え、標識設置の人もこの沢を下ったのではないか?と、下ってみることにする。
・下り始めて少しで、この沢は以前ワサビ田として使われていた形跡がある。荒れ果てているが、ワサビ田ならば作業道が有るはずと、そのまま沢を進む事にした。
・しかし、荒れ果てていて通行は非常に困難。おまけに杉?の大木が大量に倒れ先をふさいで居る。跨ったり、這ってくぐったり頑張る。
・しばらくして、左岸の傾斜が少し緩くなってきた。このまま沢を下るのは危険なので、植林帯の中に登りトラバースしながら下る。その内左手に小さな尾根丈の地形が出て来たので、これに登り背の上を下ると、先にトレースが見えた。トレースを下り始めると、右下に道路が見えた。
・林道に下ったところに車2台が駐車し、男性2名が居た。
・この方達に聞いて、自分がとんでもなくルートミスしたことが判明した。
・今日大きな熊に出会ったが、大丈夫だった?と言うお二人は、今日の作業は終わったので、車に乗せてやろうか?と、親切なお言葉。ツキの無い日だったが、幸いにも最後にラッキーをくれた神様に感謝して、乗せていただく。(ちなみにお二人は、小生が追いかけた標識設定作業ではないとの事)

大ミスをしたが、無事帰宅することが出来た。
今日の反省
1.地形図用意の不備
  VRの為、登り点、ピーク、変曲点等の個所は、山中で見やすいように地形図を拡大しA4にプリントして持参した。しかし、肝心の1/25000相当の全体地形図の携行を忘れた。この為に位置や全体方向の把握にミスが出た。
2.太陽位置の勘違い
  視界が全くない樹林帯なので、コンパスと共に、太陽位置で進むべき方向を決めていたが、既に10月半ばなのに夏の終わり頃の感覚が抜けず、方向判断に狂いが出た。
3.戻る鉄則を無視
  ターニングポイントで、此処に戻ろうとチェックしていたのに、結局戻らなかった。
  特に沢には降りてはダメ!!の鉄則を守らず、バスの時間を気にし過ぎ、心の余裕が一時的に無くなって、下ってしまった。
4・高度計の調整
  サカリ山三角点で、微調整を怠った。
5.その他
  購入以来一度も使っていないGarmin Oregon600携行せず。バックアップ電源が重いからと、ヤマレコマップを使用せず。
       以上
  

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