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Yamareco

記録ID: 2058943
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地西部

男三瓶山(姫逃→名合) 〜よりによってこんな雨の中を〜

2019年10月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
Katsuhara その他7人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:18
距離
5.0km
登り
546m
下り
546m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:14
休憩
0:04
合計
3:18
8:17
8:17
88
9:45
9:49
86
11:23
ゴール地点:立三瓶青少年交流の家
天候
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北の原の「青少年交流の家」に宿泊しました。
コース状況/
危険箇所等
登山道は整備されていて歩きやすいです。100mごとに山頂までの距離を記した標識があり、自分の位置が把握しやすいです。
その他周辺情報 帰りがけに波多温泉「満壽の湯」に入りました。お湯はややぬるめですが、ゆっくりとくつろげる温泉でした。大人\300でした。
朝から小雨模様です。カッパを着て、サヒメル裏手の駐車場奥の姫逃池登山口から登山開始です。
2019年10月12日 08:22撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 8:22
朝から小雨模様です。カッパを着て、サヒメル裏手の駐車場奥の姫逃池登山口から登山開始です。
視界は良くありません、灌木の中の登山道を歩きます。
2019年10月12日 08:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 8:29
視界は良くありません、灌木の中の登山道を歩きます。
男三瓶山の斜面をつづら折りに上る登山道です。
2019年10月12日 08:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 8:54
男三瓶山の斜面をつづら折りに上る登山道です。
所々で地図を見て現在位置を確認します。地図の表記とGPS
の示す位置が必ずしも一致しないのでなかなか面倒です。
2019年10月12日 09:00撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 9:00
所々で地図を見て現在位置を確認します。地図の表記とGPS
の示す位置が必ずしも一致しないのでなかなか面倒です。
上の方では木が風に吹かれてゴオゴオと音を立てています。登山が危険だと判断したら引き返す覚悟です。
2019年10月12日 09:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 9:01
上の方では木が風に吹かれてゴオゴオと音を立てています。登山が危険だと判断したら引き返す覚悟です。
山頂が近づいて風の音が更に大きくなってきました。
2019年10月12日 09:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 9:32
山頂が近づいて風の音が更に大きくなってきました。
樹木に囲まれている登山道はそれほど風は強くありません。高木がなくなる山頂直下までとりあえず登ってみることにしました。
2019年10月12日 09:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 9:35
樹木に囲まれている登山道はそれほど風は強くありません。高木がなくなる山頂直下までとりあえず登ってみることにしました。
山頂は時折強い風が吹くので、急いで名号登山道に移動し、下山ルートに入りました。
2019年10月12日 09:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 9:45
山頂は時折強い風が吹くので、急いで名号登山道に移動し、下山ルートに入りました。
名号コースの下りは道幅が狭く、木の根にしがみついて下りなければならないような所もあります。
2019年10月12日 09:58撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 9:58
名号コースの下りは道幅が狭く、木の根にしがみついて下りなければならないような所もあります。
灌木は茂っていますが、足元の道は明瞭です。
2019年10月12日 10:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 10:01
灌木は茂っていますが、足元の道は明瞭です。
久しぶりに「クチベニタケ」を見つけて、私だけ歓喜していました。写真ブレてます、ごめんなさい。
2019年10月12日 10:21撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 10:21
久しぶりに「クチベニタケ」を見つけて、私だけ歓喜していました。写真ブレてます、ごめんなさい。
地面が濡れていて落ち葉も落ちているので足下が滑らないように注意しながら歩幅小さめに歩きます。
2019年10月12日 10:35撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 10:35
地面が濡れていて落ち葉も落ちているので足下が滑らないように注意しながら歩幅小さめに歩きます。
強い風に吹かれて、クリ(柴栗)があちこちに落ちていました。
2019年10月12日 10:55撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 10:55
強い風に吹かれて、クリ(柴栗)があちこちに落ちていました。
平坦路になりました。雨が降ってなければ亜気持ちの良いハイキングコースなのですが。
2019年10月12日 11:04撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 11:04
平坦路になりました。雨が降ってなければ亜気持ちの良いハイキングコースなのですが。
北の原へ戻ってきました。
2019年10月12日 11:15撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/12 11:15
北の原へ戻ってきました。
西の原にある「山の駅さんべ」でお土産を買ったり、お茶して休憩したり。この天気ですから、お客さんは少なかったです。
2019年10月12日 12:38撮影 by  iPad mini 4, Apple
10/12 12:38
西の原にある「山の駅さんべ」でお土産を買ったり、お茶して休憩したり。この天気ですから、お客さんは少なかったです。
帰り道の途中に「満壽の湯」という温泉を見つけたので、温まって帰りました。
2019年10月12日 14:54撮影 by  iPad mini 4, Apple
10/12 14:54
帰り道の途中に「満壽の湯」という温泉を見つけたので、温まって帰りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨合羽 帽子(ハット) スパッツ(ゲイター) サブザック(15L) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL) 地図(行程図・地形図) iPhone(GPS+カメラ) iPad mini サブバッテリー カメラ 携帯電話 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー
備考 雨合羽の防水が全然ダメでした。しっかり防水スプレーをかけておこう。

感想

山岳部の今年の中国大会は島根県三瓶山で行われる。
勤務校の山岳部の生徒がその大会に出場することになったため、下見で三瓶山を歩くことになった。ところがこの日、台風19号が接近してあまり空模様は良くない。台風の暴風域には入らないものの大気が不安定で雨模様の天気だ。そうは言っても、既に組んだ日程を変えることもできず、安全に配慮しながら最低限のコースチェックだけでもやっておこうと三瓶山の麓までやって来た。

宿泊は北の原の「国立三瓶青少年交流の家」を利用した。
朝の行事を終えて歩き始める時には既に雨が降っていた。上空は風が強く、山の上の方は更に強く吹いているであろう予測だ。あまりにも風が強くて危険なようであれば無理せずに途中で引き返す腹積もりでスタートした。

私自身は北の原、姫逃池コース登山口から山頂までの登山道を夏に一度歩いている。けれども生徒にとっては初めての山だ。ましてやこの天気、男三瓶には雲がかかっていて雨と風、視界もあまり良くない。合羽を着て足にはスパッツ装備、ザックにもカバーを掛けて万全の体制ではあるが、いやいや、そんな悲壮な耐久登山を目指して来たのではない、コースとコース図の確認をするために来たのだ。自分の進んでいる方向を確認し、周囲の地形を見ながら歩かなければと思いながら、やはり雨の様子や風の音が気になってしまう。これ以上雨が強くならないうちに歩いてしまわなければと気が焦る。それでも時々は立ち止まり、部員たちにポイントの確認をさせる。

山頂広場の手前で一旦止まり、様子を窺った。高木の無い山頂はこんな強い風の日は危険だ。引き返すか、進むかかなり迷ったが、気をつけて素早く歩けば何とかなりそうだったので、姿勢を低くし、掴むものがある道の端を素早く歩くよう注意をして、名号コースの下山道に向かわせた。生徒には私の緊張感が伝わらなかったのか、危機感も無くボケっと歩いていたが幸いにも危険な状況にはならず下山道の森の中へ入って行くことができた。やれやれ。

下りの名号コースは姫逃コースより傾斜がきつく道も細かった。木の枝や根を掴んで下りなければならないところも何か所かあった。けれどもしばらくすると、ブナの林の中の穏やかな道となった。ただ相変わらず視界は悪く、小雨と強い風の音は響いていた。

大会のコースはここから時計回りに女三瓶→大平山→孫三瓶→子三瓶→西の原→北の原と進むルートなのだが、孫三瓶や子三瓶の登山道は高木が少なく風がまともに当たるところなので今日のような天気の日に無理して歩くのは危険だ。午後から更に天気が荒れそうな予報でもあるしそこはパスすることにした。そして、西の原から北の原へ向かう中国自然歩道をもう一人の顧問の先生に引率してもらうことになった。車の移動の関係で私は西の原の「山の駅さんべ」で休憩させてもらった。

天気の関係で思っていたような活動ができなかった。もう少し近いところならば天気の良い日にもう一度ということも考えるのだが、鳥取市から三瓶までは車で片道4時間近くかかるところだ。これ以上のことは今回はできない。この日の活動を最大限生かし、大会で生徒たちが活躍してくれることを願った。

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