天人峡温泉〜トムラウシ山 【日帰りピストン】
- GPS
- 12:32
- 距離
- 35.9km
- 登り
- 2,204m
- 下り
- 2,199m
コースタイム
時間12:32(コースタイム18:10比0.69) 水1.3L
4:17天人峡温泉〜6:19第一公園〜7:14第二公園〜8:26小化雲岳脇〜9:10化雲岳〜9:38ヒサゴ沼分岐〜10:03天沼〜
10:55南沼幕営指定地分岐〜11:11トムラウシ山(2141m)11:19〜11:35南沼幕営指定地分岐〜12:28天沼12:39〜12:54ヒサゴ沼分岐〜13:20化雲岳〜13:56小化雲岳脇〜14:50第二公園〜615:28第一公園〜16:50天人峡温泉
天候 | 曇り後晴れ(山中はガスで見晴らせず) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス | 天人峡温泉の宿に泊まり朝出発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・天人峡温泉「御宿しきしま荘」に前泊して登りました。 前日の山行で濡れたウエア・バック・靴をボイラー室で乾かしてもらったり、チェックアウト後なのに降りてから温泉に入れてもらったり親切でした。 ・天人峡温泉から7〜9Kmの間(第一公園を過ぎ1664m地点に出るまで)道が川や池になっていて大変でした(前日の雨で水量が増していた影響もあるかと思います)。笹や木が両脇から迫っており、水の縁を伝って行かざる得ず気力、体力を消耗します。 ・天沼を過ぎてから岩場を大小3箇所登って行く箇所も気力、体力を消耗します。地図で見ると標高差がないので大したことないように見えますが、岩を伝って行くのに骨が折れます。 2009年の遭難が、ヒサゴ沼避難小屋を出てわずか3Km余りで発生したのもうなずける気がします。 |
写真
感想
前日の白雲岳、旭岳が雨で視界がなかったので、天候の回復に期待して出発。
せっかくの北海道山行なのに、一作日落としてしまったカメラはズームでピントがぼけるのが悲しい。
第一公園は開けた平原に木道が走っており、尾瀬のアヤメ平を思い出した。
第一公園からの先の道には往生させられた。前日の雨で道が川や池になっており、おまけに両脇から笹や木が張り出してきているので、川の縁を右左に渡りながら進まざるを得ない。そのうち水が入る筈のないゴアのトレッキングシューズの中に水が溜まってきた。脇の笹に着いた露がタイツを濡らし、それが毛細管現象でソックスを伝い、靴の中に入っていたのだ。気づいてカッパのズボンを穿いたが既に手遅れ。ソックスを絞ってもグジュグジュは解消しなかった。
小化雲岳手前からは足場もよくなり広々とした景観で気持ち良く進める。
天沼からの先の岩場も難儀だった。距離、高低差ともたかが知れているのに、化雲岳手前で擦れ違った人がトムラウシ山ピストンはタフですよと言った理由が、行ってみてわかった。大きな岩を伝いながら行くため注意力と体力を要する。これでテントを背負って、強風の中だとさらにバランスに気を使い消耗する筈だ。2009年の遭難が起こった理由がわかった気がした。
トムラウシ山山頂はトムラウシ温泉から登った人達が8人位居た。日帰りができるからトムラウシ温泉側から登る人が多いようだ。
第一公園を過ぎての川と天沼を過ぎての岩場で思ったより時間を喰ってしまったので、早々に山頂を後にした。
帰りも難所が2箇所あることで気が重かったが、来た道を帰るのは様子がわかっているので気分的にも体力的にも行きより楽に通過できた。
今回殆どガイドブックしか見ずに山に入り、難所が行ってみてわかったが、帰ってブログを見ると、岩場などはその大変さが書かれていた。あまり事前に調べ過ぎると新鮮さがないし、かといって情報収集が不十分で安全面に影響が出てはいけないし、難しいところ。
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