クワウンナイ川~化雲岳


- GPS
- 17:29
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,619m
- 下り
- 1,635m
コースタイム
- 山行
- 9:51
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 10:28
天候 | 1日目も2日目も晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス | 天人峡温泉には公共交通機関はない |
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて高巻きようの道がある ナメ岩は所々滑りやすい 川の流れがかなり早いので注意 |
その他周辺情報 | 天人峡温泉 車でおよそ30分で旭岳温泉 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯 ランチパック
行動食 アーモンドチョコ 金平糖 果汁グミ
飲料 水2L カルピス
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
携帯
タオル
ツェルト
ナイフ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
沢たび
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感想
1泊する沢登りに後輩を連れていきたかったのとナメ岩を歩きたかったのでクワウンナイ川に1泊2日で行ってきた
前日に天人峡温泉付近に自転車をデポして次の日の朝4時に入山。眠い目を擦りながら林道を歩いた。少し進んでクワウンナイ川に入渓。予想以上の冷たさと川の強い流れに少し目が覚めた。
河原歩いて1時間、最初の難所であるゴルジュ(?)に到着。ここは流れが早く深いのでへつる。へつりで苦戦している最中、今回連れてきた後輩が「ここ行けますよ」っとスラスラと進んでしまった。自分の知らない所で成長していたことに感動したのと同時に先輩として恥ずかしく感じた(恥)
第1の難所を超えるとすぐに河原歩きとなる。歩いてるとすぐに見えてくるCo1036mの無名ピークの周りは原始的な自然が広がっており朝日に照らされていたこともありかなり神秘的だった。原始的な自然に感動しながら渡渉していると少しハプニングが渡渉しようと膝ぐらいの深さの場所を渡ろうとしたのだが予想以上に川の流れが強く足をとられ、流されかかけた😱咄嗟に周りの岩などに足をかけてなければ本当に流されてた…。油断してしまった…。油断大敵とはこういうことなのかと感じながら前に進む。
Co770の二股からは沢が狭くなり険しくなってきた。寝不足を感じながらもカウン沢分岐を目指した。途中、いくつものテン場あとがあった。本当ならここで1泊するのが王道なのだなと思いながらグダグダと前に進む。カウン沢分岐に到着する前にまたしてもハプニングが…次は大きめの岩を乗り越えようとした時、足を滑らせてしたの岩に腰を打った🪨山行中は少し痛いで済んだが下山後に見てみると腰回りが青くなっていた😱
寝不足が原因かな…と思い、休憩を多めにとり、ゆっくり進んだ...🐌
10時にカウン沢分岐に到着。そこで長めの休憩を取り、魚止めの滝を目指した。歩いて20分程で滝に到着。「これを登ればナメ岩だ」っとワクワクしながら高巻いた。
滝を高巻くと目の前に見た事のない大きなナメが…。あまりの大きさに5分ぐらい後輩と一緒にその場で固まってしまった。正気に戻って日本一のナメを歩く、味わったことのない感覚に感動しながら前に進む。途中振り向いたりウォータースライダーごっこをしたりして日本一のナメ岩を堪能しながら歩き、1時間半でハングの滝に到着。およそ2キロに及ぶナメ岩はあっという間だった。
途中滑りやすい箇所があるのでコケが生えた場所を歩くのがおすすめ。
ハングの滝と二段の滝を高巻いた。二段の滝ではピンテがありその先で一瞬だけ薮を漕ぐと小さいテン場がポっと出てくる⛺️
そのテン場を無視してさらに上を目指して行く。今回の山行はとある山岳会の山行記録を参考にしており、Co1500を超えた場所にテン場が何ヶ所かあるそうなのでそこを目指した。Co1460をこえると人の踏み跡は徐々に消えていき、鹿の踏み跡だらけになる。沢をさまよいながらテン場を探し、Co1570で良さげなテン場があったのでそこで泊まることにした。その日は夜7時に寝始め、明日に備えることにした。
翌日、朝3時に起き、4時から行動を開始しようとしたがあたりは暗く少し寒かったので起床時間と行動開始時間を1時間遅らせることにした。
朝5時過ぎにテン場を出発して化雲とトムラウシの縦走路を目指した。
出発してから1時間ほどでクワウンナイ川の源頭となる池に到着した。クワウンナイの源頭は透き通っており、池の底の1部は雪渓が浸かっていた。かなり神秘的で正直、昨日のナメ岩よりも感動してしまった。その近くにはテン場として使えそうな場所が1箇所だけあり、次来る時はそこに行きたいと思った。
源頭で休憩してそこから再び縦走路を目指した。
途中、そこら中からナキウサギの鳴き声が聞こえた。写真は撮れなかったが姿を何回か見ることができた。ナキウサギに癒されながら15分程で縦走路へ合流した。縦走路で後輩は登山靴に履き替えていたが自分は荷物を減らしたかったので沢たびのままトムラウシに寄らずに化雲岳の山頂を目指した。今回、トムラウシに寄るのも考えたが体力的にキツそうだったので諦めた。
縦走路からはペースを上げて1時間程で白雲岳に到着した。この日は晴れてはいたのだが、旭岳やトムラウシは霧や雲がかかっており、拝めることはできなかった。
白雲岳からは夏道を使って下山し、天人峡温泉まで下山した。「さて、あとは自転車に乗って車を取りに行くだけだ。」っと言いながらデポした自転車に乗ろうとしたのだが最後に最後にバカなミスをした…。それは車の中に自転車の鍵を忘れたのである…。
「何のために自転車持ってきたんですか。」By後輩
およそ1キロ歩いて車を取りに行った…トホホ
今回は久々の一泊の山行で尚且つ久々に札幌近郊ではない沢に行けた事もあり、かなり楽しめた。ただハメを外しすぎたせいで何度か危ない目にあったので緊張感を持って今後の山行を楽しみたいと思っている。さて、夏休みはどこに行こうか⛰️
追記初S来た(*゚∀゚*)
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