韓国岳



- GPS
- 03:10
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 641m
- 下り
- 637m
コースタイム
- 山行
- 2:34
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 3:07
天候 | ガスのちはれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
ヘッドランプ
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
九州旅行2日目です。
朝の4時30分過ぎにホテルを出発して、駐車場で朝ごはんにおにぎりを食べました。
当然まだ真っ暗で、木の影がおどろおどろしくちょっと怖かったです。
ヘッデンを装着して、いざ出発。
暗がりの中、通行止めの看板を見つけてその横に登山道入り口が見えました。
舗装された緩やかな樹林帯を進みますが、なにやらゴオゴオと音が響いてとてもこわい!
大地の息吹は、暗闇の中で響くと倍ぐらい恐怖に感じました。
登りはじめたあたりが一番音が大きくて、爆発したらどうしよう、と本気で思うほどでした。
やがて暗闇のなかに一合目の標識が見えてきます。
朝でペースがまったく上がらず、さほどあるいていないのにバテ気味でした。
意識してゆっくりと歩いていきます。
途中で三人組のグループに追い抜かれました。
三合目を過ぎたあたりから空の色が白みはじめました。
視界が開けるところでは、雲の間に月が見えていました。
振り返ると先ほどの吹き出し口から、ガスが立ち上るのが見えました。
開けてからは岩がゴロゴロとした道です。薄明るい空のおかげで、ヘッデンはもう必要なくなっていました。
五合目に到着するも、まだ先が長いのでご来光は諦めました。
とにかくバテないよう、一歩一歩進みます。
七合目あたりで、稜線沿いに登る方向を間違えて入ってしまいました。
ところが、それはそれで絶景で山頂方面に赤い空が広がっていきました。
山の中で迎える朝は、特別だなと感じずにはいられませんでした。
ルートを正し登り直しますが、早く山頂からの景色が見たいとはやる心で、自然と足が前に出ていきます。
気付けば右手には大浪池がぽっかりと、山の中に浮かんでいました。
最後の岩場を登りきると「韓国岳」の看板がある、シンプルな山頂に着きました。
東側はたなびく雲の影からいまにも太陽が顔を出しそう!仲間と見いってしまいます。
「わたしたちにはこれがご来光だね」と、光に向かって感謝の気持ちでいっぱいでした。
先ほど私たちを追い抜いた三人にも、山頂で会いました。
「あれが高千穂山で、手前の煙が出てるのが新燃岳ですよ」と、地元の方たちらしく教えていただきました。
写真を撮っていただいたり、色々お世話になりました。
太陽が雲を散らすかのように、みるみる青空が広がります。
いつまでも見飽きない風景。すばらしい一日が始まる予感さえしました。
でも、今日はハードな一日なのでゆっくりもしていられませんでした。
元来た道を下り始めます。
下山しながらも太陽はどんどん登り、すっかりいい天気の朝になりました。
真っ暗で怖かったガスの音はあいかわらず続いていましたが、明るい分恐怖には感じませんでした。
もくもくと立ち上るガスを真横から見るという、貴重な体験。生きている山、生きている大地。ただ、圧倒されます。
ゆっくりあるいて駐車場へ戻ると、フロントガラスに番号札が置かれていました。
駐車料金を管理するためのようで、出るときに500円を支払いました。
登山バッヂを買いたいという仲間の意向で9時まで休憩しましたが、残念ながらお目当てのバッヂは買えなかったようです。
そして今日は、午後からもう一山登る予定なので気合いを入れ直します。
車に乗り込み、目指すは大分県o(^o^)o
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