大石小屋・えぶり差・大石ダム紅葉MTB登山


- GPS
- 76:02
- 距離
- 52.7km
- 登り
- 2,845m
- 下り
- 3,038m
コースタイム
10月9日:5:20大熊小屋出発-6:17小尾根に乗る−7:25一杯水−9:50二の峰−10:00新六池−10:30えぶり差避難小屋−(前えぶり方面散策)ー11:30〜11:50昼食−頼母木小屋まで散策−13:20大石山−13:58頼母木小屋14:20-14:55大石山−15:38鉾立峰−16:10えぶり差避難小屋−水場往復ー夕食
10月10日:5:00出発−6:06前えぶり差−7:00千本峰−7:45権内峰−8:16カモス峰−9:23第二橋−9:53第一橋(林道終点)−11:10彫刻公園−11:30駐車場MTB回収−11:40出発−12:14雲母(キラ)温泉12:42−13:00下関駅(荷物をデポ)ー13:33道の駅で買い物・旧家など町並みを眺めながら町を散策し、14時過ぎに越後下関駅へ戻る
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大石ダムから大熊小屋までは急で深い谷のへつり道。すべると数百m谷に落ちそうで怖い印象。アップダウンもあり、5時間かけて大熊小屋。途中ブナ林などを抜けるが山菜、きのこ採りの地元の人々らがかなり入っていた。小屋前に水場がある。小屋からえぶり差までは明瞭な道。小屋から一時間で小尾根、二時間でえぶり差の稜線に向かう尾根に乗る。すばらしい紅葉。稜線を見ながらの気持ちのよい歩き。小屋から5時間ほどで山頂手前のえぶり差小屋に出る。稜線は多少のアップダウンはあるが、紅葉の稜線散策は気持ちがよい。 権内尾根はいくつかのピークを越えて標高差1300m強を一気に下り、林道に出る。足先の痛みで少し時間がかかったが、ダムまで5時間あれば下れるかな?帰りに雲母温泉により、下関の道の駅で買い物、町並みを撮影しながら駅に戻る。見所の多い場所と感じた。なお初日はなぜかGPSを作動し忘れたらしい。 |
写真
感想
大石ダム・大熊尾根・えぶり差岳・権内尾根MTBハイク(1)
紅葉シーズンになり、どこに行くか少々迷った。飯豊連峰のえぶり差が第一候補。日光白根・鬼怒沼はすでに実行したので、あとは越後三山方面などの新潟と草津元白根・芳が平方面などーー。飯豊の紅葉の進行状況はなかなかわからない。ネットを調べて飯豊本山方面はどうやら稜線の紅葉はピークを過ぎている。新雪と紅葉の写真を見た。越後三山は台風などで林道の通行止めが多く、エスケープルートがあまりなくなっているので却下。結局、はじめに戻ってえぶり差。関川村観光課とメール交換、大熊小屋・大熊尾根の登山道、避難小屋水場の状況などを確認し、越後下関の荒川タクシーに電話予約。当初はMTBで大島ダムまで行く予定だったが、大熊小屋までがけっこう時間がかかりそうなので、余裕を持って歩けるよう、タクシーで大石ダムの先の彫刻公園手前の駐車場にMTBをデポし、大石ダムまで戻る。10時20分過ぎ、出発。10時47分、滝倉橋通過。自転車で大島ダムで私を抜いた人が先行。自転車が置いてある。しかしその人は大熊小屋にはいなかった。たぶん軽装備なので、キノコ採りらしい。
登山道はいきなり西股側の峡谷の絶壁のへつり。これが結構怖い。すべりやすい道で踏み外すと100m以上転落してあの世行き。12kmのへつりは大変だ。わずかな足場のへつり道の上り下りを辛抱強く歩き続ける。小さな滝のような小沢をいくつも渡り、12時25分、ようやくイヅクチ沢を渡る。ここまで滝倉橋から1時間40分、ここからコースタイムでは4時間、予定より少し早く到着できそう。ここでコンビに弁当を半分食べ、先に進む。13時15分、イヅクチ沢から45分くらいでブナ林の広がる十貫平に出た。貴重なブナ林の中の小路を進んでいくと、下山者らしき夫婦、しかし手には大きな袋を持ってキノコ採り。登山者かキノコ採りが目的か不明。後から頼母木小屋で聞いた話では、今はキノコ採りの最盛期らしい。その他下山する本格的な登山者と一組すれ違った。会ったのはその二組のみ。
そこから先比較的大きな沢を二・三本渡ることになる。水量が少なければ簡単だが、増水時は渡渉困難。今回はいささか増水していて、簡単には渡れない。渡った先の道も定かでなく、どこを渡ってどこから登りだすのか、状況判断を強いられる。極力浅そうな場所を探し、その先のルートを探してなんとかクリア、そうした渡渉が続く。大きな渡渉が一段落し、さらにへつり道が続く。へつり道の高度がやや上がってきて、小屋に近づくほどしんどくなる。今にも谷底に落ちそうな心細い道だが、それに追い討ちをかけるように、マムシが現れる。幸い接触はなかったが、狭い道でひやりとする。疲れも感じ出したころ、次第に高度を下げ、つり橋に出た。橋を渡って少し登り、3時半過ぎ、なんとか大熊小屋にたどり着いた。
小屋には誰もいない。小屋の前にはありがたい水場。まず着替えをして脱いだ衣類を外に干す。ちょうど小屋裏にロープが張ってあり、干せるようになっている。小屋の中は暗い。ドアを開けたまま寝床と食事の準備。寝床はシート類が多数置いてあり、助かった。次第に気温が下がってきたのでセーターや薄いダウンのインナーを着込む。お茶を沸かしてサラミとチーズをつまみにウィスキーのお茶割りを飲み始める。しばらくしても誰も来る様子はなく、夕食準備を始める。レトルトご飯を準備し、かにスープとカレーを袋ごと温める。スープは濃厚。カレーはまあまあの味。小屋の食事としては贅沢だったか?野菜不足は否めないが、果物で少しビタミン類を補う。食事を終え、コーヒーを飲み、明日の予定を確認して6時半頃にはシュラフにもぐる。気温はさほど下がらないようで、夜中、暑くて一枚脱ぐ。二時間おきくらいに目が覚める。11時半頃、一度外に出て用足し。星は半分曇っており、オリオンなど大きな星だけが夜空に広がっている。
10月9日:大熊小屋・えぶり差MTBハイク(2)
二時半頃再び目が覚め、3時半過ぎに起き出す。
朝食を準備し、着替えをして5時20分頃、出発。小屋の横の道を登ると再びつり橋に出る。こちらは片方しかワイヤーがなく、慎重に渡る。ここらでまだ標高は380mくらいしかなく、えぶり差山頂まで、ここから単純計算で1300mくらいの標高差がある。夜が明けてすぐヘッドランプは不要になる。急登が始まり、6時17分、一時間足らずで尾根に乗る。二十分くらい登ると朝日が当たり、えぶり差の稜線が見え始める。小尾根を小一時間のぼり、別の尾根との合流地点で7時25分、一杯水に出る。これは本当にわずかな水だが、水が足りないときは貴重だ。より大きな尾根筋を登り、30分ほどで太陽が稜線の向こう側から昇ってきた。
さらに登ると次第に紅葉が目立ち始め、よい感じになってきた。大熊尾根の紅葉と左に下山路の権内尾根、さらに稜線の色づき具合も次第に見えてきた。8時を過ぎるといよいよ色づきがよくなり、鮮やかな赤や黄色の紅葉のかなたに一の峰、二の峰が見えてきた。その向こうにえぶり差の稜線も見える。
8時半すぎ、すばらしい紅葉の中、撮影を繰り返しながら一の峰を通過、さらに9時50分過ぎ、二の峰通過。二の峰を越えると、すぐ下に新六ノ池が見える。新六ノ池は紅葉が水面に写ってすばらしい。撮影をひとしきりして10時過ぎ、えぶり差への最後の登り。もう目の前だ。
新六ノ池を越えると、もう低木すら無くなり、草原と熊笹帯の登りとなる。えぶり差への気持ちよい登りの最中、後ろを振り返れば新六ノ池や一ノ峰、二ノ峰の紅葉が美しく見える。20分以上上ると、左手の熊笹の奥に山頂が見え、正面には避難小屋が目の前に飛び出てきた。10時30分すぎ、避難小屋の前に出た。この分岐のすぐ目の前に小屋があり、山頂はほんのひと登り。荷物を置いて早速山頂に。
山頂にはすでに一人の登山者が座って休憩していた。足ノ松尾根から登ってきた人だ。山頂からの風景をしばらく楽しんでいたら次第に権内尾根や足ノ松尾根からの日帰りハイカーがやってきた。私は昼食前に前えぶり差方面の紅葉風景を撮影しようとカメラだけもって出かけた。
えぶり差を下るとすぐ長者平の湿原地帯、おおらかな平原の草紅葉の風景はこの世の極楽。11時前、前えぶり差が大きく見えてきたのでもう少し近づいてみる。明日は早朝に通過するので昼間の効用の色を撮影しておきたいためだ。ここから10分足らずのピークまで何枚か前えぶり差の紅葉を撮影し、急いで小屋まで戻る。大石山・頼母木小屋方面まで撮影散歩を予定しているためだ。
えぶり差山頂まで戻るとすでに大勢のハイカーが昼食休憩していた。ほとんどが奥胎内や大石ダムからの日帰りハイカーだった。荷物を分岐点で回収し、小屋に入る。すでに数名の荷物が置いてあった。昼食に必要な水・バーナーや食料をサブザックに入れて再び大勢のハイカーが休憩する賑やかな山頂に戻り、昼食を準備。さきほど山頂で話をした地元のハイカー二人が肉と野菜の炒め物があまったということでおすそ分けをいただいた。うまい!こちらはカップヌードルと味噌汁をまぜて残りの弁当をたべた。12時近くになったのでいそいで片付けて小屋に戻り、急いで荷物を上げて寝床を確保、頼母木への遠征用の荷物をサブザックに詰め替える。二階の寝床を準備している最中、すでに二階に上がっていた数組のハイカーの中で頼母木小屋は今日が最期なので残ったビールを普段の700円から500円に値引きしていると、ハイカーの一人。そこで私もビールを買いにいくことに。ビールほしい人がほかにいるかたずねると女性二人組みの一人がほしいという。
予定より30分遅れで、12時過ぎに出発。頼母木小屋ははるか遠くだがえぶり小屋からはっきり見える。しかし鉾立峰、大石山などの大小のピークを越えねばならない。えぶり差小屋前で出会った地元らしき人に、軽装で頼母木小屋までどのくらいか訪ねると二時間という。往復4時間。急がねばーー。
えぶり差小屋を下り始め、小ピークを超えると前方に鋭く立った鉾立峰が見えてくる。水のボトルと軽い行動食のみをもって最小限の荷なので足取りも軽く、割と楽に登りきった。稜線の紅葉を撮影しながら次の大石山には13時20分、出発してから一時間ちょっとで到着、ここは足ノ松尾根の分岐。
13時39分、大石山から下ると頼母木小屋が見えてきた。あと一息。ここからはたいした上り下りのない気持ちのよい草原。快晴の下、草紅葉の中に咲き残ったハクサンイチゲやウスユキソウを見かけた。13時58分、頼母木小屋に到着。管理人を探したが、見当たらない。小屋の中の登山者に尋ねるとトイレなどの修理で外にいる。近くにいるはずという。周囲を歩いて声をかけたら水場の方角から管理人が返事。戻ってきたので、ビールを三本お願いした。小屋前のナナカマドの赤が見事。地神山が大きい。20分あまり管理人と紅葉の状況、飯豊の他の山域の状況や評価など話をした。長いできないので急いでえぶり差に戻る。
稜線の紅葉や草紅葉を楽しみながら稜線漫歩。飯豊連峰の大きさを感じる。14時55分、大石山に戻る。草紅葉の中にところどころ低木の紅葉がきれいだ。15時38分、鉾立山通過、16時を過ぎるとえぶり差小屋が大きく見えてきた。16時10分過ぎ、小屋に到着してビールを出してコッフェルに入れて水で冷やす。二階にいるビールを注文したお姉さんに声をかけて、水場にでかける。一階もすでに数組のハイカーが食事の準備をしていて頼母木小屋までわざわざビールを買いに行ったことが話題になっていたらしい。こちらはもともと頼母木小屋方面まで稜線散歩を予定していたこと、丸森尾根から川入まで夏縦走し、えぶり差から丸森分岐まではまだ歩いたことがないので行ってみたこと、など話をした。
水場はかなり下ったところ、あとで調べてみたら70mは下っている。道も急で滑りやすい。すべてを満タンにして小屋に戻り、16時48分、小屋の手前で日没寸前の夕日を見て撮影。二階に上がって食事の準備にかかる。まずはビールと残ったサラミ・チーズのつまみ、それにビールのお礼にいただいた枝豆。それからご飯とカレーを温める。ビールを二本ゆっくり飲みながら食事を済ませ、満足。食事をしながら二階のハイカーらと山の楽しい会話。私はこの夏の飯豊と朝日縦走以後足の痙攣がひどくなったので、競歩などを参考にして歩き方を見直してきたこと、それが実にうまくいっていることや、ボーンツーランの本のことなど、話をして大いに受けた。
外は雲が出てきて日没の光が見えなくなり、そのまま夜になった。気温はさほど下がらず、暖かく感じる山頂小屋の夜、話もつきないが、8時前には床に入った。11時ころトイレに出て空を見たが満月で明るく、雲は半分くらいで半分星が見えた。快晴でないのが残念。
10月10日:えぶり差・権内尾根・雲母温泉(3)
3時ころ目が覚め、少し床の中で様子を見ていたが、4時前に起き出し、食事の準備と着替え。昨夜のご飯の残りとお茶漬けを食べて5時ジャストに出発。小屋を一番に出発。
長者平まで巻き道を進むと荒れた道になり、ぬかるんだ草の道を進むと何とか長者平に出た。空が次第に明るくなり、雲間から赤い光が漏れている。そこから前えぶり差を目指し、撮影できそうな夜明けの明るさになる。5時半過ぎ、空の赤が増え、紅葉が次第にきれいに撮影できるようになる。青空が増えて赤と青の世界。赤い紅葉が夜明けの赤い光に映える。その夜明けの紅葉と空の色の変化に魅入られて、ついついたくさん撮影する。5時45分を過ぎて、ようやく前えぶりが大きく見えるところまできた。時間がかかった。6時少し前、大きくなった前えぶり差岳の紅葉が美しい。6時を過ぎ、最後の登りに入ってますます紅葉は好調、6時6分、前えぶり差の山頂に。
予定よりだいぶ遅れたのでやや急ぎ足で下る。前方には今日の下山コースの権内尾根の山々が見える。左側は低木にさえぎられてよく見えないが、所々大熊尾根が見えている。下るにしたがって紅葉は色づきが薄くなる。前えぶりから50分、7時に千本峰に出る。ここはコースタイム通り。ここで少し休憩していると後ろから走って下山する二人組み、年配者と30代くらいの組み合わせ。先に走って出発していた。7時47分、権内峰。ここで上ってくる登山者一人と会う。二人組みは10分以上先に行っているらしい。カモスノ頭まであと少し。少し下ってきていたウィンドーブレーカーとレインパンツを脱いだ。気温は上がって天候は昨日の頼母木小屋の管理人が行っていたようには崩れそうもない。
8時16分、カモスの頭に到着、ブナなどの広葉樹が多い。ここで一呼吸いれ、行動食を補給。ここからが結構きつい。急激な降下が続き、辟易する。第二橋まで1.4kmだが、一時間かかって9時23分、第二橋に到着。ここから30分、東股が大きく湾曲するところを高巻するのでかなり上る。30分のアップダウンで第一橋の林道終点に出た。10時少し前。この時点で靴がまだ馴染んでいないせいか、両足先が痛い。ここから5kmの林道歩きでMTBのデポ地まで急ぐが、足の痛みでペースは上がらない。下山路のペースが上がらなかったのはおそらく、この足先の痛みのせいだったろう。跡で靴を脱いだら両方の足の親指の付け根が赤く膨れて、擦れていたようだ。約一時間強の歩きで林道ゲートに出た。しかしMTBを置いた植物園駐車場は結構遠かった。ゲートから3分くらい急ぎ足で歩いて彫刻広場に出る。そこから15分くらい歩いてどうにか駐車場に出る。MTBを組み立て、荷物を整理してまとめ、少し行動食を補給して11時40分出発。大石ダムにはすでに先を行った二人の姿はない。林道を下り(ほとんど傾斜なし)、大石川沿いの道を雲母(きら)温泉に向かって走る。下流に向かうので下りになりそうなものだが、ほぼ平坦。12時過ぎ、国道に出て左折して少し進むと雲母温泉の入口の旧道を見つけた。ここから旧道を走り、共同浴場を探す。見つけるのが容易でないらしいので住民に尋ねると少し先のトタン屋根の建物の手前だという。行くとすぐわかり、MTBを外において風呂に入る。素朴な感じの町民用の温泉。やわらかい印象のお湯。単純アルカリ泉だったか?
足を見るとやはり親指付け根が少し腫れている。何回かお湯に使ってその間、ケータイで帰りの電車の時間を確かめる。2時14分の米坂線で新潟経由だ。風呂に入っている最中になにやら誰かが入ってきてすぐ出て行った。謎。地元住民が何かチェックにきたのか?12時半過ぎ、風呂から上がって出発しようとすると住民が風呂に入りに来て、お金が入っていないことを見て不審がる。しかし私はすでに最初に100円入れてある。どうやら誰かが回収に来たらしい。鍵がついている。
風呂を出て国道に戻り、渡邊邸道しるべ。そこを左折し、しばらく進むが場所がわからず、交番があったので尋ねるとすぐ先にあった。現在工事中で外から写真を撮る。道の駅などに買い物に行くつもりだが荷物が多いので先に駅に荷物を置きに行く。また本当はいくつか温泉街(高瀬温泉など)を見物する予定だったが、時間が無くなり、とりあえず道の駅に出る。道の駅は巨大でどこに何があるかよくわからない。とりあえず、農産物の売り場に行ってみたらここが一番人手が多いので、みやげ物売り場になっているのがわかった。大きな瓜が店の外に転がしてある。中に入り、お酒を探すと地元の純米酒と地ビールがあり、それを購入。店の外でおつまみに鮎の塩焼き、玉こんにゃくを買い、笹餅も買う。また帰ろうとしたらなめこを見つけ、朝どりのなめこらしいのでこれを200gお土産にした。駅に到着するとえぶり小屋でいっしょだったハイカーが電車待ち。別のハイカーは先に米沢経由で帰宅。電車を待つ間、駅周辺の写真を撮り、また地ビールで鮎とこんにゃくを食べた。
電車に乗り込んで横浜からきたハイカーと新潟まで四方山話。この人はもともと新潟出身で新潟のさまざまな山のことを私以上に知っていた。ただ横浜在住なので、日帰り登山はかなり限定されている模様。私と同じく車を使わないようだ。
帰路、途中で越後湯沢の日本酒試飲所に立ち寄ろうと坂町駅の時間待ちを利用して特急券を買いなおそうとしたが、結果的に判断ミス。1000円余計にとられた上に、連休最終日で、新幹線はひどい混みよう。MTBがなければ何とかなるが、一度降りたら、新幹線がすくまで乗れそうもない。越後湯沢はあきらめざるを得なかった。
MTBの話は横浜のハイカー氏に感心されたが、これからMTBをやるのは大変だろう。13−4kgを担ぐのも結構疲れる。地方の駅ではエレベーターもエスカレーターもないほうが普通。登山口までの坂を上るのも相当な体力を要する。
帰宅してから折りたたみ自転車などをチェックしてみたが、強度の問題で折りたたみは補強財の分だけ車体が重くなり、しかもダート林道などを走るのはきびしいようだ。MTBが強度があり、一番軽いというのが多くの自転車のりの見解だった。舗装道路だけなら問題ないだろうが、価格と強度、重さは難しい選択になる。軽いものは高いというのがスポーツ車の世界だ。
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