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Yamareco

記録ID: 2084765
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

天子山地/毛無山

2019年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:58
距離
13.0km
登り
1,316m
下り
1,448m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
0:45
合計
7:49
8:15
140
10:35
10:48
62
12:15
12:36
5
12:48
12:49
48
13:37
13:41
37
14:18
14:20
21
14:41
14:42
12
14:54
14:54
8
15:02
15:02
15
15:17
15:17
15
16:04
朝霧高原もちや
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
◆宿所
当日のアプローチは無理なので下部温泉に前泊。beishiさんが駅までの迎車、登山口までの送りも頼めて、安くて雰囲気もあると言う条件で「旅館いしもと」に決定したのですが、当日のお弁当(おにぎり×2個)も頼めたし、登山口まで送ってくれたご主人は毛無山には数百回登っているとのことで色々と車中で教えて貰えて大変お世話になりました。
http://ryokan-ishimoto.com/
◆往路
・東海道線経由組は身延線で14:17 富士⇒15:57 下部温泉
・中央線経由組は身延線で15:31 甲府⇒16:50 下部温泉
身延線普通列車は車掌がおらず、また下部温泉は(特急が停まるのに)無人駅なので切符は予め下部温泉まで購入しておくのが良い。SUICAの処理はできないので下車証明を書いてもらうことになり煩雑。
◆復路
・19:07 もちや遊園地⇒20:12 新富士(富士急行バス、1320円)
実際にはバスは10分程遅れてもちや遊園地に到着したのでバス停では真っ暗な中でヘッデン点けて待っていた。その前の新富士行きバスが15:07発、河口湖駅/富士山駅行きは15:10発が最終と言う運行なので、これを逃すとビバークしかない。(笑)
http://www.shizuokabus.co.jp/wp-content/uploads/2015/05/5db7c95afebec93d12710e871e999a33.pdf
https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/fujigoko-shinfuji.pdf
http://www.shizuokabus.co.jp/wp-content/uploads/2019/09/baed3612169dfba495ea9f4c1ba73f1d1.pdf
・新富士からは20:36発の東海道新幹線「こだま」利用。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
・下部温泉広河原登山口〜毛無山:特に危険箇所は無い。適所赤テープなどでマーキングはあるが作業道も多く薄暗い下山の時には道迷いに気を付ける必要がありそうだ。
・毛無山〜朝霧高原麓:ルートに迷うことは無いが急坂を下り、岩場もあるので注意は必要。林道に出たところで二俣になっている所を沢沿いに行くのは間違い。
◆登山ポスト
毛無山登山口には登山ポストではなく記帳式の登山者名簿が置いてあった。下部温泉側からの登山者は月にせいぜい数名分しか記帳されていない。
その他周辺情報 ◆登山後の飲食
新富士行きバスまで時間があったので営業時間を過ぎたようだが朝霧高原もちやのレストランで待たせて貰った。
【11/1】前日は下部温泉に入るだけ。身延線の車窓からは美しい冠雪した富士が展望され期待に胸が膨らむ。
2019年11月01日 14:25撮影 by  moto g(7) plus, motorola
11/1 14:25
【11/1】前日は下部温泉に入るだけ。身延線の車窓からは美しい冠雪した富士が展望され期待に胸が膨らむ。
身延線の普通列車は2両編成のワンマンオペレーション。しかもほぼほぼ無人駅で運転手さんは切符の収集もしなければいけない。大変だ。
2019年11月01日 15:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/1 15:58
身延線の普通列車は2両編成のワンマンオペレーション。しかもほぼほぼ無人駅で運転手さんは切符の収集もしなければいけない。大変だ。
下部温泉駅。特急列車も停車するのに無人駅だった。飲料水などの自動販売機はあるが近所にはコンビニも売店も見当たらない。
2019年11月01日 16:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/1 16:00
下部温泉駅。特急列車も停車するのに無人駅だった。飲料水などの自動販売機はあるが近所にはコンビニも売店も見当たらない。
下部川に沿う街道を歩いて15分程で温泉街。そこを抜けて寂しくなってきた辺りに今日の宿「いしもと」があった。2011年の台風による水害では温泉町よりも上流にあったので幸い被害が無かったそうだ。
2019年11月01日 16:21撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/1 16:21
下部川に沿う街道を歩いて15分程で温泉街。そこを抜けて寂しくなってきた辺りに今日の宿「いしもと」があった。2011年の台風による水害では温泉町よりも上流にあったので幸い被害が無かったそうだ。
【11/2】今日は登山の日。広河原登山口まで「いしもと」のご主人に送ってもらった。途中前の席に座っていたbeishiさんは路傍を走っていく熊を見たとか。熊鈴は持ってきていないぞぉ。
2019年11月02日 08:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 8:11
【11/2】今日は登山の日。広河原登山口まで「いしもと」のご主人に送ってもらった。途中前の席に座っていたbeishiさんは路傍を走っていく熊を見たとか。熊鈴は持ってきていないぞぉ。
登山口の金山についての解説。途中に見所がいろいろとありそうだ。脇に登山者名簿の箱と錫杖の提供があった。
2019年11月02日 08:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 8:14
登山口の金山についての解説。途中に見所がいろいろとありそうだ。脇に登山者名簿の箱と錫杖の提供があった。
登り始めるとすぐに山中の雰囲気になる。立派な石垣があるが金山花盛りの頃からあるものだろうか。
2019年11月02日 08:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 8:18
登り始めるとすぐに山中の雰囲気になる。立派な石垣があるが金山花盛りの頃からあるものだろうか。
ここは斜面が崩壊しかけているところ。細引きが張ってある。
2019年11月02日 08:23撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 8:23
ここは斜面が崩壊しかけているところ。細引きが張ってある。
平成13年の植樹運動の標識があるが今では余り手が入っている印象はない。後方には朽ちたウィンチが残置されている。
2019年11月02日 08:27撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 8:27
平成13年の植樹運動の標識があるが今では余り手が入っている印象はない。後方には朽ちたウィンチが残置されている。
暗い杉林の登高が続いたが漸く朝陽が当たってきた。
2019年11月02日 08:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 8:42
暗い杉林の登高が続いたが漸く朝陽が当たってきた。
ここは作業場跡のようだ。材木を捌いてここからブルで降ろしたような感じ。
2019年11月02日 08:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 8:48
ここは作業場跡のようだ。材木を捌いてここからブルで降ろしたような感じ。
切り開かれた場所に来た。
2019年11月02日 08:58撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 8:58
切り開かれた場所に来た。
ベンチがあり振り返ると薄っすらと冠雪した南アルプスが展望できた。荒川三山か?
2019年11月02日 09:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:00
ベンチがあり振り返ると薄っすらと冠雪した南アルプスが展望できた。荒川三山か?
少し植生が変わってきた。左側には自然林が入ってきた。
2019年11月02日 09:16撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:16
少し植生が変わってきた。左側には自然林が入ってきた。
山の神に届いた。
2019年11月02日 09:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:19
山の神に届いた。
石碑がある。
2019年11月02日 09:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:19
石碑がある。
更には南アルプスの好展望。奥には荒川三山から赤石岳、その手前には白根南嶺の山々、手前の眼下に身延山。
2019年11月02日 09:20撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:20
更には南アルプスの好展望。奥には荒川三山から赤石岳、その手前には白根南嶺の山々、手前の眼下に身延山。
また看板が現れた。
2019年11月02日 09:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:38
また看板が現れた。
中山金山!ちょっとわくわくするね。
2019年11月02日 09:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 9:41
中山金山!ちょっとわくわくするね。
女郎屋敷跡に到着。でもここにもあった標識によると女郎屋敷があったとは立証されていないとか。ここには水場があるとのことだけど…。
2019年11月02日 09:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:44
女郎屋敷跡に到着。でもここにもあった標識によると女郎屋敷があったとは立証されていないとか。ここには水場があるとのことだけど…。
左下の方にも標識が見られるので荷物を置いて身軽になって行ってみた。
2019年11月02日 09:47撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:47
左下の方にも標識が見られるので荷物を置いて身軽になって行ってみた。
平らになった所をテラスと呼ぶようだ。その精錬場の中心に釜の跡があった。
2019年11月02日 09:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 9:49
平らになった所をテラスと呼ぶようだ。その精錬場の中心に釜の跡があった。
金山沢が流れている。これが水場だね。2人は砂金探し?
2019年11月02日 09:54撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:54
金山沢が流れている。これが水場だね。2人は砂金探し?
金山沢の右岸側に坑道跡があった。土砂が流れて入口は随分埋もれているけれど。
2019年11月02日 09:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 9:56
金山沢の右岸側に坑道跡があった。土砂が流れて入口は随分埋もれているけれど。
この辺りはカラマツ林。もう少しで見頃かな。
2019年11月02日 10:08撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:08
この辺りはカラマツ林。もう少しで見頃かな。
ここは大名屋敷跡だとか。一番高い場所で監視する訳だ。
2019年11月02日 10:11撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:11
ここは大名屋敷跡だとか。一番高い場所で監視する訳だ。
七人塚。
2019年11月02日 10:15撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:15
七人塚。
大名屋敷跡からややトラバース気味に進み左手に金山沢が見下ろせる。
2019年11月02日 10:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:18
大名屋敷跡からややトラバース気味に進み左手に金山沢が見下ろせる。
金山沢に出合うところに「水のみ場」の標識があるが水は細く、さっきの鉱山跡の方が容易に水汲みはできる。
2019年11月02日 10:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:18
金山沢に出合うところに「水のみ場」の標識があるが水は細く、さっきの鉱山跡の方が容易に水汲みはできる。
沢が二俣になっている所で稜線が近く見える右俣に入ったが本来のルートは左俣だったみたい。
2019年11月02日 10:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:19
沢が二俣になっている所で稜線が近く見える右俣に入ったが本来のルートは左俣だったみたい。
間違いルートとは言え見ての通りそれ程苦労は無い。数分で稜線に登りつける。
2019年11月02日 10:22撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 10:22
間違いルートとは言え見ての通りそれ程苦労は無い。数分で稜線に登りつける。
稜線に出ると地蔵峠に通じる登山道がある。
2019年11月02日 10:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:26
稜線に出ると地蔵峠に通じる登山道がある。
第二地蔵峠に到着。本来のルートはここに出る。
2019年11月02日 10:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:28
第二地蔵峠に到着。本来のルートはここに出る。
東側に開けているが富士山は?
2019年11月02日 10:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:28
東側に開けているが富士山は?
うわぁ〜。ちょっと残念。
2019年11月02日 10:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:29
うわぁ〜。ちょっと残念。
「いしもと」で用意してもらったおにぎり。梅干しと昆布で素朴な味で美味しかったです。
2019年11月02日 10:34撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 10:34
「いしもと」で用意してもらったおにぎり。梅干しと昆布で素朴な味で美味しかったです。
おにぎりを食べていたら富士山の山頂が姿を現してくれた。
2019年11月02日 10:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:41
おにぎりを食べていたら富士山の山頂が姿を現してくれた。
流石に晴れ男がいると違うね。
2019年11月02日 10:42撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2
11/2 10:42
流石に晴れ男がいると違うね。
再び登りに掛かる。湯之奥から直接登る尾根に合流するまで急登が続く。
2019年11月02日 10:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:53
再び登りに掛かる。湯之奥から直接登る尾根に合流するまで急登が続く。
この辺りまで来ると紅葉が目立つ。ツツジ科のようだ。
2019年11月02日 10:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 10:53
この辺りまで来ると紅葉が目立つ。ツツジ科のようだ。
歩いていた時よりも写真を見ている時の方が紅葉を多く感じる。
2019年11月02日 11:05撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:05
歩いていた時よりも写真を見ている時の方が紅葉を多く感じる。
1850mまでは急登が続く。
2019年11月02日 11:07撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:07
1850mまでは急登が続く。
途中の展望の良さそうな岩に立っては見たものの富士山は残念ながら雲の中。ちょっと暗い雲で雪雲っぽい。
2019年11月02日 11:14撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:14
途中の展望の良さそうな岩に立っては見たものの富士山は残念ながら雲の中。ちょっと暗い雲で雪雲っぽい。
まだまだ登るよ。
2019年11月02日 11:17撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:17
まだまだ登るよ。
振り返ると一層黄色い紅葉が映える。
2019年11月02日 11:26撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:26
振り返ると一層黄色い紅葉が映える。
1850mの支尾根分岐に出た。ここからはなだらかだ。ここには湯之奥から直登できる尾根が合流している。
2019年11月02日 11:30撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:30
1850mの支尾根分岐に出た。ここからはなだらかだ。ここには湯之奥から直登できる尾根が合流している。
ちょっと枝が煩いけど甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が望まれた。仙丈はもう純白だ。
2019年11月02日 11:33撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:33
ちょっと枝が煩いけど甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳が望まれた。仙丈はもう純白だ。
稜線の左側は針葉樹林、右側は広葉樹林。朝霧寄りの方が紅葉は見栄えがするようだ。
2019年11月02日 11:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:38
稜線の左側は針葉樹林、右側は広葉樹林。朝霧寄りの方が紅葉は見栄えがするようだ。
読み難いけれど「丸山1891m」とあるような。
2019年11月02日 11:39撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:39
読み難いけれど「丸山1891m」とあるような。
苔生した登山道。あまり歩く人もいないのか?コメツガの匂いが満ちていた。
2019年11月02日 11:49撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:49
苔生した登山道。あまり歩く人もいないのか?コメツガの匂いが満ちていた。
朝霧高原の麓からの登山道に合流。
2019年11月02日 11:51撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:51
朝霧高原の麓からの登山道に合流。
ちょっと行くと岩があって北アルプス展望台と道標がある。
2019年11月02日 11:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:52
ちょっと行くと岩があって北アルプス展望台と道標がある。
残念ながら上に立っても南アルプスももう見通せなかった。そこに見える山の尾根は下部温泉駅から直登するルートのようだが「いしもと」のご主人が言うにはもう荒れて薮が濃くて苦労するだけだろうとのこと。
2019年11月02日 11:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 11:53
残念ながら上に立っても南アルプスももう見通せなかった。そこに見える山の尾根は下部温泉駅から直登するルートのようだが「いしもと」のご主人が言うにはもう荒れて薮が濃くて苦労するだけだろうとのこと。
毛無山山頂に到着。10人位集っていた。
2019年11月02日 12:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 12:00
毛無山山頂に到着。10人位集っていた。
山頂には2つの標識があった。こちらは古い方。
2019年11月02日 12:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 12:01
山頂には2つの標識があった。こちらは古い方。
小振りな新しい山梨百名山の道標。前のは1946mだったけどこちらは1945m。
2019年11月02日 12:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 12:02
小振りな新しい山梨百名山の道標。前のは1946mだったけどこちらは1945m。
メンバー入れ替わってもう一枚。
2019年11月02日 12:02撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 12:02
メンバー入れ替わってもう一枚。
マルハダケブキの種。
2019年11月02日 12:01撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
2
11/2 12:01
マルハダケブキの種。
おにぎりを食べて頂上を立つ頃にはすっかりガスに覆われてしまった。
2019年11月02日 12:35撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 12:35
おにぎりを食べて頂上を立つ頃にはすっかりガスに覆われてしまった。
薄いガスの中、下って行く。
2019年11月02日 12:37撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 12:37
薄いガスの中、下って行く。
朝霧高原への分岐。
2019年11月02日 12:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 12:41
朝霧高原への分岐。
出だしから急降下で腰が引けてる。
2019年11月02日 12:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 12:45
出だしから急降下で腰が引けてる。
まだまだ下る。
2019年11月02日 12:56撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 12:56
まだまだ下る。
少し段になった所でヒメシャラの林に出会った。
2019年11月02日 13:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 13:10
少し段になった所でヒメシャラの林に出会った。
五合目。このマツダランプの標識は朝霧高原分岐にもあった。
2019年11月02日 13:36撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 13:36
五合目。このマツダランプの標識は朝霧高原分岐にもあった。
写真を撮っている人がいてふと見ると富士山が姿を現していた。さっき地蔵峠で見たよりも白さが増している。魔法のようだ。
2019年11月02日 13:38撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 13:38
写真を撮っている人がいてふと見ると富士山が姿を現していた。さっき地蔵峠で見たよりも白さが増している。魔法のようだ。
レスキューポイント。まだまだ下りが続くから良い戒めになる。
2019年11月02日 13:44撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 13:44
レスキューポイント。まだまだ下りが続くから良い戒めになる。
未だ望める。
2019年11月02日 13:48撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 13:48
未だ望める。
ロープが張ってある岩場が幾つかある。
2019年11月02日 13:59撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 13:59
ロープが張ってある岩場が幾つかある。
不動滝が良く見える所にあった祠。
2019年11月02日 14:10撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 14:10
不動滝が良く見える所にあった祠。
不動の滝展望台。
2019年11月02日 14:18撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 14:18
不動の滝展望台。
堂々たる滝だ。大きくは二段に分かれそれぞれ30m級。更に上にも続いているようなので全部で80m以上になるのでは?
2019年11月02日 14:19撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 14:19
堂々たる滝だ。大きくは二段に分かれそれぞれ30m級。更に上にも続いているようなので全部で80m以上になるのでは?
はさみ石と呼ばれている大岩らしい。
2019年11月02日 14:29撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 14:29
はさみ石と呼ばれている大岩らしい。
地蔵峠へのルートとの分岐点。ここまで来ると平らだ。地蔵峠ルートは途中に崩壊箇所がある模様。
2019年11月02日 14:41撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 14:41
地蔵峠へのルートとの分岐点。ここまで来ると平らだ。地蔵峠ルートは途中に崩壊箇所がある模様。
沢を渡ると林道に出合う。これで下りも終わりと言うことでやれやれ。
2019年11月02日 14:45撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 14:45
沢を渡ると林道に出合う。これで下りも終わりと言うことでやれやれ。
麓金山の遺構。どうも同じ金の鉱脈を東西から掘っていたみたいだ。こちらの方が近代的な遺構。
2019年11月02日 14:50撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
1
11/2 14:50
麓金山の遺構。どうも同じ金の鉱脈を東西から掘っていたみたいだ。こちらの方が近代的な遺構。
麓宮。
2019年11月02日 14:52撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 14:52
麓宮。
登山口の駐車場まで降りてきた。
2019年11月02日 14:53撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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登山口の駐車場まで降りてきた。
解りやすい登山口への道標。
2019年11月02日 15:00撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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解りやすい登山口への道標。
パラグライダーがたくさん飛んでいる。ここも聖地の一つなのかな?
2019年11月02日 15:04撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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パラグライダーがたくさん飛んでいる。ここも聖地の一つなのかな?
杉並木の間を抜けて行くと今度はオートキャンパーの聖地とやら。
2019年11月02日 15:07撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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杉並木の間を抜けて行くと今度はオートキャンパーの聖地とやら。
国道に出る手前から振り返っての毛無山。すっかりガスの中だ。
2019年11月02日 15:28撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
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国道に出る手前から振り返っての毛無山。すっかりガスの中だ。
もちやに到着。お疲れ様でした。
2019年11月02日 15:57撮影 by  NIKON D7200, NIKON CORPORATION
11/2 15:57
もちやに到着。お疲れ様でした。

感想

「毛無山は良い山だ」と常々beishiさんの親父殿が褒め称えていたそうだ。天子山地の主峰毛無山は二百名山の一峰でもあり、そこを故郷の下部温泉から登っていくと稜線に立った瞬間に大きく目に入る富士の姿には震えが来るほどの美しさと神々しさを感じたのだろう。今漸くそのルートを踏んで毛無山に登って来た。残念ながら富士は気紛れで全身を見せてはくれなかったものの、途中金山跡地とかもあり紅葉もそれなりに楽しめた山行だった。

ただ下部温泉は首都圏から東海道で行っても中央線で行っても4時間掛かるので少なくとも午後休みを取って移動し、前泊する必要がある。beishiさんが色々と調査して温泉街の一番奥(つまり登山口寄り)にある「旅館いしもと」を取ってくれた。質素な旅館で御夫婦だけでやっているようだが駅までの送迎も、登山口までの送りも受けて貰えて、しかもお弁当まで頼むことができた。温泉は新しい49℃の源泉から引いているようだけど熱めの湯船と昔ながらの下部温泉のぬる湯と分けてあった。すぐ裏側に下部川が流れていてその沢音は結構高いが、川幅がやや広くまた河床から建屋が高いので台風被害には会わなかったとのこと。下部川に懸かる橋から下流は全部2011年の台風で浸水したらしい。

翌日は朝風呂に浸かって7時から朝食、7:45に出発と頼んでおいた。ご主人がバンで登山口まで送ってくれたが車中で色々と毛無山について教えてくれた。何しろ毛無山には数百回も登っているとか。林道が無い時代には下部温泉から歩いて行ったそうだし、下部温泉駅から登るルートも昔整備したのだが維持されず薮に戻ってしまったのは残念と語っていた。湯之奥から林道を広河原登山口に向かう途中で前席に座っていたbeishiさんが路傍を走るクマを見たとのこと。ご主人が言うにはこの辺りでは冬でも山中でクマの足跡を見ることがあるので冬眠しないクマもいるようだ。

地図を見ても解るけど広河原登山口から1400mまでは急登が続く。1200mで古いベンチがあり南アルプスが展望できた。1300mでも絶景ポイントがあり、身延山越しの南アルプスの展望が楽しめた。1400mまで登ると勾配が落ちてくるがこの辺りから中山金山の跡地になる。所々に道標と解説文が掲示してあり参考になる。女郎屋敷跡まで来ると左手の沢沿いに広い平地がありそこへ辿る小径も付いていた。ザックを置いて行ってみるとここが精錬場だったようで釜の跡やら住居があったらしい石垣とかが散見された。金山沢では水を汲めるが砂金はどうか?金山沢の右岸にはいくつもの坑道があったらしいがそのうちの一つはすぐに見付けられた。ただ入口には土砂が落ちていてとても入れるものでは無かったが。

道草してたんでコースタイムから30分程遅れてしまった。ここから稜線まではそれ程の勾配でも無く容易に1550mの第二地蔵峠まで至る。ここで東側を望むと富士山とご対面…と思ったのだが西側に対して東側は雲が厚く富士山の一部しか見えない。でもお弁当のおにぎりを頬張っている間に天辺が見えてきた。やっぱりTさんの晴れ男パワーのお陰かな。そこから1850mまではまた急登が続く。写真で振り返ると紅葉が結構綺麗だが現地では余りそうは感じなかったのはやっぱり余裕が無かったってことかな。1850mで左側から支尾根を交えて北東に稜線は屈曲し勾配は緩やかになる。第二地蔵峠から1時間で朝霧高原からのルートの合流地点に達し、20分で毛無山の山頂に出た。やっぱりガスが広がってて残念ながら富士山は拝めない。毛無山のピークはこの先にもありこのピークの1945mに対して1964mとなっている。行きますか?と2人に聞くともうここで十分と言う感じなので、ここでお昼を食べて朝霧高原に下山することにした。

下山ルートは登路の1.5倍位の勾配で落ちて行くからこれも結構大変だ。先ずは転んだりしないことが最重要、次が膝を痛めないこと。ちょこちょこと岩場もあり、緊張感を持続して降りることが出来た。三合目を過ぎると左から滝音が響いてきてやがて不動の滝が見えて来る。冬は水量が細くて余り印象に残っていなかったけれど今観るとなかなか豪快な滝だ。滝を過ぎるとすぐに二合目でやがて沢に出合い突然平地に戻る。しかし平地に降りても終点の朝霧高原もちやまでは5kmあるんで1時間の道のりだ。行きに登山口まで送ってもらって良かったと改めて感謝した。もちやのレストランで飲んで食べてバス待ち。このバスを逃すと大変なんで予定到着時刻より15分前から真っ暗な中ヘッデンを点けてバス停で待った。10分遅れてバスは来たが結構ヒヤヒヤした。まあ予定しいていたこだまには間に合ったが、流石にみんな寝過ごすのは嫌なんで飲むのは我慢。

念願の下部温泉からの毛無山登山が出来た訳だけど、富士山の眺めがもう一つだったのが残念なところ。この天子山地で歩くとしたら毛無山から雨ヶ岳の縦走も面白そうだ。これは是非富士山がバッチリ見える日を選んで挑みたいもんだ。

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