宮路山・セーメーバン・稚児落し
- GPS
- 07:41
- 距離
- 24.5km
- 登り
- 1,384m
- 下り
- 1,389m
コースタイム
天候 | 晴後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初の登山口入口が少しわかりづらいが、登ってしまえば、道標も要所にあり、整備されている道。もう一箇所注意点があるとすれば鉄塔から大岱山分岐に向かう道で、注意深く入口を探せば他に問題箇所はないと思われる。 |
感想
Topics:宮路山・セーメーバン・稚児落しハイク
中央線沿線を今月の主なハイキングのターゲットにして選んだのが大月周辺。先に上野原・猿橋から数回、坪山・権現山周辺を歩いた。今日は同じ猿橋からのバスで奈良子入口下車、林集落から宮路山、セーメーバンを経て大月の岩殿山まで歩くことに。
日曜は運休する早朝バスが多いので、猿橋駅によらない大月営業所発竹の向行き6:45のバスを途中の橋の向こう側の505号線のバス通りのバス停まで走って捕まえた。10分もかからずに奈良子入口で下車し7時には歩き始めた。奈良子方面に進むと集落の詳細で大きな案内図があり、一軒一軒の名前まで出ていた。こんな案内図は見たことがない。最初林入口バス停で分岐があり、下ろうとしたが、林戸沢入口ではないので、思い直して7時20分くらいにそのバス停があり、そこを左に下った。10分くらい進むと林道が現れ、宮路山登山口となる宝鏡寺を探したが見当たらない。GPSを見ると何と地形図が出てこない。後で電池を取り替えたときに地形図の入っているカードの押さえが動いて、カードを読み込めなくなったことが判明したが、そのときはわからなかった(TKAプラネットの女子販売員にアドバイスされたことを失念していた)。 しかし地形図は読めなくとも事前に入れておいたウエイポイントと現在地は出てくるので、事前に予想した進路からそれているかどうかはすぐわかる。それで道をそれたために住民に宝鏡寺の場所を尋ねたら、すぐ裏手で工事のため、青いカバーが全面にかけられて、外から見てもわからない。裏手に回って登山道入口の階段があった。そこを登るとお寺の全景がよく見えた。
30分くらい登ると宮路山やセーメーバン方面が見えてきた。林集落からセーメーバンへと向かう尾根もよく見えた。その少し上のピークのようなところで(715mピ−クか?)で掘割跡のようなものを見かけた。しかし、そのような山城があったという報告はないので、単なる溝だったか?
さらに急斜面を30分くらい機につかまりながら登り、9時過ぎに宮路山直下の山上大権現の祠があり、さらに馬の彫刻が5体ほど置いてあった。馬頭観音ではなく、洋風のリアルな馬の像だったには驚いた。宮路山には9時15分に到着。行動食を補給してすぐに出発。広い尾根を45分くらい進み、しだいに藪っぽくなりかけたころ、鉄塔が見えてきた。鉄塔に出ると尾根上によい道があり、下側の藪っぽい部分は本当の道ではなかったようだ。10時過ぎ、鉄塔を通過し、その向こう側の植林地を登っていく。10時16分過ぎ、大岱山分岐に出た。ここで荷物を置いて地図とGPSだけもって大岱山を往復。山頂からは富士山、三つ峠、滝子山などが大きく見えた。すばらしい展望だ。しばらく展望を楽しみ、撮影をしてから分岐に戻っ多。途中、大きなザックを背負ったハイカーとすれ違った。セーメーバンから大峠方面に向かうという。どこかで野営するのか?
そこから30分足らずの11時前に、セーメーバン山頂に到着。直前、林集落から登ってきたご夫婦に出会った。その夫婦は大菩薩全域をほぼ歩き、ここから大月の岩殿山まで歩くとすべてつながるという。セーメーバンで軽い昼食をとり、ご夫婦は昼食はとらずに先に出発。セーメーバンはその昔、安部ノ清明が全国巡回の旅先で住民の水不足を救う為に雨乞いの祈祷などを行ったが、鬼にだまされて成功せず、憤死したという故事が伝わっている。山頂そのものは展望もなく、何の変哲もない山だ。
10分くらい遅れて11時過ぎに出発。しばらく下って11時半過ぎ、サクラ沢峠前でご夫婦に追いつき、サクラ沢峠で合流、夫婦は昼食。以前はここで水がなくなり、遅能戸バス停まで下ったようだ。ここから岩殿山・大月までまだまだ長い。11時36分、お先に出発。
しばらく下って高ノ丸は何時通過したか気づかなかったが12時10分過ぎにトズラ峠の林道交差点に出た。ここまでは快調に下ったが、ここからがアップダウンの厳しいコース。岩殿山に近づけば近づくほどきつくなる。途中、権現山方面の見える展望場所があり、その先に富士山景勝地の看板。富士山や三つ峠が大きく見えた。しばらく撮影し、厳しい登りに耐える。かなりの距離をすでに歩き、足にきている。ところどころに権現山方面や富士山の展望があり、またヤマツツジやウツギなどの花が疲れを慰めてくれる。笹平の手前にはフデリンドウが離れ離れに二株あった。笹平には12時48分到着。ここも鉄塔のあるだけの場所。
昼食の残りと行動食(果物など)を補給して、最後のがんばり。厳しい登りに耐えて13時過ぎ、稚児落しに出た。岩殿山までは一時間半のところ。急にハイカーが増えた。北から南下してきたのは私だけ。高齢者ハイカーが岩殿山は結構、予想外にきつかったと話す。別の人に岩殿山のアップダウンや鎖場の状況を確認するも、さほどでもないという。しばらく考慮して、今日はこのまま浅利に下り、岩殿山はまたの楽しみにとっておくことにした。無理に登っても難行苦行になり、楽しくない。疲れているときに岩場を下るのは危険が伴う。
稚児落しの景観を楽しみ、写真撮影をして1時10分過ぎ下山開始。ぐんぐん下ってすぐに浅利集落が見えてきた。1時30分過ぎ、浅利集落に下山し、そのまま大月駅に向かう。バスはまだ来ない。途中、住民らしき人とすれ違った際、たずねたら、バスは手を上げれば自由乗降らしい。1時50分、花咲山入口があった。2時過ぎ、浅利入口バス停あたりでバスが来そうなので待っているとすぐにバスが見えた。前を歩く女性ハイカー集団も乗り込み、大月駅前で食堂に消えた。私はビールとワインを買って、次の立川行きに乗って帰宅。
4時半前には帰宅し、母とアスチルベを植え込んだ。
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