前三ツ頭、御神楽尾根、御題目尾根、周回


- GPS
- 07:02
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:02
天候 | 晴れ、ガス、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御神楽尾根の突破はしんどいです。 |
写真
感想
去年秋、紅葉見物兼ねて、前三ツ頭へ向かう天女山登山道以外の5つの尾根群(御題目、御神楽、中、大日向、笹グラ)への、鉢巻き道路(車道)からのアクセス法と、八ヶ岳周回路(登山道)からの取りつき地点を確認しました。今年はいよいよ未踏の前三ツ尾根を歩きたいと思います。
登りは御神楽尾根、下りは大日向尾根を予定します。(下りは御題目尾根に変更しました)。御神楽尾根は、下のほうに地蔵がある尾根です。御題目尾根は鉄剣含め宗教の遺構が多数あり、江戸時代やそれ以前より権現への宗教登山でメインに使われていた道と思われますが、地蔵がある御神楽尾根もつかわれていたのでは?と推測しており、紅葉見物も兼ねて、その確認を行います。
朝6時に自宅出発。鉢巻き道路上の取り付き口Bより、7時登山開始。まずは1時間20分で御神楽尾根展望台へ到着。ここは御神楽岩を越えるのが大変と聞きました。右から巻いていこうとしたが、小岩に阻まれなかなかうまくいかず、撤退しようか迷いました。結局かなり下から巻き、20分強、笹薮と急斜面にもがき、突破はできたが、かなり消耗。
ここから先も、尾根は岩が通せんぼしたり、岩の上の灌木が生い茂り突破に苦労したり、笹薮に足を取られたりと、かなり苦戦。大日向尾根と合流してからも、苦戦は続く。御神楽岩を越えてから2時間で前3ツ頭に到着。大日向尾根の眺望を楽しみにしてきたが、ガスで見えず、残念。
登りで本日の気合をすべて使い切りました。とても大日向尾根を藪漕ぎで突破する気力は残っていません。よって、下りは急遽、御題目尾根に変更。久しぶりに鉄剣に会いたいと思います。御題目尾根は、とても歩きやすく、スムーズに下山できました。
最後、まきば牧場に寄りソフトクリームをいただきました。
本日は、去年からの念願だった、前三ツ頭の未踏の尾根を1つ踏破しました。しかし、御神楽尾根は予想よりもハードでした。御題目尾根に比べて3倍程度大変だったです。江戸時代にここを登山道に使っていたとは思えない。途中地蔵があるがこの尾根の終着は御神楽岩と見ました。権現ではない。あと、この尾根から御題目尾根へ移動するのかも、とも思ったが、尾根移動だけで30分以上かかった。これもない。
合流してからの大日向尾根も2−3倍程度大変でした。他の未踏尾根もすべてこのしんどい大日向尾根につながり、とても楽な御題目尾根に対してわざわざ使う意味は感じませんでした。この尾根巡りは、昔使われていた登山道を歩き、古き良き道を発見するのが目的なので、他の尾根の踏破はただの難行苦行になりそうなので、いったんやめときます。
なお、御神楽尾根が紅葉の尾根としてはこの辺でベストと見ました。この尾根に地蔵があるのは、もしかしたら江戸時代登った方も、紅葉見物もする尾根として認識していたのかも。地蔵も紅葉の良い場所の中心にあります。
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