皇海山（原向駅から往復）暴風の三山駆けロングルート

2019年11月15日(金) 〜 2019年11月16日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 36.7km
• 登り: 2,328m
• 下り: 2,324m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:57
• 休憩: 0:07
• 合計: 3:04

14:34 原向駅
15:38 15:38 銀山平
16:11 16:11 笹美木橋
16:24 16:31 一の鳥居
17:22 17:22 猿田彦神社跡
17:38 庚申山荘

2日目

• 山行: 9:51
• 休憩: 0:38
• 合計: 10:29

5:49 庚申山荘
6:21 6:21 大胎内(分岐)
6:48 6:50 庚申山
6:52 6:52 庚申山展望台
7:45 7:45 薬師岳
8:24 8:25 鋸山
8:47 8:49 不動沢のコル
9:24 9:37 皇海山
9:59 9:59 不動沢のコル
10:28 10:28 鋸山
11:22 11:24 六林班峠
13:07 13:07 天下の見晴分岐
13:14 13:27 庚申山荘
13:31 13:31 猿田彦神社跡
14:11 14:16 一の鳥居
14:29 14:29 笹美木橋
15:07 15:07 銀山平
16:18 原向駅

天候

11/15（金）曇り時々晴れ→暗闇
11/16（土）曇り（暴風）→あられ→小雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

◆11/14（木）
・神戸電鉄〜阪急電車（21:17粟生−23:13梅田）1,140円
・JAMJAMライナー（23:50梅田−11:11高崎駅前）4,000円【遅延！】
◆11/15（金）
・JR（11:37高崎−12:23桐生）680円
・わたらせ渓谷鐡道（13:06桐生−14:33原向）1,010円
◆11/16（土）
・わたらせ渓谷鐡道（16:42原向−17:57桐生）1,010円
・JR（18:24桐生−18:41伊勢崎）330円
（交通費計8,170円）⇒翌日の赤城山に続く…

コース状況／危険箇所等

【庚申山荘〜庚申山】
岩場や梯子があるが、注意して登れば問題なし。
【庚申山〜皇海山】
アップダウンが何度も続く。鋸山手前には両側が切れた道、急斜面の鎖場あり。
【鋸山〜六林班峠】
途中から背丈ほどの藪こぎが続く。道迷いに注意。
【六林班峠〜庚申山荘】
基本はトラバース道。所々藪こぎあり。獣臭が何度かしたので、熊鈴を故意に鳴らして、さっと通り抜けました。

その他周辺情報

・庚申山荘（素泊）2,080円
　布団あり。宿泊は私一人で寂しかったです。
　https://kajikasou.info/camp/
・伊勢崎ハーベストホテル（素泊）3,400円
　下山後、翌日の赤城山への道中にある格安ビジネスホテル。JR伊勢崎駅から徒歩約25分。
　https://www.harvesthotel.jp/

写真

11/15 12:41

わたらせ渓谷鐵道で桐生駅から原向駅へ。

11/15 14:34

原向駅に到着。予定よりも1時間半遅れ（汗）

11/15 14:36

渡良瀬川を渡って国道へ。山肌の紅葉がきれいです。

11/15 15:04

青空に映える紅葉

11/15 15:38

遅れを巻き返すために、かなり早歩きで銀山平に着きました。

11/15 16:14

天狗の投げ石。不思議な光景です。

11/15 16:24

一の鳥居に着きました。ここでスニーカーから登山靴に履き替えます。

11/15 17:40

暗闇の中、何とか庚申山荘に到着。真っ暗、しかも知らない道…かなり不安でしたがとりあえずほっ。

11/15 17:42

料金はこの箱に。
孤独な夜の始まりです。

11/16 5:44

明朝、小屋内は3℃でした。

11/16 6:15

庚申山への険しい登り。

11/16 6:16

梯子もいくつか。

11/16 6:26

急に地面が赤くなってきました。

11/16 6:34

そう、日の出です。

11/16 6:48

庚申山に到着。風が強い！

11/16 6:52

目指す皇海山（右）はガスの中…。

11/16 6:53

皇海山をアップで。かなりの速さでガスが流れていきます。

11/16 7:37

縦走路は樹林帯が主。

11/16 7:59

急な鎖場の下り。気を付けて降りれば問題なし。

11/16 8:00

そしてあの崖を登り返します。

11/16 8:05

来た道を振り返る。

11/16 8:09

鋸山手前は左右が切れ落ちたところもあります。

11/16 8:12

霧氷が出てきました。

11/16 8:13

ちっちゃな梯子。

11/16 8:24

鋸山に到着。展望なし。

11/16 8:44

不動沢のコルに下る途中、一瞬晴れ間が！でもすぐにガスの中に。

11/16 8:47

不動沢のコルに着きました。林道からの登山道と合流です。
この先で初めて1人すれ違いました。

11/16 9:13

より濃くなった霧氷。

11/16 9:16

地面にはうっすら雪があって滑りやすいです。

11/16 9:24

微妙に積もっているところも。

11/16 9:28

皇海山に到着！百名山68座目ゲットです♪風強いし寒い！

11/16 10:25

鋸山への登り返し。結構急です。

11/16 10:28

鋸山山頂では発達したえびのしっぽが見られました。

11/16 10:30

いざ六林班峠へ。

11/16 10:38

皇海山が見えるポイントのはずなのに残念…

11/16 10:47

と思っていたら、急にガスが流れて皇海山が現れました！
ありがとう、皇海さん！

11/16 10:48

皇海山の山肌の霧氷

11/16 10:47

鋸山を振り返る。

11/16 10:58

藪こぎゾーンに突入。

11/16 11:01

前見えませんがな！

11/16 11:22

ちょっと道を間違いながらも、無事六林班峠に到着。ここで誰もいないことを改めて感じ、急に不安に…。

11/16 11:40

六林班峠からのトラバース道には崩落地も。でも大したことありません。

11/16 13:04

落葉したカラマツ林。

11/16 13:14

庚申山荘に到着。長かった〜。昨日はいなかった管理人がいました。

11/16 13:57

黄葉きれい。

11/16 15:07

かじか荘まで下りてきました。そのまま原向駅へ。まだまだ先は長い。

11/16 16:43

無事原向駅に到着。帰りもこれにお世話になりました。

撮影機器：

PowerShot SX710 HS CANON

感想

dokoiko

約1年ぶりの夜行高速バス旅で皇海山と赤城山に登って来ました。
関西から群馬までは1便しかなく時間的制約があります。しかも当日は事故等で大幅な遅れ！初日は庚申山荘までの行程でしたが、原向駅から早歩きで巻き返すも一の鳥居辺りから暗闇登山…。庚申山荘が何故か見つからず焦りました。何とか見つけ出したものの、中には誰もおらず。暗闇に強風…とても心細かったです。
2日目は日の出前に出発。ラジオで天気を確認すると事前情報と違い思わしくない予報。確かに稜線部を見上げると強風を伴ったガスがかかり、ビュービュー鳴ってます。庚申山の急斜面を登る時に太陽が見えましたが、その後はずっとガスの中でした。
庚申山から鋸山まではそれなりのアップダウンが続きます。風がかなり強いので、不安をあおられました。鋸山手前の鎖場は写真で見るよりもスケールが小さく感じました。ただ、地面が雪でうっすらと白くなっていて滑りやすかったです。
鋸山まで来ると霧氷が現れ、えびのしっぽも見られました。寒さと強風で発達したようです。
一旦不動沢のコルまで下ってからいよいよ頂上への登り。ここで初めて林道から来たと思われる方と出会いました。標高を上げるに連れて気温は下がり風もかなり強くなります。そして山頂に到着！1cmくらい雪が積もっているところもありました。
寒くて長居できないのでさっさと下山。鋸山への登り返しの後は六林班峠を目指しますが、噂通り、背丈程の藪こぎゾーンで2回ほど道を間違いかけました。足元が見えないので、滑ったり足を木にうちつけるリスクがあります。
途中に展望地もあり、ガスの中から一瞬皇海山が顔を出してくれた時はちょっと感動でした。
六林班峠から庚申山荘までのトラバース道も長いです。鹿に会うのは茶飯事ですが、途中、異様な獣臭がした時は焦りました。熊鈴をめっちゃ振りました。
庚申山荘からはひたすら下り。原向駅まではなかなか遠かったです…。
往復36km。なかなか大変でしたが、無事百名山68座目をゲットできてよかったです。
（翌日の赤城山に続く…）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2105515.html