三ツ下谷

2019年11月16日(土) [日帰り]

• GPS: 03:25
• 距離: 7.1km
• 登り: 529m
• 下り: 495m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 0:24
• 合計: 3:24

11:10 谷上駅
11:44 12:07 三ッ下谷分岐
13:35 13:36 烏帽子岩
14:34 ゴール地点

【谷上駅〜三ツ下谷本流分岐】
　山田道を遡行し、「行き止まり」の標識方向へ進むと、三ツ下谷本流です。
【三ツ下谷本流分岐〜天狗岩尾根との分岐】
　いくつもの滝が次々を現れ、それぞれ安全に通過するアイディアが必要になります。「本当に突破できるのだろうか？」という不安と達成したいというパッションがないまぜになり、アドレナリンがジュワーっと分泌するのを感じます。
　危険個所にはお助けロープが設定されており、周囲をよく観察すれば必ず安全なルートが見つかるので、沢の経験があればそれほど危険な沢ではないと思います。
【天狗岩尾根との分岐〜烏帽子岩】
　三ツ下谷本流を詰めて炭ヶ谷へ抜けようと思いましたが、天部岩尾根との分岐から先の三ツ下谷本流は思いの他厳しく、思わず烏帽子岩尾根へ逃げることに。
　斜面は予想通りずるずるで立ち木につかまりながらでないと登れません。
　天狗岩方面へ進むのが正しいルートだったのではないかと思います。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：神鉄谷上
帰り：神鉄花山

コース状況／危険箇所等

滝を通過するにはルートファインディングの技術が必要です。

その他周辺情報

新開地の朝日温泉で湯あみ

写真

11/16 11:09

今回は神鉄谷上駅から出発です。

11/16 11:10

誕生山系もかなり色づき始めていました。

11/16 11:11

とりあえず、山田道へ進みます。

11/16 11:12

阪神高速北神戸線の下をくぐります。

11/16 11:14

光と影のコントラストが美しい。

11/16 11:21

好きな感じの森。

11/16 11:25

丸山川を渡渉します。

11/16 11:27

山田道を離れ、行き止まり方面へ進みます。

11/16 11:30

三ツ下谷方面のアプローチ道

11/16 11:39

荒れた沢を進んでいくと・・・

11/16 11:40

傾いた橋に遭遇。

11/16 11:40

裏六甲に特徴的な青い石がここでも観察できました。

11/16 11:42

青い滝

11/16 11:48

道なりにどんどん進んでいきますが・・・

11/16 11:51

トトロに出てきそうな藪のトンネル。

11/16 11:53

三ツ下谷本流から離れていることに気が付きました。
藪に阻まれて進退ならず。
もと来た道を戻ることにしました。

11/16 12:00

この分岐を左に進んでみましたが、結局本流を離れる結果に。

11/16 12:07

三ツ下谷本流へ向かう正解の経路は沢身を歩いていると見つかりました。

11/16 12:09

堰堤を越える階段。

11/16 12:19

三ツ下谷本流は倒木でかなり荒れています。

11/16 12:26

秘境感が増してきました。

11/16 12:34

沢身を歩きます。

11/16 12:37

ここがかなり頭を使うところです。とりあえず、お助けロープで登坂。

11/16 12:40

さらに先にある滝を高巻きする踏み跡を辿って正解。

11/16 12:42

ここは左手のお助けロープで登りました。

11/16 12:43

滝の上から撮影。しかし、この辺の滝は赤いなー。

11/16 12:44

まず左側から登り、中断から右側へ移る。この谷はこのパターンが多いです。

11/16 12:50

ここは左岸側から巻きます。お助けロープあり。

11/16 12:59

三ツ下谷本流を詰めて炭ヶ谷に抜けようとしましたが・・・

11/16 13:10

余りの険しさに、思わず烏帽子岩の尾根に逃げました。
立ち木につかまりながらずるずるの斜面を登ります。このルートはお勧めしません。

11/16 13:23

烏帽子岩尾根線に取り付きました。

11/16 13:34

尾根道は急登ですが、踏み跡明瞭。泣きながら登っていくと忽然と現れる烏帽子岩。

11/16 14:34

花山駅で終了。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ヤマレコMAP 水500ml カロリーメイト2ブロック タオル 着替え 汗止め ヘッドライト 物理コンパス

感想

tadawasabi

沢はいつも入ってはいけない領域を侵している・・・という感覚があります。
「赤岩の滝」が想起させるもの、ヨーロッパで中世、ゴシック建築が表現しようとしたおどろおどろしい感覚を現代日本で再認識する機会を与えられていると、沢を歩いていると強く感じます。