六甲の旧縦走路を歩きに横尾山から摩耶山へ
- GPS
- 11:45
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,144m
- 下り
- 1,925m
コースタイム
- 山行
- 10:59
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 11:45
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
反対の上り側にあったみたいだが、どうやって行くのか不明。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天井川道は前半は遊歩道ながら後半は結構高さのある狭いトラバース道になるので、縦走路に上がるだけならきつくても尾根道にした方が安心かも。 メインの目的だった板宿道から禅昌寺に下りる道は治山工事も終わって普通に通れる。 萩の寺からの尾根はザレた細尾根で滑りやすそうなので靴はちゃんとしたものを。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
数日続いた暖かい日で関西での雪山シーズンもそろそろ終わりかなと。
今シーズンは雪少ないながらも回数はそれなりに行ってスノーシュー使いまくれたなと。
しかしその分普通の靴で歩く足の筋肉は落ちてるやろうからまずはどこかにリハビリに行かんとなと。
そうこう考えてきて浮かんだのが前から気になってた六甲全山縦走路中の旧縦走路部分。
昔まだ山を歩き出す前に新田次郎の孤高の人読んでその気になり、素人がガイドブックと地図で研究しただけの完全ぶっつけで歩いてからだいぶ経ち、今では自分の知識も増えたし縦走路自体も昔とはコースが変わってしまってる所もある。
縦走大会を歩きたいということではなく、孤高の人読んで以来の自分の中の思い入れで歩きたいということで、コース順にその思い入れの一つ目がスタートは須磨浦公園からではなく塩屋から、それも現在その場合のルートとされている駅から町中通る少年の町経由ではなく、お地蔵さんのある細い路地から尾根末端を忠実に上り始めること。
現在の出発点は縦走大会など始まって何千人が一斉にスタートする場合の周辺への迷惑を考えて現在の須磨浦公園からに落ち着いたと思われ、それは正解だったと思うが、しかし孤高の人には文太郎は塩屋の会社の寮に住んでいたと書かれており、六甲全縦するなら当然塩屋からスタートしただろうし、一人で歩くなら普通に尾根末端から歩き出したのではと思うから。
二つ目は高倉山から下りてきて街中を通り、栂尾山に上るためにつつじ橋で須磨多聞線を渡って左にある400段とか言う階段。
これも文太郎の時代にあったはずは無く、橋を渡って右に行くと文太郎道というのがあるのでこちらを上りたい。
この二つは前回全縦した時に歩いた。
そして三つ目の馬の背から妙法寺の街に下って高取山に上り返す道に関しては、昔自分が歩いたはずの道、参考にしたガイドブックに載っている板宿の禅昌寺に下って県道22号線を歩いて萩の寺から上ったルートではなく、現在の縦走路は東山から北に、横尾に下りて妙法寺の街中を回り込んで西側からまた尾根に取り付くように設定されているが、この部分の昔のルートは前回通る事を諦めており、次機会があれば通れるのかどうか気になってた。
ルート変更についてネットでいろいろ見るところに拠ると、一つは板宿道から禅昌寺に下りる最後のところが崩れ、長くその周辺の治山工事が行われて通行止めとされていたようで、ただ実際には通る事は出来たようでそういう報告もあったが、時期など考えるとこれが理由でルートが変わったとはちょっと考えられず、もっと以前に狭い県道22号線を何千人もがぞろぞろ歩く危険を鑑み、大会用に信号を渡るだけになる現在の街中をぐねぐね歩くルートが考え出されたのではと思う。
まあ文太郎の時代には横尾あたりもまだあまり開発されておらず、東山から萩の寺に直接下りてお寺裏から尾根を上ったというのが最も考えられるルートだが、山が削られてしまった今となってはそういう直通ルートは難しく、せめて山の中を長く歩いて萩の寺から上る、昔自分が歩いた道の方が少しでも文太郎の時代に近いのではないかと思われる。
そこに最近通行止めになってた禅昌寺への道が工事が終わって通れるようになったような話が。
これはもう確認に行ってみるしかないとしばらく前から思ってたのを今回メインの目的として実行する事に。
行ってみれば思ったより簡単に通れたが、ただ長らく通る人が少なかったせいか道は脇に草が茂って狭く、萩の寺から上はザレた細尾根でほんとにこんな所昔全縦路として歩いたんかなとまったく記憶が無くて不思議な感じ。
しかし帰ってきてからもガイドブック等何度確かめても今回のルートで間違いなさそう。
その上、東山から高取山までの時間を前回全縦やった時と今回で比べるとなんと14分遅いだけ。
全縦の時は速く歩いてるのに比べて今回は道確かめながらなのでゆっくりだったと思えばほとんど変わらない。
これは次の全縦の機会があれば是非通ってみたいと思わされました。
この後はもうリハビリのつもりで菊水、鍋蓋と辿り、摩耶山へは地蔵谷で上ってそこまでとし、神戸側に下って汗かいた格好のまま混んでる電車乗るのが嫌だったのでちょっと長くなるけど桜谷道から裏六甲側に下り、案の定最後はヘッ電で街まで下りてきてなんとか無事帰りました。
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