六甲全山縦走2024春
- GPS
- 15:46
- 距離
- 43.2km
- 登り
- 2,744m
- 下り
- 2,693m
コースタイム
- 山行
- 14:21
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 15:45
天候 | 晴れのち曇り時々小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:阪急電鉄 宝塚駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題はなかった |
その他周辺情報 | 宝塚の魚民で反省会 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
|
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感想
2024年4月20日(土)に,友人たちを連れて還暦六甲全山縦走 第1弾 初夏の部に挑戦した。3名が縦走初挑戦で,残りは2度目や3度目の挑戦だった。また終盤の一軒茶屋前で2名が合流し,最終的に8名で宝塚の宝来橋南詰にゴールした。天候は,お昼ごろまでは快晴で暑いぐらいだったが,午後から曇り始めて多少暑さはましになった。また暗くなってから雨がぱらついたが,雨合羽を着るほどではなかった。
出発は東向きの山陽電鉄の始発の到着を待ったので,5:37 だった。25分ほど前に2人が先発していたが,追いついたのは高取山を登っている途中だった。いうほど脚力に差はないみたいだった。当日は午前中は天気がよかったので,旗振山付近で朝日を見ることができた。鉄拐山の山頂はパスした。全山縦走を達成すべく極力省略できるところは省略したかったからね。
高倉台を通過すると今回参加していない友人が応援に来てくれていた。ありがとう。そこから栂尾山の400段階段を登り,栂尾山に着いたのは1時間10分ほど経った9時前だった。先発隊はその頃横尾山山頂を通過していた。意外と差は縮まらなかった。横尾山頂から須磨アルプスを通過するが,須磨アルプスでは怪我のないように慎重めに歩いておいた。東山を越え,横尾の住宅地に下りたら出発から2時間経っていた。
その辺りで YAMAP のグループ位置共有機能で先発隊の位置を見ると,意外と近そうだったので前を気にしながら歩いたが,位置情報は多少前の時点での位置を示している感じで,思ったよりも差がある感じがした。妙法寺の交差点を過ぎ,住宅地の中のショートカットを歩いて野路山公園横まで行った。野路山公園の桜はさすがに花が散り,葉桜になっていた。野路山公園から高取山に登っている途中でやっと先発隊に追いついた。ま,25分遅れだったのでそんなものかもしれない。その後は基本的に一緒に歩いた。高取山を下り,丸山の市街地を歩いて鵯越駅に着いたら出発から3時間50分ほど経っていた。15〜16時間ペースという感じだった。
鵯越駅から菊水山までは1時間10分ほどだった。暑さもありあまり飛ばしすぎないように歩いた。菊水山の上りは淡々と登り,急登区間だけ見ると29分で登っていた。 不思議と菊水山の上りはいつもなぜか日差しがあって暑い。今回も暑かった。そのため菊水山山頂では東屋のベンチに座ってしばし休憩が必要だった。菊水山を下り,天王吊橋を通過したのは 11:13 だった。菊水山の下りは結構気を使うので30分ほどかけて下ったことになる。また,その辺りから友人のうち初挑戦の二人が膝の痛みを訴えだした。まだひどくはなかったので薬でごまかしながら進み続けた。上りでは全然痛くないらしく,その先,東六甲縦走路の入口までは言うほどしんどくなく行けたみたい。でも東六甲縦走路の下りはかなり辛そうだった…。
鍋蓋山に着いたのは 11:46 で,後発隊の出発から6時間ちょっと経っていた。思ったよりも時間かかってた…。鍋蓋山から下り基調の道を歩き,大龍寺の駐車場の自動販売機で飲料を補給した。それまでにも各自ちょこちょこ飲料を補給していたけどね。大龍寺の山門まで行くと友人が応援に来てくれていた。今回はアイスなどの食べ物を差し入れしてくれた。ありがたい。特に暑かったの冷たいものがありがたかった。そこから市ヶ原まではほとんどアスファルト道の下りなので,私だけ市ヶ原でフランクフルトを食べたいと思って先行しておいた。結局アメリカンドッグを食べたけど…。
市ヶ原を出発したのは 12:51 で,出発から7時間を過ぎていた。市ヶ原の少し先が時間で見た時の中間点になるが,その時点でゴールは15時間後ぐらいになりそうだった。市ヶ原からハーブ園への分岐点を過ぎ,稲妻坂を登って学校林道分岐に着いたのは市ヶ原から50分ほど後だった。みなさんそこで休憩しようとするので,できるだけ休憩は減らしましょう,と言って先に進むように促しておいた。反射板の辺りに来ると上の方から応援が聞こえてきた。どうもその日は国際的なトレラン大会があったみたいで,その応援の声だった。実際,我々がゴロゴロ坂下に着くと,掬星台の方からワラワラとランナーが下ってきた。一応ハイカー優先ということだったが,かなりのスピードで下ってくるので,基本的に避けながら進んだ。そしてなんだかんだで出発から9時間で摩耶山掬星台に着いた。市ヶ原からは2時間ほどかかったことになる。掬星台では10分少々休憩した。
掬星台から先はアゴニー坂を避けて車道沿いを下り,神戸市立自然の家前からは階段の続く登山道を登った。あの区間はいつも長く感じる。そこを乗り切り,丁字ヶ辻から車道沿いに歩き,藤原商店で肉まんを買って食べておいた。その先は歩道を歩き,記念碑台のトイレに寄っておいた。ゴルフ場の間を抜け,みよし観音横から登ってガーデンテラスに着いたのは 16:40 だった。ここまでで出発から11時間経っていた。
ガーデンテラスからは有馬へのロープウェー駅前を通り,車道に沿って最高峰下の一軒茶屋前を目指した。その先の登山道は結構アップダウンが多いので,省力化のためにロードを進んでおいた。一軒茶屋前では新しくできたトイレに寄り,荷物を整理してから出発した。特にヘッドライトを出しておくように指示しておいた。もう午後6時やったからね。また,そこから別の友人2名が合流し,8名で宝塚を目指した。その先の東六甲縦走路の登山道区間では膝が痛い2名がいたのでペースは全然上がらなかった。むしろ遅くなったかも。まぁ,結構痛そうやったねぇ…。あの区間では,歩く順序は先頭に道を知っている私が歩き,その後ろにペースの遅い順に歩いてもらった。しんがりは途中から合流した一番歩ける友人に歩いてもらった。大平山の林道を8分で下り,そこから大きめの石がゴロゴロしている道を下って大谷乗越まで歩いた。あの区間は膝が痛いと辛いと思う。そこを18分で歩いて,大谷乗越に着いたのは出発から14時間ほどだった午後7時半過ぎだった。
大谷乗越からは登山道の最終区間だ,と疲れ切った人たちを鼓舞しながら歩いた。実際それまでに比べるとアップダウンはかなりマシになる。それでも言うほどペースがあげられず,大谷乗越から1時間程度かけて塩尾寺にたどり着いた。さすがにみな塩尾寺に着くとホッとしていた。その先のロードの下りも長いんだけどね。その先はうだうだと話をしながら下った。塩尾寺からは40分ほどかけて下った。そして出発から16時間ほど経った午後9時半ごろになんとか宝塚の宝来橋南詰に到着した。宝来橋南詰には,さらに別の友人3人が出迎えに来てくれ,登山をした人たちの写真を撮ってくれた。ありがたいねぇ。ただ,その友人たちは待っている間に居酒屋で散々飲んだらしく,我々を出迎えたらすぐに帰路についてしまった。残った登山メンバーはせっかくだからと魚民に行き,反省会をしておいた。いやぁ,登山後のビールは美味しかったなぁ…。そして,終電に間に合うように午後11時前に魚民を出て,阪急や JR で皆帰路に着いた。
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