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Yamareco

記録ID: 211798
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鳳凰三山 青木鉱泉〜ドンドコ沢〜中道

2012年08月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:50
距離
16.0km
登り
1,975m
下り
1,964m

コースタイム

7:00 青木鉱泉
8:10 南精進ヶ滝
9:10 白糸の滝
9:35 五色の滝
10:10 鳳凰小屋 10:25
11:00 地蔵岳 11:25
11:50 高嶺 12:05
12:30 地蔵岳
13:25 観音ヶ岳 13:40
13:55 薬師ヶ岳 14:00
14:20 御座石
15:50 青木鉱泉
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉駐車場
【料金】
750円
【トイレ】
チップ制のキレイな水洗トイレ、男女別
【登山届】
建物入口目の前の水場脇に設置
【その他】
薬師岳を目指す中道コースの登山口でもあります。
ここまで約20分の林道は落石注意。

コース状況/
危険箇所等
【青木鉱泉〜鳳凰小屋】
序盤はつづら折れの登りや崩落地の脇を通ったりします。
特に迷うような箇所はありませんが、最初の滝を過ぎた辺りから一歩の段差が大きい岩が増えていくので、体力を消耗します。
【鳳凰小屋〜地蔵岳】
何といってもオベリスクを目前にしてからがキツイ!
細かな砂上を登るので一歩進んで半歩下がる感じです。
すれ違う下りの人は砂走り感覚で笑顔です(;´з`)
【地蔵岳〜高嶺〜地蔵岳】
一度下って鞍部で登り返し
岩の小ピークをひとつ超えると高嶺です。
【地蔵岳〜薬師岳】
花崗岩の白い砂地が気持ち良い。
砂上のトレースが二本ある箇所で二度ルートを謝りましたが、明らかな違いなのですぐに気付けます。
何人もの方が間違えているらしく、ミスルートにもしっかりとしたトレースが付いています。
【薬師岳〜青木鉱泉】
長い長い下り。
決して登りには利用したくない感じ。
ただ、難度としてはドンドコルートよりも比較的易しめ。
早朝の八ヶ岳
湿度も低くこれ以上ない天気
2012年08月01日 06:37撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 6:37
早朝の八ヶ岳
湿度も低くこれ以上ない天気
気持ち良過ぎるっす!
いざスタートだ!
2012年08月01日 07:29撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 7:29
気持ち良過ぎるっす!
いざスタートだ!
キレイに咲いていましたが
名前を分かってあげられませんでした。
2012年08月01日 07:34撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 7:34
キレイに咲いていましたが
名前を分かってあげられませんでした。
この子も分かってあげられない。
2012年08月01日 08:09撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 8:09
この子も分かってあげられない。
ヤマホタルブクロ
2012年08月01日 08:31撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 8:31
ヤマホタルブクロ
センジュガンピ
ひっそり咲いてます
2012年08月01日 08:35撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 8:35
センジュガンピ
ひっそり咲いてます
沢沿いのクルマユリ
2012年08月01日 09:42撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 9:42
沢沿いのクルマユリ
五色の滝は滝壺まで降りられるそうです。
2012年08月02日 23:07撮影 by  NEX-5, SONY
8/2 23:07
五色の滝は滝壺まで降りられるそうです。
木漏れ日がなんか良い。
2012年08月01日 10:06撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 10:06
木漏れ日がなんか良い。
やったぁ!
オベリスクが見えたぞー!!
2012年08月01日 10:14撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 10:14
やったぁ!
オベリスクが見えたぞー!!
気持ちが焦ります。
2012年08月01日 10:21撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 10:21
気持ちが焦ります。
鳳凰小屋
小屋スタッフは皆さんステキでした。
2012年08月01日 10:31撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 10:31
鳳凰小屋
小屋スタッフは皆さんステキでした。
小屋前のヤマハハコ
2012年08月01日 10:33撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 10:33
小屋前のヤマハハコ
韮崎を流れる釜無川も見えました。
2012年08月01日 11:06撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 11:06
韮崎を流れる釜無川も見えました。
ここまで2000mの登り。
けっこう登ってきたなぁ
2012年08月01日 11:06撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:06
ここまで2000mの登り。
けっこう登ってきたなぁ
オベリスクは目前!
なかなか進みません。
2012年08月01日 11:07撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:07
オベリスクは目前!
なかなか進みません。
後すこしぃ
2012年08月01日 11:17撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 11:17
後すこしぃ
ついに辿り着いた。
最高の青空とオベリスク
これが見たくて頑張ったんだ!
2012年08月01日 11:19撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:19
ついに辿り着いた。
最高の青空とオベリスク
これが見たくて頑張ったんだ!
賽の河原より薬師岳
2012年08月01日 11:19撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:19
賽の河原より薬師岳
王子様甲斐駒ケ岳
なんて男前なんだ!
2012年08月01日 11:20撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:20
王子様甲斐駒ケ岳
なんて男前なんだ!
地蔵群と甲斐駒
子宝祈願の方達が担ぎ上げたのでしょう。
地蔵はどれも割と新しめでした。
2012年08月01日 11:22撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:22
地蔵群と甲斐駒
子宝祈願の方達が担ぎ上げたのでしょう。
地蔵はどれも割と新しめでした。
天空にそびえる西洋の城のよう
2012年08月01日 11:31撮影 by  NEX-5, SONY
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天空にそびえる西洋の城のよう
女王北岳間一髪
この数分後雲に覆われました。
2012年08月01日 11:32撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 11:32
女王北岳間一髪
この数分後雲に覆われました。
タカネビランジ
ホウオウシャジンと並ぶ鳳凰三山のシンボルです。
奥には高嶺
2012年08月01日 11:33撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:33
タカネビランジ
ホウオウシャジンと並ぶ鳳凰三山のシンボルです。
奥には高嶺
タカネビランジ最盛期
稜線ではあちらこちらに沢山咲いていました。
2012年08月01日 11:33撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:33
タカネビランジ最盛期
稜線ではあちらこちらに沢山咲いていました。
北岳と高嶺
2012年08月01日 11:34撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:34
北岳と高嶺
何度見ても最高!
もうこの時点で大満足。
2012年08月01日 11:37撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:37
何度見ても最高!
もうこの時点で大満足。
高嶺はまだ雲がかかっていないぞ。
今回はあそこまで往復のお散歩。
2012年08月01日 11:41撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 11:41
高嶺はまだ雲がかかっていないぞ。
今回はあそこまで往復のお散歩。
ヨツバシオガマかな
2012年08月01日 11:48撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 11:48
ヨツバシオガマかな
高嶺手前小ピークからの地蔵岳
2012年08月01日 11:57撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 11:57
高嶺手前小ピークからの地蔵岳
高嶺到着。
ここからは雲がなければ360度の景色が見られるはず
2012年08月01日 12:06撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 12:06
高嶺到着。
ここからは雲がなければ360度の景色が見られるはず
高嶺より中央に仙丈ヶ岳、右にはアサヨ峰
2012年08月01日 12:13撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 12:13
高嶺より中央に仙丈ヶ岳、右にはアサヨ峰
タイツリオウギは観音ヶ岳を過ぎた辺りからちらほらと
2012年08月01日 12:42撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 12:42
タイツリオウギは観音ヶ岳を過ぎた辺りからちらほらと
こっちにもタカネビランジ
2012年08月01日 12:50撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 12:50
こっちにもタカネビランジ
タカネグンナイフウロ
2012年08月01日 13:07撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 13:07
タカネグンナイフウロ
タカネニガナ
2012年08月01日 13:18撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 13:18
タカネニガナ
小屋のおじさんはまだないと言っていましたが、岩の下にミヤマダイモンジソウを発見
ここにしかありませんでした。
2012年08月01日 13:34撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 13:34
小屋のおじさんはまだないと言っていましたが、岩の下にミヤマダイモンジソウを発見
ここにしかありませんでした。
一瞬ガスが切れた瞬間の薬師ヶ岳
2012年08月01日 14:01撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 14:01
一瞬ガスが切れた瞬間の薬師ヶ岳
名前の分からない花
2012年08月01日 14:05撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 14:05
名前の分からない花
ヒメコゴメグサ
2012年08月01日 14:07撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 14:07
ヒメコゴメグサ
ヒメコゴメグサのアップ
2012年08月01日 14:07撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 14:07
ヒメコゴメグサのアップ
薬師ヶ岳のケルンっぽいやつ
2012年08月01日 14:09撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 14:09
薬師ヶ岳のケルンっぽいやつ
白くて広々
2012年08月01日 14:11撮影 by  NEX-5, SONY
8/1 14:11
白くて広々
御座石
大昔に上から落っこちたんでしょうけど、想像しただけで恐ろしい
2012年08月01日 14:39撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 14:39
御座石
大昔に上から落っこちたんでしょうけど、想像しただけで恐ろしい
中道途中の笹原歩き(うかつに走って足首をひねる)
2012年08月01日 15:01撮影 by  NEX-5, SONY
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8/1 15:01
中道途中の笹原歩き(うかつに走って足首をひねる)
撮影機器:

感想

初めての南アルプスへ行ってきましたぁ!
デビュー戦は比較的マイカーでのアプローチが簡単な青木鉱泉からの鳳凰三山にしました。
最大の目的は地蔵岳のオベリスクと、白峰三山を眺めながらの稜線歩き。
どちらも天候頼りなわけで、朝4時起床と共に各地のライブカメラをチェック!
まだ薄暗いですが雲ひとつない快晴の模様ではないですか(´v` )
テンションがあがり急いで支度し、嫁と猫に見送られながら出発しました。

韮崎に着いても心弾むような快晴、よしよしこのまま頼むよぅ。
青木鉱泉までの林道は悪路ですが
舗装路と未舗装とが交互になっていたりで、八ヶ岳の桜平や美濃戸の様にお腹をする事はありませんでした。
途中5、6匹のお猿ファミリーの微笑ましい横断を待つなどし、程なく青木鉱泉に到着。
駐車料金の支払いを済ませ、水場にてハイドレーションに冷たい天然水を給水をし、いざドンドコ沢からの登り開始です。

登山道にはいきなり、ヤマハハコやヤマホタルブクロがお出迎え。
少しづつですが高山植物を知る様になってから、山の楽しみが増えました。
花に癒され、力付けられると聞きますが分かる気がします(´〜` )
ドンドコ沢にはいくつかの名瀑があり、その音が大きくなってくるにつれ、ワクワクしてきます。
そして滝を目にすると、花とはまた違ったパワーを感じるのです。
昔の人はこういったパワーを感じて神として祀ってきたんだろうなぁ。
なんて事を考えていると鳳凰小屋が見えてきました。

到着すると入口の方から『お疲れさぁん!』と店の主らしき男性が声をかけてくれました。
オーナーと呼ばれていたのでそうなんでしょう。
忘れていましたが、確かこの小屋ってネットでは酷評されてたはず。
しかし実際のご主人は花の情報を詳しく教えてくたり、『暑いから水はしっかり補給しなよ』とか親切で気さくな方でした。
沢山の情報ありがとうございました。
バイトの方達もニコニコしておりとても雰囲気の良い小屋でした。
以前はどうだったか知りませんが、ネットの情報は全て間に受けるのは良くありませんね。
色々親切にしていただいたのに、大して売り上げに貢献する事なく、バッジ(800円)だけ購入して小屋を後にしました。

そしてこの日一番苦戦したエリアである地蔵岳直下の砂登りへ。
事前情報は持っていましたが、まさかこれ程きついとは(´Д` )
憧れのオベリスクはもう目前なのに思ったより進みません。
なんとか雲が発生する前に到着しなきゃぁ!と焦りましたが、オベリスクは僕を待ってくれていました。
キレイな空とオベリスクがバッチリ撮影できました!
そしてもう一つの目標である白峰三山を眺めながらの稜線歩きでしたが、天気予報通り午後からは完全な曇り空。
分厚い雲に覆われて山どころか4、50m先がやっと見える程度の残念な稜線歩きとなってしまいましたが、気分はこの時点でもうお腹いっぱい大満足でした。
オベリスクも見れたし、花も滝もあったりと見所沢山でアルプスって最高!

下りではトレランシューズなのをいい事に走る様にして降りていると、疲労蓄積した後半にグキッと足首を軽く捻挫してしまいました(´Д` )
経験もないのに愚行でした。猛省です。
【山では最後まで慎重に】
基本的な事ですが大怪我や大事故になる前に改めて気付けたという点では、安い代償ですんでよかったです。
いろんな事を山に教わった山行となりました。

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