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記録ID: 2121147
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ハイキング
飯豊山

晩秋の梅花皮滝

2019年11月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:25
距離
15.0km
登り
549m
下り
547m

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
0:13
合計
6:26
6:50
23
倉手山P
7:13
7:13
15
7:28
7:28
0
7:28
7:28
195
滝沢出合
10:43
10:55
33
弥十郎尾根(860m)
11:28
11:28
78
梶川出合
12:46
12:46
13
12:59
13:00
16
13:16
倉手山P
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯豊山荘へ向かう車道は倉手山の駐車場で冬季閉鎖中。その先は第四砂防ダム手前まで自転車で移動。積雪量は温身平で0〜5センチ、梶川出合付近で10〜15センチ。
コース状況/
危険箇所等
梅花皮沢、入門内沢、石転沢は雪渓なしのため渡渉で横断。
長者原まで来ると飯豊の稜線が目に飛び込んでくる
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長者原まで来ると飯豊の稜線が目に飛び込んでくる
道路は倉手山登山口の駐車場のすぐ先で冬季閉鎖
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道路は倉手山登山口の駐車場のすぐ先で冬季閉鎖
ゲートからは自転車で進む。路肩には雪が少々。
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ゲートからは自転車で進む。路肩には雪が少々。
林の中にひっそりたたずむ天狗平ロッジ
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林の中にひっそりたたずむ天狗平ロッジ
反対側には飯豊山荘、もちろん今期営業終了
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反対側には飯豊山荘、もちろん今期営業終了
飯豊山荘前にて
湯沢のゲート手前
湯沢のゲート手前
湯沢を渡り振り返る。
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湯沢を渡り振り返る。
温身平の分岐点、右折して梅花皮沢(石転沢)方面へ進む
温身平の分岐点、右折して梅花皮沢(石転沢)方面へ進む
温身平の看板、飯豊主稜線は雲に隠れている
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温身平の看板、飯豊主稜線は雲に隠れている
砂防ダムの約300m手前で倒木、積雪も5センチ程度。ここからは徒歩で。
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砂防ダムの約300m手前で倒木、積雪も5センチ程度。ここからは徒歩で。
梅花皮沢の第四砂防ダムが見えてきた
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梅花皮沢の第四砂防ダムが見えてきた
ダムの堤防にて上流方向
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ダムの堤防にて上流方向
下流方向
林を抜けて斜面のトラバース道へ。谷側へ傾斜する登山道は積雪で滑りやすい。
林を抜けて斜面のトラバース道へ。谷側へ傾斜する登山道は積雪で滑りやすい。
カモシカ?の足跡に混ざり熊の足跡も
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カモシカ?の足跡に混ざり熊の足跡も
梅花皮沢のカーブ地点に下ツブテ石が見えてきた
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梅花皮沢のカーブ地点に下ツブテ石が見えてきた
緊張する区間
梶川出合の手前より河原へ
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梶川出合の手前より河原へ
正面の台地が弥十郎尾根の末端部
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正面の台地が弥十郎尾根の末端部
やや流れの穏やかな所で渡渉。靴を履いたまま厚手(0.08mm)のビニル袋を装着して縛り簡易的に、実験的に渡渉。しかし簡単に穴が開き水漏れ発生。慌てて対岸に上がるが直前にビニルが仇となり足が滑り完全入水。水深は膝上程度だがビニル袋で断面積が増え水の抵抗が増加し途中流されそうになる。飯豊の沢では不向き。
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やや流れの穏やかな所で渡渉。靴を履いたまま厚手(0.08mm)のビニル袋を装着して縛り簡易的に、実験的に渡渉。しかし簡単に穴が開き水漏れ発生。慌てて対岸に上がるが直前にビニルが仇となり足が滑り完全入水。水深は膝上程度だがビニル袋で断面積が増え水の抵抗が増加し途中流されそうになる。飯豊の沢では不向き。
気を取り直してさらに対岸を遡る。定期的に靴下を絞りながら。
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気を取り直してさらに対岸を遡る。定期的に靴下を絞りながら。
滝沢の出合にかかる滝。右の弥十郎尾根の末端近くを薮こぎで取り付く。
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滝沢の出合にかかる滝。右の弥十郎尾根の末端近くを薮こぎで取り付く。
振り返ると雲の切れ間から門内岳方面が見える。中央に門内小屋。
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振り返ると雲の切れ間から門内岳方面が見える。中央に門内小屋。
尾根末端の急斜面を登り切ると台地上の薮地帯を通過
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尾根末端の急斜面を登り切ると台地上の薮地帯を通過
弥十郎尾根は基本的に痩せ尾根が続く。五葉松混じりの潅木薮に覆われているが、今の時期は比較的歩きやすい。
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弥十郎尾根は基本的に痩せ尾根が続く。五葉松混じりの潅木薮に覆われているが、今の時期は比較的歩きやすい。
弥十郎尾根は展望抜群。中央奥が梶川の源頭、梶川峰。左へ突き上げるのは入り門内沢(元サイズ→拡大)
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弥十郎尾根は展望抜群。中央奥が梶川の源頭、梶川峰。左へ突き上げるのは入り門内沢(元サイズ→拡大)
(比較)初夏の梶川上流の様子
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(比較)初夏の梶川上流の様子
こちらは滝沢側。中央に梅花皮沢の滝群が見える
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こちらは滝沢側。中央に梅花皮沢の滝群が見える
登ってきた弥十郎尾根を振り返る
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登ってきた弥十郎尾根を振り返る
入り門内沢の上流部をズーム。新雪に覆われているが雪渓は完全に融けている。なお石転沢は途中から左に折れて見えない。
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入り門内沢の上流部をズーム。新雪に覆われているが雪渓は完全に融けている。なお石転沢は途中から左に折れて見えない。
(比較)初夏の入り門内沢は完全に雪渓に覆われている
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(比較)初夏の入り門内沢は完全に雪渓に覆われている
820mの岩稜を過ぎると一旦下って登りとなる。眼前に大パノラマ。右に入り門内沢、左に滝沢、中央に弥十郎尾根。(元サイズ→拡大)
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820mの岩稜を過ぎると一旦下って登りとなる。眼前に大パノラマ。右に入り門内沢、左に滝沢、中央に弥十郎尾根。(元サイズ→拡大)
雲が切れたタイミングで梅花皮滝方面。
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雲が切れたタイミングで梅花皮滝方面。
梅花皮滝群をアップ。天候悪く暗い表情。
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梅花皮滝群をアップ。天候悪く暗い表情。
門内岳方面、飯豊主稜線の雲はなかなか取れない
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門内岳方面、飯豊主稜線の雲はなかなか取れない
さらに弥十郎尾根を登る。やせ尾根上に枝をいっぱいに広げて点在する五葉松が邪魔になる。
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さらに弥十郎尾根を登る。やせ尾根上に枝をいっぱいに広げて点在する五葉松が邪魔になる。
滝沢方面パノラマ。右から続く尾根はクサイグラ尾根。(元サイズ→拡大)
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滝沢方面パノラマ。右から続く尾根はクサイグラ尾根。(元サイズ→拡大)
梅花皮滝見納め。これ以上登っても上段の滝が隠れてしまうので引き返す。(元サイズ→拡大)
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梅花皮滝見納め。これ以上登っても上段の滝が隠れてしまうので引き返す。(元サイズ→拡大)
(おまけ)初夏の頃の梅花皮滝。(滝壺付近より望む)(元サイズ→拡大)
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(おまけ)初夏の頃の梅花皮滝。(滝壺付近より望む)(元サイズ→拡大)
最終地点より滝沢を真下に望む。かなりの斜度。
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最終地点より滝沢を真下に望む。かなりの斜度。
同じく梅花皮沢(中央は梶川出合)を見下ろす
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同じく梅花皮沢(中央は梶川出合)を見下ろす
登ってきた弥十郎尾根。下山は中央上のコブ手前から左下へショートカット。
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登ってきた弥十郎尾根。下山は中央上のコブ手前から左下へショートカット。
入り門内沢方面パノラマ。中央上は梶川源頭の峰。(元サイズ→拡大)
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入り門内沢方面パノラマ。中央上は梶川源頭の峰。(元サイズ→拡大)
下降した斜面。潅木薮でそれほど怖くない。
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下降した斜面。潅木薮でそれほど怖くない。
梅花皮沢の渡渉地点。この辺りの水量はやや少なく飛び石で渡れる。
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梅花皮沢の渡渉地点。この辺りの水量はやや少なく飛び石で渡れる。
降りてきた斜面を振り返る(中央やや左)。コブコブの弥十郎尾根が特徴的。
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降りてきた斜面を振り返る(中央やや左)。コブコブの弥十郎尾根が特徴的。
梶川出合の崩落斜面。
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梶川出合の崩落斜面。
梶川を横断後は巻道へ進まず河原を進む。
梶川を横断後は巻道へ進まず河原を進む。
看板は外されているが「うまい水」を通過、少し暖かく感じる。水筒に持ち帰る。
看板は外されているが「うまい水」を通過、少し暖かく感じる。水筒に持ち帰る。
日当たりの良いヘツリ斜面はすでに雪が融けている。
日当たりの良いヘツリ斜面はすでに雪が融けている。
温身平が近づくと青空が広がってくる。
温身平が近づくと青空が広がってくる。
梅花皮沢の砂防ダムが見えてくる。
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梅花皮沢の砂防ダムが見えてくる。
ダムの堤防より下流方向。冬枯れのブナ林が気持ち良い。
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ダムの堤防より下流方向。冬枯れのブナ林が気持ち良い。
同じく上流方向。結局、飯豊稜線の雲は晴れず。
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同じく上流方向。結局、飯豊稜線の雲は晴れず。
ダムの堤防を降りて。
ダムの堤防を降りて。
飯豊山荘を玉川の下流に望む。
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飯豊山荘を玉川の下流に望む。
エメラルドグリーンの玉川の流れ
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エメラルドグリーンの玉川の流れ
静寂に包まれた温身平を進む。
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静寂に包まれた温身平を進む。
飯豊山荘を過ぎてさらに車道を進む。
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飯豊山荘を過ぎてさらに車道を進む。
西俣尾根方面。
飯豊梅花皮荘手前の草紅葉。
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飯豊梅花皮荘手前の草紅葉。
飯豊梅花皮荘を対岸に望む
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飯豊梅花皮荘を対岸に望む
橋の上より飯豊梅花皮荘を望む
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橋の上より飯豊梅花皮荘を望む
下山後は飯豊梅花皮荘で入浴し、冷えた身体を温める。
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下山後は飯豊梅花皮荘で入浴し、冷えた身体を温める。
以下、帰途の画像。険しく聳える「大花山」
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以下、帰途の画像。険しく聳える「大花山」
二王子岳(新発田市郊外より)
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二王子岳(新発田市郊外より)
朳差岳方面、左は風倉山。
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朳差岳方面、左は風倉山。

装備

個人装備
チェーンスパイク

感想

今年最後の飯豊は。雪が深くなる前に冬枯れの登山道を散策しながら梅花皮滝を見に行く。前回は初夏に梅花皮滝の直下から見上げたが今回は少し離れた弥十郎尾根(梅花皮岳へ突き上げる滝沢左岸尾根)の下部から見た。天気はあまり良くなかったが、期待通り梅花皮滝の下部は良く見え、雪渓の全く無い入り門内沢も正面に見られて満足だった。しかし梅花皮沢の渡渉に失敗して水没したのは後悔される。

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コメント

ゲスト
さりげない・・・
叙述にフムフム。でも、場処が場所、中途半端な積雪が一番いやらしいのでは?
大兄のドボンを想像したら、ちょっとクスっとしてしまいました。(笑)
登山靴のご様子ですが、ピン長なんかはあまり履かないのでしょうか?
越後は長靴で颯爽と歩かれる方が多いですね。
2019/11/28 8:49
Re:
kamoshiqua 様、コメントありがとうございます。長靴も検討しましたが、岩場と急斜面があるので登山靴+チェーンスパイクにしました。草付き斜面にはなかなか良いです。岩場には不向きかと思われましたが表面がざらざらした岩なら悪くはないようです。尾根からの下山中と渡渉時はチェーンスパイクを装着したままですが問題なしでした。
2019/11/28 22:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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