九州旅ファイナル☆大崩山（↑湧谷ルート↓坊主尾根）

2020年01月03日(金) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,233m
• 下り: 1,215m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:34
• 合計: 7:34

6:26 上祝子登山口
6:53 6:58 大崩山荘
7:22 7:22 祝子川渡渉点
8:32 8:55 袖ダキ
9:04 9:14 下和久塚
9:25 9:45 中和久塚
9:53 10:00 上和久塚
10:22 10:22 坊主尾根分岐(仮)
10:38 10:38 石塚
10:46 10:52 大崩山
11:00 11:00 石塚
11:12 11:13 坊主尾根分岐(仮)
12:01 12:01 小積ダキ
12:13 12:24 象岩
12:43 12:51 坊主岩
13:34 13:37 大崩山荘
14:00 14:00 上祝子登山口
14:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

《アクセス》
延岡市街より約30キロ・所要時間1：00ほど。
祝子川温泉に至るまでやや狭い道もあるので対向車注意。
尚、下山地からR326へ抜ける場合は、祝子川温泉前の林道からアクセス可能。
それより少し南側の林道は全面通行止めとなっていた。

《駐車場》
路肩に10台ほどの駐車スペースあり。
いっぱいでも少し落ちれば駐車可能箇所あり。

《コンビニ》
セブンイレブン延岡富美山店が最終コンビニ。

コース状況／危険箇所等

《登山ポスト》
登山口に筆記用具と共にファイル式の専用用紙あり。

《コース状況》
【全体的に・・】
全般にわたって、ハシゴやロープ付きの岩場の通過のある注意を要するルート。
この日は岩場などに凍結箇所に出くわす場面があり注意を要した。
また分かりづらい箇所や本ルートからそれるルートも存在するため、少しルートファインディングが必要。

【登山口〜大崩山荘】
のっけからハシゴの通過があるものの、特に迷うところもなく足元もしっかりしているので問題なし。

【湧谷ルート〜山頂】
山荘からすぐに祝子川を渡渉するポイントがあるが昔は橋があったようで、増水時はちょっと厳しい感じ。
ピンクテープはあるもののこの区間が一番ルートを見失いやすく、上にも書いた通り本ルートから外れるポイントが数ヵ所あるので要注意。
途中の袖タキはおすすめの展望所。
上湧塚の先から山頂までは緩斜面で、山頂手前に展望の開けた場所あり。

【山頂〜坊主尾根】
山と高原地図に記載されたルートよりも手前に、坊主尾根に向かうショートカット道あり。
この区間が一番大崩山っぽい雰囲気で、ハシゴやロープ付き岩場が続く注意を要する区間。
象岩のトラバースが一番のトラバースということだが特に問題はなく、それよりも一カ所腕力が必要なロープ付きの斜面があり、そちらの方が危ないと思った。
また最後に渡渉ポイントがあるが、こちらの方が増水時はさらに厳しい感じ。

その他周辺情報

《温泉》
祝子川温泉 美人の湯
日帰り入浴 510円
営業時間 月〜水：10：00〜18：00
金土日祝：10：00〜20：00
弱アルカリ性重曹泉
https://onsen.nifty.com/nobeoka-onsen/onsen004736/

写真

1/3 6:25

《1/3》
午前6時半、大崩山祝子川登山口。

1/3 6:46

山と高原地図によるとコースタイム長めだったので、夜行でスタート！

1/3 6:57

大崩山荘あたりでほぼ夜明け。

1/3 6:59

安心親切設計。ありがとう。

1/3 7:21

周囲が開けてきて大崩山らしい風景が広がる。

1/3 7:23

このあたりで祝子川を渡渉。

1/3 7:25

確かに増水時はちょっと厳しいように思った。

1/3 7:48

この山も水が奇麗。

1/3 7:52

こんな狭いところが3カ所くらいあったかな。
ここは第1オーディション(^-^;

1/3 8:00

湧谷ルートは10本くらいのハシゴがあるが、ルートさえ辿れれば問題なし。

1/3 8:34

本ルートから外れ、オススメポイントの一つ・袖タキへ。

1/3 8:37

うひょーこの開放感♪
小積タキが目の前に迫る。

1/3 8:40

これぞ大崩山って感じの！

1/3 8:42

ここでご来光なんて良かったかも〜

1/3 8:44

よく分からないけど、ハリウッドザコシショウのお察ししますが思い浮かんだ(^-^;

1/3 8:47

何気にスゴいところに座ってるよね(゜Д゜)

1/3 9:16

間違って中湧谷へ登ってしまった人。

1/3 9:18

でもスゴい景色だなあ。

1/3 9:21

近くて遠い大崩山山頂。

1/3 9:30

やっぱり天気の良いタイミングでお邪魔して良かったなあ。

1/3 10:29

最後は緩斜面のビクトリーロード。

1/3 10:48

今、我が家も大崩山へ(^^)v

1/3 10:55

山頂手前のスポットより、奥の山は阿蘇だね。

1/3 10:56

こちらは傾山だと思って撮ったけど、おそらく祖母山だと思う。

1/3 10:57

下山は難所の待ち構えている坊主尾根で。

1/3 11:39

小積タキ手前でブレイクタイム♪

1/3 11:58

もう一つのオススメポイント、小積タキへ。

1/3 11:58

先ほどまでいた大崩山（中央）をのぞむ。

1/3 12:01

行きに歩いた湧谷ルート。岩がスゴいね。

1/3 12:02

こちらはこれから歩く坊主尾根。

1/3 12:01

最近思ったこと。

1/3 12:16

ファンでも何でもないけど、氷川きよしはいったいどこに向かおうとしているだろうか(^-^;

1/3 12:15

ベテランのユーザーさんでここで引き返した人がいたので、ちょっと警戒していたけど・・

1/3 12:16

本当に普通のトラバースって感じに思った象岩。

1/3 12:16

おそらく高度感の感じ方で印象が全く変わるんだろうな。

1/3 12:24

といっても、これ以外にも油断ならぬ箇所が続く。

1/3 12:26

何しろハシゴが多く、中には不安定なものもけっこうあった。

1/3 12:29

相方曰く、Sasuke下りらしい(^-^;

1/3 13:07

最後のハシゴを通過し、安全地帯玉置浩二！

1/3 13:30

こちらも増水時は厳しい渡渉。

1/3 13:37

行きは暗くて分からなかったけど、大崩山荘から先も雰囲気の良い道。

1/3 13:40

緑が奇麗やね。

1/3 14:00

休憩込みで7:30だから頑張りましたな。お疲れちゃん！

1/3 14:24

車窓より大崩山をのぞむ。
これは限りなく百に近い二百名山だなと思った。

1/3 16:58

相方のリクエストで、この日は大分市内のホテルに宿泊。

1/3 16:45

翌日は、埼玉までのロングドライブが待ち構えてるからね(^-^;

1/3 17:00

到着後、徒歩で市内を散策。
こんなオブジェが忽然と。

1/3 17:11

残念ながら、大分城は遺構だけ。

1/3 17:14

ザビエルも大分市に来てたって知らんかったなあ。

1/3 17:17

こちらはレコ友のファンキーさんに教えてもらったお店だけど、残念ながら年始は休業。

1/3 17:24

銀行だったかな、赤レンガの建物が見事。

1/3 17:34

というか、大分市が思ったよりも都会でビックリ(゜Д゜)

1/3 17:53

オリンピックなんてまだまだ先って思ってたけど、気付けば今年よ。

1/3 18:01

日本史に疎くて分からないけど、大分は大友宗麟が盟主だったのか。

1/3 18:05

アーケード街ってホントに良いよね〜

1/3 18:25

行きたい店が閉まりまくっていた中、唯一やっていたアントレ。
http://www.antore.jp

1/3 18:36

とり天と釜飯を頂きました。

1/4 9:59

《1/4》
午前10時、関サバが食べたくて佐賀関に来ちゃった(^-^;

1/4 10:16

この半島が九州山地の北端だなんて知らんかった。

1/4 10:22

可愛らしい佐賀関灯台。

1/4 10:33

日本のベンチ百選に認定！

1/4 10:14

ちょっと楽しみにしていた関崎海星館に立ち寄り。
http://www.kaiseikan.jp

1/4 10:50

2階は有料だけど絶対に入った方が良い。
昼間に見える星に感動(> <)

1/4 11:59

年末年始も営業している情報を頼りに、関アジ関サバ館へ。
http://sekiajisekisabakan.com

1/4 12:08

なんというか、私の中でサバの概念がガラリと変わった美味しさ。

1/4 12:34

瀬戸内の海みたいに奇麗だわ。

1/4 12:56

道の駅佐賀関で、気になっていたブリカツと団子汁も頂きました。

1/4 13:10

別府湾越しに、初日に歩いた両子山をのぞむ。

1/4 13:56

快晴の空の下、豪快な鶴見岳がドライブのお供。

1/4 14:03

なんというか、戻って来ちゃったなあっていう感じ。

1/4 17:02

別府温泉の杉の井ホテルとの2択で迷ったけど、この旅最後の観光スポットは北九州市・皿倉山。

1/4 17:38

夜景を見るならやっぱり夕暮れ時♪
http://www.sarakurayama-cablecar.co.jp/index.html

1/4 18:01

日本新3大夜景の名に恥じない素晴らしさ。

1/4 18:02

やっぱり海沿いでこれだけ光があると見応えもありますな。

1/4 18:07

今回を振り返ると 、例年以上にとても内容の濃い旅だったな。

1/5 11:02

《1/5》
静岡県民の皆様に悪いからもはや言いたくもないけど、
長いよ、静岡(^-^;

撮影機器：

COOLPIX AW120 ニコン

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

kamasennin

7日目（1/3）
旅の終わりが見えてきた7日目、今回のメイン・大崩山へ。
悪天のためいろいろ考えて予定を変更してのぞんだけど、当日はその努力が実ったような快晴の青空。
雨の中歩くにはちょっと危険な山だとは思っていたけど、この山はやっぱり青空の下歩きたいと思っていたから感無量だった。
ウワサに聞きし難峰ではあったけれど、全般にわたってワイルドでアドベンチャーな山で、いつもならどこかで退屈する時間があったりするけど、終始楽しい山だった。

計画段階から少し気になっていたのが、下りに歩いた坊主尾根の途中に通過する象岩のトラバース。
自分が知っているヤマレコユーザーさんがこの岩を前に撤退したという記録を見て、我が家も大丈夫かなあと。
結果的には思ったよりも普通な岩場でちょっと拍子抜けしたけど、緊張感をもってのぞめたおかけでケガもなく無事の下山で何より。
今回の旅で二百名山を4座歩いた中、これは限りなく100に近い山だなあと思った。
下山後は相方のリクエストで大分市内に宿泊。
初めて大分市街を歩いたけれど、思ったよりも都会でとても住みやすそうな街だなあと。
ちょっと足を延ばせば名湯に癒やされるし、こりゃ引っ越すしかないかとか思ったり(笑)。
そんな感じで、この旅九州最後の夜を過ごしました。

8日目（1/4）
夕方から帰路につく予定だったので、別府温泉でのんびりして皿倉山の夜景を見て帰ろうと思っていたけど、最終日もこの上ない青空。
ならば九州山地の北端である佐賀関を観光し、せっかくならば海の幸を頂こうと思い海岸線をドライブ。
風光明媚で何とも言えないまったりとした雰囲気の良い土地だったし、関サバも今まで私がもっていたサバの概念を一変させるようなものだった。
それとついでに寄った海星館にて、昼間に見る星がロマンチックな感じでとても印象的だった。
そして、皿倉山にてこの旅もエンディング。
始めから分かっちゃいたことだけど、8日間なんてあっという間だった。
こんな旅が出来るのも毎年年末年始くらいだけど、やっぱり長旅って良いよねぇ。
今年の年末はどこに行こうかなあ・・と既に計画している始末(^-^;
今回の九州旅はほぼほぼ観光レコになってしまいましたが、最後までお付き合いして頂きありがとうございましたm(_ _)m

○前回歩いた尾鈴山の山行記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2122458.html