空木岳、200m手前敗退

2019年11月29日(金) [日帰り]

• GPS: 14:28
• 距離: 31.1km
• 登り: 2,710m
• 下り: 2,710m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:07
• 休憩: 2:17
• 合計: 14:24

5:43 ゲート
6:09 6:12 伊奈川ダム上駐車場
6:13 6:22 今朝沢橋分岐（二合目）
6:22 6:22 伊奈川ダム上駐車場
7:24 7:27 金沢土場
7:42 7:42 水場
7:46 7:48 うさぎ平
8:43 8:52 北沢 吊り橋
9:35 9:46 仙人の泉
10:21 10:28 空木岳 八合目
10:53 10:53 見晴台
11:22 11:26 木曽義仲の力水
11:43 12:18 木曽殿山荘
14:42 14:56 木曽殿山荘
15:05 15:10 木曽義仲の力水
15:31 15:32 見晴台
15:46 15:50 空木岳 八合目
16:22 16:26 仙人の泉
17:00 17:07 北沢 吊り橋
17:56 18:07 うさぎ平
18:09 18:09 水場
18:22 18:24 金沢土場
19:30 19:34 伊奈川ダム上駐車場
20:01 20:03 ゲート
20:07 ゴール地点

天候

晴れ一時曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

林道一部崩壊のため、伊那川ダムの手前で通行止め

コース状況／危険箇所等

山頂付近の岩稜帯付近は氷化

写真

11/29 5:33

スタート時点で-2℃。今日は冬型の気圧配置なので寒いだろうと思いながら歩き始める。

11/29 7:14

雨しかしのげない避難小屋。

11/29 7:18

長い林道歩きの終盤。

11/29 7:40

やっと登山口。

11/29 8:30

気温がずっと氷点下のため、樹氷がきれいと思い1枚撮ってみる。腕悪く綺麗な絵にならない・・

11/29 8:47

北沢の吊り橋。辛うじて利用可。朝は霜が付いていてちょっと気を遣う。

11/29 9:35

仙人の水。まだ凍っていなかったが、時間の問題と思われる。雪はこの辺りから出てきた。

11/29 11:19

義仲の力水。ここは凍結。
雪は

11/29 11:36

やっと山容が見えてきた。

11/29 11:38

-7℃。その上冷たい強い西風がびゅーびゅー。小屋陰でアイゼン等装着。

11/29 11:38

ここまでの雪はずっと氷点下のためパウダースノーだったが、稜線部は氷化していた。

11/29 12:40

雪と岩のミックス。雪も薄く、歩きにくい。

11/29 13:15

木曽駒方面。午前中の晴天が嘘のように曇りとなり、かなりの強風が吹き付けだした。

11/29 13:15

いよいよ目指す山頂がみえてきて寒さも吹っ飛んだ、とは言わない。-14℃と強風で寒いし、体勢の保持で気が抜けない。

11/29 13:17

南駒ヶ岳も白い。

11/29 13:17

山頂が見えては隠れ、中々近づかない。

11/29 13:38

山頂まであと200m、標高差60m地点に聳える5m超える巨岩。登ることはできるが、ザイルなしで安全に降りる自信がなく、ここで撤退を決める。

11/29 13:39

残念だが、山は逃げないので、装備を整えてまた来ましょう。

11/29 14:03

下りる方が気を使います

11/29 14:07

東沢岳。

11/29 14:43

やっと安全帯の木曽殿山荘まで下りてきた。すっかり遅くなり、ヘッデン使用を覚悟しながら、アイゼンを外し下山開始。

11/29 15:01

そんなに雪はついてないのにダメだった、と思いながら眺める。

11/29 16:22

11/29 17:00

何とか自然光で北沢の吊り橋を渡れることができ、一安心。

11/29 17:51

ここからは8kmの林道歩き。上を見ると星空が綺麗でつい見入ってしまった。

11/29 19:59

やっと着いた。長かった。

撮影機器：

arrows M03 SIMフリー FCNT

COOLPIX W300 ニコン

装備

備考

冬用登山靴、ザイルをうっかり忘れた

感想

mtrecord67

休日出勤の振替休日を貰ったので仙丈ヶ岳を地蔵尾根から1泊2日で行こうと仕事を終え、車を走らせていると大桑村の辺りで急にナビが通行止めによるルート変更を告げてきた。中津川まで戻るもの面倒なので、急遽最寄りの山で今シーズン行っていない空木岳に行き先を変更。空木岳は伊那谷の方からは10回以上登っているが、木曽谷の方からは2回しかなく、ルートイメージが伊那谷のままだったので山頂付近の岩稜地帯ことを完全に失念したことが装備不備につながり、今回敗退してしまいました。ルートは林道歩きが長いものの歩きやすく、雪は2000m辺りから出てくるもののフカフカのため、滑ることもなくアイゼンの不要です。ただ気温は氷点下のため、それなりに防寒着が必要です。山荘から上の稜線部は完全な冬山装備が必要です。今回、長時間になりましたが、誰一人会わない静かな充実した山行でした。また自宅に帰ったらグルーの張替えをお願いしていたスキーシールが届いていて、冬の到来を感じる1日となりました。